とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

敬老の日

2015年09月28日 | 日記

 おじいちゃんと呼ばれるのは、孫が出来ると親がそう呼ぶように教えるから、おじいちゃんとなる。上の孫は中3になるから16年もそう呼ばれてきた。今は慣れきって私の代名詞となり、名前を呼ばれるのと同じ感覚だ。
 でも、それ以外の人は名前で呼ぶので年齢の感覚が出てこない。不思議に若いつもりでいるのだが、傍からみれば爺さんだろうと納得はしている。嫁の誕生日プレゼントのシャツなど、意外と地味な色合いなのだ。二人きりの生活をしている相棒も同じ経過なので、こんなものだと思っている。
 ところが、23日の敬老の日に、孫娘が手作りのケーキを作って「おじいちゃん、おめでとう」とやってきた。敬老会などには、私が来賓でおめでとうと言ってるが、自分が言われてビックリした。まあいいか「めでたさも中くらいなりわが年齢」。孫娘たちのやさしさにうれしくもあり、気にかけてくれた事への感謝もある。東京の孫たちからは、メールが届いた。ケーキは特別に旨かった。

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プレイベントin鼠ヶ関

2015年09月19日 | 日記

 全国豊かな海づくり大会~やまがた~を来年に控えて、「一年前プレイベントin鼠ヶ関」が開催された。いつもは静かな鼠ヶ関漁港も今日は各方面の関係者で溢れかえった。朝倉さやさんがアトラクションステージで会場を盛り上げ、地魚の物販もあり会場はお祭りの賑わいである。
 鶴岡南高等学校吹奏楽研究会の歓迎演奏の後、吉村知事のあいさつで式典は始まった。鶴岡、酒田両市長が地域を代表して来年の豊かな海づくり大会を成功させる意気込みを述べ、式典の雰囲気は出来上がった。中でも、鶴岡市の魚は歴史的に意味のある「クロダイ」に決めた事が紹介され、ステージの上で水槽に泳ぐクロダイの目隠しが外された。木野俣獅子保存会の伝統芸能の披露でステージの式典行事は終わった。
 漁港岸壁に場所を移した放流行事は、ヒラメ、トラフグ、クロダイの稚魚を招待された200人程の手で放流され、豊かな海への儀式である。鼠ヶ関港船籍の漁船の海上歓迎パレードに、岸壁からは大勢が手を振ってそれに応える風景が心に残る。
 来年はこれが全国規模で実施されるのである。第一印象は会場が狭い。レイアウトを良く考えないと無理の様に思えた。それに、両陛下のお立ち台の位置がが全体から見えない場所にあった。お立ち台は漁港に突き出さないと、せっかく両陛下放流のお姿が拝見できなければ申し訳ないと思う。そのためのプレイベントでもあるのだが。

 

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やまがた創生総合戦略案が示される

2015年09月13日 | 日記

 やまがた創生総合戦略(案)が示された。これは、「まち・人・しごと創生法」第9条に基づき山形県が作成したもので、人口減少社会を見据えた将来を踏まえ、本県の実状に応じた今後5か年の基本的方向や具体的な施策を示したものである。
 今までの山形県の政策が間違ってきたとは思っていないが、人口減少が加速度的に現実味を帯びてくるに至っては、看過できない事も事実である。このプランに、これから各界各層の意見を積み上げて成案となり、うまく機能して元気な山形県が創生できればと願いたいものである。
 私も一読した。まんべんなく各問題点が指摘されており納得できるものではある。しかし、役所にはセクションがあり、どこも欠けてはならない大事なもので、総花的にならざるを得ないのも仕方のない事でもある。5年後の合計特殊出生率を1,70に引き上げる具体的な数値目標に、県民はどう行動すれば良いのか。かゆい所が見えないものもある。
 私なりに、足りないと思ういくつかを列記すると ①地場企業の支援策 ②シニア世代の雇用創生 ③インバウンドのターゲットは東京では ④大陸を見据えた貿易立県 ⑤大量に発生しているもみ殻の利活用⑥ 内水面漁業の振興 ⑦中山間地の活性化などである。更に付け加えれば、リダンダンシーを加えた庄内と内陸の一体化政策が欠落しているように思える。東京一極集中から、いかに山形県が抜け出すのか、地域力が試される。

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日本初 高速道の刈り草をペレット化

2015年09月06日 | 日記

  

 日本の動脈である東名高速道路と東海道新幹線に挟まれた神奈川県の西端に、NEXKO中日本が運営する「鮎沢ペレット製造プラント」がある。これは、高速道路で発生する刈り草や剪定枝、伐採木をペレット燃料化して自社で有効利用しているプラントである。昨年の6月のオープンしたばかりで、東名高速道路から少しはずれた山間にあり、高速道路の喧騒とは打って変わり、マイクロバス1台がやっと通れる小高い丘にあった。
 興味は刈り草のペレット化にある。一般的にバイオマスペレットは伐採木や廃材が中心で、刈り草はいかにも効率が悪そうに思える。ここでは、年間550トン製品の1割を刈り草で製造していると説明があった。かつては、刈り草は肥料や焼却処分していたものを、難しい研究を重ねて、ペレット化に成功し料金所の暖房に活用しているとの事である。もっとも、高速道路の管理で発生するものは6割が草であり、残り4割が剪定枝や伐採木である。製品の緑色のペレットに強烈な印象が残った。
 山形県でも木質バイオマスペレットの研究は進んでいる。しかし、伐採木の運びだしや運搬、乾燥コストの削減が課題となって思い通りには進まない。空港,公園、路肩の刈り草がペレットになれば有効な手段でもある。稲のもみ殻も膨大な量がある。研究の価値はある様に思えるのだが。

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