な・・・本を最近読了。
小泉氏は相変わらず、食べ物の与太話だが、面白い。
僕もサバの水煮・さんまのかば焼きなどなどの愛好家なのだが、あまたある缶詰の話を一気に読んで、最近おさけのつまみが缶詰・・・
ブルーバックスは科学本のシリーズだが、あの「震災まで」言及した、新刊で読み応え十分。
だいたい、中学校の理科落ちこぼれ程度の僕の頭なのだが・・・何とかついて行けました。
こういう本はね、しっかりした「数字」を教えてくれるからたまらないでよ。
現在・南氷洋でミンククジラが76万1000頭。中部および北東大西洋でゴンドウクジラが78万頭。
地球で人間が食べる魚の4.7倍をクジラが食っている・・・増えすぎだんべぇ・・・1頭が、カタクチイワシ・サケ・スケトウダラ・さんまを毎日1トンくってるんだよぅ。
とか
日本の領土面積は世界で61位
んが、領海と排他的経済水域を合計した面積なら世界第六位。
水深5000mより「深い海域」の体積なら世界第一位。
1950年以降水深77mまでの平均水温は右肩上がりで上がっている。
1950年からの40年間で全海洋の平均水温は0.037度上がっている。
この0.037度を考える・・・・
全海洋の熱容量は大気の1000倍
つまり、海水温を0.037度上昇させる熱は気温なら37度も押し上げる力だ。
海が膨大な熱を吸収してくれているから、生きてられるってわけだ・・・
でもね
このたくわえられた熱が大気に少し移動するだけで、異常気象として戻ってくるわけさ・・・
数字は説得力があるねぇ・・・
時々、こんな本もいかが?