医療生協の班の皆さん9人と、映画「ひまわり」の試写会に行きました。
はじめに「上映を進める長野県民の会」の代表の伊波さんからご挨拶がありました。
伊波さんは、風化させてはならないとこの映画を作らせた事件、1959年6月30日の米軍機の墜落で学童11名をふくむ17人の命を奪い、重軽傷者210人という大惨事となった石川・、宮森小学校のすぐ隣の学校に通っていたそうです。
「先日の沖縄県民の大集会の記事の報道は本土と沖縄ではこんなに違う」と、8ページにわたって報道した琉球新報を紹介しながら、「この映画で、沖縄を知ってほしい。多くの方に見てほしい」と胸にせまるごあいさつでした。
会場には、沖縄の資料が展示され、皆さん食い入るように見ていました。
こうした取り組みは、試写会ならではです。
映画は、若者の成長を中心に据えた、とても感動する内容でした。私は、鼻水、涙が出っぱなしでした。
沖縄県民の苦しみは、計り知れない。沖縄県民の問題なのではなく、われわれの問題なのです。
心の深くから感動がおこり、怒りがふつふつとわき、理不尽とたたかうエネルギーが膨張した思いです。
オスプレーなどとんでもない。安保は廃棄しかない。日本は独立国、主権在民、恒久平和を願う九条を持った国です。アメリカのものではありません。
医療生協のお仲間と、少し遅い昼食を一緒にたべながら、感想を言い合い交流してきました。
みなさん、同じように感動していました。
「基地労働者の苦しみも、よく出ていたね」「若者が良かった」「基地のそばはすごい騒音なんだね」・・・・みんなハンカチを出すのでごそごそと音がしないように気を使ったそうです。