★・定食学入門 ・今 柊二 著 ・ちくま新書 ・ 2010/01/10
著者は、ご飯、おかず、汁の三位一体が定食と定義。そして、白いご飯だろう!と、定食を語る。
各地の名店・変り種ご当地名物、そして、ふだん何気なく食べている食材やメニューの意外な歴史まで語っております。
それなりに、あっという間に読んでしまいましたが、どうも、いろんな定食を語るが、その諸々の定食への語り口(修飾表現・・・)が似ていて、最後には飽きが来ました。
もちろん、これ食べて見たい!!!ってのも有りましたが、やはりこの手の本、21世紀の昨今ともなれば、少々値段は上がるだろうが、写真付きにすべきだったと思う。
もちろん、思い出語りの時の定食は無理でも、現在営業中の店なら、そうすべきではなかったか?
かなり期待して読んだが、期待はずれであった。