★「ライヴ・イン・スクラントン1985」・リック・ダンコ&リチャード・マニュエル
2009年11月25日発売
故リック・ダンコと故リチャード・マニュエルの発掘ライヴ・アルバム。
のうたい文句で、ザ・バンド大好きの僕が購入するはずがなかった・・・の・・だが・・
再結成したザ・バンドとしてのツアー中、85年に収録されたもののようだ。
全編がデュオのステージ。
前回、リック・ダンコのソロアルバムで、かなり落ち込んだが、これも同様であった。
ギターがひどい。テク以前に、音色がひどい。耳障りなカッティングもひどい。
歌もね・・・薬かね?
バンド解散以降、レボン・ヘルムのアルバムでは、レボンらしさや、ある意味「ザ・バンド」の風味などあって、懐かしく聞くことができたが、どうも、リックさん・・よろしくない。
こうして思うのは、ザ・バンドというグループは、緻密に計算され、音を作ったバンドでだったのだろう・・と、言うことであった。
あの、グルーブする音は、あのメンバー 揃っての、総合力であったのか!と、思うばかりである。
今ある、バンドの残した音源で十分!
もう、追うまい・・・と思ったのであった。