北部地区で活動。用事で銀行に歩いて行く途中、「まちかど土びな展」を見て歩きました。
中野市は土びなで有名です。
奈良家、西原家の2軒が、伝統の土びな作りをしていますが、31日の即売会は、長蛇の列となると言います。
いつもは車で通りすぎる町も、こうして歩いてみると、商店街一軒一軒の特徴もわかるし、商店がそれぞれ、土びなを飾って観光客や買い物客にご披露しているのも見ることができます。歩いて得しました。
新潟県の村上市でも「お人形さまめぐり」と言って、商店街の店が、歴史のある雛人形の他、それぞれ自分の家の「お宝人形」を展示して、観光にしていますが、それと同じような取り組みですね。
「こうすれば、人形も日の目を見るね」と、瀬戸物やさんで会った観光客が言っていました。ほんとだ。
そうそう、村上の共産党市会議員の相馬さんの実家は漆塗りの漆器を扱っている老舗で、300年以上の歴史のある「ほていさま」があります。
私も見せていただきました。一年に一回、日の目を見るのだそうです。そして、人形が傷むので、写真は御法度。でも、私はとくべつ許していただいて、バッチリ、撮って来たのですよ
見てきた土びなを紹介しましょう。
しもた屋でしたが、道路沿いの「サッシュを開けてみてください。終わったら閉めてください」とありました。
商店で。ほとんどのお店に飾ってありました。
奈良家と西原家の人形がそれぞれ。ウインドウのガラス越しに。
奈良家は親しみやすい素朴な人形、西原家は歌舞伎や歴史上の人物を作ることが多いようです。
なんで「ふぐ」と恵比寿なのかなあ?
これはすごいね。びっくりした!たくましい足だ。
三国志だね。
ガラス越しでうまく取れなかったけど、両脇の人形は年代ものです。
初めて見たとき感動して、私のエッセー集「時計の下の赤ずきんちゃん」でも、このことを書きました。土人形はほのぼのしていいものです。