とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

「関川しな織センター」祭り

2023年10月28日 | 日記

 山形県と新潟県境の奥まった所に30戸ほどの関川地区がある。そこで活動をしている「関川しな織センター」の人々がいる。地域一体が主催する「関川しな織まつり」の記事に触発されて行く事とした。
 山に自生するシナノキの皮で糸を紬み、織り込んだ「しな織布」は、静岡県の葛布(くすぶ)沖縄県の芭蕉布と並んで日本三大古代布と呼ばれている貴重な織物である。衣食住の衣である「しな織」は縄文時時代からあったとされ、現代に至るまで製法はそのまま今に受け継ぎ、その価値を変容させためずらしい素材と言われている。冬になると雪に閉ざされる関川の人々は、日々の生業のひとつであった「しな織」にその可能性を見出し、時代の変容に合わせた作品を創作し、今に受け継がれてきている。
 センターには「しな織」で作られた現代グッズが売られていた。財布、名刺入れ、帽子、バック類など古代と現代が調和し新たな気品を醸し出している。私は小銭入れを買った。安くはないが充分満足できる価値はある。

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稲刈り後に異常な「ひこばえ」

2023年10月21日 | 日記

 庄内地方の稲刈りは終わった。夏の猛烈な暑さにも参ったが、秋口も同じ様に暑い日が続いた。それに雨が降らずサイクルが狂い始めると全てが異常状態となり、過去に経験のない事態が連発する。
 自家菜園のネギ、ナス、からとり、キュウリは枯れ葉が目立ち成長が止まってしまった。小粒でみずみずさがない。それに、それぞれの野菜の葉に青虫のような大きな「さなぎ」がいっぱい寄生し一晩で葉が食い荒らされる始末である。わずかな菜園でもメンテナンスが大変だった。味は異常ではないけれど何となく「うまい」の言葉は出てこない。
 田んぼに目をやると、刈り取りの終わったばかりの稲株に「ひこばえ」が急成長していた。まるで田植え後のように青々と緑一面が広がっている。これには驚いた。多少の「ひこばえ」は毎年の事だが30センチ以上にも成長した「ひこばえ」は見たことがない。調べてみると稲は多年草の部類で、環境が許せばやがては穂をつけて収穫もできるらしい。
 移動することが出来ない植物は、温度で大地に根を張り旺盛に成長を続ける逞しさを知った。

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「酒田のラーメン」日本一

2023年10月14日 | 日記

 ラーメンの日本一を決める「ご当地ラーメン総選挙」が東京大久保公園を会場に実施され「酒田のラーメン」ぶっちぎりの日本一となった。すでに、全国7ブロックのウェブ予選が終わっており、東北ブロックは魚介系スープと極薄ワンタンが特徴の「酒田のラーメン」が東北で優勝し東北代表として今回の本選挙に臨んだ。
 今回の総選挙は全国ブロックを勝ちぬいてきた10品の戦いで、来場者の投票や、協会の衛生面のチェック、SNS上の人気を総合したポイントで日本一を争うものである。結果は「酒田のラーメン」1万440点で、2位の札幌ラーメン6517点、3位の「甲州地どりラーメン」5951点に大差をつけ、堂々の優勝となった。
 酒田市内のラーメン店主らでつくる「酒田のラーメンを考える会」(会長満月店主斎藤直)の歴史は古い。ラーメンで酒田市を盛り上げようと取り組んできたチームワークが今回の栄冠となって表れた。「酒田のラーメン」はどこの店に行っても当たり外れがないと言われている。
 「酒田のラーメン」にスポットが当たった。全国の名物として君臨し続けるか注目をしている。 

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恒例の酒田港緑地公園の清掃活動

2023年10月07日 | 日記

 毎年実施している酒田みなとライオンズクラブ(会長池田博夫)の奉仕活動は、酒田駅前広場と酒田本港緑地公園のゴミを拾ったり、剪定をしたりする清掃活動も含まれている。
 先般、酒田本港緑地公園の清掃活動を実施した。あいにくのどしゃ降りだったが、ちょうど午後3時頃にぴったと雨が止んだので一斉に活動を始めた。植木の選定をする者、雑草を取る人、ゴミ拾いをする人に分かれた。私は昨年と同様にゴミ拾いに出かけた。
 昨年を思い出した。岸壁周辺はとてもきれいだったが、一本奥の道路に入ると駐車場の隅には、タバコの吸い殻が山ほどあったし、ペットボトルや空き缶でゴミ袋がいっぱいだった。緑地の奥には脱ぎ捨てられた衣類があったり、廃タイヤまで捨てられていたのを思い出した。あまりのひどさにブログでマナーの悪さを訴えた。
 それが届いたからかは分からないが、今年は別の場所と思われるほどゴミは落ちていなかった。タバコの吸い殻はほとんどなかったし、ペットボトルや空き缶も同様だった。広い緑地公園内でゴミ袋半分にもならなかった。モラルの向上は気持ちがいいものだ。
 活動の結果が表れた見本のようである。

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