あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

第5回山里探訪講座に参加(埼玉・所沢)

2012-05-22 22:05:26 | 所沢だより
 2012年5月22日(火)

 昨日は各地で金環日食が観測されたようですが、わが所沢市でも多少雲はあったもの
の、金環日食となった7時30分前後はきれいな太陽のリングが観測できました。

 前夜の天気予報は曇りがちとのことだったので、見えるとは期待せず撮影の準備もせ
ずに寝てしまい、起きたのは7時過ぎだったので、写真に撮ることは出来ませんでした。

 でも、目ではっきりと捉えることが出来、関東では173年ぶりとのことで、一生に
一度の機会を何とか生かすことが出来ました。

 そして今日は東京スカイツリーのオープンと、2日続きでいつもとは違ったニュース
で賑わっています。一方、今日の気温は3月下旬とかで、わが所沢市も日中は15℃に
届かぬ冷たい雨となりました。

 その雨の中、13時から16時過ぎまで新所沢公民館で開催された、第5回山里探訪
会講座に参加しました。


 この会の代表、飯野頼治さんと関東百駅巡礼歩行でお会いしてこの会のことを知り、
以後、催しに参加するようになったのです。



 今日はまず、「奥武蔵の里山歩き」というテーマで、山歩きライターの打田一(う
ちだえいいち)さんの話。


 打田さんは、あまり人の歩かぬ山も多く歩かれていて、「埼玉県の山」をはじめ多く
の山のガイドの著者であり、雑誌「山と渓谷」にもたくさんを執筆されており、山登り
をされる方はよくご存じの方かと思います。




 会場の後部に並べられた打田さん執筆の著書や雑誌。






 第1部では「飯能周辺のライトハイク」と題して、①朝日山公園周辺、②宮沢湖外周
コース、③天覧山・多峯主山(とうのすやま)のコース概要を、たくさんの写真を上映
しながら説明されました。

 第2部は「少し奥のきつい山へ」として、同様に写真により④棒の折山と、⑤伊豆ヶ
岳へのコース紹介をされました。

 さらに時間があったので、おまけとして新潟県の阿賀野川沿いにある2時間で上れる
原始的雰囲気の山として、三川(みかわ)6名山のひとつの馬ノ髪山を紹介されました。

 配付された資料の中に、①の関連で飯能市の「あさひ山展望公園からの大パノラマ」
図があり、その作者の藤本一美さんも来られているとのことで、紹介されました。


 藤本さんは、各地の山頂からの詳細な展望図をたくさん描いて居られ、「展望の山旅」
シリーズの著者の1人であり、私の書棚にもこの「続・展望の山旅」があります。


 打田さんの話の中で、急坂などに設けられている木段(もくだん)について触れられ、
つくったまま補修されないものが多く、豪雨などで土が流されて歩きにくいとともに危
険であることを指摘されていましたが、私も何か所かで経験があり、同感でした。

 ちなみに、木段については、打田さんの意見も紹介したこんなブログもあります。

 質疑応答では、低山歩きの魅力についての質問に対し、短時間で充実感が得られるこ
と、不明瞭な道がけっこうあるので、頭を使うとともに動物的な勘も必要で、知的作業
や全身を使うことなどだと述べられました。

 第3部はスライド鑑賞。初めに3月24日(土)に開催された「武甲の里山を歩く」
と、4月5日(木)に実施の「所沢の秩父往還・江戸道を歩く」の模様のスライド上映
で、2回とも私も参加しているので、興味深く鑑賞しました。


 このあと年内には5回の催しが企画されており、都合のつくものはできるだけ参加し
たいと考えています。
  


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