館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

「いのちの山河」という映画を観たのだ。

2009-12-06 06:54:27 | 生活雑感




マイナーな自主上映の映画を観た。

事態は、憲法25条の問題なのだ。

一、 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

ニ、 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

だよな~~

まあ、「映画を見る会」など組織し、自主上映しないと、見れないやつだな。

こんな映画な~

この映画の舞台「沢内村」については、少しは知っていた。

その驚くべき村長のウイキがあった。
それを読むと、この舞台の、当時の沢内村が分かる。

深沢さんという、驚くべき村長の記事のアドな~

「その時歴史が動いた」でやったので、ここらで知ってる方も多いだろう。

沢内村は、いわゆる「特別豪雪地帯」だ。深沢村長が、村長になった頃は1,200世帯のうち生活保護世帯が125世帯、分配所得が岩手県下最下位の貧しい村でもあったのだ。

その沢内村は、1961年、国に先駆けて乳児医療費や老人医療費の無料化を行い、1962年には、とうとう乳児死亡率がゼロという画期的な記録を達成し、その後も幾度となく、乳児死亡率ゼロを記録している村になってゆく。ここが、映画の場面なのだ。行政の力・村民の「自助」への意識の確立の過程など、ドキュメントとしては、見ごたえ抜群・時に涙が止まらなかった(映画は部屋が暗いので助かるな~)

ただね、映画としてみた場合、どうもね・・・・予算も少なかったろう・・作りが直情的すぎて、そのような深みなど、残念でありますが・・・まあ、歴史が動いた映画版なのだと、思えばいいのではないでしょうかね・・・(と、関係者もいるので、歯切れは悪い・・・・)


あらためて、こうした行政と住民の濃厚な関係は、「小さな町」「小さな村」こそ!と、思う。

市町村が合併し、大きな行政を指向して、自然や心や暮らしの豊かさを失って行く・・・そんなように僕は思う。

我がT市も、先の平成の大合併で、合併が何度と無く叫ばれ、議員が踊った。

合併はしなくて良いのでは?小さな町でいいのだ。

コメント (11)
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