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今日付けの赤旗日刊紙は一面で、ドイツが原発を完全に停止することを報道した。
思わず感嘆の声を上げた。
3面には経過も報道され、努力の跡を感じた。
私が、農民連主催の再生エネルギーを学ぶ旅に、ドイツとドイツとの国境付近のスイスに行ったのは2013年4月、6日から14日の9日間。
ちょうど10年前になります。
国上げての取り組みに衝撃を受けました。
再生エネルギーに取り組む方の言葉で、印象的だったこと。
スイスのチーズ工場の責任者はもとは原発推進者の中心人物でした。
それが、バイオマスで工場を動かし、余ったエネルギーは地域の住民宅の暖房や温水のために使っていました。
地域住民が資金を提供し、会社はお礼に年一度、チーズを配給していました。
その責任者の方の言葉
「福島原発事故で、原発はもうだめだ、と思った。チェルノブイリ事故の時は、ロシアは技術が甘いと思った。しかし、高度な技術を持つ日本の原発が制御できなかった。だから、もうだめだと思った」
また材木店の経営者は
「福島の原発を経験して、なお原発に固執するのはおかしい。原発はもうだめだ」と。
訪問する先々でお聞きしました。
コロナ前、最後にたずねた国はNZ、NZでも原発エネルギーはゼロ、再生エネルギー100パーセントにするために努力していた。
とくにNZで注目したのは地熱発電、日本御温泉街で出来ないものかと思った。
世界の流れは脱原発だ。
ドイツでは、小さな村・町での再生可能エネルギーの取り組みに、国が援助していました。
再生エネルギーは小さな単位の地域を対象にした方が作りやすいのですね。
ドイツは、あの第二次世界大戦の責任もきちんととっています。
いまだに、ナチの残党を探す組織があり、ナチの蛮行を許していない。
日本の政府と何という違いでしょうか。
戦後、戦犯が政治の世界に返り咲いた日本、その無反省さがいまだに延々と続いている。
政治を変えたい。フツフツと思う。
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