とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

県議選の事務所開き

2023年02月25日 | 日記

 県議選告示まで一か月余りとなった。候補予定者は慌ただしい準備に追われている。厳しい選挙区もあれば無競争と予想されるところもある。県議選は厳しい選挙の割には投票率が低くく市民の関心が薄さが気掛かりでもある。
 酒田飽海選挙区は5人の定員に7名の立候補者が予想され激戦区と言われている。その中で、阿部ひとみさんから事務所開きの案内があったので参加する事にした。定刻より少し早めに着いたのだが事務所はほぼ満席だった。神事が終わると激励会に変り私も依頼があり一言思いを述べた。
 「阿部ひとみさんの知名度は抜群に高い。しかし、衆議員への出馬に有権者の評価の審判は気掛かりだ。酒田飽海は強風に向き合ってきた。先人は町を守るため砂丘に黒松の植林を続け500万本の松林は日本一である。その事が公益事業と評価され東北公益文科大学が生まれた。北前船も風を使った帆船であり酒田の繁栄の基礎である。今は洋上風力発電が遊佐沖から始まろうとしている。水素ステーションを含めた風を使った未来への夢の足掛かりが出来ようとしている。
 一方、少子化がこの地区では加速度的に進んでいる。待ったなしの事態に向き合わねばならない。保育園、小学校、中学校をどうするのか県議会議員の役割は大きい。それを選ぶのは有権者である」と期待を込めて申し上げた。
 酒田市と山形県のパイプの目詰まりは停滞を招く。

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令和は風の時代

2023年02月18日 | 日記

 「酒田は風と共存してきた地域です。強い海風から町を守るため先人が苦労して植林した黒松林は日本一です。公益の町酒田の礎であり世界に発信できる東北公益文科大学がある。北前船も風を活用した帆船で、酒田に繁栄をもたらした原点として今に語り継がれている。時代は土の時代から風の時代へと移行しつつある。令和は風の時代と言えるのかも知れない」
 2月17日、山形県総務部長(財務総合政策研究所 客員研究員)小林剛也氏は酒田で内外情勢調査会と東北公益文科大学地域連携シンポジュウムの2会場で1時間づつの講演をした。
 巻頭は小林部長の講演を私なりの解釈で、本来はもっと日本の根幹にかかわる視点で著書「高度付加価値宣言~風の時代の羅針盤~都市・地方の生存戦略」がある。土地本位制から情報本位制への転換。つまり土の時代から風の時代へという事である。
 日本海を吹き抜ける強風に酒田は向き合ってきた。その風をエネルギーとして活用する洋上風力発電計画が進められている。そこに潜む可能性は無限にあり、水素作り出す可能性もある。水素は極限のエコエネルギーとも言われテクノロジーの進化と共に「令和は風の時代」を先取りをしたいものだ。

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建国記念の日

2023年02月11日 | 日記

 今日は建国記念の日、国民の祝日であり保育園や学校も含めて基本的には休みになっている。国の式典も行われてないためか何の祝日なのか意義が薄いように思われる。国を愛する気持ちは誰もが持ち合わせていると思うが、愛国心と表現すると何か違った意に解される向きもあり複雑である。
 世界各国の多くは独立記念日がその日になっているので分かり易いのだが、日本は「古事記」「日本書紀」の登場人物である紀元前の神武天皇が即位されたとされる日を日本のスタートと定め、明治6年に「紀元節」として祝日にした。世界大戦敗戦後GHQの意向によって紀元節は廃止される。その後、国会において昭和41年、日本の建国を記念する日として「建国記念の日」を制定し今日に至っている。 
 「建国記念の日」を祝う会は全国の神社や遺族会などが中心になって実施されている。私も現役時代は毎年参加していた。日本とは何か。戦争で失った心の傷と命にどう向き合うのか。語りつくせない課題は多く答えは出ない。しかし、日本を愛する心、日本人としての誇りを確認するだけでも意義がある一日であると「建国記念の日」について思う。

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ユニバーサルサービス

2023年02月04日 | 日記

 ユニバーサルサービスとは、社会全体で均一に維持され、誰もが等しく受益できる公共サービスである。都会のみならず、山村や離島など田舎と呼ばれる地理的公平性や身分を問わず利用可能な社会的公平性を担保する制度である。利用料金は公共料金として定められている。
 電気、水道、通信、放送、介護福祉などが典型的な例だが、鉄道や高速道路も一応その中に入っている。しかし、社会全体で均一に享受できているとは言えない。順番待ちは理解できるが、半世紀経っても高速道路工事の順番すら見えない庄内地方。JR東日本は丁寧に赤字路線を公表している。強風などで運休多発の羽越本線、陸羽西線は簡単に2年間の運休を決め線路は荒れ放題。再開する気があるのか地元の不安は深い。
 50年前、東京一極集中は激しかった。その頃「木綿のハンカチーフ」が発売されヒットした。山形のホテルでその歌が流れた時涙が止まらなかった思い出がある。歌詞は、田舎で暮らす恋人同士の男性が都会に出て行き、毎日愉快に暮らす内に次第に都会に染まり、もう田舎には戻れないと彼女に伝える。田舎に残った女性の悲しみの歌である。
 コロナ禍で落ち行いていた都会への一極集中は加速を始めた。人口格差が開き消滅都市が現実味を帯びてきた。出生数は8年も前倒しで減少を続けている。異次元の地方対策は究極のユニバーサルサービスであると思っている。

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