あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

インドネシア ジャワ島とバリ島を巡る6日間の旅③(続き)

2014-02-02 17:49:47 | 東南アジア旅行
 2014年1月23日(木)(続き)

 == バリ島 デンパサールからキンタマーニ高原へ ==

 キンタマーニ高原の素晴らしい展望を楽しんだ後、ビュッフェ(レストラン)で、バイ
キングタイプの昼食をする。




 食事を終えてバスに乗り込むと、ここでも民芸品などの物売りが寄ってきた。
        


 そばの道路際には果物のかごが並ぶ。13時30分にキンタマーニ高原のビュッフェを
出発した。

 バスは南に向かって高度を下げ、14時10分にライステラス(棚田)で知られるテガ
ララン(Tegallalang)村に着いた。


    
 車の交差が難しそうな狭い通りに土産物店が立ち並び、谷を隔ててライステラスが望ま
れる。





 以前は土産物店など無かったようだが、2010年に公開されたジュリアン ロバーツ
主演の米国映画「食べて 踊って 恋をして」に、このライステラスが登場して、一躍人気
になったのだという。




     
 もっと広範囲に広がるライステラスを期待していたが、あまり広くはない。でも、急斜
面に微妙なカーブを描く棚田とヤシの木の並び立つ景観は、バリ島ならではのものである。




 ライステラスの草を刈ってきたのだろうか…。


 店の前に置かれたライステラスの絵、ここの風景では無さそう。

 バリ島にはほかに、世界遺産に登録されている棚田があるという。

 15分ほど観覧してバスに乗り、さらに南へと下り、テガラランから約6㎞ほどのウブ
ド(Ubud)の町並みに入った。

 ウブドは、バリ島の芸能、芸術の村として知られるところ。オランダ統治下の1930
年代に欧米の芸術家達が次々に居を構え、西洋の息吹を受け入れて新しい芸術を生み出し、
バリ文化の中心になったという。

 通りにはたくさんの店やレストランなどが並び、散策している人も西欧系らしい顔立ち
がほとんど。

 狭い通りの片側は車やバイクの駐車場になってしまい、車の交差が難しい状態で大渋滞
となっていた。

 バスは渋滞に巻き込まれ、なかなか進まない。後から戻ってくるモンキーフォレスト前
を通過して、ようやく商店街を抜ける。


 この辺にも、ヒンドゥー教徒の内寺(うちでら)があちこちで見られる。


 15時31分に、ウブド中心部の北西郊外にあるネカ美術館に着いた。


 ネカ美術館は、バリ島一の美術収集家、ワヤン・ステジ・ネカ氏が収集したコレクショ
ンを展示しているもの。


 展示棟は7棟からなり、バリ絵画やオランダ人画家の作品、1930~40年代のバリ
のモノクロ写真、インドの叙事詩やバリ島の民話などを描いた絵画、現代インドネシア絵
画などが部屋ごとに分けて展示されていた。

 展示棟内は撮影禁止なので、もらったリーフレットの絵をご覧いただき、あとは広い館
内の庭園や建物を紹介する。

        
        「アルジュナの結婚」 ルドルフ・ボネ画(1953)

        
        「ひかれ合う心」 アブドウル・アジズ画(1974~75) 





 16時10分にネカ美術館を出て、ウブドの町に戻る。渋滞は多少改善されていて16
時40分にモンキーフォレストに着いた。


 モンキーフォレストは、野生の猿が暮らす自然保護区。豊かな熱帯の森に200匹以上
の猿が生息しているという。


 遊歩道を進むとあちこちに猿が見られ、親子づれもいる。





 遊歩道の分岐点に大きなガジュマルが高く枝を広げていた。



 その分岐を左に進むと、ダルム・アグン・パダントゥガル寺院があるが、祭礼の日とか
で中には入れない。




 その辺りにも多くの猿の群れがたむろし、周辺の石像も猿を刻んだものが多い。


 17時過ぎにモンキーフォレストを出て、そばの駐車場付近からウブドの町並みを30
分ほど散策の時間となった。



 だが、町並みに向かおうとしたら雨が落ちてきたので、私を含め多くの人がバスに戻り、
バスの中でしばらく休憩する。でも、雨はすぐに止んだ。


 今日の観光はここで終わり、17時40分にモンキーフォレスト近くの駐車場を出て、
ホテルに向かう。

 バスは1時間近く走ってデンパサールの町並みに入り、通りにあったコンビニ、ミニマ
ートに寄って買い物タイムに。


 日本のコンビニと同じくらいの広さだが、棚積みの商品はかなり多く、食料品がほとん
どである。


 このミニマートとサークルKの二つのコンビニ店は、翌日も、通過した沿道の何か所か
で見られた。

 19時25分に連泊のホテル パトラ ジャサ バリ リゾート ビラに着く。部屋に戻らず
レストランに直行し、夕食となる。レストランの一角ではバリ音楽の演奏をしていた。


 20時15分に食事を終え、別棟になっている各々の部屋に戻る。雨季だが、今日も雨
はわずかで、傘を差さずに1日観光することが出来た。(歩数 7,300)
 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (萌音)
2014-06-10 07:05:35
こんにちは。バリ島のブログを読んでたらコチラに辿り着きました。写真がキレイでおしゃれなブログですね。羨ましいです。

返信する
Unknown (saikoroat)
2014-06-10 10:07:29
萌音さん、ご覧いただきありがとうございました。
現地の様子をより多くご理解いただければと思い、
写真を多めにして紹介しています。
またのご来訪をお待ちしています。
返信する

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