あるきメデス

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梅雨入り前の石神井公園周辺をめぐる(東京・練馬)④

2022-06-11 22:43:56 | 江戸・東京を歩く
 2022年6月1日(水) 〈④ 池渕史跡公園から石神井池南岸へ〉
  
 石神井公園ふるさと文化館の観覧を終えて東側入口から出て、そばの「練馬区立 池淵
史跡公園」へ。


 公園の説明パネルから。


 まずは、すぐ東側にある練馬区指定文化財の旧内田家住宅へ。

 区内でかつてよく見られた かやぶき屋根の民家で、練馬区中村にあった民家を平成22
(2010)年に移築したもの。

 明治20年代(1888~)初めの建築と推定され、一部に江戸時代の古材も使われて
いるという。


 玄関から入って内部も見学できる。




 池渕史跡公園もいつものように一巡する。園路沿いには、区内各所にあった庚申塔や馬
頭観音など、江戸時代の石造物が配置されている。それらの一部
     
      庚申塔 享保12(1727)年

          
           馬頭観音 嘉永3(1850)年

     
      庚申塔 元禄9(1696)年

          
       左 馬頭観音 享和3(1803)年  右 庚申塔 享保5(1720)年 

 ここは、縄文時代の竪穴住居跡で、約5000年前の住居跡が昭和47(1972)年
の発掘調査で発見されたが埋め戻して保存し、その位置を示す円形の植え込みで表示して
いるという。



 池渕史跡公園の東側には野草観察園があった。ここは来たことがなかったので、今回初
めて回ってみた。

 樹林下に20種を超える野草が植えられているようだが、この時期に咲いていた花は少
ない。花の名の記されてないものが多いので、分かった花のみ名を記す。

     
           ホタルブクロ
          



          
           シモツケソウ



 ノハナショウブ


 オオハンゲ?


 アジサイ

      
      カラマツソウ


 
 ニッコウキスゲ



 キリンソウ




 野草観察園を一巡後、旧内田住宅の背後に戻り、北側の稲荷諏訪合神社へ。歴史などを
記したパネルはなかった。


 境内の西側から北側斜面を下って石神井池の南岸に出た。


 池の西南端近くの展望テラスから、西端方面↑やそばのモニュメントなどを眺める。
     


 南岸沿いの園路を東に向かい、休憩舎の前を過ぎるとツツジが咲く。


     
      池を眺めながらさらに東へ進めば野外ステージがある。



 
      近くに外来種のキショウブが2輪だけ咲いていた。
     
 
 池の北東方向には、石神井公園駅周辺の高層ビル2棟が望まれた。



 池辺に咲くアジサイや対岸の瀟洒な民家、池のボートなどを眺めながら進む。











 石神井池の東南端近くではアシ原の間を抜けて、アジサイ咲く公園の東北端のボート乗
り場際近くに戻る。




 駅に向かうのに帰路は、往路のバス通りよりひとつ西側の通りを進む。こちらの方が車
の交通量が少ない。


 沿道のマンション前に、ビオウヤナギなどが咲く。


     

         
 都内の電話局番が3桁時代の古い電話番号を記した店は、閉店したのかシャッターが下
りていた。

     
 駅近くの交差点で右折し東へ、歩行者天国の商店街を進み、15時35分に石神井公園
駅に戻った。



 15時43分発西武池袋線下り、飯能行きに乗る。

 (天気 晴、距離 7㎞、地図 「練馬区農産物ふれあいガイド」の地図、「石神井公
  園ガイドマップ」、歩数 13,200)                 〈完〉     
   



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