8月13日(木) 晴後曇一時雨
=フランクフルトからバッハラッハへ=
フランクフルトユースホステルにて7時に朝食、明け方の雨が上がった
8時に出発する。マイン川左岸(南岸)沿いの遊歩道をに西に進む。
自転車通勤らしい人が、かなりのスピードで次々に通過して行く。道路
沿いの木々は色づき始め、初秋の気配。川岸に、日本では見慣れに鳥が
数羽散歩していた。
船上レストランが幾つか並び、その中に昨夜シルマンさんに頂いたのと
同様な壺が飾られた船や、花で彩られた船などが目につく。
対岸に、上部が顔のように見える高層ビルが近づいてきた。歩行者と
自転車だけ通行可の吊り橋を渡って右岸に回り、さらに木々と芝生の多
い遊歩道を先に進む。
4~6階建ての古いオフィスビルなどを見ながらFridens橋際まで行き、
「トラム」と呼ぶ市電の走る通りに入る。9時頃フランクフルト中央駅に着
き、10時50分までフリータイムとなる。
まず、駅構内の案内所や地階とホーム際の書店をのぞく。ちなみに、
ドイツの駅には改札口は無く、ホームには自由に出入りできる。
中央駅には23番線までのホームがあり、背の高く重厚な鉄骨のドー
ムが幾つも並んでホームを覆い、駅の歴史が感じられる。
次々に出入りする列車の写真を撮りながら、一番奥の方のホームまで
行ったら、「日本の方ですか?」と声をかけてきた人がいた。マウンテン
バイクでフランス、オランダ、ドイツなどを40日余り走り回ったという行田
市のMさん。
歳は私より一つ下という同年代の同県人、道を間違えた苦労話などを
ベンチでしばらく伺う。昨夜は中央駅近くのユースホステルに泊まったと
いう。
20番線からの11時08分発コブレンツ(Koblenz)Hbf行きは遅れて入線、
11時19分に発車した。
2階建て列車の2階席なので、外の眺めがよい。豊富な流れを見せる
ライン川を渡って左岸沿い、対岸にブドウ畑や古城などが見えてきた。
だが下車予定のバッハラッハ(Bacharach)駅は通過し、次のOverwesel
駅で下車し、折り返すこととなる。
12時40分頃着いたが折返し列車は13時26分なので、駅周辺を巡る
ことにした。線路に沿ってきれいな家並みが続き、一部工事中の教会の
横から坂道を上がると、ラインの流れと行き交う観光船などが見下ろせる。
そばの民家の庭に、その後何回か味わった小さいリンゴが色づく。坂の
上に古城が見えていたが、そこまでは行けずに引き返す。駅のそばに、
その古城の城門の一部らしいものが残っていた。
バッハラッハ駅には13時30分に着く。見上げると、宿泊するユースホス
テルになっているバッハラッハ城が見えるが、その前に明日乗船するライン
下りの船着場に行き、時刻や料金を確認し乗船券を購入する。
60歳以上で明日の金曜と日曜日は割引率が高く、しかもグループなら
通常料金の約半額になるという。
船着場近くから見えるバッハラッハ城。手前の建物に泊まった。
交通量の多い国道の地下をくぐり、石積みの城門だったらしいのを抜ける
と、狭い通りの両側に歴史を感じる家並みが続く。
その先から、急な石段と土の道が続きひと汗かいた。上がるにつれて眼
下にライン川沿いの展望が広がる。
城の一角を利用したバッハラッハユースホステルには14時15分頃着い
た。城は13世紀初頭に建造されたもので、ライン川沿いの古城の中で、
ただ一つ破壊されたことがないという。その貴重な城にあるユースホステル
に泊まれるとは…。
ユースホステルからも、ラインの流れや、とがった屋根の家がびっしり並ぶ
町並みが見下ろせる。
18時からの夕食を終え、入口左手のロビーにやまさん持参のポスター
を貼る。
20時頃から伊藤さんのハーモニカに合わせての合唱を皮切りに、山浦
敬子さんのオカリナ独奏、敬子さんと児玉さんとの合奏、児玉さんのヴァイ
オリン独奏などが続く。
最後に昨夜同様「シルマンとアルテナ」の紙芝居で締めくくる。
開始前にやまさんが、子どもたちの大きな似顔絵を描いて人寄せしたこ
ともあり、15人以上の宿泊者が1時間ほどの間、耳や眼を傾けてくれた。
=フランクフルトからバッハラッハへ=
フランクフルトユースホステルにて7時に朝食、明け方の雨が上がった
8時に出発する。マイン川左岸(南岸)沿いの遊歩道をに西に進む。
自転車通勤らしい人が、かなりのスピードで次々に通過して行く。道路
沿いの木々は色づき始め、初秋の気配。川岸に、日本では見慣れに鳥が
数羽散歩していた。
船上レストランが幾つか並び、その中に昨夜シルマンさんに頂いたのと
同様な壺が飾られた船や、花で彩られた船などが目につく。
対岸に、上部が顔のように見える高層ビルが近づいてきた。歩行者と
自転車だけ通行可の吊り橋を渡って右岸に回り、さらに木々と芝生の多
い遊歩道を先に進む。
4~6階建ての古いオフィスビルなどを見ながらFridens橋際まで行き、
「トラム」と呼ぶ市電の走る通りに入る。9時頃フランクフルト中央駅に着
き、10時50分までフリータイムとなる。
まず、駅構内の案内所や地階とホーム際の書店をのぞく。ちなみに、
ドイツの駅には改札口は無く、ホームには自由に出入りできる。
中央駅には23番線までのホームがあり、背の高く重厚な鉄骨のドー
ムが幾つも並んでホームを覆い、駅の歴史が感じられる。
次々に出入りする列車の写真を撮りながら、一番奥の方のホームまで
行ったら、「日本の方ですか?」と声をかけてきた人がいた。マウンテン
バイクでフランス、オランダ、ドイツなどを40日余り走り回ったという行田
市のMさん。
歳は私より一つ下という同年代の同県人、道を間違えた苦労話などを
ベンチでしばらく伺う。昨夜は中央駅近くのユースホステルに泊まったと
いう。
20番線からの11時08分発コブレンツ(Koblenz)Hbf行きは遅れて入線、
11時19分に発車した。
2階建て列車の2階席なので、外の眺めがよい。豊富な流れを見せる
ライン川を渡って左岸沿い、対岸にブドウ畑や古城などが見えてきた。
だが下車予定のバッハラッハ(Bacharach)駅は通過し、次のOverwesel
駅で下車し、折り返すこととなる。
12時40分頃着いたが折返し列車は13時26分なので、駅周辺を巡る
ことにした。線路に沿ってきれいな家並みが続き、一部工事中の教会の
横から坂道を上がると、ラインの流れと行き交う観光船などが見下ろせる。
そばの民家の庭に、その後何回か味わった小さいリンゴが色づく。坂の
上に古城が見えていたが、そこまでは行けずに引き返す。駅のそばに、
その古城の城門の一部らしいものが残っていた。
バッハラッハ駅には13時30分に着く。見上げると、宿泊するユースホス
テルになっているバッハラッハ城が見えるが、その前に明日乗船するライン
下りの船着場に行き、時刻や料金を確認し乗船券を購入する。
60歳以上で明日の金曜と日曜日は割引率が高く、しかもグループなら
通常料金の約半額になるという。
船着場近くから見えるバッハラッハ城。手前の建物に泊まった。
交通量の多い国道の地下をくぐり、石積みの城門だったらしいのを抜ける
と、狭い通りの両側に歴史を感じる家並みが続く。
その先から、急な石段と土の道が続きひと汗かいた。上がるにつれて眼
下にライン川沿いの展望が広がる。
城の一角を利用したバッハラッハユースホステルには14時15分頃着い
た。城は13世紀初頭に建造されたもので、ライン川沿いの古城の中で、
ただ一つ破壊されたことがないという。その貴重な城にあるユースホステル
に泊まれるとは…。
ユースホステルからも、ラインの流れや、とがった屋根の家がびっしり並ぶ
町並みが見下ろせる。
18時からの夕食を終え、入口左手のロビーにやまさん持参のポスター
を貼る。
20時頃から伊藤さんのハーモニカに合わせての合唱を皮切りに、山浦
敬子さんのオカリナ独奏、敬子さんと児玉さんとの合奏、児玉さんのヴァイ
オリン独奏などが続く。
最後に昨夜同様「シルマンとアルテナ」の紙芝居で締めくくる。
開始前にやまさんが、子どもたちの大きな似顔絵を描いて人寄せしたこ
ともあり、15人以上の宿泊者が1時間ほどの間、耳や眼を傾けてくれた。
毎度のことながら丁寧なレポに感心しています。
「よかったです!素晴らしい旅ができて!」
1、2を見て「いいところだなあ~。行ってみたい」との気持ちになりました。
次のレポ楽しみにしています。
今回は、歩きの前や途中での寄り道も多く、失敗や体の一部のトラブルもありましたが、百聞は一見にしかずで、いろいろなことを見聞してました。
少しずつアップしますので、またご覧下さい。