館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

ODTジャズライブ・2年ぶりの館林・その1。

2009-07-03 06:21:31 | ロスト シングアウト
いつになく・・・記事が早いぜ!!どうした俺??

そして、ご来場の皆様、ありがとうございました!

今回は、ドキュメント!叙事的記事であるぞ!


写真・9時集合で、講堂を掃除する、アバウト。

継続し続ける「想い」や育った「関係というべき果実」は、熟し、摘み取られるに、十分な時が流れていた。

1年と十ヶ月・・あの「真夏の昼」に館林に出現した「JAZZの熱狂」は、多くの「再演・再来」を期待する声に押され、また、企てられていたのだ。

「O・D・T JAZZライブ」当日の出来事を、今、僕は反芻しているのだ。


写真・音響のS氏。

ロスト男は9時集合。ベーベー達は、打ち上げ準備と思いきや・・「準備は、本番後すっ飛んで我が家入りして、やっつける」らしい。
余裕じゃね~~かよ?
「まあ、買い物とか、野菜を洗う位だな~」だと・・



前回の反省は、何と言っても「ピアノの調律」だった。

前回、僕のお世話になっている「調律師」の方に「あのひどい調律では、ピアニストがかわいそうだ!」「なんで俺に言わない!」とお叱りを受けていた。

んで、今回は、すぐ頼んだのだ!!

彼も9時には来て頂いて、入念な「調律」が行なわれたのだ。



音響も前回は、S氏が他の仕事が入っていて「俺」がやっつけた・・
が、今回は、T市のアマチュア音楽を支えるS氏なので、安心していたのだ。

ささくれ・アバウト・そして僕は、会場作りに奔走したのだ。



事は上手く運び・・・「昼寝」のゆとりもあった。

画像・・おれのデジカメに入っていた・・・多分ささくれの仕業・・・




11時を回って、ロストベーベー到着。

受付や、麦茶のサービスなどに、抜かりなく働く。

12時にはODTご一行到着だった。

そのご一行・ODTはもちろん、懐かしく・楽しい「ブログ仲間」も乗り合わせ到着!初対面の緊張はもはや無く、「遠方の友と、暫くぶりの再会」といった、嬉しいシーンであった。

ちょっと挨拶・やがて皆、持ち場に散り・・・・
やがて、弁当が配布され、粛々と各々食べる。
例の、T市コンサート弁当なのだ。これを食べると、本番の高まりが始まるのだ。



楽器セットも済み、ODTのリハーサルも始まった。
音響のバランス取りが、メインのリハであった。


写真提供・東京Mベーベー

何か、主催者とODTリーダーの重要な打ち合わせに見えるが・・・



今回のODTには、僕の知り合いの「NOB」がサックスで飛び入り・・って企画をODTにお願いし、実現の運びとなった。
そのリハ・さすが、ODTのサポートは鮮やかであった。



開場直前の受付・及び販売の面々である。

この頃、楽屋では、ODTの面々は、そのグループ名の如く、もはや、本領を発揮しつつあったことは、言うまでも無い。



司会・体育会系アツコが相変わらずの調子でかます。
今回は、「主催者代表挨拶(俺だ・・)」があった。言いたいことの半分も言えなかった。


やがて、ODTが各楽器にスタンバイ!

会場の空気が張り詰める・・・・

ゴルソンの「キラー・ジョー」が、ブルージーに流れ出し、非日常の空間が保育園に出現したのだ。

1部は4曲。今年は打って変わって、大人のJAZZだ。

2曲目・「マンボ・イン」あびる氏の得意とするキューバンジャズである。
これ?ベイシーが「エイプリル・イン・パリ」でやってなかったっけ?(と、LPをひっくり返す・・やってた!)

3曲目・ベースのあびる氏のオリジナル「カシータ」では見事な、バラードを奏で、1部最後は、このセットの得意とするラテン、ミルトン・ナシメントの「ベラ・クルス」ーーーーアップテンポ・息もつかさぬ盛り上がりを見せる構成で、考えられたプログラム!と、正直、脱帽だった。ここでの、自由奔放なあびる氏のピアノ、ねちっこい平石氏のソロ、太鼓叩き氏の表情豊かなソロと、すべてが圧巻だった!!



さすが、T市2年目である。

2007では、ある意味、「JAZZって何?」と、入門編や、初めての人向けの、選曲や全体の構成であったが、今回は、彼らの「日常」・いつものライブスポットをそのまま、館林に持って来た様な、内容であった。

盛り上がったソロへの、自然にわきあがる客の拍手、バラードが、静かに余韻を残してピアニッシモに終わっての、吐息、会場の空気の揺らぎと・・この本物のJAZZが館林のお客様に「受け入れられた」・・そんな、場面がたち現れ、主催する僕としては、「してやったり!」の満足感に包まれたのだ。



「洒落た演出?」「ODTの心意気?」か?
彼らのライブのDVDを、お客さんに抽選で配りたいと、事前に連絡があった。

僕は、リハーサルで、「あの太鼓叩き氏の使っているスチックに、ODTのサインなど入れて、それも抽選に回せたら・・・」などと、不遜なことを考えた。

んで、太鼓叩き氏に相談した。

返事は、ノリノリだった。

もはやこれは、イチローのバット・シュンスケのスパイク(言いすぎか~~)じゃないか?

そんなこんなで、「抽選会」で2部はスタートだ。喜ばれたね~~

そんなアトラクションも終了し、原田俊太郎の相変わらずの「トーク」で、すぐ、ODTワールドに突入だ!

そう、2部の構成を見て欲しい!
ここでも、2年目の「初めて」とか「入門」などに拘らない、彼らの「らしさ」の凝縮だ。

「ドルフィンダンス」・ハービー・ハンコック
「ネクスト・ラブ」・平石カツミ
「ブルーモンク」・セリニアス・モンク
「ローンズ」・カーラ・ブレイ
「ナイト イン チェニジア」デイジー・ガレスビー

だ。

多分、太鼓叩き好みの?ドルフィンで、悠然と始まる。
見事な、バラードの平石氏のオリジナルで、客のベーベー達を取り込み。

渋い2曲をぶつけ、最後は、華々しき高揚を作って、アンコールの渦を作ったのである。

しかし、カーラ・ブレイとは?渋い!!

ちなみに、音響氏は、モンクフリークである。
この曲ばかりは、音響も忘れ、リズムをとる姿に、うれしい僕であった。




アンコールでは、「飛び入り・NOB」の「ジョージア オンマイマインド」で、トリオでない、JAZZの定番のスタイルの演奏で終了した。

「こんな構成のJAZZもあるよ~」と、体験して欲しかった・・と言うのが、実は僕の、企画意図でもあったのだ。

主催の側が、終わりを告げる、そんなそぶりを見せなければ「アンコール」がかかり続ける勢いがあったな。

ODT2009その1終了。来週は、その後・・・を記録し、記事が終わる。旨い酒を飲んだ。


何故、コンサート?
そして、ロスト・・・・など、今回感じた、僕の思いなど、語ってみたい。

しかしな、写真が、打ち上げの、チャンチキなんだよな~~
コメント (14)
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