中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

宇宙飛行士選抜試験。

2023-01-05 01:12:19 | Weblog
最上級の人間性が要求されるお仕事ではないかと思うのが、宇宙飛行士。

これも先日のNHKで放送されてましたが、「宇宙飛行士の選抜試験」。
今まで、JAXAが実施する宇宙飛行士の選抜試験は、理系の大学卒に限るだったそうですが、今回は、その枠をとっぱらって、大学卒でなくても良い、理系、文系どちらでも可、となりました。

4200人余りの応募があり、それが50人に絞られて、そこから10人が選ばれるという選抜試験の様子をドキュメンタリーで放送しておりました。
それぞれ、社会の中で現役で働いておられる方がほとんど。
そうそうたる経歴の持ち主で、英語などは読めて書けて、話せて当然。日常の仕事に使っておられる。
数人の方々に、個別のインタビューをされていましたが、どの方も素晴らしい能力と、その人間性に感動!

昔「アポロ13」というアメリカのアポロ計画の実話を映画化したものを見たことがあります。
突然のアクシデントが起こった宇宙船で、メンバーを無事に地球に帰還させるために、宇宙飛行士とNASAのメンバーが知力を尽くして働いたお話し。
宇宙飛行士は生きて帰れないかもしれない、という現実と隣り合わせの仕事。
どんな状況に置かれても、取り乱すことなく、冷静に限界まで挑戦しながら最善をつくせる。

これは、初の女性宇宙飛行士、向井千秋さんのご主人が書かれた本。



1995年に出版されているから、随分前から宇宙飛行士の募集はあったのですね。
若い頃は星が好きで、小型の天体望遠鏡を買って、初めて月のクレーターや木星の衛星を見たときは感動しました。
まさか、日本人が宇宙飛行士になれる日が来るなんて、想像もできませんでしたが、今回の選抜メンバー達は、皆さん子供の頃から、やはり宇宙に憧れておられました。
何かことを成すときは、自分の心の奥を剥いて、剥いて、剥いてその一番下に汚い物が寝ていないか、よ~く考えなさいと言われました。
奥底に汚いものがあったら、その上に何を積み上げても、ちゃんとは立たないと。
人間性が問われるのですね~。

今回の選抜試験にでできた皆さんは、どの方も心根が美しいように思われました。
「我も、人も良いように」という普遍的な善の心の持ち主。
それでも、落ちた。。。

最終試験は、10人から若干名の宇宙飛行士が決まったところで、その結果が3月に放送されるそうです。
忘れないように、楽しみにしておきましょう。

あちらに行くその日まで、稲盛さんのように、自分の心に問いかけて我が身の行動を決めている。
その積み重ねが、人間性を高めて行くことになるんだと思います。
なので、完成するのは、死の直前という事になりますね。

あなたも私も、命あるうちは、まだ過渡期だと思いましょう。






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稲盛和夫 OFFICIAL SITE

2023-01-05 00:10:33 | Weblog
年末に放送された、NHKの「100年インタビュー」で、京セラ稲盛和夫さんが出ておられました。
2022年8月24日、90歳で逝去されたので、この映像は何年か前のもの。
インタビューのなかで、「82歳の私。。」とおっしゃっていたので8年も前のものか。

私も何年か前に、稲盛さんのことを知り、沢山ある著書のうち、何冊か読んだことがあります。
で、今回、もう一度読んでみたくなって、図書館のHPにアクセスしたら、考えることは皆、同じなんですね~。
最近のものは、ほとんどが貸し出し中になっておりました。

その当時、完全に感化されて、ソーラーパネルをあげるなら絶対京セラ製を使うぞ、と思うほどでした。
通りすがりの住宅の屋根に、京セラと書いたパネルが上がっていたら「あんたは、偉い!」と、見知らぬ住人に声援を送っていた程。

で、たまたま、ネットで検索してみたら、このサイトが出てきました。
読み応えのある内容なので、ご紹介いたします。
一度、アクセスして読んでみませんか。

インタビューのなかで、「他力」という言葉で表現しておられましたが、HPの中では、「宇宙の意思」とありました。
どっちにしても、人智を超えた存在、力ということでしょうか。
稲盛さんがKDDIを立ち上げた時も、JALの再建をした時も、いつも「動機善なりや、私心なかりきか」と何度も何度も自問したとおっしゃっていました。
「動機が善」と言うのは、今、自分がやろうとしていることは、社会のため、人のために役にたつものなのか、そして、それを自分の利益のためにやっているのではないのかと、何度も確かめる。
そうではない!と言う答えが出て、いざ物事をやり始めたら、人智を超えた存在があなたを助ける、物事が成功するとおっしゃっています。

直江院長も生前、「療術師は、一番に人柄だよ」とおっしゃっていました。
事が成功するのかどうかは、その人間性にかかっていると言うこと。

インタビューのなかで、JALの再建の話が出たとき、
「私は、もう何ヶ月も前から、JALに乗ると何か嫌な気持ちになったので、使ってなかったんです。
そして、再建の話を受けた後、JALの経営陣に会った時、すべて理由が分かりました」と。
経営陣のメンバーは一流大学を出た人たちだったけど、社会や人のために役に立つ、という考え方が無かった。
まず、利益追求だけだったのでしょうか。
「お金は、後からついてくる」
これは、私が昔、聞いた言葉。
「あんたがやってることが、上から見て正しいことやったら、お金は後からついてくる。
お金に困るようになったら、あんたの考え方か、やり方が間違ってる」と。

80代の稲盛さんや、加地さん、中村さんが60代の私に伝えてくれる(本を通じてだけど)。
そして、私は40代にそれをまた伝える。
人としての生き方、有りよう、考え方などを。

やっぱり、年をとるってことは満更でもないですね~。









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