映画「明日へ」を観て行きました。主張が無理なく貫かれていて、感動を呼びました。今、上映しなければならない内容だなと思いました。
「戦争は罪悪である」と主張し、害された、実在した人物をモデルにしたフィクション。戦争に同調し、お国のために死ねと教えを説いて歩いた仏教界で、自分も積極的に戦争に加担した和尚が、ある事件から「不殺生」の立場に立つ。
和尚の役を演じた中原丈雄が圧巻でした。
少し前、期待して観た映画「小林多喜二の母」には、正直がっくり来ました。主演の寺島しのぶがかわいそうなくらい、薄っぺらだった。
今度はどうかな・・と思って出かけたので、期待を裏切られず良かった。
「信州上映を進める」では、県内の津々浦々での上映会を呼びかけています
今のところ1月のは小布施犀北ホールで、12月には長野市のフリースペースプリコで予定されていますね
問題は、若い方にどうしたら観ていただけるか、です。歴史は過去のことだから忘れていいものではないからです。戦争への道を歩もうとしている、若者の今の時代に直結しています。
今日も、見渡せばほとんどが年配者。こうした映画は若い方々にいは、「暗い」「仕事でストレスいっぱいなのに、小難しいものは見たくない」などと、敬遠されがちなのでしょうか?
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