館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

「WALK THE LINE・君に続く道」

2006-03-18 07:37:08 | 音楽を思う


ジューン・カーター・キャッシュは2003年5月に逝去。後を追うように、この映画の主人公「ジョニー キャッシュ」も4ヵ月後に亡くなった。

ジューンは僕らのグループの最大のアイドル「オリジナル カーターファミリー」のマザー・メイベル カーターの子供である。

音楽監督にT・B バーネットが配されている(あの「オーブラザー」「コールドマウンテン」も手がけた、売れっ子である)

キャッシュとジューンが結ばれるまでの日常と、物語が、「二人の音楽」を使いながら、展開するが、どうも、音楽にばかり「自分が」入ってしまい、「映画評」は書けないと思った。観るに値します。機会のある方はぜひどうぞ。

この映画の音楽のリアリティーには感嘆した。

主演のホアキン フェニックス 助演のリーズ ウイザースプーンは3ヶ月、TBバーネットの元に通い、歌を習ったらしい。で、映画では実際歌っているのである。お二人、当人の雰囲気はバッチリ出している。特にリーズはジューンと見まがう出来です。

使われる楽器も「当時の物」を探し、使用したらしい。ホアキンのD-28、リーズのオスカーシミットのオートハープとリアリティー満点です。

純粋に「音楽を楽しむ」でも、鑑賞の価値ありです。

これ、でも、「ジョニーキャッシュ物語」ではなく「ジューンカーター物語」でしたね。晩年の2人、音楽(CD)では大活躍でした。最後までいい音楽をありがとうございました。


PS-1
すぐに「サントラ」を購入したが、映画の臨場感と印象が強く、CDは「こんなんだったっけ?」とちょっと、残念な仕上がり。

PS-2
パンフの「プロダクションノート」で「自動ハープ?」なる訳がある。
「オートハープ」でしょう?まあ、この辺の音楽は知らない方の「訳」なんでしょうな。


(オ サム)
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4 コメント

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こりゃ観るかな (太鼓叩き)
2006-03-18 12:16:20
僕もかなり映画を観にいったり、DVDで観たりするほうなのですが、同じです、どうも音楽にいってしまいますね。



でも、映画における音楽の重要性はかなりのものだと思います。



そうそう、後でCDで聴くと、あっ、こんなんだっけ?っなんてことありますね。やはり、画面と音楽が一体になっているのが良いのでしょうね。



じつは、僕のCDの最後の曲、そうです、二村が弾く「YOUNG AT HEART」。これは、元々古いスタンダードですが、「ニコラス・ケイジ」と「ヘンリー・フォンダ」の孫(なんとか・フォンダ)が共演した映画の中で使われていました。



歌うは「トニー・ベネット」と、なんとかさんと言う女性とのデュオ。まっ~、スバラシーのですよ。場面にバッチリ。あまりに感動して収録することにしたのです。裏話でした。



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まだ観れてない (ダッフィー)
2006-03-18 13:08:18
宇都宮近辺のシネコン、映画館、では既に終了、レンタルで観るしかないようです。。。
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自動ハープ? (RESANDO)
2006-03-19 00:20:15
そう言えば、Spanish guitar

を「スペイン式ギター」とかって訳す人、

いますね。



「クラッシック・ギター」

って訳すのが正解だと思うけど。
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この辺りの (オ サム)
2006-03-20 22:19:44
誤訳。



RESANDO氏の独壇場と拝察いたします。



是非あなたのブログで展開してください。
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