館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

「小さなユリへ」・拾遺物語。

2007-08-09 06:43:46 | 生活雑感


末娘は「ゆり」と言う名前・黒田 三郎氏の詩集「小さなユリと」から、かってに戴いたのである。
で、生まれた時、おばあちゃんが、色んなユリの球根を持ってきたのだ。

なんか、そらぞらしい「西洋風の名前」のやつなど沢山あったが、管理しないので、その園芸種・・・ほとんど「絶える」か「やっと咲いている」。

ところが、この「鉄砲ユリ」なぜか巨大になって、咲き誇っているのである。

この写真の女性が小さいとしても、すでに2メートルは超えるユリとなっているのである。

やはし、昔からある「ユリ」は強いか!



下から、空めがけて、花を撮影したが、残念!空が曇りでちょっとさえなかったね~

夕方の三十分   黒田三郎


コンロから御飯をおろす
卵を割ってかきまぜる
合間にウィスキーをひと口飲む
折り紙で赤い鶴を折る
ネギを切る
一畳に足りない台所につっ立ったままで
夕方の三十分

僕は腕のいいコックで
酒飲みで
オトーチャマ
小さなユリの御機嫌とりまで
いっぺんにやらなきゃならん
半日他人の家で暮らしたので
小さなユリはいっぺんにいろんなことを言う

「ホンヨンデェ オトーチャマ」
「コノヒモホドイテェ オトーチャマ」
「ココハサミデキッテェ オトーチャマ」
卵焼きをかえそうと
一心不乱のところへ
あわててユリが駆けこんでくる
「オシッコデルノー オトーチャマ」
だんだん僕は不機嫌になってくる

化学調味料をひとさじ
フライパンをひとゆすり
ウィスキーをがぶりとひと口
だんだん小さなユリも不機嫌になってくる
「ハヤクココキッテヨー オトー」
「ハヤクー」

かんしゃくもちのおやじが怒鳴る
「自分でしなさい 自分でェ」
かんしゃくもちの娘がやりかえす
「ヨッパライ グズ ジジイ」
おやじが怒って娘のお尻をたたく
小さなユリが泣く
大きな大きな声で泣く

それから
やがて
しずかで美しい時間が
やってくる
おやじは素直にやさしくなる
小さなユリも素直にやさしくなる
食卓に向かい合ってふたり坐る





同じものを毎日食べる・・・まあ、飽きるもの多いよね。

僕はどうも、キュウリ・納豆・トウフは毎日でも飽きないようである。
この際・飲み物系は省く。これは飽きない筆頭である。

本日・「湯豆腐」・・・暑くても、食べたくなる日があるから、不思議?

ちなみに、湯豆腐・・・たっぷりの「刻みネギ」はかかせません!



「明るい農村」ヒップボトル!

昔・トリスのヒップボトル、良く持って行った。

今、飲めないかもな?あれ・・・辛くて・・・。安かったが・・・。



時間があって、握り飯は自前。3個作って、1つはSAで朝飯、そばかラーメンで食べる。2つは釣りの最中、沢で・・の計画。

東北道・「安達太良SA」下りの「天ぷらそば」である。

はっきり行って、旨くない!

麺はコシなど何処にも無い!汁は塩でとがっている。

やはし、ここは、「トン汁定食」だな。本宮納豆が付いて、実に旨い!



東北道・上り「安積SA」・「特製安積ラーメン」

B級の業務用ラーメンの特徴ぎっしり!

しかし、巷にはびこる、「中華そば」の風情など全く無い、「まずいラーメン」よりこちらの方がまだ、旨いで。

特製・・・に興味深々だったが、どこが?

値段がさ、500円超なのはちょっとね~

トラックの運転手氏やかなりのお客さんが、「キャベツと豚肉の味噌炒め定食」を注文していた。これが、旨いのかもな~

はじめて寄ったSAだったのだ。

次回、「~定食」試してみるか!



コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする