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【リスボンの町中のタイル巡り・その一】ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

2019-09-16 | ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019
地下からようやく地上へ上がり、散策をスタート。
リベイラ市場のタイルやサンタジュスタのエレベーター(後ほどレポート)など見た後、いざ、街角のタイル巡りへ!



そもそもポルトガルへタイルを見に行こうと思ったのは、4年ほど前に始めたインスタで、アズレージョ(タイル)尽くしのポルトガル人のインスタをいくつも見たから。



ポルトガルって、こんなにタイルがあるんだ~とその時目からウロコが落ちた。
それらのインスタのタイルは特別な建物に貼られてるものではなく、街角に何気なく貼られていそうなものばかり。



そんなタイルをいつか見に行ってみたい、と思っていた。
なのでヨーロッパの旅、再開?第一弾はポルトガルと決めていた。



タイル歩きはまず身近なところからと、ロシオ広場周辺からスタート。
とにかくローラー作戦で、北はロシオ広場から南はコルメシオ広場まで、
縦に走る通りを一本ずつ制覇していこう。



建物の一階の扉周りや、二階、三階とタイルが貼られているものもあり、
次々に見つかるタイルに狂喜。


しかし、二階以上のタイルはカメラはあまり望遠効かないので取り辛い;


こちらはロシオ広場。
ロシオ広場の地面にはカルサーダスと言われる石畳が広がる。
あちこちの広場や通りはカルサーダスで模様が描かれている。



ロシオ広場は広場全体に波のような文様がゆったり描かれている。



広場の近くには老舗の有名なタバコ屋さん、「タバカリアモナコ」がある。



入口扉両脇に入れられたタイルはなんと、かえる文様。
鳥獣戯画を思わせるようなタッチの二匹のかえるが向き合う。
こちらはポルトガルで19世紀後半に活躍した風刺画家でもあり、陶芸家でもある
ボルダロの作品だという。


裏口に回ると、サギが描かれたタイルが。







クラシックな店内にもボルダロの作品があるのだが・・撮影禁止になってた。


こちらは縁取りの枠の中に繊細なラインで描かれた花





ちょっとイスラム風なデザインのタイルも。
扉や窓の間に帯状に貼られたタイル。







ブルーとグリーンの大小の正方形の組み合わせでできるデザイン。





グリーンの濃淡が美しいタイル。



扉が開け放たれた建物があり、中を見ると、修復中のよう。
しかし中もやはりタイルに覆われていた。


優美な階段とタイル。



一部タイルが剥がれ、古びた壁が露出しているのも味わいある。


グリーンの釉薬が美しいこんなレリーフタイルも登場。
アールヌーヴォーの優雅なライン。











本当にタイルの模様は無限大だなあ。


二階、三階のタイルと違ったタイルで装飾された建物も。


またまたグリーンの釉薬がきれいなタイル。



ここは元々はこの可愛い花のタイルが全面に貼られていたのかな?





こんな茶色のタイルのモダンな壁のアパートも。



レストランらしきお店の扉両脇に貼られてたタイル。


これは~美しい!
お店のドアの取っ手の一部に貼られてたタイル。








タイルだけれど、石っぽく?ペイントしたものも面白い。



こちらは立体感のあるレリーフタイル。


靴の修理屋さんがあって、店先を覗くと、こんなタイル空間が広がっていたので
了承を得て撮らせて頂いた。



郵便ポストが集まるアパートのエントランス部分に貼られてたタイル。



オランダのデルフトぽい藍色で絵付けされたタイルも。



四枚のタイルが集まって、華やかな模様が展開されるタイル。



釉薬が塗り分けされていてマジョリカタイルっぽい。



そしてこのレストランに貼られたレリーフタイルの美しいこと。



飴釉と黄瀬戸(ポルトガルでは釉薬名は違うだろうけど)の好きな取り合わせ。


美しい~~
タイル巡りはまだまだ続く・・


コメント (2)
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