とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

東北電力初「鳥海南バイオマス発電所」

2024年05月18日 | 日記

  日本の経済を支える電気の存在は大きい。原子力や化石燃料に頼りきっていた日本は転換を余儀なくされ、遅まきながら太陽光発電、洋上風力発電、バイオマス発電などに力点を移し始めた。その中でも大容量の発電可能な洋上風力が注目され、北風の強い青森、秋田、山形の日本海沖が適地として調査が進んでいる。いずれも消滅可能性の市町村80%以上を抱えた県である。山形県北部、遊佐町沖の洋上風力発電事業は業者選定の段階まで進み、間もなく建設の槌音が聞こえるようになる。
 それに平行して、遊佐町鳥海南工業団地に、東北電力では初めての木質バイオマス発電「鳥海南バイオマスパワー」が工事を終えて試験発電となる。ほぼ完成した内部を視察させて頂いた。そのスケールの大きさには驚いた。酒田港に輸入された木質ペレットを運ぶ20トントレーラーが15台並んでいた。港に着いた1万トン船のペレットをこれで運ぶのだ。港から数キロはある。国道7号線は大丈夫なのか。
 これだけの装置で出力は52、000kWである。しかし、地球温暖化に対するささやかな答えでもある。

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