久々に、ＪＡＺＺライブだった。
なじみのＯＤＴがストリングスとの共演だ。
僕は実は、ＪＡＺＺとストリングスには、余り良い思いが無い。
名だたるプレイヤーがＷＩＴＨストリングスを出しているが、正直あのクラシックぜんたる昔のＪＡＺＺのウイズ・ストリングスのイメージがあって、好きじゃないのだ。
楽器としてストリングスが嫌いなわけじゃない。ＪＡＺＺにバイオリンなど、僕の大好きなグラッペリ（なんたって、ジャンゴとのホット５の時代ね）だしな。
ＯＤＴ率いる今回のストリングスは、名の知れた会田桃子（Ｖｌｎ）率いる佐藤桃子（Ｖｌｎ）田中詩織（Ｖｉｏ）友納真緒（Ｖｃ）という若いストリングスである。
はやり、ＯＤＴはどなたの趣味か、ベーベーが好きだ。
あびる氏だね～相変わらず早いパッセージをこなす。
１ｓｔステージは、まずＯＤＴで数曲。チック コリアの「バド パウエル」など、見事な都会的な演奏だった。
べースの斉藤氏だね～～
さすが、夜は強いね～～
今回は、かなりオーソドックスなウオーキングも聞けて、僕の好み。
でたね～～
大将・原田俊太郎氏だね～～
細かいパッセージで、シンバルも快調。
今回は、おしゃべりは押さえ気味・・・すこしすべりもあったな。
さてＯＤＴ・マイルスの「ナルディス」など、毎回披露するが、今回ドラムスのソロから入って、やがてテーマ・・・この曲に関しては、軽さ・・が気になっていたが、見事なまとまりが出てきた気がするな～～
ＪＡＺＺにはシングルモルトだね～～
ここ、ブルースアレイはホント、食べ物が美味い。
いよいよ、ストリングスとの共演だ。
数曲、会田さんのアレンジ、そして数曲あびる氏のアレンジだった。
あびる氏の「カシータ」など、やはり基本トリオにストリングスが、あまり凝らないオブリ・・・そして会田さんのアレンジでは、ストリングスがかなりの凝ったパッセージと絡みを披露した。
良かった！
実に良い！
ストリングスは若い感性なんだ。クラシックでかなり修練をつんで後、沢山の音楽を聴いて、今があるのだろう。
ＪＡＺＺフレーバータップリの弦が響いた。
このセットは、どうにかならないだろうか？ＣＤ！
会田さんは、弓の上の部分を多用・・まるでグラッペリのように細かい音だ。
好み！
そして、ビオラの詩織ちゃんが、才能を感じさせる音でありました。
ストリングスか～～～
と、言う、僕の固定観念がかなり揉み解される一夜でありました。
翌日の朝・かなり早い仕事が待っていた。
ずっと聴きたかったが、１２時までにはＴ市へ帰らなければならない。
休憩があって（メンバーや懐かしい方に挨拶出来ました・あびるさんのご両親との会話が面白かったのだ）。
さて、２set。
ホレス シルバーの「スプリット キック」が心地よいビートを刻む中、ブルースアレイを後にしたのだ。
後ろ髪を、かなり・かなり引かれたのだ。
また、このＷｉｔｈストリングス、やらないだろうか？
評判は、良かったはずだ！
