とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

山大生と県議が意見交換

2017年11月23日 | 日記

 平成26年に公職選挙法が改正され、選挙権年齢が18歳に引き下がったのを機に、山形県議会では政治に理解を深め、若者に政治参加の意欲をも醸成しようと、高校や大学に出向き、県議と学生の意見交換会を開催している。昨年と今年で30校程の学校から依頼があり、順次実行している。
 11月21日は山形養護学校と山形大学で開かれた。私は山形大学に参加した。県議5人と山大生1~4年14人の出席で始まった。県議側が開催の経緯を説明した後、最初に県議から「選挙に立候補してみようと思っている人は居りませんか」の質問に手を挙げた人はいなかった。
 学生側から「選挙費用が高額と思われる」「選挙のリスクが高く、若者の政治活動を支援するシステムはあるのか」「選挙で公約を掲げるが、達成状況はどうか」「SNSを活用した有権者への積極的なアプローチが必要では」など、学生14人全てから質問が出た。
 県議側は「4年に一度選挙があり、若者にとってはハードルが高いかも」「地方議会は二元代表制であり、議会に予算編成権、執行権が無く公約の達成感は少ない」「生徒会長を選ぶなど積極的に選挙に参加して欲しい」等と意見開陳があった。
 最後に再度「立候補してみたい人は」との質問に女性学生から手が上がった。拍手が起きた。政治への理解が進んだのかな。

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工事進む最上小国川穴あきダム

2017年11月20日 | 日記

 最上小国川は、国内でも有数のアユの生息する清流で、ファンの多い川である。しかし、急峻な地形から、何度も水害に見舞われ対策が急がれていた。流域に赤倉温泉もあり、河川改良だけでは、根本的な対策とはならないとして、平成20年、ダム建設に向けた地元説明会を開催、長い対話へと踏み出した。
 翌平成21年、県は環境に負荷の少ない、洪水調整のみを目的とした「穴あき(流水型)ダム」と河道改修と具体的な工事内容を公表、決定した。平成23年に山形県公共事業評価監視委員会より、最上小国川の治水対策案は、流水型ダム案を最良とし、妥当であるとの答申を受けるものの、漁協や地元関係者の意見は分かれ、数多い説明会でも一本化にまとめる事は出来ず、長い対立が続いた。
 平成24年9月、ダム反対の住民監査請求が棄却され、関係地権者や関係機関の了解のもと、工事用道路の発注となった。平成26年、小国川漁協の理事長が、「賛否は僅差であるが、流水型ダムによる治水対策を受け入れる」とし、工事は前に進む事となった。
 平成27年2月25日の県議会で、請負契約が可決され工期は平成27年2月26日~平成31年3月29日となった。
 環境保護団体や漁業協同組合や関係者と対話に対話を重ね、ようやく工事に着工した。穴あきダムの穴の当たりまで、コンクリート打設は進んだ。環境への調査はこれからも続く。

 

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猪ノ鼻トンネルの工事現場

2017年11月17日 | 日記

 地域高規格道路・新庄酒田道路約50Kmは6区間に分けられて工事が進められている。その内酒田余目道路12.7Kmは今年度中に開通の見込みである。新庄南バイパス4Kmはすでに供用開始され、続く新庄古口道路10.6k mも近く開通する。合計27.3Kmが供用の見通しとなった。
 新庄酒田道路の最大の難所である、戸沢古口道路11キロmも工事が進められている。その中の高屋道路3.4Kmはトンネルの連続である。猪ノ鼻トンネル2.92Kmの工事現場を建設常任委員会で視察することが出来た。1.7Km程の掘削が進み、その先端まで案内してもらった。メタンガスの発生があるとの事で、トンネルの天井に太い換気パイプが2本走っていた。発破作業を繰り返し1日4.2mづつ進んでいるとの説明である。
 温海トンネルが6km、先日開通した栗子トンネルは9キロなど山形県は長大トンネルの開通が続いている。トンネルが抜ければ視界は広がる。

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障がい児者と共に生きる地域をめざして

2017年11月12日 | 日記

 「障がい児者と共に生きる地域社会の実現を目指して」を大会テーマに、第37回庄内手をつなぐ育成会酒田大会が、酒田地域福祉センターで開催された。
 障がい児者と共存する社会は、弱者を包み込むやさしさと相互に人格と個性を尊重し合う社会であり、その発信は「手をつなぐ育成会」の活動の存在が大きい。
 障がいは、ひとりひとりに違いがあり、法律や制度だけで納得出来ないもどかしさがある。それを埋める社会全体の意識が、少しでも前に進む事が求められる。本人や家族の苦しみを代ってあげることは出来ないけれど、寄り添う事は出来る。障がい者の社会参加と雇用の促進は、共に暮らす健常者の意識と理解に尽きる。
 親を亡くした障がい者が幸せに感じ、暮らしていける制度の整備も急がれる。課題が山積している中で、何かひとつでも自分で出来る事を見つけ、前進させたいと大会に参加して強く思った。

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岸さんの合同葬儀

2017年11月05日 | 日記

 故岸宏一さんの合同葬が、自ら教鞭をとった金山中学校体育館で行われた。岸さんの人柄を偲ぶ、県内外の政財界より多くの参列者で会場は溢れた。2時間半にも及んだ告別式で、多くの国会議員が退席する中、岸田政調会長、古賀誠さんがポツンと最後まで残っていた印象が心に残る。
 涙ながらに「心の支えを失った悲しみ」を述べた吉村知事の弔辞は岸さんとの深い絆を彷沸させるに充分だった。小、中、高の同級生だった友人の佐藤文一郎さんの弔辞は、幼少時代からの人柄や、奥様との結婚エピソード、麻雀とゴルフを楽しんだ思い出などを述べ、27歳で町議会議員にトップ当選、33歳で町長、参議院議員と「岸は政治家を目指していたんだな」と思ったと述懐し、惜別の念が胸に迫った。
 故岸参議院議員は3期目改選の時、現職でありながら自民党山形県連から公募の踏絵を踏まされた。岸さんが党員投票で勝ち、党公認になったものの、温厚な人柄の岸さんもあの時は怒った。その亀裂は今も引きずっている。
 私も大変お世話になった。日本海総合病院の統合、酒田中央ジャンクション、酒田港湾の整備。全てが岸さんの人脈だった。新幹線の庄内延伸がまだ残っている。下準備を整えてくれていたのだが、私も力が尽きそうになった。岸先生、ありがとうございました。

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文化の日・文化祭で賑わう

2017年11月03日 | 日記

 今日は文化の日。良い天気に恵まれて各地で文化祭が行われた。北平田コミュニテー振興会では、地域の総団体が参加して「文化祭・収穫感謝祭」が行われた。
 広場で開会が宣言されると、北平田保育園児がはっぴ姿で、子供みこしが「わっしょい わっしょい」と登場すると、歓声が沸いた。保護者とその家族、関係者のシャッターが一斉に切られた。引き続き遊戯と餅つきまでが園児の主役である。終わって、地区6年生による「Sジンク」が披露された。
 ホールでは新青渡神楽舞、カラオケ大会、酒田二中吹奏楽の演奏など次々と発表され多彩である。会議室には水墨画教室の作品展示があり、クイズコーナー、読み聞かせ、その他各種作品の力作が所せましと並んでいた。
 広場の模擬店は、加工グループの漬物、餅や赤飯、ラフランスの販売があり、包丁研ぎコーナーでは一本300円、私も三本お願いした。コンニャク、焼きそば、新米つや姫の試食などは無料でふるまわれた
 無言で物が買える時代、あいさつや会話、表情などコミュニケーション豊かな文化祭が貴重に思った。

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