m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

謄写版体験とおもちゃ作り

2008-03-01 | 子供と楽しむ施設・イベント


吹田市立博物館で「謄写版体験とおもちゃ作り」の催しがあったので申し込み、出かけた。
昔の学校で使われていた謄写版を使って印刷してみようという体験。





印刷には凸版印刷、凹版印刷、平板印刷があるがそれらは鏡文字で書かなければならないが謄写版(がりばん)は書いたままが印刷される。
専用の用紙に鉄筆で絵などを描く。





専用の用紙は表面に薄くロウが塗られていてそれを鉄筆で削り取ることでインクが染み込み印刷される。
現在ではこの専用の用紙は製造しておらず、この用紙がなくなった時点で謄写版での印刷はなくなってしまうとのこと。
今この用紙を買おうとすればなんと一枚800円!
そんな貴重な用紙を私たちが気軽に使ってしまっていいのかなあ・・





これが謄写版の印刷機。
インクをつけたローラーで刷る。





同じ絵が何枚も刷り上る。





この謄写版を持って来られていた小学校の先生は、以前ラオスの小学校へ行った時、印刷機、電気がないこの国の小学校では生徒の人数分のプリントを先生が手書きしていたという。
そこでこの電気がなくても使える謄写版を紹介されたのだそう。
ラオスで使われている謄写版の専用紙と謄写版を使って作った文集。
ラオスでも文集のことを日本から入ってきた言葉で「BUNSHU」という。





謄写版体験以外にもこの日はリサイクル材料を使ったいろいろなおもちゃ作りも出来た。
穴の開いた大き目の竹とその中に入る細い竹で組み合わせてできたのは鉄砲。





ティッシュを少し濡らして小さく丸めたものを穴に詰め竹を押し出すと、空気が押し出されて「ポンッ」といい音と共に玉が飛び出す。
息子はこれにかなりはまっていた・・





牛乳パックやストロー竹を使ったトンボや風車も。





すごくかわいくて娘と私が気に入った「えさを食べる小鳥」
これも牛乳パックと竹串で。
小鳥が交互にえさをついばみ合う姿がかわいい!





ビニール袋と竹ひごで作ったたこ。





博物館の外へ飛ばしに行ったが驚くほどよく飛ぶ!





わりばし鉄砲も息子のお気に入り。
今回も無料だったが子どもたちも大喜びの充実のイベントだった。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする