館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

ナビィの恋 今月の僕の新譜その1(14・3)。

2014-03-01 07:00:01 | お勧めCD/LPなど
土曜は音楽だ!

友人の結婚式で、娘が来ている・・・孫つきで・・・猫はいない。

暖かくて・急に寒くて・・・・雨だし・・・・変な気候だし・・・

島にいぎたいようぅ!!





沖縄のおばぁ・・・古めかしい名前は、生活に大事な台所にあったりする。

ナビィ・・鍋おばぁ・・カマ・・・そのまま、釜なのだった。

70はとおに過ぎたナビィの初恋の主は、サンラー(三郎)。古い村の風習によって妨げられた恋。サンラーは島を追い出され、ブラジルに渡る。ナビィは、その別れの日に屋敷の柱に手を縛られている。村の子供たちに縄を解いてと懇願する。躊躇する子ども達の中、ナビィに憧れた1人の子どもが解き、ナビィは海へ走る・・・小船で追い出されるサンラーとナビィの悲しい別れの記憶だけが画面に残る・・・



やがて、60年・・・ナビィは縄を解いた子どもと、結婚し、幸せに暮らしているが、その村へサンラーが帰ってくる。

そして、ドラマだわな・・・

全編に挿入される音楽が素晴らしい!!!

島歌・・・そしてアイリッシュ・・・

沖縄の島歌・・庶民の愛した沖縄民謡や戦後作られた島歌が流れる・・それは、まさに沖縄のフォークソングなのだ。(見事なフィドルの使い手によるアイリッシュもこれを聞くだけで価値ありだが・・・)

歌者がねぇ・・・なんたって、大物が出演してるものねぇ・・すごいよ。

嘉手苅林昌(かでかるりんしょう)登川誠仁(のぼりかわせいじん)大城美佐子
だでよ。悲しいかな、もう、ご存命は大城さんのみ。

スジをあまり語れば、よっしゃ!これから見るか!って方に失礼・・・

あんなやさしい、旦那を残しそれでも、あいしてるランド(アイルランド)目指して小船を漕ぎ出すサンラーとナビィの刹那さやいかに!

まるで、あの島にながれる、あくせくしない時の流れ・悲しさを超えるにはユーモアのあること・・・など、なんだか、幸せになれる映画だったなぁ・・・



これいいわぁ・・クリック!
コメント (6)
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