中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

しんぶん「赤旗」主催・囲碁将棋北信地区大会開かれる

2005年10月02日 20時33分15秒 | 活動日誌
 第47回のしんぶん「赤旗」主催の囲碁・将棋北信地区大会が、長野市社会福祉センターで開かれ、会場一杯の参加者でにぎわいました。

 昨年は、地区大会は全国257箇所で行われ、1万人以上の参加で大成功していますが、アマチュアの大会ではこれほどの規模のものは、ほかに例をみません。

 さらに昨年は、囲碁部門での全国大会で、北信地区から優勝者を出しています。豊野町に住む、18歳のTさんでした。北信大会は一躍、全国の注目を浴びました。

 私は、ここ5年、この大会の実行委員長のお役目をしています。囲碁も将棋もしない私ですが、ご挨拶に伺うたび、皆さんの熱心さと大変な集中力には毎年驚かされています。
 趣味は人それぞれいろいろありますが、こんなにも熱中してしまう趣味はないだろうと思うくらいです。皆さん本当に囲碁・将棋がお好きなのですね。

 今日は審判を毎年してくださっているTさんから、少人数の仲間だけでやっていたこの大会が、こんなに皆さんに愛されるようになるまでのご苦労をお聞きしました。並々ならぬご苦労に、頭が下がる思いでした。
 
 そのご苦労があって、「赤旗」主催ですが、赤旗の読者でない方も元論、立場を超えて集まってくださるくらい、この大会は幅の広い、しかも格調高い大会に成長してきました。

 今、憲法ととも教育基本法が改悪されようとしています。
 改悪案は「日本の伝統と文化を基盤にして郷土、国を愛する心を」育てることを強調して取上げています。
 
 しかし、真の伝統・文化として残るものには、違いを認めて共存する思想が必ず根底にあります。「郷土」「国」を愛するのはあたりまえのこと。それを含めての現行教育基本法なのに、ことさらなぜ取上げ変えようとしているのか。

 それは教育基本法の理念を捻じ曲げ、「日本的」であることの強調で個人の尊厳をしいたげて国策を優先、それも他国を排除する国策を国民に押し付け、戦争に反対しない、従順な国民を作ってゆくことが目的だからです。
 
 日本のそれこそ伝統文化である囲碁・将棋とは全く相容れない考えです。
 囲碁・将棋は相手を大切にすることで成り立つゲームです。政府が狙っているまやかしの「伝統・文化」とは正反対のところに位置していると思います。

 審判長のTさんの話では、昨年は日本の選手団が中国河北省に出向き、友好の一戦を交えてきたそうです。今年は中国の選手団が長野にやってくるそうですが、排他的な考えでは、こうした交流さえままならないではありませんか。
 
 そして平和であってこそ、こうして大勢の愛好家が秋の一日を楽しく過ごすために集えるのですから、小泉内閣の危険性と、反戦の論陣をはっている「赤旗」の購読をご挨拶の中で訴えさせていただきました。

 ところで、今年中国からやってくる選手団は、最少が11歳、子どもが多いのですって。そして、大変強いのだそうです。昨年も日本の選手団は苦戦したらしいです。

 わが夫も、囲碁に夢中ですが、最近は相手はコンピューターが多いです。まれですが時間が取れたとき、職場でM先生にお相手していただくことがあって、そんなときは大喜びです。M先生と対等にやることが当面の目標のようです。
 今日は「行こうかな」などといっていましたが、日直になってしましました。残念でした。

 午後は大会は失礼して、中野市で野口市会議員と支部のKさんとお礼まわりをしました。

 

 
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