中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

一区のご苦労さん会がひらかれる

2005年09月17日 22時38分16秒 | 活動日誌
 選挙事務所で支えてくださったかたと宣伝カーの乗務員のご苦労さん会が開かれました。
 選対で不眠不休で支えてくれた事務所の方、毎日の食事を担当してくれたおばさんたちや、アナウンスをやってくれた若者などなど、それぞれの立場での感想や意見の交換もして、楽しく元気の出る集まりとなりました。
 若者のTさんは、大変がんばったからこそですが、感極まって涙ぐんでいました。悔しさと、「政治を変えたい」という気持ちひとつにがんばった仲間への信頼とが溢れていた涙でした。
 さすが共産党ですね。みんなしっかり前を向いて、しっかりやっていこうとの決意も新たにしました。

 明日は、朝地元神社の掃除の後、うちの前の東山公園の草取りの掃除があります。今日はこれにて。

 庭のしそが花をつけ始め、実ももう少しで収穫です。
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アスベスト被害は身近なところでも

2005年09月16日 17時59分12秒 | 活動日誌
 アスベスト被害が身近なところで広がっています。今日受けた相談は、旧国鉄労働者だったお父さんが退職してから発症し、亡くなった後で実はアスベスト被害による悪性中皮腫だったとわかった方でした。
 でも、死亡してから3年たっていることが原因で、一時金をもらう対象からもはずされています。
 
 申請の資格は、労働基準局は死後5年以内、職場であった旧国鉄の基準は2年以内と差があるため、労働基準局でも壁があり、申請もできない情況です。
 しかし、運動を強めて国会で時限立法でも解決を目指し、留め置きになったとしても、窓口になっている清算事業団に申請だけはしておこうとなりましたが。
 
 この方は遺族年金の対象からも外れており、お父さんは旧国鉄で一生懸命働いてきて、その職場で得た病気で亡くなったのに何の保障もないのです。こんな理不尽なことがあるでしょうか。
 病を得なければもっと長生きしたかもしれません。労災認定と国による被災保障を一日も早く確立しなければなりません。

 いま、このような被害が大変な勢いで広がっています。
労働者だけでなく、工場の近くの住民にまで影響が出ているのですから深刻な問題です。
 
 1975年にはすでに、ILO、WHOで、アスベストの発がん性を指摘し、その前の1965年には先進国であったイギリスで、アスベスト工場周辺の住民の大勢に中皮腫が発生したことが問題になっています。
 それなのに日本では、政府が30年も危険を放置しアスベストを輸入し続けたのです。ヨーロッパでは禁止の方向にあったのに、日本が全面禁止に踏み切ったのは1995年のことです。
 企業とともに、大本の国の責任は重いといわざるを得ません。

 長野では昭和石綿の裁判で、全国に先駆けての企業の責任を認めさせてきました。当時、衆議院候補だった富の森啓二弁護士と共産党の頑張りがありました。

 中皮腫は、想像を絶する苦しみが襲い、確実に死に向かう病であることが、一層私の怒りを駆り立てます。しかも発病まで10年も、20年も、30年もかかるのです。2年、5年など期限を区切っての対応で知らん顔をするのは許されないことです。

 私も、力を尽くしたいと思います。
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朝から新聞の取材をうける

2005年09月15日 19時48分18秒 | 活動日誌
 候補者だった人の選挙後の活動を報道する記事の一環ということで、S新聞社の取材を受けました。
 平素の毎週木曜日の朝は朝陽駅頭でのご挨拶です。朝陽駅、本郷駅、そして長野駅頭での週3回の朝のご挨拶も丸6年続けてきました。
 今週から日常生活に戻ったので、早速再開し、選挙結果の報告と感謝の言葉、今後の決意をお話しました。朝陽駅は、いつも石坂県議、永井市議と一緒です。
 そこへ取材にこられました。
 
 「選挙が終わったのに街頭宣伝は続けるのですか。」
 「共産党の言っていることは自分の身になって考えても、うなずけるのですが、なぜ票がこないのですか。」などなど・・・。

 マスコミの異常な小泉旋風作りが大きな影響を及ぼしましたが、最悪の選挙制度であっても、マスコミが何を騒ごうとも、負けない力をつけるために、今回の選挙の反省を真摯に行いたいと思います。
 しかし短期決戦で、これだけふみとどまることができたことは、大いに確信を持っていいと私は思います。風頼みの民主党は、政権交代どころか大後退してしまった中での共産党のがんばりに自信を持って前進を目指したいと思います。

 何人もの方から「ご苦労様でした」「またがんばって」と声をかけていただきました。

 今日は会議の一日、夜は昨日に引き続き、近所のお宅へ結果のチラシをお渡ししながらお世話になった感謝のご挨拶まわりをしました。
 「どうして自民があんなに取るの。頭にきちゃう。小泉さん、やっていることがおかしいですよ。」
 「お金持ちだけが良くなるのですね。介護施設では本当に困っています。」
 「戦争にしないように、負けないでがんばって。」と、ここでも沢山の励ましをいただきました。
 
 自民・公明党は「憲法常任委員会」を設置を提案してきました。民主も応じています。「調査会」から具体的に国民投票権を審議する新しい危険な段階に入ろうとしています。
 選挙戦でひた隠しにしてきた増税、憲法問題を、露骨にも即座に出してきています。へこたれている暇などありません。

 今日のスケッチもゆりですが、昨日のカサブランカではなく、鉄砲ゆりです。これもプレゼントしていただいた花です。うちは今、お花で一杯。皆さんの心遣いが嬉しいです。
 「栄華をきわめたソロモンでさえ、野のゆりの美しさにはかなわない」そんな言葉を思い出して眺めています。

 
 
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選挙戦で出合ったなみだ

2005年09月14日 16時11分52秒 | 活動日誌
 今日は休みをもらって一日うちでゆっくり過ごしました。

 新聞報道によれば財務省の来年度予算は、予想通りの概算要求です。定率減税の全廃で国民負担は3兆3千億円、高齢化に伴う社会保障の自然増分を圧縮し、一方では、大企業のための大型公共事業や軍事費などの無駄使いはそのまま温存です。 大企業の法人税減税はそのままどころか、年間1兆2千億円にのぼる研究開発IT促進減税も継続する勢いです。

 財務相の言葉は、あまりにも身勝手です。「総選挙での国民の意思は無駄を徹底的に省けということだと思う。・・・」
 誰にとっての「無駄」なのでしょうか。
 大体、得票47パーセントで議席は73パーセントも獲得している小選挙区制に問題があるし、比例のほうもブロック別にせず全国ひとつで見れば自民、民主とも議席をへらすはずです。
 民意を反映しない選挙制度の上に、民主は比例80削減を言うなど、少数政党をなくす方向は、民主主義の破壊へ向かう道です。

 私は、このような動きに大変危険を感じています。昔、このようにして、知らず知らずにものが言えない情況が作られ、国民総動員で戦争へとひたひたと進んで行ったのではないでしょうか。莫大な戦費と「死の商人」が儲ける影で、国民がどれほどの苦しみを受けたことか。それも、「国のため」と教え込まれて。

 私は今まで5回の戦いに挑みました。衆議院3回、参議院1回、知事選。しかし、今度の選挙ほど、出合った方の涙を見た経験はありません。
 
 「共産党」と聞きつけてシルバーカーを押して出てきてくださったある方は、私が演説する前なのに私の手を握り「助けて。がんばって。」と目に一杯の涙で訴えられました。「助けてくれるのは共産党しかいない」とのすがるような気持ちに、訳は聞かずともその方の生活が手に取るようにわかるような気がして、私も涙ぐんでしまい、「負けられない!」と心から思いました。

 ある団地では、演説の後、中年のお母さんが言葉にならずにただ泣いておられました。介護が大変なのか、お父さんがリストラされたのか、子どもの教育費で悩んでいるのか・・・・。

 貧富の差がどんどん拡大しています。政治とは暮らしを守ること、弱者を大切にすることです。弱い人が泣いている政治は間違っています。
 出合った沢山の涙に応えるためには、ますます元気でがんばろう、多くの方と手をつないで、と、新たな力が湧いてきます。

 「ご苦労様」と、皆さんから花束をいただきました。大輪のカサブランカの甘い香りに、多くの方と連帯して戦った喜びを感じています。
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お世話になりました

2005年09月13日 12時04分40秒 | 活動日誌
 選挙中に有権者の皆さんにいただいたご支援、ご協力に、心から感謝し申し上げます。ありがとうございました。今朝は早速、長野駅の街頭からも、これからの決意を申し上げてきました。
 
 私は、小泉構造改革に真正面から対決し、郵政の民営化きっぱり反対、庶民増税ではなく、大企業からこそ応分の税金を、憲法九条を守って平和な日本を、と、こころをこめて訴えてきました。
 
 結果は得票を伸ばし9議席を守り抜きましたが、木島さんの議席奪還を果たせず、悔しい思いです。しかし、私たちの訴えは、必ず国民の皆さんの心に響いていることと思います。

 いっそう、暮らしが大変になり、憲法が脅かされる方向での動きが強まることでしょう。「確かな野党」の公約を実行するために、力を尽くすことをお約束します。政治を動かすのは世論の力、まともな願いは必ず実ってゆくと信じて、皆さんと力を合わせて頑張っていく決意です。
 

 今後とも暖かいご支援をよろしくお願いいたしまして、御礼のご挨拶といたします。

しばらく留守をしていた間に、県委員会に植えてあるざくろの、たった一つだけ実った実が色づいていました。トップページのスケッチです。
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