とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

3年ぶりに酒田日本海寒鱈まつり

2023年01月28日 | 日記

 寒だらは庄内の代表的な味覚としてすっかり定着している。寒だらとは寒中に獲れる真鱈のことを指す。寒中とは小寒と大寒の時期の事で、今年は1月6日から小寒に入り1月20日からは大寒で年間で一番寒い時期である。寒明けは立春の2月4日になる。
 「酒田日本海寒鱈まつり」はコロナ禍で3年間中止されていたが今年は中町通りをメーン会場に、駅前ミライニ、船場町海鮮市場サカタントの3ヵ所で開催された。28、29日の両日は寒いにも拘わらず大勢の家族連れでにぎわった。
 私は各会場を視察して回った。中町通りの会場は屋台の出店もあり賑わっていた。あまり混んでいたので船場町の海鮮市場に行くことにした。時折吹雪く天気にも拘わらず、ここにも行列が出来ていた。サカタントに入りドンガラ汁とおにぎりを注文した。来店客は県外らしき人も多く活気に溢れていた。
 寒鱈を調理した残り物である骨や臓器をみそ仕立ての汁にしたものがドンガラ汁で、上にのせた岩ノリの風味と相まって、これがまた旨い。
 賄い料理のようなドンガラ汁が主役になるのも寒い季節のせいなのかも知れない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庄内・羽田が季節5便に復活

2023年01月21日 | 日記

 全日空は庄内・羽田便について3月末から5月末までと10月の3か月間、観光シーズンを狙って1往復を増便し、5便化を国交省に申請し許可された。季節増便ではあるものの、コロナ禍で減便していた庄内空港に明るさが戻ったと言える。
 道路・鉄路の高速交通網に取り残された庄内は、空港だけに頼る一本足の脆弱な地区と言える。2019年に就航した庄内・成田便のジェットスタージャパンはインバウンド観光の魁となるのではと期待も大きかった。少しでも搭乗率を高めようと仲間に呼びかけ何度か搭乗したが、コロナ禍も重なり1年余りで撤退となった。
 庄内空港最盛期の2019年には40万人の利用客があった。その翌年の20年は、コロナ禍の影響で減便も重なり12万人台になり21年には10万人台に落ち込んでいた。昨年は6月から4便化が復活したこともあり23万人まで復活していた。
 季節便とは言え庄内・羽田が5便化による影響は大きい。庄内の未来は高速交通網の整備にかかっている。鶏と卵の論理ではないが、どう考えても庄内は遅れていると誰もが思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦後66人いた同年生、今年はたったの3人

2023年01月14日 | 日記

 今始まった事ではないが、コロナ禍のここ3年で子供出生数の激減は猛スピードで進み顕在化し始めた。全国的に濃淡はあるものの、特に農山村は顕著でそれを抱える市町人口の減少にそれが現れている。
 これに驚いた政府は「子ども家庭庁」を4月に発足させ、岸田首相は「異次元の少子化対策」を掲げ、予算も人員も倍増させて対応するとの考え方を示した。しかし、具体的な実施計画や財源問題も置き去りにしたアナウンス効果には国民に届かない。
 子どもが生まれるには先ず結婚が前提となる。婚姻率の低下は今始まった事ではないが、社会的問題としてもっと取り組む必要がある。その上で児童手当の拡充など経済的支援、保育、産後ケアの拡充などの初期政策の充実が必要となる。しかし、こども教育にかかる親の負担は重く、この軽減策が大きな課題である。未来の子どものために異次元の決断が迫られている。
 私は酒田市街地に隣接する400戸程度の農村地区に住んでいる。戦後、当時の小学校は同学年が2クラスあって66名の同級生がいて学んだものだ。ところが、現在同じ地区で今年は3名の子どもしか誕生していないと聞いている。未来を語るには淋しい限りだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飼料用米は1キロ5円

2023年01月07日 | 日記

 昨年の暮れに飼料用米の清算書が届いた。今まであまり良く目を通していなかったので初めて気が付いた。飼料用米の生産者手取り額が1キロ当たり5円だった。それも、1.7ミリのふるいにかけるため総重量の95%が支払われるとあった。
 これには驚いた。10a当たり10俵穫れても3000円で、頑張って11俵穫れてもでも3300円である。種子代だけでも10a当たり3~4千円はかかるのに、肥料代や除草剤代金を考えると無茶な値段である。
 ネットで調べると「1キロ9.9円で買い取ります」のJAがひとつだけあった。私はJAに委託販売しているのでJAに聞いてみた。「畜産業者との契約なのです。保管料金や運送代金も含んでいます。飼料用米交付金が10a当たり8~10万円もあるのでそれも加味しています」との返事だった。
 飼料用米生産費は食用米生産費と同じにかかっている。誤解を受けやすいが、交付金がそのまま収入になるわけではない。輸入穀物飼料は値上がりを続け、輸入出来なる危険性もある。JA全農は弱い生産者をたたくのではなく、市場を通した納得できる価格形成の場を作り、堂々たる開示を求めたい。
 来年から飼料用米交付金を段階的に減額する方針を農林省は示している。国の安全保障は武器だけではない。食糧安保は国家自立への第一歩です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明けましておめでとうございます。

2023年01月01日 | 日記

 明けましておめでとうございます。
お雑煮は召し上がれましたでしょうか。我が地方では元旦の朝に食べるのが風習です。丸餅のすまし雑煮にで、ワラビ、こんにゃく、厚揚げ、キノコが入った鶏がらスープがメーンです。
 怠けを戒めるためになるべく早朝に頂くこと。日頃の女性の炊時に感謝して男性が餅を焼いて、神棚に供えるのが習わしとなっていましたが、我が家のここ最近はすっかりこの風習が崩れ危ない状態になっています。
 一年の計は元旦にあり。今年こそはと思っています。日記のブログ書いて17年です。週1回の発信を続けようと元旦に計を立てました。
 今年も佳い年でありますようご祈念申し上げます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする