とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

経験した事のない大雨

2024年07月27日 | 日記

「これまでに経験した事がないような大雨になる」山形気象台が25日午後1時に酒田市・遊佐町を対象に「大雨特別警報」を出した。予想はピタリとその通りとなった。
 低気圧がゆっくりと進みながらも雨は激しく降り続いた。やがては内陸方面へと進み、内陸の市町村にも大雨特別警報が出され「命の危険が迫っている」との呼びかけられた。大雨特別警報と庄内・最上に線状降水帯が発生し、長時間の災害危険度が急激に高まってると呼びかけた。
 秋田県南も同じ様な危険状態である事も分かった。我が家は庄内平野の北側で平野の真ん中にある。中小河川、排水路は満タンでキャパを超えそうである。じわりと水田の水位が上がり始めた。夕方の最高時には屋敷際まで迫ってきたが小降りとなり少しづつ水は引き始めた。川下に水は集まる。長時間危険な時間が続く。被害は広範に及んでいる事が報道で分かってきた。救助に向かったパトカーが流されて警察官2人行方不明となった。山崩れや堤防決壊は2年前と同じような場所で起きている。
 庄内は猛暑日もなく災害のないいい所だと思っていた。ところが今度の豪雨には参った。市の指定したコミュニティの避難場所も水浸しだった。

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コメ11年ぶりに高値

2024年07月20日 | 日記

 主食のコメが不足気味だという。早場米地帯の今年産米の出荷が始まり、コメの端境期が始まろうとしている。農林省によれば、JAグループ等がコメ業者に卸した時の相対取引価格が、昨年産米より11%高い(60㎏)1万6127円となり11年振りの値上げになっていると発表した。テレビ報道などでは、品薄感から大型飲食店などの買いだめ現象なども見られ異常事態の前触れ感がある。
 これは異常気象による昨年の熱波、高温障害による品質の低下と減収穫によるもので「暑さに強い品種」への切り替えが全国で始まっている。反面、農業の担い手不足の加速も目に見えて進んでいる。
 30年前の1993年の凶作が記憶に残る。冷害で作況指数が74.1%。コメ不足はタイ米を輸入してしのいだ。自給率100%を誇るコメも静かに崩れそうな不気味さが漂う。山形県では来年度に「暑さに強い」品種「雪若丸」最大級の増産を決めた。地球温暖化現象は慣行農業の曲がり角を迎えている。

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東北エプソン敷地に新工場

2024年07月13日 | 日記

 7月7日に都知事選は終わった。まず過去最多56人の立候補者に驚いた。公選法で設置される掲示板に風俗店の広告や全裸に近いポスターが張り出され、特定の政治団体が選挙ポスター掲示板の一角を占拠し、希望者に販売するという情報が全国を駆け巡った。これが「日本の首都か」ただ人口が多く集まり過ぎているだけと思えた。
 「法律などで明確に禁じてないことは何をもやってもいいという意識が有権者に浸透している。一定のルールは守らなければならないという教育を改めて普及させるべきだ」と片山義博氏は警鐘を鳴らしている。
 一方、酒田では朗報があった。酒田出身でセイコーエプソンの元社長・故中村恒也氏が故・相馬大作市長の懇願要請に答えて1985年に東北エプソンの誘致に成功した。工場は半導体や一般・産業向けプリンター用ヘッドの精密機械の製造で、塩分濃度の高い臨海地帯は不向きとされていたがフィルター等を開発し、それらを克服したと聞いている。
 その東北エプソンが、このほど敷地内に新工場の建設を発表し地鎮祭が行われた。新工場は今後の全世界的なインクジェットプリンターの需要要請を受け、生産能力を現在の4倍程度引き上げるための計画としており、酒田市にとっても力強い朗報である。新工場は来年9月末に竣工予定と聞いている。

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土門拳写真記念館のアジサイ公園

2024年07月06日 | 日記

 酒田市に広大な面積の飯盛山公園がある。その中心は広い人工池で、白鳥が羽を休める場所でもある。その岸辺にはドコモモ・ジャパン(日本におけるモダン・ムーブメントの建築)23年に選ばれた「土門拳記念写真館」がある。土門拳は酒田市出身の写真家で、作品の全てが酒田市に寄贈され昭和58年に展示写真美術館として建設された日本初めての写真専門美術館である。
 池の廻りに広大な散策道がある。その外側の小高い丘に135種類のアジサイが1万本植栽されている。アジサイ公園として親しまれ大勢の市民が訪れている。アジサイには少し遅れた訪問ではあったが訪れると、たくさんの保育園児やディサービスの人たちで賑わっていた。所々のベンチで休憩してる人などなかなかの風情であった。再訪問を掻き立てられる景勝地である。

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