とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

明日から師走

2012年11月30日 | インポート

004 明日から師走。カレンダー最後の一枚とはさびしい限りである。振り返れば異常気象の連続が印象に残る。春の爆弾低気圧と呼ばれた現象は、過去に記憶がない。育苗ハウスが連担してペシャンコにつぶされた。風の通り道は、ハウスのみならず住宅被害も相当数に及んだ。
 夏の猛暑日の連続には参った。特に酒田は9月18日に35,6度と二日連続の猛暑日となり、9月の観測史上最高を記録した。しかも18日朝までの最低気温は、25,5度で酒田の熱帯夜も続いた。今年の熱帯夜は12日間となり観測史上2位となった。
 今年の秋は荒っぽい。寒暖の差が大きく、時雨れる日が多い。大豆の収穫も大幅に遅れ、もう冬型の気圧配置が連日となった。北海道では猛吹雪で高圧鉄塔が倒れ停電が続いていると報じられている。やがてはわが地域にもと不吉な予感がよぎる。
 今年は師走選挙がある。乱立する政党は覚えきれない数で、脱原発の時期の速さを争っている程度にしか映らない未熟な政党が、マスコミを頼りに支持を訴える姿は情けない。政治の価値は、未来を予測することである。予測に裏打ちされた政策は説得力を持つ。国民の生活は、経済の発展によって維持される。30年前の生活に戻ることを望んでるのではない。
 有権者は賢くなっている。いずれにせよ、選択しなければならない。その選択に誤りはないと思う。 

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風邪は早めの治療

2012年11月24日 | インポート

002 久しぶりに風邪らしい風邪をひいた。18日に中野曽根の皇大神社社殿修復奉祝祭に出席した。暖房のない社殿は寒かった。1時間半の神事が終わると、境内で神社を背景にした記念撮影である。猛烈な北風で撮影照明のスタンドも吹き飛ばされた。撮影時間がとても長く感じられた。
 場所を集会所に移して祝賀会が引き続いて行われたが、ストーブの廻りに人垣が出来た。氏子の多額の負担金での神社の修復には敬意を表したい。日本人のルーツとも言える全国津々浦々に鎮座するわが集落の神社の護持、運営は1600年以上も氏子の奉仕で続けられているのは、他国にはない日本固有の伝統である。その頂点に皇室がある。
 祝賀会が終わると平中5期生の同期会に出席のため、由良に向かった。強風のため浜辺通りをとおらず7号線を走った。5時に到着、記念撮影などをして、宴会となった。これが延々と続き、部屋に戻って2次会。限界はすでに超えていた。分をわきまえて空いている部屋に逃避も出来たのだが、勇気のない自分の反省である。
 翌日の夕刻、風邪らしき兆候が表れた。せきが出始め、痰が絡んでるようだった。熱は平熱、家庭薬を?んで休んだ。21日には児玉議員を呼んでの自民党忘年会を予定していた。咳、痰はひどくなっていた。中座をして帰宅した。医者に直行しようと保険証を持参して迎えにに来てくれたのだが、言う事きかず帰宅した。ドラッグストアからエフストリンを買ってきてもらったが一日たっても改善の兆候はない。
 ついに23日、日本海総合病院の救急の門をたたいた。点滴3本3時間入院加療の必要もあると言われたが、次の受診日を予約して帰宅した。
 昔の様な無理は効かない年齢を感じた次第であった。
 

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待たれる日沿道の全線開通

2012年11月20日 | インポート

001 先般、東京で日本海側4県の議員で構成する東北沿岸自動車道建設促進期成同盟会が開かれた。とにかく一日も早い全線開通を望むのだが、遅々として進まないのにはいらだちを覚える。
 酒田遊佐間は、2009年に国土開発幹線自動車道建設会議で整備計画が策定されている。杭打ち式もやり、どんどん工事が進むかと思っていたのだが、その様子は見えない。たった12キロで総工費の予想は310億円その予算がままにならない。
 遊佐象潟間が2011年に整備計画策定の前提となる計画段階評価に着手したとして大いに喜んだ。前に進んだのは確かだが、工事が始まらない事には絵に描いた餅である。施工命令が出ない事にはどうにもならない。
 国交省道路局国道防災課長三浦真紀さんの講演があった。三浦さんは東北整備局長もされた方で、東北には詳しい。日沿道の重要性は誰よりも分かっていた。公共事業予算はピーク時の半分。今年の概算要求は前年比の9割という。それに震災予算が優先されるので、見通しは暗い。
 建設国債をもっと増やせるのではと聞いてみたが、全体の予算枠が決まっているので、そうはいかないとの答えだった。いつになったら日沿道がつながるのか、まだまだ先のようだ。

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ドクターヘリが運航を開始

2012年11月16日 | インポート

003 全国で34番目になる山形県ドクターヘリの運航開始式が行われ、基地である山形中央病院でその全容が公開された。ヘリの後部からストレッチャーに乗せられた患者を載せる仕組みになっていて、中は多数の医療機器が搭載してあり、完全なICUルームである。
 搭乗医師や搭乗看護師20名ほどが紹介され、山形中央病院の小田院長があいさつで「スタッフはギリギリの人数で、人員確保が課題である」と述べた。ヘリの運航コストや救急スタッフの人件費など年間運航経費は2億1千万円と見積もられており、4分の3が国庫負担で残りが県費になる。
 県では年間300回位の出動と予想しており、県内全域を30分でカバーできる。ドクターヘリと地上を繋ぐランデブーポイントは、756か所で秋田県や福島県の2倍確保しているが、積雪時は103箇所となる。
 出動するか否かは、119番通報を受けた段階で具体的なマニュアルに従って判断され迅速な出動となる。
 「人命は地球より重い」と言う言葉通り、多額の経費で人命を救う事になる。その重さを感じないわけにはいかない。

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国宝「縄文の女神」で町起こし

2012年11月04日 | インポート

001 舟形町は、縄文時代の土偶「縄文の女神」が国宝に指定され活気に溢れている。山形県で国宝に指定されているのは、羽黒山五重塔はじめ上杉博物館の絵画、致道博物館に太刀二振り、上杉博物館の古文書の五点である。それに「縄文の女神」が加わったことになり、町が盛り上がるのも、もっともなことだ。
 国宝とは「重要文化財のうち、世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝たるもの」と文化財保護法で定義されている。土偶は日本で、17000点以上も出土されているが、国宝に指定されているのは「縄文の女神」を含めてわずか4点で、その中でも45センチは最大の大きさである。
 そもそもの発見は、昭和61年国道13号線の改良工事計画に伴い、県教委がスコップ一個の範囲を掘り進めたところ、縄文時代の石器や土器が見つかった事に始まる。それで初めて、西の前遺跡として登録され、遺跡調査が始まり、「縄文の女神」の発見につながったものである。スコップ一個の採集がなかったならば、国宝は道路の下に埋まるところだった。
 平成3年8月に試掘調査を実施、柱穴や遺構、土器などが多く出土、翌年に緊急発掘調査が実施され、大きな土偶がバラバラに発見され、頭、胴体、腰の三つを合わせてみるとぴったり合った奇跡の発見となった。
 平成24年4月に「縄文の女神」は国宝に指定された。4500年前の縄文の暮らしに想いを馳せ、私たちの祖先を敬う心が生まれる。舟形町の活力に「縄文の女神」は、その役割を果たしてくれる「神」だと思う。

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