過日のこと。
先月オープンした京都のリッツカールトン近くの中華料理のお店Guu(グー)さんに伺いました。
なんとも不思議なご縁で、、、回りまわってのご縁?みたいな。
まあるく一つの輪に繋がったのは、キエフのはとこ美知世さん。この日ももちろんご一緒でした。
お店の場所は島津の資料館の2軒隣りぐらいかな。町屋を改装して、素敵な空間に。入り口のお写真撮り忘れ、、カウンター6席のお店ですがゆったりとした感じで小さいお庭もあり、落ち着きます。
目の前には大きな蒸籠にものすごい火力のガスコンロ。足で操作されてました。凄い音!炎もジェット機のよう!
中華です。
お料理はおまかせ1本 昼夜一緒。
先ず乾杯!向こう側にスワンが、、スペシャリテのようです。
お料理
定番
右から 蒸し鮑、スワン、よだれ鶏
蒸し鮑はふっくら美味。スワンは美しい。揚げネギが巣のよう。スワンの胴の部分は薄い薄いひらひらのパイ状で中にお大根とブルーチーズ。ブルーチーズはホントに最後に少し追いかけてくる感じ。上品な味わいです。よだれ鶏は鶏の火入れにすごく手間がかかってるようで、しっとりと美味しい。ソースがパンチがあり、美味しかった。これとご飯だけでもいいぐらい。
技術
大きな蒸籠から熱々の小籠包とシュウマイ
小籠包は皮が薄くて中が透けて見えるぐらい。レンゲにのせるのも大変。のせたら、皮に少し穴を開けて熱々スープをいただき、それから全部頂きます。美味しい!皮の薄さに感動です。シュウマイはもち米が、周りに。もっちり美味。
滋味
この材料でスープ
香り良い松茸。干し貝柱、金華ハム、干し椎茸、干したばら肉。
オーナーシェフの宮谷シェフ
こちらも熱々。器はロイヤルコペンハーゲン。素敵な器です
中にはエビのワンタンが入っていて、松茸も!とにかく香りよく、なんともコクのある、旨味の塊のようなスープ。
もう一杯スープがいただきたいぐらい。
海の幸
この日のお魚は甘鯛(ぐじ)大好きなお魚です。
超強火でうろこをカラリと揚げ、身はしっとり。うろこパリパリ!
下には春雨を炒めたもの。この春雨がコクがあって、なんとも美味しい。
熱々のコペンハーゲンのお皿で。このお皿も素敵。
炭
佐賀牛のイチボだったかな、、それを七輪であぶり焼き。ホイルに包んで休ませて、切り分けてくださいます。
ソースは山椒風味。きのこ類と銀杏をさっと炒めた付け合わせ。秋らしいですね。
お皿は、備前焼き。作家さんのですから、一枚一枚少しづつ違って楽しい。
至高
ふかひれです。
こちらも熱々コペンハーゲンで供されます。
このふかひれが凄い!ひれが厚く、食感もはっきりと。ソースはかなり濃厚で、コラーゲンたっぷりというか固まる前の濃厚ゼラチンみたいな、、上下唇が接着剤で引っ付いてしまう感じです。
こんな濃厚なふかひれ初めて!途中、白ご飯を投入していただきます。
お米はこちら
一粒一粒が大きいようです。お米で見ているとわからないのですが、炊くと大きい。
〆
お醤油ベースのすっきりスープの中華そば。久しぶり、、こういう中華そばが大好き。お昼、これだけでもいいんだけどなぁ、、
追加で炒飯も。
芳ばしくて、王道炒飯!という感じ。半端ない火力でご飯もパッラパラ!もう、お腹いっぱいです。
終宴
エッグタルトと杏仁豆腐
エッグタルトが秀逸!タルト生地がサクサクで軽い。バター少しに自家製ラードで生地を作られてるそうです。
やっぱりラードが入るとバターだけで作られた生地と食感が違います。層が薄くて、ホントにサクサクで。
玉子の優しい甘みとバター臭のないパイ生地で美味しくいただきました。
最後にキンモクセイの香りの烏龍茶をいただき、楽しいひと時が終わりました。
まだまだお若いシェフ。これからのご活躍が楽しみです。
季節が変わり、また違う食材のお料理をいただいてみたいです。