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南足柄に初の温泉施設 おんりーゆー

2007-09-27 06:38:18 | 日帰り温泉
温泉が、南足柄に出来る。どここにできるかと言うと、昔どんぐりの家があったところだ。丸太の森に隣接する、かなり山の中だ。特段眺めがいいとかではないが、森や小川の雰囲気は、なかなかいいところだ。足柄の森の温泉「おんりーゆー」榲里湯と言うらしい。どんぐりの家は(財)南足柄市公営施管理公社 が管理をしていた。50人ぐらいは泊まれる施設だ。周辺には、市の施設丸太の森、県の施設21世紀の森、ふれあいの村、などキャンプ場が隣接している。いずれも、利用者は少ない、どうなるのだろうと心配していた。県から管理が南足柄市に移ると言う、話もでていたが、結局、足柄グリーンサービスと言う会社が運営をすることになった。その流れもあったのだろう。どんぐりの家も老朽化して、耐震性の問題があるという話が出た。取り壊すとか、色々噂が出ていたが、収まる所と言うか、グリンサービスが、温泉施設を作ると言う話になっていた。

温泉は11月オープンに成る。楽しみだ。宿泊施設も出来るらしい。グリンピアではないが、宿泊施設まで始めて大丈夫だろうか。たぶん、南足柄の明神岳東斜面一体を総合的に、考えているのだろう。上手くいってほしいものだ。温泉は1500メートルまで掘ったそうだ。二九・五度の単純硫黄泉。資源保護などから毎分四リットルの揚湯量に抑える。というが、随分少ない湯量だ。抑えるというより、充分な湯量がないのだろう。1日6㎥以下。温泉は難しい。大雄山の奥に、100年も前の事だが、温泉があったと、大雄山で行脚したことのある、祖父から聞いたことがある。その温泉は、ちょろちょろだが、充分入れる温度だったそうだ。今度の温泉は30度だから、そのままでは入れない。

足柄グリンサービスが何者であるか。富士フィルの環境整備や、建物管理などを請け負っていた会社だ。アサヒビールもやっているようだ。その会社が、行政に変わって、公園の管理運営を始めた。指定管理者制度の結果だ。「民間で出来る事は民間で」と言う例の小泉流の考え方で進められている。確かに行政がやると、上手くやれないし、効率が悪いと言う事業もある。施設を作るまでは、補助金が出るから、誰でもやれる。政治家はこう言う事を成果と考えがちだ。しかし、行政が経営的に維持してゆくことが出来ない。公共施設なのだから、当然と言えば当然なのだが、身の丈以上に公共施設を作り、後の運営までは考えていないと言うのは、一般的とまで、言える。

民間委託の是非、これは業種、事例による。横須賀のほうに、元農業公園の「ソレーユの丘」がある。行政が上手くできないので、民間にお願いして、上手く行っている、施設だ。この運営団体のノウハウがすごい。まさに行政には出来ない、痒い所に手の届くサービスをしている。「あなたが植えた、さつまいもは今こんなに大きく育っています。後一月もすれば、芋ほりです。是非また遊びにいらしてください。」なんて手紙が来る。働く人を、とことん切り詰めるらしい。行政がやる半分以下の人手で運営する。足柄地域ではこのグリンサービスの挑戦が、成功するかどうか。今後の、行政の手法に影響が大きい。折角税金で作った施設を民間会社に上げてしまうというのも、情けない話だが、行政が自分では運営できない施設を作ってしまった以上、どこかで見切りをつけるしか、しょうがないことだろう。
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お風呂を作る

2007-09-23 04:56:15 | 日帰り温泉
私の家には、それは立派な檜の風呂があった。立派な風呂ではあるが、もう腐っていた。檜の風呂は管理が難しい。乾かしていけない、と言って水を入れておくのもいけない。結局、風呂自体が、檜風呂らしい木の香りがするという具合には、5年も持たないものらしい。それで越してきて以来、修繕を続けてきた。あっちが漏る。こっちが腐った。と言うので、つぎはぎだらけに成って、もう漏るままに使うしかなかった。もちろん、直してもらえるか、お風呂屋さんには当った。見に来てくれたところもあったが、到底修繕は駄目と言う事だった。それで、新しいのを買うかとなったが、これは高い。あった物と同程度だと、100万円以上する。どう考えても無理なので、家ではシャワーの研究を重ねて、自分で取り付けた。

シャワーは、ミスト、イオン、マイクロバブル、殺菌、塩素除去と、多様化していて、きりがない。TOTOのワンダービートにした。これは、パワー重視と言う点が優れもの。打たせ湯と同等のパワー、加えてそれ以上の機能がある。これも水圧や、湯沸かし器の能力など、水道管の系統を変えて、水を加えるなど、併せワザ工夫がいる。当然自分で工事した。注意をしないと管を傷める。

シャワーでなくて、今回はお風呂の取り付け工事。最初はつい檜風呂が既存のものだったので、その線で捜したが、高すぎるので、止める。その後、あれこれ捜すが、結局。お新古市場と言う所で、安い風呂桶を探す。160センチタイプで7万円台だ。これなら行ける。しかし、素人には設置は無理だと最初思った。お風呂屋さんを調べると、設置費用は最低、8万円はかかるらしい。サイズも自由とは行かない。すでに湯沸かし器から、2本の導管が引かれている。その位置は動かせない。買って来た風呂を付けてくれとお願いするのも、気が引ける。ともかくそんなお金は出せない。覚悟をしてやって見ることにして、注文し、22日を待った。

午前の約束の配送が、来ない。日通だ。確認の電話を入れると。1時過ぎると、平然と言う。土曜で、人手がないのだと言い訳をする。こちらは、鶏小屋に行くのを止めて待っていたので、腹が立つ。待つこと、一時間。ついに到着。でかい。風呂場に入るかとそれが心配。しかし、計算上問題がないはず。梱包はしっかりしている。着いたらすぐ荷を解いて、確認。全く問題ない。あれこれ測定する。予想通り、一部湯船を切り落とさないといけない。追い炊き用穴の位置だ。ジグソーで切ることにする。合板用の刃で、問題なく切れる。切る時に傷が付くので、表面はガムテープで保護して切断。高さ調整を、4日所。ブロックと、御影石の板を重ねてぴったり。置いて見ると、やはり、追い炊き穴が、もう一つしっくりいかない。ゴムの水漏れパッキンが居る。すぐビーバートザンに買いに行くが、適当なものが無いので、加工して、パッキンを作ることにする。

写真は据付が一応終わった所。その後洗い場のスノコ板の調整。周辺の壁板の張り直しなどもして、6時に終了。途中鶏の世話にも行ったので、大体、2人で、4時間の作業だった。その後すぐ試運転入浴。何の問題もない。以前の、腐った水漏り風呂とは大違いだ。この際、と思って、シャワーの移動式取り付け棒も買ったりしたので、総額8万円と4時間×2人。しかし、こういう作業が、息抜きなのだ。
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ぬる湯とぬるま湯

2007-05-18 11:24:45 | 日帰り温泉
いつもゆく、スーパーセントーの「コロナの湯」にはぬる湯というのがあり、一番人気だ。長くはいる人は私が行った時にもぬる湯に居て、帰るときにもまだ入っている。たぶん寝込んでいるのだ。ぬる湯は露天風呂で、気持ちがいい。その上幾ら入っていてものぼせない温度だから、寝込んでしまう人が居て当然だ。子供もぬる湯が好きだ。プールだと思って遊んでいる。暴れるのでは困るが、少々の事は構いやしない。この前は隣の植木に盛んに水をかけている子供が居た。何せ塩水の温泉だから、すぐ木が枯れる。「そんなにかけると木が枯れちゃうよ。そっちのが枯れてるのは、この前来たときかけたからじゃない。」と話しかけると、離れた所に居た叔父さんが。「今日始めて連れて来た。」とすごんだ。孫なのだろう。そんなら少しは何とか言えよ。とは思ったが「そうだったの、間違ってごめんね。」と子供にはあやまった。昔はマナーにうるさい年寄りが必ず居て、風呂屋は子供が怒られるところだった。子供はこのぬる湯をぬるま湯だと思っている。「ぬるま湯に行こうよ。」などとお父さんに大声で言っている事がある。大した違いがないが、「ま」が抜けていて間抜けだから、まが多すぎるとどうなるのだろう。やはりテンポが悪い。まさに間抜けに「ぬる」に行こうという青年も居た。名前が呼ばれるぐらい、愛されていると言う事じゃないだろうか。

松下幸之助の出世話に、風呂屋の段がある。まだ貧乏生活の時代に、銭湯に行ったそうだ。そうしたらお風呂のお湯が浅かった。それで、かき寄せたけれど、かき寄せたけれど、深くならない。(そんな馬鹿なとは思うが、一応逸話ですから)それで今度は向こうに押しやった、幾ら押しやっても減らない。ナルホド、と閃く。さらに、人が一人、二人と増えてきた。段々混んで来るとお湯が増えてくる。そうか、とここでも閃く、そして、ナショナル電気が繁盛した。何に閃いたか。東城先生のように、お風呂は上半身は入っていけない。腰湯までだ。それで健康に成った。そうではない。相手に押しやれと言うのだ。かき寄せたところで増えないなら、押しやっていた方が、人様は有難い。どうせ戻ってくるのだ。私は後段の人が増えれば、お湯が増えると言う方がずっと好きだ。沢山人がいると言う事が大切だ。こちらの閃き。結局、混んでるお風呂屋さんの方が、好きなのだ。混んでいて嫌だと言う人がいるが、トンでもない。ごちゃごちゃ人が居るところがいいのだ。そこが銭湯の良さだ。ちょっとすいませんね。詰めてくださいね。譲り合いお湯が増える。後段の方に重点を置く人は、企業家ではないのだろう。

入浴法は決まっている。先ず、体を洗う。1回目のサウナに入る。13分程度。そのあと、野外のフロで腰湯5分。そして、水風呂、これも腰までで、200歩。もちろん歩き回るわけではない、足踏み力強く200歩。2回目のサウナ10分。そして腰湯。又、水風呂で200歩。そして、3回目のサウナ10分。そして、最後の腰湯。ここは時間調整。大抵は5分。出る時間が打ち合わせてあるので、それに会わせる。なんか書いてみると慌しい風呂だ。別に急いでいるわけではないがいつもこうなる。もしかしたら、周りの人はおかしな人が来たぞ、と思っているかもしれない。もちろんなるたけ控え目にはしているが、余り人目は気に成らない方なのだ。一番いい風呂の入り方を、自分の体の反応に従い、探したくなるのだ。入浴前後で、800~1000グラム体重が減る。肩こりがなくなった。疲労回復が早くなる。リフレッシュできる。風呂には居る時はフロだけに集中して、一切他の事はない。こうした入り方をしていると、草津の湯長を思い出す。実に厳しいものだ。

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コロナの湯か、万葉の湯

2006-09-25 07:22:39 | 日帰り温泉
先日、湯快爽快さかわの前を通ると、まだ工事は始まっていないようで、紐で入れないようになっているだけだった。だだっ広い駐車場が、何か挑戦に破れたような寂しい気分が漂っていた。そこだけ時間が経過していないようでもあり、何年も過ぎてしまったようでもあった。

その後、あちこちのお風呂屋さんを歩きながら、品定めをしている。近いと言う事では、 「万葉の湯」だ。だから、駅のほうに用事があれば行く。しかし、高い。1200円である。めったに入れない。銭湯と言うわけではない。まぁー便利なところなので、止む得ないのか。ピースカフェも置いてくれている。全体に明るくて、近代的。情緒は無いが、きちっとしている。中心は2400円で入場して、一日楽しむと言う事なのかな。

「コロナワールド」も何度か行った。ここは400円で入れるから、その点はいい。問題は一つあって、道路の混み具合が厭だ。巡礼街道の状態がひどい。この辺で暮している人は、生活できるのか心配になるほどだ。しかし、400円はいい。このコロナの湯は、映画館や、パチンコ、ゲームセンターが、併設されているのだが、タバコの煙がひどくて、とても探検する気になれない。体質的に、タバコの煙に弱く、10分そういうところにいると、完全に肺をやられてしまって熱を出すことになる。ここは一応温泉と言う事だが、温泉と言うほどの効果は感じない。打たせ湯が無いことも、マイナスだ。

レジオネラ菌の性だ。このために打たせ湯を止めた、大規模温泉施設が多いい。家庭用の24時間風呂もレジオネラ菌問題をNHKが特集して、一気に下火になった。これも菌に対する過剰反応だ、と私は思っている。サルモネラ菌も、O157もそうだが、病気の説明の方から入ると、有得ないような100万分の一の可能性も、わが身に降りかかるような気がしてくる。その為に、不思議な衛生観念が蔓延し、細菌や寄生虫にを、極度に排除することになり、ひ弱な体質や、アレルギーを生み出している。総体としてみたら、菌と共存した方がいい。それが自然だ。本当の自分の健康は、自分の思想で作りださないとダメだ。

コロナの湯には打たせ湯が無いのが、唯一欠点だ。さすがに混んでいた。しかし、私は混んでいるのは全く平気だ。むしろ、良かったと感じる。サウナも、湯船も、電車の中のようだったが、それもいい。隣の人が大声で「混んでるけど、仲間だと思えばどうと言う事は無い。」みんな同感の、ほっとした空気が流れた。お風呂には、冗談でも言って、場を盛り上げ、ほぐす、人がいるといい。きっとみんなの尊敬を集めるに違いない。江戸時代の風呂屋には、きっとそういう人が居たはずだ。

コロナの湯の常連は、さかわが止めてから人が倍になったと、話している。これで倍と言う事は、随分すいていたという事だ。これも原油高騰のあおりを食らっているだろうから、この先の経営を考えたら、エネルギーの工夫が、必要だろう。
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天山の湯

2006-09-11 04:07:12 | 日帰り温泉
昨夜は、箱根の天山の湯に出かけた。話は聞いていて、一度行って見たいと思っていた。連日東京に出かけていて、疲労も溜まっていたし、温泉でのんびりゆっくりしたいと、出かけた。

初めてのことだし、家からの距離と時間の確認を慎重に行った。家から18キロ。時間にして、23分かかった。遠いい湯なのか、近い湯なのか、ちょっと微妙な距離だった。つまり、仕事が終わって、風呂屋に行くのは、ご近所がいいに決まっている。町の銭湯と言うには、残念な距離だ。

ビックリしたのは、入り口から車が並んでいて、そう簡単には入れないと言う混雑だ。たどり着くまでには、更に15分はかかった。この辺は、他の季節、他の時間なら少しはすいているのだろうか。初めてなので、思いっきり混んでいそうな、日曜の夕方にともかく、行ってみた。価格は1200円これは高い。夕方以降の回数券で、800円。これならぎりぎりか。

車で並んでいた時にすでに思ったのだが、若い人が多い事だ。明らかに、湯快爽快が私より上中心なら、こちらは私より下が中心だ。なぜだろう。ここまでの距離車で来るのは、年寄りには気が重いのか。手前にもいくつか日帰り温泉があるので、そっちを選ぶのか。

入ると少し戸惑ったのが、中の構造だ。表示を凝ったイラストや筆書きにしているが、流行ものは外れるとダサい。少し、中途半端だし。まぁーわかりにくいと言う事。迷路のようで、こっちだと更に進むと、何とレストランだった。やっと野天風呂の表示が、そうだと理解して進んだ。あちこち、戸惑いながら、女湯の方に行きかけて、これはまずいと、さらに戻った。結局、野天しかないのだから、風呂と示して欲しいものだ。

脱衣所も少し狭い。まぁーこの日は混んでいるのだろう。中に入ってビックリしたのは暗いこと、暗いこと。足元がともかく危ない。ランプの宿の風呂のようだ。考え方なのだろうが、風呂の湯も、薄暗くて何か汚い感じがする。汚いのを明かりでごまかしているような不安になる。目が慣れたって暗い。めがねをかけているので、風呂では曇って、良く見えないという事も重なり、ともかく歩くときは何処でも、伝い歩きだ。

サウナは狭い。穴倉のようで、湿度が高く、温度が低いので、最初は蒸し風呂かと思った。それでもあるだけましだ。先ずサウナに入るのが私の好みだ。温泉はそのあとだ。あちこちに5つ湯船があるので、順番に入る。熱いの冷たいの色々あるが、お湯の肌触りは、箱根のものだ。悪くは無いが、それほどでもない。もちろん銭湯気分で使わせてもらうには、十二分で、悪口を言ったら罰が当る。

結局、コロナワールドや、万葉の湯よりはいい。源泉掛け流しが、他とは違う。打たせ湯があるなどと書いてあったがなかった。入浴料1000円のホームページの記載は、どういうことだろう。出てから、飲み物はと探したが、これも見つからなかった。飲用の湯もあるらしいのだが、見つからなかった。まさか風呂場のを飲めと言うのではなかろう。

以前、天山の湯から、農の会に有機野菜の注文があった。トマトなどを氷に浮かべて売りたいというのだ。いいアイデアだとは思うのだが、こうした宅配以外の形には対応していないので、お断りせざる得なかった。
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南足柄市で、温泉堀

2006-09-10 06:26:49 | 日帰り温泉
かつて「箱根外輪山には温泉が出ない」といわれた南足柄市で、”温泉への夢”が実現に向けて動きだした。市内の民間企業が二十日前後にも温泉掘削作業を始め、来年初夏に日帰り温泉・宿泊研修施設をオープンさせる。財政難や老朽化などで三月いっぱいで閉館した同市の宿泊休憩施設「どんぐりの家」(同市広町)を土地と建物ごと借り受けて増築。市も地域活性化の起爆剤として効果を期待し、支援策を検討する。神奈川新聞より

この話は8月一杯で閉じてしまった。湯快爽快さかわで盛んに話されていたことだ。風呂屋談義は中々面白く、とくに事情通の人が何処で聞いてくるのか、面白い話をしてくれる。さかわがなくなったら何処に行くんだ。255号線沿いに、何か出来るという話も聞いたが、これはまだらしい、南足柄で、温泉を掘るらしいから、これは期待できると言う事だった。

その話は、温泉の通常の掘る期間からして、今のオープン予定が、どの位伸びるかの予測まで含まれていた。1500メートルまで掘ると言うが、そこまで掘れば出るだろうとか、山北で1800メートル掘って、そのまま放棄されているとか、色々の話が出た。丸で、温泉堀を仕事にしているかのようだった。そうでなければ、費用から、採算の予測まであったから、当事者のようだ。これは酒匂最終日の話だから、関係者が様子を見に来たのかな。と想像した。
この全く知らない同士が、話を出来る環境は他に無い。これが、風呂だと和やかになって、もめないのが良い。

どんぐりの家は、すばらしいキャンプ場だった。すばらしいことはすばらしいが、こうしたキャンプ場を行政は持て余している。今の耐震基準に合わなくなったらしい。小田原でもすばらしい景観に、塔の峰「青少年の家」がある。この利用率は低い、低いと言っても管理はしなければならないし、職員も常駐している。こういうのが、民間委託の予備軍なのだろう。どんぐりの家はこの3月に閉鎖した。そのとき友人が、キャンプ場をやりたいと言うので、あれこれ調べたのだけど、どうも様子がわからないまま、結局足柄グリーンサービスだ。ちょっと、不自然な流れも感じた。

ここに日帰り温泉が出来る。我が家から一番近い、温泉になるだろう。これは朗報だ。

小田原市は財政状況がかなり悪いらしい。借金が結構ある。しかし、その割には施設はたいしたものは無いし、老朽化もはなはだしい。何に使ってしまったのか、ちょっと情けなくなる。絵の事で考えれば、まともなギャラリーが、全く無い。その上に、その老朽化したギャラリーをつぶしてしまい。新しい施設では、完全に廃止するらしい。美術館は当然無いし。芸術分野にこんなに力を入れない、20万都市は、他に例が無いほどだ。

温泉の事だ。温泉がある町は良い。裸になって地域の人が憩える場所を作るのは、いい町を作る、一歩では無いだろうか。このことに行政は力を入れたらどうだろうか。費用はかけないでも実現した、南足柄を見習うことは出来ないのだろうか。
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湯快爽快が止めるって

2006-08-20 07:14:42 | 日帰り温泉
湯快爽快が止めて、マンションになるそうだ。最近起きた一番の悲しい出来事だ。まだ、がっかりが続いている。湯快爽快に行く事が、唯一と言ってもいい楽しみだった。このところの燃料費の上昇が、最終判断をさせたようだ。などと、湯船でも、サウナ室でもこの噂で持ちきりだった。この情報がデマだと好いなぁー。

一時スーパー銭湯などといわれた、共同浴場のことだ。関東一円に7店舗あるチェーン店のようだ。平日の回数券を買えば、380円で入浴できるというありがたさで、私の家では、家で使うのはほぼシャワーだけになった。さっぱりしたい時は、湯快爽快に出かけてゆく。このほうが、経済的にも、合理的だと思う。止めるとしてもこの間利用させてもらった事は深く感謝したい。

農業は毎日泥だらけになる。汗もかく。筋肉疲労も起こる。ゆっくりお風呂に入るのは、どうしても必要な事だ。湯快爽快に行ってさっぱりして、明日に備えることは、身体の調整から行っても、私には必要な事だ。10年前肋間神経痛をやってから、気を付けないと、再発しそうな恐れを感じてきた。

湯快爽快の様々な施設は、とても家の風呂に供えることのできるものではない。広いサウナ。5メートルはありそうな大量なお湯の落ち続ける、打たせ湯。すばらしい勢いのジェットバス。薬草露天風呂。水風呂。蒸し風呂。背中を暖める擬似岩盤浴施設。恐ろしいくて、入った事の無いのに、電気風呂というのもあった。在りそうな物は全部ある。

これだけの施設を稼動させて、どうして、380円でやって行けるのか不思議だった。みのやさんという梅干し屋さんがさかわは経営しているようだ。経済的には余裕がある会社なので、湯快爽快を運営していたと、何か事情通の人が説明してくれた。
このお風呂屋さんというのは、不思議なもので、江戸時代以来、地域の社交場だ。知らないもの同士が、結構話をする。鎧が取れるというか。裸の付き合いというか。とってもいいものだ。

日帰り温泉は足柄地域にも、散在する。山北の桜の湯は行政が経営。大井町 いこいの村あしがら、これも行政経営。小田原市 コロナの湯 、万葉の湯 、ヒルトン小田原リゾート&スパ 箱根町まで行くと、何十とある。地域の人が、ゆっくりとお風呂に入れる施設は、内湯が普及したからと言って、地域社会に必要なものだと思う。

久野に温泉があるといい。掘れば出るはずだ。登り切った箱根側の宮城野には出ているし、岩原から登った明星山標高640メートルでは、鉱泉は出たそうだ。大正時代までは、大雄山最乗寺の上の方に、温泉が出ていたという話を、僧侶だった祖父から聞いた。1億円あれば、ほれるというから、100万円で100人出資者を募り、末代の為にも、やって見れないだろうか。

久野は迷惑施設の集結地に成っている。焼却場の余熱が、共同浴場に使われるなら、迷惑施設の印象も大分変わるのではないだろうか。大井町や、山北ではやっているのだから、小田原でも行政主導で考えられないだろうか。

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