とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

若者の転入超過を生かす知恵

2021年07月31日 | 日記

 酒田市の住民基本台帳人口が10万人を割り込んで9万9935人となったのは今年の2月末のことである。しかも、平成の大合併で旧飽海三町と合併もしている。
 国勢調査によると、酒田市は昭和10年に人口が10万982人で初めて10万人を超えている。しかし、太平洋戦争が始まった昭和17年に10万人を切ったものの、昭和28年に10万人を復活し以来10万の人口を維持し続けている。
 人口のピークは昭和30年の12万8273人である。しかし、30年後の昭和60年以降は人口減少が始まり、現在も歯止めがかからない状態が続いている。ここ7~8年間は年間1000人以上の人口減少が続き、ついに10万人を切ってしまった。
 庄内若者定着促進会議が庄内総合支庁で開催された。報道によれば、庄内支庁は「転入超過が見られる世代もあり、その分析を始める」と説明があったようだ。庄内地域は、県内唯一25歳~34歳の年齢層で転入超過が10年間続いている。
 その分析を活かして、人口減少に歯止めをかけたいものだ。

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猛暑が続く

2021年07月24日 | 日記

 連日、酒田は晴天が続いている。12日以来快晴が2週間も続くとさすがに一雨欲しい気持ちになる。予報によれば台風が接近する27日ごろに雨予想が入っているが、まだ真夏日が続くと見られる。
 西日本では記録的な豪雨災害が各地で多発し、熱海の土砂崩れには特に心が痛む。異常気象がもたらす地域の明暗はどうにもならない。我が地域は近年大きな災害も無くありがたいと思っている。しかし、油断大敵。「忘れた頃に災害はやって来る」である。
 この晴天で稲の生育は進んだ。日照時間が平年の135%と高く、気温も連日の真夏日が続いている。今が稲の一生で一番大事な時期であり、成長生育期から生殖生育期へ転換する時期である。
 私は長年「はえぬき」を栽培している。毎年、条件の良いほ場を定点観測しているが、今年の一番穂を見つけたのが22日だった。田んぼ全体の4割程度が出穂した日を出穂日としている。それが今日24日が今年の出穂日となった。昨年より2日早い出穂である。
 5月8日に田植えして2か月半。あと50日位で刈り取られ、稲の一生は終わる。

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国のコロナ感染対策

2021年07月17日 | 日記

 7月5日に一回目のワクチン接種を終えた。2回目は26日に予約してある。周辺の人たちより遅めの接種のようだが、いつものドクターにお願いしたので安心感がある。
 注射は嫌だが一瞬のうちに終わった。翌日に少し腕に違和感があった気がした程度である。コロナのパンデミックは世界を震撼させている。特に日本はオリ・パラを目前にして関係者の悲鳴が聞こえてくるようだ。
 ちょっと前まではゴートゥーイートとかゴートゥートラベルとか旗を振っていた舌のねも乾かぬうちに、飲食店をターゲットにした感染対策の政府の慌てぶりはお粗末に尽きる。酒類販売店や金融機関にまで手を回して酒類販売を抑え込もうとした慌てぶりにはビックリした。
 感染対策の切り札とも言えるワクチン接種は一日百万回を合言葉に順調に進んだかに見えた。ところが、政府と自治体にワクチン在庫量の認識の差が表面化し、ワクチン接種予約を延期する事態になった。国が自治体や医療機関に配送したワクチン量や配送先の情報が迅速に把握できなかったためらしい。
 日本は先進国だと思っていた。しかし、ガバナンスの効かないダッチロール政府にあきれた。

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島津亜矢コンサート

2021年07月10日 | 日記

 娘から、誕生日プレゼントにと「島津亜矢35周年コンサート」のチケットをもらっていた。8日昼の部、希望ホール近くの駐車場は既に満車だった。マスク、体温測定、手消毒が終わり席に着いた。ソーシャルデスタンスの様子はなく、満席状態だったのでコロナの文字が頭をよぎった。
 いきなり島津亜矢の代表曲「一本刀の土俵入り」で幕が開いた。その後、司会者なし、前歌なし、休憩なしで一時間半の熱唱が続いた。「さすがプロ」その凄さに圧倒された。プロとは上手いではなく凄いと感動させることだと聞いた事がある。熊本出身の島津亜矢。ドスの効いた歌唱力と声量には定評がある。夜の部もあるのに喉は大丈夫かと心配になった。
 清水屋の駐車場に車を止めたので、清水屋をぶらりとした。清水屋は15日が閉店と決まったいる。閉店セールで賑わっていたが、いつもこの賑わいがあれば庄内を代表する百貨店として、商店街の求心力を発揮できるのにと思う。

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#頑張ろう酒田港

2021年07月03日 | 日記

 山形新聞主催の庄内県勢懇話会が鶴岡市で開かれた。「地球環境問題と日本のエネルギー情勢の最新動向」について東京大学准教授松本真由美さんの講演だった。
 地球温暖化が世界各地の異常気象の頻度と水準を押し上げている。その主たる原因がエネルギーに伴うCO₂の温室効果ガスの排出が75%を占める事から再生可能エネルギーへの転換が世界の課題となっている。
 私たちの人為活動で、今までの50年間で世界の平均気温が1℃上昇されたとされている。このままでは2100年には2.6度~4.8度上昇し大規模被害が予測される。IPCCは再生可能エネルギーの導入と変革で気温上昇を2℃未満に抑える事は可能だとしている。
 気温上昇を1.5℃に抑える事ができれば気候変動の影響は大きく回避されるとして、2050年頃までにCO₂排出量を実質ゼロにする必要があるとしている。その戦略の柱は洋上風力発電と見られている。
 国は能代港を風車組み立て等の拠点となる基地港湾に指定した。酒田港は遅れて県や市による「酒田基地港湾等カーボンニュートラルポート連携会議」を設立し、脱炭素に向けた港湾機能の高度化や産業集積に走りだした。

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