とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

皆既月食が見えた

2007年08月29日 | インポート

_001_9  昨夜、皆既月食がわが家からも観測された。日本では、7年7ヶ月振りの天体ドラマで、雲の多い我が地域で観測出来る事はめったにない。夕刻頃より雲が晴れてきた。これは好条件がそろうと思い満を持して待った。午後8時頃満天の空に、神秘的なショウは、クライマックスだった。これを見逃したら、3年後の12月21日だそうで、その時晴れるとは限らない。今夜は貴重な夜だ。
 月は、地球でただひとつの衛星で無機的な存在ではある。しかし、眺める人の想いで、月に寄せる物語りは古より数多く、私たちの心を癒してきた。満ち欠けがあるから神秘的なのか、暗い闇を照らすからなのか理由はともかくも存在感が大きい。「月の砂漠を~はるばると~」「月がとっても青いから~遠回りして帰ろう~」「雨降りお月さん雲の上~お嫁に行くときゃ誰と行く~」「月が~出た出た月が出た。三池炭鉱の上に出た~」月を題材にしたたくさんの歌が頭をよぎる。バカチョンで月を撮った。申し訳ない出来あがり。でも、今夜は月見で一杯としゃれてみた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記録的な集中豪雨

2007年08月23日 | インポート

_002_7  8月22日酒田市の市街地を含めた東北部は、猛烈な豪雨に襲れた。酒田市測候所によると、午前10時過ぎから1時間に57、5ミリという観測史上4番目の記録的な降雨量だった。酒田市北沢では、土砂が家の近くまで迫り一時自主避難する事態になり、上本町、浜田、富士見町、若浜町、東中ノ口町の県道、市道の冠水や、床上、床下浸水の被害に合った。八幡地区でも土砂崩れ道路の冠水などで、一時大騒ぎとなった。
 その日、議会の常任委員会が開かれており、昼ごろから集中豪雨の情報は入り始めてはいた。ところが、夕方になると「地区集会場に皆集まっている。すぐ来い」と電話が入り始めた。電話は、鳴りっぱなしになって来た。自宅にも電話を入れた。「隣りの家に、床下まで水が来ているので、隣に行っている」との事だった。今、山形なのでどうする事も出来ない。「とにかく、明日いくから」と勘弁してもらった。早朝に帰宅して、現場に行った。被害は、降雨時間が短かったために、私が想像していたよりは、少なかった。土砂降りの雨の恐怖は、その場にいないと解らないのかもしれない。本当につらい一日だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑かった大相撲酒田場所

2007年08月17日 | インポート

_002_6  残酷な暑さが続いている。酒田の最低気温が16日午前5時16分、27.7度迄にしか下がらず過去最高に更新された。その日の午後2時20分日本の最高気温が、岐阜と埼玉で、40.9度を記録。日本一の記録だった、山形の昭和8年7月25日の40.8度を、あっさり74年ぶりに明け渡す事になってしまいちょっとガッカリ。
 そんな中、大相撲酒田場所が市営体育館で開かれた。酒田では、7年振りの開催である。暑さは、半端ではない。覚悟はしてたものの、最高気温に湿度は100パーセント。文字通り、汗だくの応援である。それでも、3500人の相撲フアンは、カメラ片手に追っかけと、サイン攻めで大忙し。人気力士は、高見盛、魁皇、琴三喜、白鵬である。その力士が出てくると大歓声と大きな拍手が沸いた。白鵬の土俵入りも、迫力満点で、酒田場所の華であった。横綱朝青龍の巡業不参加問題があり、相撲協会に暗い影を落としたが、国技である相撲は、根強い支持がある。それにあぐらを掻くことなく公益性の高い財団法人日本相撲協会として、地方巡業の公益性を重んじて欲しい。
 勧進元の平田牧場の新田会長から、酒田市に50万円の寄贈があった。そこに、阿部酒田市長は居なかった。まわりの人が「なんで、いねあんけ。これより優先する公務ってあるもんだか」とささやいているのが、気になった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蝉の羽化を見る会

2007年08月06日 | インポート

_001_8  遅まきながらも、いよいよ夏本番。連日30度を越す日が続き、わが家は涼風と一緒にセミしぐれが耳に痛い。蝉は、7年間木の根の樹液をとって地中で幼虫時代を過ごすと言われている。そして、夏の日没ごろから地上に出てきて羽化をする。今がその最盛期で、木の多いわが屋敷では、連日何十匹もの羽化を観察する事が出来る。
 日没のこの時を狙って、地面にゴザを敷き、「蝉の羽化を見る会」を20年来やっている。気の置けない仲間6~7人と冷たいビールと焼き肉は、夏の夜空に相性がいい。「あっ、あそこで羽が出かかっているぞ」と、素早く懐中電灯のスポットライトが当たり、歓声が沸く。もそもそと木を登っていくやつもいる。これも、30分後には羽化をするのだ。何とも神秘的な自然の営みでであり、摩訶不思議の世界である。
 知事や、市長からも何度か「誘ってくれ」と言われたが、それ程の事でもない

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする