あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路ふた旅第17日

2006-11-27 21:05:05 | Weblog
昨日の激しい雨は上がったが、雲が低く垂れ込めている。
6時から岩本寺本堂でお勤め、天井画のことや、無理せずに歩くよう、お話をいただく。
宿坊からのお接待を頂き、7時30分に出発した。
町並みの外れで国道56号にでる。角で、大きな水車が回っていた。
5km近くのところで、遍路道に入り、片坂を越える。国道を挟んで一之瀬遍路道。杉林を下り、国道に戻る。
拳ノ川沿いに進むみ道のかたわらで、ヌルデの紅葉が色鮮やか。
佐賀温泉の先で、川の対岸の四国のみちに回る。
国道よりアップダウンが少なく、車も通らないので、晩秋の里山や、昨日の豪雨で増水した流れなどを眺めながら5kmほど進む。
伊与木駅に出て、休憩していたら、雨が落ちてきたので、雨具を付ける。
次の遍路道は、昭和14年まで県道だったていう、1車線だけの狭い車道。途中の熊井トンネルは、レンガ積みの趣きあるものだった。添付写真でご覧下さい。
土佐佐賀駅で昼食。近くのコンビニで買ってきた弁当を食べる。
佐賀の町を抜け、鹿島が浦沿いに半円形に回って、高みに上がると、海を見下ろす展望がよい。
この辺りは、幡多十景鹿島が浦と呼び、土佐西南大規模公園になっている。
青い海と、岩に砕ける白波の景観が続く。
すっかり晴れたので、雨具をしまう。
白波から灘へと、波打ち際に下り、国道は90度カーブして、西に向かう。
有井川に入ると、左手はるかに長い岬が、霞んで見える。明後日到達予定の足摺だろうか。
16時14分に民宿日の出に着いた。部屋のまどから、間もなく海に入る夕日が、良く見えた。
というわけで、今日、明日は、ひたすら足摺岬に向けて歩を進めるのみ。昨日の37番岩本寺から、足摺岬の38番金剛福寺まてで80Kmある。
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