須坂市のMさんが着物生地でつくったこいのぼり。元気に泳げ!!子どもたち!!
仕事中の娘夫婦に変わって、孫の予防接種のため中央病院の小児科に行きました。
まあなんと、周りは顔見知りの方がたくさんいました。
中央法律事務所の弁護士ママと「あ~ら、こんにちわ!」「忙しいでしょ。どうやっているの」など家事と育児のやりくりの話で盛り上がりました。
病院職員のDさんもご夫婦で来ていました。「うちと同じくらいですね!」。
Nさんも「3人目なんですよ」と。
「うちの孫が来てるから、のぞいてみたの」とリハビリ病棟のRさん。
そして子どもの話に花が咲きました。
知らない方とも、子どもがいるとすぐお友達になれますね。「何か月ですか」とか「髪がふさふさですね」とか、話の糸口は子どもがいくらでも作ってくれますから、子どもって人をつなぐすごい存在です。それに、子どもは周りに笑顔を広げてくれる。子どもを見て怒る人はいないもの。
私はばぁばなんだけどね、ママになった気分。若いママと同じくらいの年の錯覚に陥り、若返った感じね!!ばぁば役も悪くない。
さて、先に診察室に入った子の泣き声が響きます。中にはまったく泣かなかった子もいました。豪傑だ!
雰囲気を察知してか、すでに待合室で号泣の孫です。
孫の今日の予防接種は3回だと思っていたら、4回も注射をしたのです。
ヒブ、肺炎球菌、ポリオ、3種混合です。しっかり抱っこして、「がんばろうね!」。
ブス!と刺されるたび「ギャーーー!!」と真っ赤になって悲鳴です。もうおさまらない。そうなるだろうと我慢させていたミルクを飲ませてその場はごましたが、その後、予想通り保育園には戻れなかった。
思い出すのか、抱っこしていないと泣いて泣いて、泣き続けて、寝たと思ったらすぐ泣きだして・・・の繰り返し。
何もできないのだから、ああ、まいったな。ママ早く帰ってきてよ。
ところが、第一線に復帰した娘は、日々日々、忙しくなってきています。基本的には子どもを寝せる時間には帰れるように職場の仲間が考慮してくれて、本当に感謝しています。孫は、8時には寝てしまいます。そこを逃すと、これは大変なことになるのです。リズムが狂ってご機嫌が悪くなって、もう、大変。
ところが今日は「帰れなくなった。お父ちゃんに頼んだからお願い」との電話です。
あわてて帰ってきたお父ちゃんにバトンタッチ。
今頃お父ちゃんは、一人でお風呂に入れて寝かせる役目で、悪戦苦闘していますよ。
みんな、こんな風に毎日を何とかバタバタとくぐり抜けて、子育てしてきました。多くの人の助けを借りながら。
でも、ばぁばになって特に実感することは、バタバタした子育てはよくない。子どもに向き合うことができる余裕がほしい。
保育園ではさまざまな家庭環境に出会います。
応援団もなく、2つも3つも仕事を掛け持ちで頑張っているシングルママ、また、2重保育で頑張るご夫婦、子どもを迎えに行くのは夜の9時とのこと。
「ママが起きれなかったから、朝ごはんないの」と話してくれた子どもの言葉がいじらしくてかわいそうで、お母さんの胸の内も想像すると私の胸も痛み、こんな社会ではいけないと強く思います。
そんな思いを込めて、昨日、党が発表した「働くみなさんへのアピール」を読みました。
いつかのドイツでの労働条件改善のたたかいのスローガン、「5時からの父さん、ぼくのもの」でしたね。とても素敵です。