あるきメデス

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フランス8日間の旅 第3日(アヴィニョン、ポン・デュ・ガール、リヨンを訪ねる)②

2013-06-18 21:55:37 | フランス旅行
 第3日 2013年5月30日(木)(続き)

 14時15分にニームの町の凱旋門横の駐車場を出発して、約230㎞北の都市リヨン
(Lyon)に向かう。

 3車線から4車線もある「欧州道路」と呼ぶ高速自動車道路。順調に進む車窓の東側、
丘陵上に何か所か古城が望まれる。途中、15時30分から20分間、売店やトイレなど
のあるサービスエリアのような場所で休憩した。

 さらにリヨンに向かって走る途中、一時雨になったが、そう長くは続かずに雨のエリア
を抜ける。ゆったりと流れるローヌ(Rhone)川を渡ってリヨンの市街地に入り、さらに
次のソーヌ川(Saone)も渡って右岸川沿いを進む。

 流れには観光船らしいのも見られ、対岸には新市街の近代的な建物が続いている。


 リヨンは、スイスやイタリア国境に近いローヌ・アルプ地方の中心都市で、フランスが
ローマ帝国に占領される以前から首都として発展した古い歴史を誇る町とのこと。織物産
業が発展して16世紀以降、目覚ましい発展を見せ、旧市街はローヌ・アルプ地方で唯一
の世界遺産に登録されているという。

 旧市街に近づくと17時近いので夕方の渋滞状態となる。


 鉄道橋↑の下を過ぎて旧市街に入り、渋滞の間を縫ってフルヴィェール(Fourviere)の
丘に向かって上がり、17時18分頃、フルヴィエール寺院の大聖堂近くに着いた。



 18時10分までフリータイムとなり、まずは大聖堂に入って内部を拝観する。フルヴ
ィエール寺院は、1872年から24年かけて市民の寄進により造られたとのこと。



 白を基調とした落ち着いた外観から堂内に入ると、精巧な装飾や彫刻に彩られていて、
たくさんのステンドグラスやきれいな彩色の宗教画とともに目を奪われる。

































 堂内を一巡してそれらを眺めた後、大聖堂の西北に回り、町を一望できる展望広場に行
く。


 北側はるかまで、赤い屋根とクリーム色の壁面の落ち着いた建物の続く町並みが一望で
き、眼下にソーヌ川の流れも見下ろせる。









 今回の旅では最高の展望地であった。


 バスに戻ってフルヴィエールの丘を後にする。

 ソーヌ川沿いに下って旧市街の町並みや大聖堂を振り返り、流れを通過する船などを眺
めながら進んで、18時半頃中心街の橋のたもとでバスから下りる。







 旧市街の細い通りを進んで壁面に豚の描かれたレストラン↓に入り、夕食のポーク料理
を味わう。19時40分にレストランを出た。




 3日目の宿、イビススタイル(ibis styles) ホテルチェーンのリヨン ヴィルバンヌ
(Lyon Villeurbanne)に、20時過ぎに着いた。外はまだ明るい。

 エレベータホールの2台のエレベータ周辺には、大きな動力機械の写真が描かれていて、
扉が開かないとどこがエレベータの位置か分からない。(歩数 13,800)




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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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すばらしい! (junjun)
2013-06-19 05:38:24
聖堂のステンドグラス、高台からみる町並み、ほんとにすばらしいですねぇ~。
これだからヨーロッパ旅行は人気があり、何度も足を運びたくなるのですね!
返信する
百聞は一見に (saikoroat)
2013-06-19 10:30:07
テレビの映像で見るのとは違い、やはり大きさや広がり、歴史の重み、
雰囲気などは、現地に行って肌で感じないと分からないですね。
聖堂の高さ、ステンドグラスや天井の大きさなど、伝えられないのが残念です。
返信する

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