とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

庄内延伸に厳しい答弁

2014年10月05日 | インポート

Dsc00638 地方とは町方との反意語として使われ、農村を指す言葉として使うのが一般的である。
 地方は人口密度が低く、社会インフラの効率が悪い。その分独自の文化があり、豊かな自然が残り、お国言葉もある。町方で失われ、残された価値を発掘して、現代社会に打って出ようする政策が「日本創生」である。インターネットにその垣根はない。自身の価値判断で往来でき、無限の可能性を感じる事が出来る。
 しかし、現実は、ひと、もの、金が動けるインフラが不可欠で、それを抜きにはあり得ない。導線が細い分その先は衰退が進む体験は充分味わった。県庁と一番遠い陸羽西線沿線に暮らす人々の思いが、県庁は分かっていない。人口減少を食い止め、リベンジする導線の必要性を肌で感じている。それが山形新幹線の庄内延伸であると強く意識している。「山形県の背骨とつながれば、次々と打つ手がある」と語ってくれた沿線首長の方たちの言葉が忘れられない。
 私は、熱い期待を背負って予算特別委員会で、日本創生に絡めて、「山形新幹線の庄内延伸」の実現を迫った。同様の質問は二回目なのだが、今回は国の政策との整合性から一歩踏み出した答弁を期待したが、それはなかった。その後にお会いした知事は「すみませんでした」と言われたが、そういう次元ではない。山形県のポテンシャルを底上げする根幹である。その理解なしに、山形県の未来が明るいものとはならない。

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