館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

TPP。

2011-11-10 06:56:15 | 時事言いたい放題
本日「どじょう」が何を語るか・・・・

俺の人生は、負け続けている・・・・


のだった。







大臣さま・経団連に集う大企業様こぞって、「農林水産業のGDP比はわずか1.5%。この1.5%を守るために、残りの98.5%を犠牲にしていいのか」と、まあ、大声で叫ぶ。

大新聞・取り巻きの評論家も、こぞってだ。

TPPに入らなかったら、残りの98.5%は本当に犠牲になるのかな?

日本が輸出で稼げるものといえば、自動車、家電製品など・・・。では、耐久消費財の輸出額はどれだけかというと、GDP比1.652%しかない(2009年度)。

農林水産業の1.5%とたいして変わらないじゃん!てことがわかる。

こう、並べ、やつらは、正当な比較では、決して語ろうとはしない。


写真の新聞オピニオンは、正当な比較を見せる。エライ!

「TPPに参加の9カ国・・9カ国もあるが、実際は日本とアメリカで、経済規模のシェアでは90%を占める」「だから、アメリカは日本の参加がなければ、自国の産品や金融保険を圧倒的に売りつける旨みが無いので、日本に圧力をかける」と、紐解いている。

もう少し平たく言えば「TPP参加国の多くの小国では、モノを大量に買うような経済力は無い。GDP比で見ると、アメリカが7割、日本が2割、残りの8か国で1割。つまり実質的にはアメリカと日本の2国間の協定のようなものだんべ。


日本国内でのサービス業(GDP比20.8%)や卸売・小売業(同13.1%)が、日本経済で占めている大きさだ。良く見れば、日本は貿易で食べている国というよりも、内需(国内の需要)でもっている国ってことさ。

この間の経済的悲鳴は何処から?

高い関税か?それより「円高」で悲鳴が上がってるんじゃないの?


今急成長しているアジアの国・・・・中国、韓国、インドは、このいずれの国もTPPに入るなんて、言ってないのだ。


TPPでは、農業がクローズアップされ、隠れ蓑とも使われるが、実は、保険・金融・医療・労働力すべてが、狙われていることを、これも正当に表現し、知らせるべきだ。

「よたよたしてきたが、日本の国民皆保険制度」・「混合診療の全面解禁」・「労働力の移動」も自由化される(目指される・論議される)。そういえば、投資も国境を失う。

月額4000円の国から、労働力が流れ、大企業は見境は無く安いから使いたいと規制を緩和させるだろう(やつらの狙いはここだったり・・)・・・誰が、自国民の労働を守るっての?その気があるか?

そして、農業・・・・・・!

土と水・・・降り注ぐ太陽・・・そこから生まれる「食料の自給」を放棄して、石油やレアアースのように、翻弄され、食の難民に国民をして良いはずが無い。

おら、あぶねぇ牛肉も、遺伝子組み換えのエサもくいたかね~~~


改めて、食料の自給率は、今こそ大事!と、大声で言いたい!


と・・・汚れてしまった、北関東の菜園を眺めつつ、記事を書く我。

TPPは絶対に、おれは、反対だ!!!




コメント (4)
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