中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

桑グミ

2024年06月07日 20時41分35秒 | 活動日誌
Aちゃん、あそこの桑グミ、食べ頃だよ」とバァバ。
 
「知ってるよ。でも、そこはねえ、粒は大きいけどおいしくないんだよ。
沢を上ったところのあそこの方が小さいけどおいしいんだ。いつも綱を持って行ってるよ」
 
「なにするの?」
 
 
「棒を拾って、綱を巻きるけて枝に投げるんだ。そして引っ張る。すると枝が下がるから桑グミが採れる」
 
「なるほど」
 
 
「こっちのヤブを通ると虫がいるから、沢をわたるんだよ」
 
 
「こっちに行くとフキノトウだのわさびだのでしょう?でも、あっちはすぐ食べれるものがある」
のだそうです。
 
 
森を熟知しているお孫ちゃん。
 
でも、もう、桑グミを食べる子も少なくなったかなあ。
 
いつだったか、珍しく公園にいた友だちに桑グミをあげたら、「これなに?」といって、口に入れたが「ペッ」とされてしまった。
 
うむ・・・お菓子みたいなおいしさではないものねえ。
でも、おいしいんですよ。
 
長野の子は、昔は口を真っ黒にして、食べたそうだ。
 
お蚕さんを飼っていたから、桑の木はたくさんあったのですね。
 
そうだ、桑グミを絵に描きたくなった。取ってきましょうかね。今日の絵はヒメオドリコソウ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする