僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「カテーテル」で死亡

2013年03月30日 | 心と体と健康と

テレビでニュースを見ていたら、大阪の近畿大学医学部付属病院で、55歳の女性が静脈にカテーテルを挿入する手術を受けた直後に急死した、と報じられた。業務上過失致死の疑いもあるとして警察が捜査を始めたという。僕にとっては驚くべきニュースだった。


近畿大学医学部付属病院とカテーテル手術といえば…


2007年(平成19年)8月に、僕はこの近大病院に入院して、心房細動(不整脈)のカテーテル手術を受けた。近大病院は僕の意思で選んだのではなく、かかりつけの医師が近大出身だったので、この病院を勧められたのである。


カテーテルは「手術」と言っても患部にメスを入れるのではなく、僕の場合は足の付け根を小さく切開してそこから血管へカテーテル(細い管)を入れ、モニター画面で観察しながら心臓部まで誘導し、心房内の心房細動の原因となっている異常な部分を見つけ、それを焼き切るという手術である。こういう手術を、「カテーテル・アブレーション」というのだそうだ。このカテーテルによる治療法はいろんな症状に対して施されるが、僕の症状だった心房細動の場合は、普通より時間を要するらしく、管を心臓まで到達させてから、異常な部分を探し出すのにかなりの時間がかかるのだと言われた。


そして入院して数日後にカテーテル手術を受けたのだが、思いも寄らぬことが起きた。手術の途中に何かの不都合が生じたらしく、危険な事態に陥る可能性がある、ということで中止されたのだ。前後8日間も入院したというのに、結局何の成果もなく、失意の中で退院…ということになってしまった。それ以降、この病院にはいっさい行っていない。病院の担当医師から「再手術の話し合いもしたいので、一度来てください」との電話があったが、断った。近大病院はカテーテルに関していい技術を持っている…という評判だったけれど、僕とは相性が合わない。二度と行く気はなかった。


その約1ヵ月後に、この分野では最高峰と言われている国立循環器病センターに出向き、再手術に関する相談をしたところ、僕の現在の心房細動の状態では、あえて危険な手術をする緊急性はない…、ということを言われた。「カテーテルは安全なように思われがちですが、実はリスクの高い手術なんですよ」と、循環器病センターの医師が言ったので、その言葉に従って、再手術はしないことに決めた。幸い、その後、2ヵ月に1度検査・診察に行っている徳洲会病院で処方してもらったシベノール(朝と夜に1錠ずつ服用)という薬がよく効いてくれているので、今ではほとんど不整脈が出なくなり、落ち着いた状態になっている。


ところで、近大病院の医師が、なぜカテーテル手術を途中で中止したのかというと、手術中にカテーテルの重みで心臓に小さな穴があき、出血の恐れが生じたので中止した、という説明であった。しかし何か釈然としなかったので、循環器病センターの医師に、近大病院が僕に説明したとおりに中止理由を伝えた。するとその医師は、「たぶん、カテーテルの先端がわずかにすべって方向が変わり、心臓に小さな穴をあけてしまったのかも知れませんね」と言った。近大病院はそういうことは言わず、ただ単にカテーテルの重みで心臓に穴があいた、と説明し、それが不可抗力のように言ったのである。


そんなことがあったので、今回の、近大病院でカテーテル手術中に患者が死んだというニュースにはショックを受けた。近大病院も怖いし、カテーテルも怖い。…これが僕の率直な個人的感想である。

 

 

 

 

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W杯出場決定は…お預け 

2013年03月27日 | スポーツの話題

今日はサッカーワールドカップ出場がかかる特別な90分です。
ワールドカップまで、あとひとつ!


テレビのアナウンサーの興奮した声が響いたW杯アジア地区最終予選。


勝てばW杯出場決定という大事な試合だが、深夜に及ぶ試合なので、早寝を習慣とする僕は、録画をセットして寝てしまった。


相手はヨルダンだ。グループ最下位ながら、中東でのアウェィの試合では、どの国が相手でも苦戦を強いられてきた日本である。油断はならない。が、それでも今日勝って世界で最初にW杯出場を決めるぞ…と信じて疑わなかったし、大方のファンもそう思っていたはずだ。おまけに直前にオーストラリアが痛恨の引き分けに終り、日本がこの試合を引き分けても出場が決まるという「余裕」の展開になった。大丈夫、大丈夫…と言い聞かせながら、昨夜は早々に寝た。


そして今朝未明、僕は勇んで起きて、その試合の録画を見たのである。


それが……。


何なのだ? この試合の結果は。
引き分けにすらできなかったじゃないか。


試合開始直後から日本はどんどん攻めた。再三得点のチャンスがあった。しかしゴールを割ることができない。「なんでやねん」と、じれったい展開が続いた。そうこうしているうちに、(よくあることだが…)ヨルダンがコーナー・キックからヘディングシュートで、実にあっさりと先制点を入れたのだった。それも前半のロスタイムに入ったところである。まさに最悪の時間帯に点を取られた。


それでも実力的には日本が上だから…と、後半の反撃に期待した。なのに、なのに…あろうことか…また追加点、痛い痛い2点目を取られたのだ。日本が攻め込んでいる時にカウンターにあい、一人の相手選手が、手薄だった日本のディフェンス陣を尻目にボールを運び、シュートまで持ち込んで決めたものだった。なんとまぁ… あっけに取られて言葉もない。


しかし日本にも見せ場は訪れた。後半22分ぐらい(だったと思う)、清武のパスを香川が合わせて待望のゴールを奪った。さあ、あと1点差となり、勢いづいた日本がここぞとばかり攻めにかかった。その勢いに押されたか、ヨルダンが反則をしてPKを取られ、ここで日本は、絶好の同点機を迎えたのだ。


…PKを蹴るのは、いわずと知れたガンバ大阪の遠藤である。「いよっ、待ってました!」というシーンだ。しかし…


信じられないことに、遠藤がゴール右に蹴りこんだボールを、相手キーパーがそれを見抜いていたかのように横っ飛びして、はじき返したのである。うそっ…?と、わが目を疑った。


「PK名人」遠藤、まさかのPK失敗!


遠藤もJ2に降格したガンバでプレーしているうちに、勝負感覚が鈍ってきたのか? 彼がPKを失敗するなんて…およそ考えられないことだった。


あとは膠着状態が続き、結局試合はそのまま2対1でヨルダンが勝った。


がっかり。


野球のWBCはプエルトリコにあんな負け方をするわ、サッカーは世界ランク90位のヨルダンに負けるわ…と、どうも今月のスポーツはパッとしない。


これで5度連続のW杯出場決定は、2ヵ月以上先までお預けとなった。


このあと、日本は6月4日にオーストラリア戦(ホーム)、最後は6月11日にイラク戦(アウェィ)と2試合残っている。得失点差などを考えると、日本の優位は動かないが、それでもオーストラリア戦に負けると、これは危ない。最後のイラクとのアウェイでの戦いで最終決着…というような事態になると、何が起こるか予想もつかない。20年前の「ドーハの悲劇」もイラクが相手だったし…


それにしても、勝ってほしかったなぁ。
やっぱり本田、長友の欠場が響いたのかなぁ。


0泊3日の超強行日程でヨルダンまで応援に行かれた多くの日本のサポーターの人たちがいる。皆さん、遠路、お疲れさまでした。

 

 


 

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ハーベストの丘

2013年03月23日 | 日常のいろいろなこと

先週の日曜日のこと。モミィのパパである長男が、モミィを連れてハーベストの丘というところへ遊びに行くというので、妻が「私も行くから、一緒に行きましょう」と僕を誘った。


「ハーベストの丘?…あぁ、前にも行ったところ?」
そういえばモミィはパパに2、3回そこへ連れて行ってもらい、妻もいっしょに行ったことがあった。でも僕は行かなかった。正直言って、子供の遊び場所というものにあまり興味がないのである。自分が連れて行かなければならない場合は別だけど、長男がモミィを連れて行くのだし、妻も行く。たまには僕も家の中で一人で、しのびやかに「お留守番」をしていたい。
「3人で行ってくれば? 僕は見たいビデオも溜まっているし、家にいるよ」
そう言うと、横にいた長男が、
「地ビールとかあるのに…」と言った。


「なに? 地ビール?」
「うん。ドイツ風の自家製ビールとか自家製ソーセージとかが沢山あるよ」
「う~む、ドイツ風地ビールと、ドイツ風ソーセージか」


僕はさっと立ち上がって出かける支度を始めた。我ながら単純である(笑)。


…というわけで、長男の車に乗り込んで約1時間。ハーベストの丘に着いた。


ここはどんなところかと言えば、花や緑や動物などの自然とふれあえる農業公園で、場所は大阪府堺市の南に位置している。


 

   
    入り口で。


 

 
   いいお天気に恵まれたハーベストの丘。


「甲子園球場の8倍」と銘打つ広々とした丘陵で、羊やウサギなどにエサをあげたり、乗馬のショーがあったり、パンやソーセージなどを作ったり、陶芸工房があったり、観覧車があったり、大きな芝滑りがあったり、野菜やイチゴやお芋などを収穫したり、地元の農産物直売所があったりと、バラエティに富んでいる。


「子供の遊び場所」とばかり思っていたけれど、広大な園内は自然に囲まれているので、大人がのんびり過ごすことができる、というのがなかなか良い。何でも自分の目で確かめてみなければ、わからないものだ。


さっそく、お昼前に広い食堂(…というか、フードコート)で、園内工房で作っているドイツ風のソーセージとビールを味わった。うまい!


ビールには3種類があって、注文するときに「どれになさいますか?」と尋ねられた。メニューを見ると…

すきやさかい

ほんまもんやさかい

こだわりやさかい

…という3種類があり、それぞれの写真が載っていた。「堺市」の「さかい」にひっかけた名前だろうけど、何のこっちゃ…よくわからない。「じゃ、“ほんまもんやさかい”をお願いします」とテキトーに注文したが、飲んでみると、このビール、コクがあって、ほんまに、おいしかった。


そのあと、小動物のいるスポットへ行き、モミィは羊にエサをあげた。


もともとモミィは大の怖がりで、向こうから犬が散歩に連れられて来るだけで、ピクッと緊張し、道の端に寄って恐る恐る犬の通り過ぎるのを待つような子である。だから羊にエサをあげるときも、用意されているスコップのようなものにエサを入れて、そのまま羊に食べさせる。横ではモミィより小さい子が、素手でエサをつかみ、直接羊の口の中に入れてやっている。モミィにもそうしたら…?と言ってみたが、むろん答えは「ノー」である。まあ、女の子だから怖がりでもいいんじゃない?と、妻も笑っているので、それはそれでいいのだけれどね。

 

 
  やっぱり、ちょっとへっぴり腰…?

 

午後から、「パン作り教室」を予約しているとのことだった。これに要する時間は80分だ。長男とモミィの2人が「グルメ体験教室」に入って行ったので、僕は妻と喫茶・軽食の休憩所に入り、また地ビール…今度は「すきやさかい」を注文してのどを潤し、晴れ渡った空と自然の眺望を楽しみながら時間を過ごした。

 

 
  「グルメ体験教室」で、いざ、パン作りに挑戦!


やがてパンを作り終えたモミィがやってきて、自分が作ったパンを嬉しそうに見せてくれた。どんな作りかたをしたのか知らないが、上手に作れている。「食べるのがもったいないね」と言うと、「えへへ~」と笑うモミィであった。これが、出来上がったパンの一つです。

 

     
      

 

なにしろ園内が広いので、歩いているだけで時間が経つ。そろそろ時間が来たので、地元の農産物直売所に寄り、いろいろな野菜を買って駐車場に戻った。


「お留守番」などと称して家にこもっているよりも、やはり外に出たほうが、はるかに気分爽快で、いいもんだなぁ、と改めて思った1日だった。

 

 ………………………………………………………………………

 

昨日(22日)、小学校の終業式がありました。今日から春休みです。

モミィが無事に1年生を修了したことが、とても嬉しいです。

 

 

 

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アルゼンチン日和

2013年03月21日 | 旅行

新しいローマ法王が誕生した。この人で266代目だという。その266代目にして初めて中南米出身者が法王となり、フランシスコ1世と称することになった。出身国はアルゼンチンである。アルゼンチン…と聞くと、なんとなく胸がざわめく。


自国からローマ法皇を出すことになったアルゼンチンの首都ブエノスアイレスは、街中が興奮しているとのことで、大聖堂に多くの人々が集まり、新法皇を祝福する様子が何度もニュースに映し出されていた。朝日新聞にも同様に、大聖堂に集まった人々の歓喜が伝わる写真が大きく載っていた。それを見て僕は、とても懐かしい思いに駆られた。このブエノスアイレスの大聖堂へは、3年半前に行ったことがある。


 

  
  大聖堂の前で喜ぶ人たち。(3月15日付、朝日新聞)



2009年9月。妻と、妻の姉と、僕との3人で、アルゼンチンへ旅行した。地球の裏側にあるアルゼンチンは日本から最も遠い国のひとつである。大阪伊丹空港からブエノスアイレスの空港に着くまで、3つの飛行機に乗り継いで行った。


伊丹空港から成田空港までは1時間程度だが、成田空港での待ち時間が長かった。そして成田から米テキサス州のダラスへ飛んだ。所要時間は12時間である。そのダラス空港でも、次のブエノスアイレス行きの飛行機を待つこと4時間。そしてダラスからブエノスアイレスまで、10時間かかった。大阪を出てから30時間以上も要した長~い長~い旅だった。


ブエノスアイレスの空港に着いて、迎えの車に乗り、街を案内してもらったのだが、最初に行ったのが、その大聖堂であった。まぁ、ヨーロッパなどへ旅をすると、あちらにもこちらにも、とてつもなく壮大な「大聖堂」があるので、それらに比べると、この建物は、ややスケールが小さく見えた。


むしろ大聖堂よりも、隣接する大統領府や元ブエノスアイレス市議会だったという建物のほうが目立っていた。旅行の写真を見ても、それらの写真はあるのだけれど、大聖堂の外観は撮っておらず、中での写真しかない。その程度の印象しかなかった大聖堂だったのに、今や世界中のテレビや新聞等で、新法皇の地元の重要なスポットとして大きく取り上げられることになるとは…




 
 大聖堂の中(2009年9月23日撮影)。外観も撮っておけばよかった。
 



ところで、僕と妻と妻の姉の3人が、何のためにブエノスアイレスへ行ったのかというと、純粋な観光目的ではなかった。妻の姉の息子のヒロユキが、10年以上前から現地のレストランでシェフをしており、その間、一度も日本に帰って来なかった。で、この際、妻の姉を連れて、妻とともに3人で地球の裏まで会いに行った…というわけだった。ま、そうでもなければ、こんな長時間を費やして、わざわざそんな遠いところまで旅行に出かけたりはしませんわね~


そのときの旅行の様子は、2009年10月のこのブログで、詳しく書いています。


ヒロユキが働くレストランは、こちらです。

http://www.rosanegraargentina.com.ar/home.htm


その画面の下の「CHEF」をクリックしますと、ヒロユキが出てきます。


ヒロユキが、ブエノスアイレスへ行ってから、今年で17年目になる。2009年に3人で会いに行くまで、前述したように一度も日本に帰って来なかった。現地でシェフとして熱心に働き、同じレストランのパティシェのソルちゃんという若い女性と一緒に暮らす幸せな毎日であったようだ。


僕たちが遥かなるアルゼンチンへ行くと、ソルちゃんも大変喜んでくれ、レストランのオーナーも「遠いところからよ~く来てくれた」と喜んでくれた。(このくだり、「母をたずねて三千里」みたいじゃありません? 「母をたずねて」じゃなくて「息子をたずねて」ですけど…) 


そしてそれをきっかけに、翌年の2010年から、毎年3月になるとヒロユキとソルちゃんは日本へやって来るようになった。


その時は、ヒロユキの両親である姉夫婦が、僕たちを食事に招待してくれて、そのあと、みんなでカラオケに行ったりする。ソルちゃんは僕たちに会うことをとても喜んでくれるうえ、モミィも一緒に連れて行くので、「モミィちゃ~ん!」と呼び、抱き上げてキスしたり、とても可愛がってくれる。


カトリックでも何でもない僕が、アルゼンチン人がローマ法王の座に就いたと聞いて格別の親しみが湧いたのも、そこがヒロユキやソルちゃんの住む場所であり、また数年前に自分たちが旅した場所でもあったからに他ならない。


この新しい法皇は、飾り気がなく、形式ばらず、実に人間的だという評判が高い。ちょっと失礼な言い方かも知れないが、76歳にしては可愛いお顔をしていらっしゃる。お人柄が顔に滲み出ているのだろうな~と思う。


そんな“時節柄”だが、実は明日、ヒロユキたちが日本へ来る。今年で4年連続の「里帰り」となる。


わが家では、来週はモミィが春休みに入るけれど、週の真ん中にエレクトーンのコンサートがあり、後半は1泊で「お泊りバイキング」に出かける。そんなことで、来週の空いている日に、ヒロユキやソルちゃんとの食事会に招待してもらう予定である。モミィにも「オーラ(こんにちは)」とか「グラシアス(ありがとう)」とか、スペイン語のカタコトをいくつか教えているところだ(えへへ)。


そろそろ桜の開花情報も聞かれるようになってきたが、義姉夫婦や僕たちには、何となく「アルゼンチン日和」みたいな春の訪れでもある。

 

 

 

 

 

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WBC速報は“途中降板”です

2013年03月18日 | スポーツの話題

昨日、ブログをあけて見ると、一昨日のアクセス数が普段の2倍になっていたので、調子に乗って「速報その2」を書き、さらに一夜明けた今朝見たら、アクセス数はまたその倍に跳ね上がっていた。つまり普段の4倍…。びっくり。


まあ、これがピークで、やがて元のアクセス数に落ち着くのだろうけど、閲覧数が2,600以上、訪問者数が1,300以上、ランキングが 184万2,164中244位…なんて、めったにないことなので、自分の記念としてしるしておきます。


さて、現在、お昼の12時40分頃です。注目のWBC準決勝、日本対プエルトリコの試合が、今まさに行われている最中です。


1回表、先発前田のコントロールが定まらない(あるいは微妙な球を審判がストライクを取ってくれない)うちに、2四球と安打でプエルトリコが1点を先制した。


そのあと、プエルトリコは毎回のように走者を出すが、バンド失敗とかヒットエンドラン失敗とか盗塁失敗とかダブルプレーとかで、日本の堅い守備を崩せない。しかし日本もチャンスらしいチャンスはない。5回まで1対0の接戦が続いた。ようやく日本は5回裏、6回裏とチャンスを迎えたのだが、ここぞというときに、どの選手も低めの球を振って三振。相手投手を助けた。


日本がモタついている間に、7回表、ついにプエルトリコが2番手能見から2ラン本塁打を奪って点差を3点に広げた。ちょうど12時も過ぎていて、仕事をしておられる方でも、お昼の休憩中にテレビも観戦できる時間帯である。「あぁ、やられたぁ!」という、日本中の悲鳴とため息が聞こえてくるようだった。


愚痴はいけないが、ちょっとだけ言わせてもらえば、審判がどうも相手方に味方している感がある。日本の投手が投げた低めの球をボールと判定し(特に初回の前田の球)、相手の投げたもっと低い球をストライクと判定をしたり、また、ランナーを置いて日本選手の打った内野ゴロが2度あり、いずれも一塁セーフのタイミングに見えたが両方アウトだったり。…と、まあ、審判の判定だから仕方ないのだけれど、ちょっとボヤきたくなります。ま、それより日本に連打が出ないのがもどかしい。あと一歩のところでチャンスを逃しているうちに、3点差になってしまったのだ。


ともあれ先ほど、ようやく7回表のプエルトリコの攻撃が終わったところである。あと3イニングで日本は逆転することができるのか…?


きわめてむずかしい状況だけれど。


まだ試合途中ですが、ここはブログをアップして、パソコンを閉じます。そして日本への応援に集中します。日本が逆転で勝たない限り、今日は更新はしないつもりです。だって、負けてしまったら書いていても楽しくありませんものね。


と言っているうちに、7回裏の日本の攻撃も0点で終り。あとは、ブラジル、台湾戦でいずれも逆転した「幸運の8回」の攻撃に期待するばかりです。


がんばれぇ、日本!

 

 

 

 

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世界フィギュア&WBC速報その2

2013年03月17日 | スポーツの話題

えらいもんですね~。昨日のこのブログへのアクセス数が、いつもの2倍ほどありました。今注目されている「世界フィギュア」とか「WBC」の文字をタイトルに使うと、中身に関係なく、こ~んなにアクセス数が増えるのですよね。お調子者の僕ですから、今日は「その2」をお届けします(笑)。


今、僕がこのブログを打っている時間は午前8時40分です。カナダで行われているフィギュアスケート世界選手権、女子フリーがすでに始まっています。出場選手は24名で、鈴木明子は15番目、村上佳菜子は20番目、浅田真央が22番目に登場し、キム・ヨナは最後の24番目に出てくるということです。


今、このサイトで速報を見ていますと 


http://live.sportsnavi.yahoo.co.jp/live/sports/figureskate_all/1556/?auto=1


すでに4人が演技を終え、今、5人目の選手が出ているみたいです。「自動更新」なので、パソコンをつけているだけで、現時点での順位と今だれが出ているのかがわかるので、ファンとしては見逃せませんよね。スマホでもできるので、これから外出しますが、ず~っとチェックしておこうと思っています。


…と書きながらも、時間は刻々進みます。いま、もう8時50分になりかけています。5人目の選手が演技を終えて今は6人目の選手が出ています。この調子なら、あとどのくらいで日本選手が出てくるのでしょうか…? 僕にはよくわかりませんが、たぶん昼前には結果が出ていることと思います。


「結果がわかっていたら、夜のテレビが面白くなくなる」という方には向きませんが、僕はやはり一刻も早く結果を知りたいと思うので…


一方、WBCは予想通り日本の相手はプエルトリコと決まりました。明日は月曜日で、朝の10時にプレーボール…ということは、お勤めの方はTV観戦ができませんね。こういうとき、仕事を退職して自由な身になったことを特にありがたく思う僕なのです(すみません)。


でも、明日はきっと日本が勝ちますから、次は20日が決勝戦です。春分の日で祭日です。その日がお休みの方、よかったですね~


それにしても、WBCも強豪のキューバ、アメリカ、韓国などが次々と敗退し、ちょっと拍子抜けの感もありますが、日本の3連覇の絶好のチャンスが巡ってきたということでもありますので、ぜひぜひ優勝してほしいです。


…と言いながら、間もなく9時ですが、フィギュア速報を見ると7番目の選手の演技が始まっています。…キリがありませんね。


では、では、みなさま、良い日曜日を!

 

*こんな記事を「速報」と言っていいのか…ちょっと照れくさいですけど。

 

 

 

 

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世界フィギュア&WBC速報

2013年03月16日 | スポーツの話題

フィギュアスケート世界選手権の男子フリーが終わった。その結果、羽生が4位で高橋が6位、無良が8位だった。これを今夜7時から、関西テレビ(僕は大阪ですから)で放映するのである。知らない人には、あたかも生中継のような形で…。

昨日も、女子ショートプログラムで、浅田真央ちゃんが6位だったとわかっているのに、テレビの夜のゴールデンタイムで、「熱血アナ」による、まるで生中継のような雰囲気の放送をしていた。すでに夕刊に結果が載っているというのにね。ああいう放送は、あっさりとやってくれたらいいのに、と思う。いちおう真央ちゃんらの演技も見たいし、それはそれでいいのだけれど、何しろダラダラと長すぎる。リアルタイムなら緊張感が伴うのだけれど、半日以上も前に終わっている競技である。

こういうテレビ局のやり方は、もう少しナンとかならないものかと思う。「これは録画です」と視聴者にきちんと告げるとかね。録画のくせに延々とリアルタイムと同じように「さぁて、このあと、いよいよ日本選手の登場です」と言いながらCMを入れて視聴者を引きずる手法も、相変わらずである。

昔ならいざ知らず、今はインターネットがある。それを見ると、すぐに試合結果がわかる。いくらテレビ局がごまかしても、バレバレだよね。

というようなことですけれど…

さて、野球のWBCで、アメリカがプエルトリコに敗れました。午前中、ネットで「速報」を見て知りました。これで、決勝トーナメントに出場するのは、日本、オランダ、ドミニカ、プエルトリコの4国で、本場のアメリカは消えてしまいました。気になっていた試合なので、こんなときのインターネットは本当に便利ですね~。いろんな欲求を満たしてくれます。

このあとドミニカとプエルトリコの1位決定戦がありますが、これはドミニカが勝つはずです。だから、準決勝は1位で進んだ日本と、2位で進んだプエルトリコの対戦になる(はずである)。

明後日18日(月)の午前10時から、日本対プエルトリコの準決勝があり、それに勝って20日(祝)の午前9時から、決勝戦(たぶんオランダに勝つであろうドミニカとの対戦)があります。

春分の日の20日の決勝戦、ドミニカに勝って日本優勝です~

まあ、「取らぬ狸の皮算用」…というのはこのことかも知れませんけど。

 

 

 


 

 

 

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思い出の「新潟・珍事件」

2013年03月15日 | 旅行

2日前に、新潟にお住まいの花町太郎さんという小粋なお名前の方からコメントをいただきました。僕の6年前のブログ「1969年夏・自転車旅行記」を、自分のブログで引用させてもらいました…とのことでした。へぇ~~…と興味津々で、太郎さんのブログを拝見しました。それをご紹介します。


その1 → http://ameblo.jp/izumiken79/entry-11489507939.html

その2 → http://ameblo.jp/izumiken79/entry-11489802588.html


この自転車旅行記は、何度も書きましたが、僕が20歳の時の旅の記録です。旅行中に出会ったさまざまな出来事を手帳にぎっしりと書き込んだまま35年以上が経っていたのですが、ブログという便利なものが世間に普及し始めたので、それに便乗して手帳の中身を整理してブログに書き、そこに多くの写真を添えたのが2007年(今から6年前ですね)の5月から始めた「1969年夏・自転車旅行記」でした。それを掲載し終えたのが12月で、その後すぐ始めたのが今の「僕のほそ道~のん日記~」というわけです。


太郎さんは「昔の新潟を調べている途上で」僕のブログへとたどり着いたとのことです。そのブログというのは、僕が新潟で経験した…特に波乱に満ちたこの旅行の中でも1、2を争う…珍妙な出来事に出くわしたことを書いたもので、「謎の女性・エミちゃん」というのがその記事の題名です。


  http://d.hatena.ne.jp/domani07/20070604


まあ、この話は長いので、以下に要約しますと…


自転車で新潟に着きユースホステルへ行ったが、満員で断られた。普通の宿は料金が高いので、やむなく新潟駅の待合室で寝ることにした。ところが深夜に駅員がやって来て、駅から追い出された。仕方なく駅前のバス停のベンチで、寝袋にくるまって寝た。朝になり、駅構内を歩いていると、一人の怪しげな女性が声をかけてきた。彼女は「あたしエミちゃんっていうの」と言い、「新潟を案内してあげるわ」と、ためらう僕をタクシーに乗せ、新潟市内をグルグルとまわった。やがてタクシーから降りて、エミちゃんに1軒の小さな旅館へ案内され、狭い階段を上がって2階の小部屋に通された。エミちゃんは「あたしは『キャバレー香港』というところに勤めているのよ」と言いながら、旅館のおかみさんに頼んで、僕に朝食を出させてくれた。僕がそれをガツガツ食べている横で、エミちゃんは驚くべきことを告げた。「あたしねえ、実は男なのよ。気がつかなかった…?」そう言って、「眠くなってきたわ」と、スヤスヤ眠ってしまった… 
僕がびっくりして目を丸くしていると、旅館のおかみさんが上がってきて、寝ているエミちゃんを横目に、「エミちゃんはあなたとは別世界に生きている人よ。早くお行きなさい。エミちゃんには私からちゃんと伝えておくから」と僕を玄関先まで見送り、お金の入った封筒とお弁当と旅館の名刺をくれた。名刺には「旅館・般若」とあった。


…という話です。


太郎さんのブログは、


筆者(僕のことですよね)とエミちゃんに縁のある新潟市内の一部を、時を越えて私、花町太郎が共に歩いてみようと思う。筆者の方とエミちゃんへの敬意も込めつつ…


…と書かれ、僕の文章を引用しながら、昔の住宅地図やかつて「般若」があった場所に民家が建っている写真、あるいは今は無くなった「キャバレー香港」の華やかなポスター写真など、さまざまな写真や地図が掲載されていました。


そして、「…数ヶ月前に拝読したブログなのだが、未だに余韻の残る印象的なブログである」と、お褒めの言葉をいただき、喜んでいる僕なのです。


44年前の旅のことを、6年前にブログに書き、そして今、それを読まれた方がご自分のブログにそれに関連した文章を書かれる。それをまた、さらに引用させてもらってこの記事を書いた…というわけです。


「めぐりあう時間たち」という映画の題名がありましたが…


まさに時間を越えてのめぐりあい…というような感じですね。

 

 

 

 

 

 

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ウダウダ日記 ~僕の1日~

2013年03月13日 | 日常のいろいろなこと

3月12日(火)

5時に目が覚めた。寒いので、布団に入ったまま英会話のウォークマンを聴き、6時に起床。僕が寝ているのは3階で、そこから誰もいない2階のダイニングに降りて行き、いつものように電気ポットに水を入れて沸かし、雨戸を開け、読売テレビの「すまたん」の辛坊さんのニュース解説を聴きながら「生姜紅茶」をすすって体を暖め、郵便受けから取ってきた新聞をパラパラめくる。そうしているうちに6時半になり、妻とモミィが起きてくる。モミィは抱き枕でもある犬のぬいぐるみを抱きしめながら「おはよ…むにゃむにゃ~」と、寝ぼけまなこで入ってくる。


2人がパンを焼いて食べ始める頃、僕は洗濯物を洗濯機に放り込んでスイッチを入れ、そのあとお風呂を洗う。2人は「めざましテレビ」をかけながら食べている。モミィは7時前の「きょうの星占い」を楽しみにしている。自分のてんびん座や妻のみずがめ座、僕のやぎ座、パパのおうし座、それに仲のいい友だちのナントカ座などの運勢を見てキャアキャア騒ぐのが毎朝の日課だ。7時になるとテレビを消し、妻が1階へ行き身支度を整える。モミィはまだモグモグと食べているが、7時15分になると妻のいる1階へ降りて、顔を洗い、服を着替え、髪の毛を整えてもらい、ランドセルの中身やその他の持ち物を確認したりして、学校へ行く準備をする。


僕が洗濯物を干し終わった頃、モミィは近所の子供たちと連れ立って学校へ出発する。5年生の女の子2人と、モミィら1年生の女の子3人と男の子1人の計6人が集団で登校して行く。だいたい家を出るのは7時45分~50分ごろである。学校まで1キロ以上あるので、子供の足で20分程度はかかるだろうか。


洗濯物を干し終えた僕は、それから自室のパソコンの前に座って、ブログ「モミィの悩みはWBC」を書いた。9時前に更新し終えると、朝の一仕事を終えた気分だ。ブログも書き続けるといろんな発想が湧き、いくらでも書けそうな気がするが、少し間があくと、そんな気分もぺシャンとしぼんでしまう。なるべくコンスタントに更新したいとは思っているのだけど…


ブログの更新がもう少し早ければ大和川の堤防に出てジョギングをするつもりだったけれど、時間がなくなったので、少しだけ英語の勉強をして、遅い朝食をとり、10時に駅前のスポーツクラブへ出かけた。朝食を遅らせるのは、プールで泳いでいる最中にお腹ペコペコ状態にならないためである。

妻は今月下旬に甥がアルゼンチンから一時帰国するのだが、一緒にやって来るパートナーの女性(アルゼンチン人)にプレゼントする刺繍の手芸に、今はかなりの時間を費やしている。


スポーツクラブのプールでは、先日、豪華な「ひなまつり」を公開された佐藤家(3月3日のブログに書いています)の妹さんという方を、顔見知りの人たちから紹介してもらった。その方とはこれまでしょっちゅう同じコースで泳いでいたのだが、もちろんお名前も知らなかったので、「えっ、あの佐藤家のご主人の妹さん?」と、ホント、びっくりした。プールにもいろいろな人がいるんだ。


そのプールで1時間半近く泳いだあと、お風呂に入り、パウダールームで体重計に乗ると、泳ぐ前より約1キロ体重が減っていた。プールでもこれだけ汗をかくんだよね~。…で、それを見て、これも顔見知りになった年上のおじさんが、僕のところに近づいてきて「体重、どれくらいあるの?」と、耳元でそっと聞いた。僕が「52キロ台ですよ」と答えると、「えっ?」とおじさんは驚いた表情で僕の体をまじまじと眺めた。「わしは57キロやねんけどなぁ」と言うおじさんは、たしかに僕とほとんど同じ小柄な体型で、お腹が少したるみ気味だが、太っているようにも見えない。「…ほんまに52キロ?」とおじさんが不思議そうな顔をするので、僕はもう一度体重計に乗り、「52」という数字が出ているのを見せてあげた。「ほらね」と僕。「ふ~む」と言いながら、今度はおじさんが体重計に乗ると、やはり57キロだった。「どこが違うんやろ」と、その5キロ差が納得できないようだった。「頑張らなあかんなぁ」とボソッと言い、ロッカーの方に歩いて行ったが、急にこちらを振り向いて直立不動のポーズをとり、「目標にさせてもらいます!」とわざと改まった口調で、頭を下げ、ニヤリと笑った。


帰り道、「火曜市」で賑わうジャスコに寄って食料品を買い込み、帰宅したのは1時過ぎだった。妻は所用で一度出かけたとのことだが、帰ってまた刺繍に精を出している。


昼食を摂ったあと、録画していた映画を見た。BSでは字幕スーパーの洋画がほぼ毎日のように放映されているので、いちおう全部録画予約をしている。古い映画、見たことのある映画が多いけれど、もちろん何度見てもいい映画というものも沢山ある。この日に見た「招かれざる客」もそのひとつだ。これも昔に何度か見たけれど、あまり細かいところまでは覚えていなかったが、見ているうちに記憶がよみがえってきた。スペンサー・トレーシーやキャサリン・ヘプバーンの名演技が光るが、特にこの人たちの会話が素晴らしい。胸にジ~ンと来る。いい映画を見た後の爽やかさはまた格別である。僕は映画を見るごとにそのタイトルだけスマホに記録しているが、今年に入ってからテレビ録画で見た映画は25本目だった。このブログでも、もっと映画のことを書かなければ…と思う。


映画の余韻を残しながら、この日は火曜日でヤマハのエレクトーンレッスンがある日なので、3時45分に、自転車でモミィを迎えに家を出た。そしてモミィを乗せて家に帰り、モミィはあわただしくおやつを食べ、支度をして、僕は再びモミィを自転車に乗せ、駅の向こう側にあるヤマハ音楽教室に行った。これが5時から6時まで。前回も少し触れたが、今月27日に演奏会があるので、その練習もいよいよ熱がこもってきた。いつもは最初から最後まで保護者が隣に座るのだけれど、昨日は途中から「次は子どもたちだけでやりますから、お母さんたちは外に出ていただけますかぁ」と先生の声で、保護者は全員廊下に出た。「お母さんたちは…」と先生が言ったので、「僕はお母さんと違うんだもんね」と、ひとり教室内に残るふりをしてみんなを笑わせようか…? とチラッと思ったけど、そんなアホなことして、子どもたちがギャグとは分らず混乱してはいけないので、やめた。


レッスンが終り、家に帰ると6時半。テレビではWBC日本対オランダ戦の中継が始まったところだった。さっそくビールを開け、テレビを見ながらの夕食となった。7時10分、試合開始直後にオランダが先頭打者ホームランを放った。2日前と正反対の展開だ。しかしそのあとが違った。1点を追う日本は、2回になんとわが巨人軍の阿部が1イニングで2本ホームランを打つという派手な活躍で一挙8点を入れて試合の大勢を決めてしまったのである。


阿部は僕が最も力を入れて応援している選手である。この大会では、怪我もあって前半は良いところがなく、淋しい思いをしてきたが、ここ数試合でタイムリーを放つなど勝利に貢献しはじめた。そしてこの日、1イニング2ホーマーという離れワザをやってのけた。結局これが最後まで効いて、日本は10対6で勝利し、グループ1位でアメリカでの準決勝に進むことになったのだ。ぱちぱちぱち。


僕はチャンスに阿部が登場すると、必ず「お願いしま~す」とテレビに向かって両手を合わせ、ある方にお祈りを捧げるのである。

ある方にお祈りを捧げるって…?

それは…

「どうか阿部に打たせてください。アベ・マリアさま~」

…すみません。ちっとも面白くありませんね。

では、ウダウダと失礼しました。チャオ~

 

 

 

 

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モミィの悩みはWBC

2013年03月12日 | モミィの成長日記

日曜日の夜のWBCオランダ戦は気分がスカーッとしましたね。それまで、ブラジル戦でも中国戦でもキューバ戦でも台湾戦でも、ホームランが1本も出なかったのに、鳥谷の先頭打者ホームランが飛び出すと、堰を切ったように一挙に6本もホームランが出た。打線は水ものと言われるけれど、こんなに極端だとは…

しかし、4年前の大会で、韓国戦にいきなり14対2でコールド勝ちしたかと思えば、次の試合では1対0で韓国に完封負けを喫しているので、今回の日本も今日のオランダ戦ではまた貧打に戻るのでは…な~んて思ったりもする。ま、今日の試合は勝つに越したことはないけれど、別に負けてもいいんだから、あまり熱狂モードにハマり過ぎないようにしよう。

そんなことで、最近、1日おきにテレビの野球観戦に興じていると、モミィが不満そうに、「のんちゃん、きょうは野球あるの?」と聞く。「ないよ」と答えると「よかったぁ」と喜ぶ。

…それにはこういう理由がある。

野球の試合は午後7時過ぎから始まるのだが、ふだんその時間帯はほとんどテレビは見ない。夕食後のその時間帯は、モミィのエレクトーンの練習に付き添っている。そしてそれが終わった7時半前後に、モミィはテレビ番組の録画したものを見るのが半ば習慣のようになっているのだ。

でもこのごろは僕が野球を見るから、モミィはテレビを見ることができない。モミィの見たい番組はハードディスクに録画されているので、別の部屋のテレビで見ることもできない。じゃあ僕がその部屋に行けばいい…ということになるが、部屋が寒く、自分1人でわざわざ暖房を入れるのもなぁと思い、モミィに「また明日、見たらいいやん。今日は野球があるんで我慢してな~」と言うと、モミィはため息まじりに、「う~ん、わかった」と引き下がり、お絵かきなど別のことをして遊ぶ。野球がなければ、テレビを独占できたのにね。まあ世の中っていうのは、なかなか自分の思い通りにはいかないってことなんだよね~

ところで、モミィの見るテレビ番組は決まっているので、週の前半に1週間分をまとめて録画予約しておく。ま、土曜日が圧倒的に多いのですが…

木曜日→「ムーミン」
土曜日→「ジュエルペット」「おさるのジョージ」「ひつじのショーン」
    「たまごっち」「プリキュア(過去の再放送分)」
日曜日→「ドキドキプリキュア」

…以上7本である。

むろんリアルタイムで見る時もあるが、あとから録画で見たり、お気に入りのもの(特に「プリキュア」)は何度も繰り返して見たりしている。

学校から帰って来る時間は曜日によって異なるけれど、火曜日はエレクトーン、木曜日と金曜日は体操とダンスの習い事がいずれも夕方にあるので、モミィも結構忙しい。帰宅して宿題をやり、間におやつを食べ、また宿題以外の勉強をし、エレクトーンの日は帰宅してすぐ出かけたりもするので、それやこれやで、ゆっくりテレビを見る時間がない。(勉強の関係は全部妻がみてやっている)。


ちなみにエレクトーンは、今月下旬にホールで演奏会があり、クラスの子たちと舞台で合奏するのだけれど、なかなかその曲が難しくて、最近は練習時間を増やしているところである。

で、夜の7時半からお風呂に入る8時過ぎまでが、モミィのお楽しみのテレビタイムになるわけだが、そこに僕が割って入るから、それが最近のモミィの悩みのタネなのだ。

でもね、今日の試合が終われば、あとは舞台はアメリカに移る。時差の関係で朝とか昼の野球中継になるだろうから、夜に僕がテレビに釘付けになるのも今日が最後になるんだよ。

今朝もモミィが学校へ行く前、僕に「きょうは野球あるの?」と聞くので、「うん。あるよ」と言っておいた。「そ~か」とつぶやきながらランドセルを背負うモミィなのであった。

もう1日だけの我慢だからね、モミィ。

 

 

 

 

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WBC 思い出す4年前

2013年03月10日 | スポーツの話題

いよいよ佳境に入ってきたWBCは、今夜、日本対オランダ戦が行われる。それに勝てば4強の1つとして米サンフランシスコへ進出することが決定する。試合開始まで10時間以上あるが、今からソワソワしている。

さてWBCといえば、前回行われたのが4年前、2009(平成21)年の3月だった。その3月の31日が、僕が市役所を定年退職する日だった。つまり退職を間近に控え、あわただしかったり、落ち着かなかったりしたはずの毎日だったけれど、当時のブログを読み返すと、やっぱりWBCにのめり込み、怒ったり喜んだりの毎日を過ごしていた。

その頃のブログを読んでいると、WBCに熱中していたこと、退職間近の自分の心模様やさまざまな出来事、そして多くの人たちに温かく見送ってもらったことなどを鮮明に思い出した。前回のWBCが行われたあの時期は、間違いなく自分史の大きな節目だったことを、今になって、しみじみと感じるのだ。

そんな心境から、きょうは当時のブログを掘り起こしてみました。

  …………………………………………………………………………

2009年3月の第2回ワールド・クラッシック・ベースボール(WBC)。

序盤に韓国と当たった。その韓国戦に日本は7回コールド勝ちをした。14対2という圧勝であった。その時に書いたブログが…

「参ったか韓国! WBC・日本怒涛の14点!」 

しかしその2日後、日本はアジアの1位をかけて韓国と再び対戦し、結果はなんと1対0の完封負け。その時のブログ…

「WBC・日本 トホホの0点」

翌日試合はなかったが、韓国戦の敗戦に腹の虫が収まらずグチを並べたのが…

「WBC ・ 腹立つ~」

であった。日本の監督は、原監督だった。腹たつ~、はらたつのり~、なんて書いて、グズグズと嘆く僕だった。


この3月は、いろんな方々やグループの人たちに送別会を開いていただいた。退職まであと半月と迫った3月16日も、その送別会のひとつがあった日だが、その時にいただいた花束がとても嬉しかった。それをブログに書いたのだけれど、そんな時にも冒頭では、同じ日に行われたWBCの日本対キューバ戦のことを熱く書き綴っている。

「もういくつ寝ると…2」 

この試合で日本はキューバを破って再び光明が見えてきた。そして、メキシコ・韓国戦の勝者と戦うことになった。試合は韓国がしぶとくメキシコに勝ち、3度目の韓国戦を迎えることになったのだ。その結果が…

「WBC・はらたつのり」

日本は先発のダルビッシュが立ち上がりに打たれ、それが最後までひびき、韓国に4対1で敗れたのだ。ダルビッシュはコントロールが悪かった。この試合後、韓国はピッチャーマウンドに韓国国旗を立てるというムカつく行為をしたので余計に腹立たしい気分になった。韓国のこういうところが、僕は大嫌いなのだ。まさに「はらたつのり~」だった。

しかしWBCのシステムは変則的で、ここで負けたからといって即敗退、ということではなかった。もう一度、キューバと戦って、これに勝てば、優勝決定戦進出への望みがつながる。そのキューバ戦では…

「WBC・おらほの岩隈」

…に書いたように、岩隈と杉内の好継投で完封勝利を遂げたのである。まさに喜んでは怒り、怒っては喜ぶという毎日だった。

そんな紆余曲折を経て、日本はついに決勝進出まであと一歩のところへ来た。日本がアメリカに勝てば、決勝戦の相手は、ベネズエラと韓国の勝者ということになっていた。そのベネズエラと韓国の試合のことを書いたのが…

「もういくつ寝ると…3」

試合は、またまた憎たらしい韓国が勝った。まったくもう、ことごとく韓国が立ちはだかるのである。そして日本はアメリカを破り、ついに、今大会、日本対韓国の4度目の対決がWBCの決勝戦となったのである。これ以上燃え上がらないことって、ないだろ。

決勝戦が行われたのは、退職まであと1週間、という日だった。3月24日、優勝をかけた日本対韓国の大一番は、延長戦にもつれこむ大熱戦の末、それまで不振で、優勝を逃せば「戦犯」候補に上げられていたイチローが、正念場でタイムリーを放ち、日本が勝ったのである。それはもう狂喜乱舞、欣喜雀躍である。その日のブログには、興奮のあまりか、文字は1行も入っていない。絵文字ばかりである。

「やったぁ~」

このブログ「のん日記」も、数えてみると今日で736回になる。文字が全く入っていないのは、後にも先にも、この日のブログだけである。

翌日、その試合を振り返り、じっくりと喜びをかみしめながら書いたのが…

「WBC ・日本連覇!」

付け加えるなら、このブログを書いた日は、市議会の3月定例会最終日であった。僕にとって最後の本会議となる日で、しかもその夜は、議会で送別会をしてもらう日でもあった。

WBCに一喜一憂しながらも、38年間の役所生活のゴールが刻々近づいてきていることを身に沁みて感じていた…というのが4年前の今頃のことだった。

そして、今回も大会のクライマックスはアメリカで行われる。4年前は、それが日本時間で仕事中の時間と重なっていたので、ゆっくりテレビ観戦ができなかった。でも今は仕事を持たない身である。日本時間の平日の朝でも昼でも、テレビ中継があれば好きなだけ見られるのだから、ぜひぜひ、今日のオランダ戦に勝って、アメリカ行きを決めてほしいものである。

こうしてふり返ってみると…

ありきたりな表現ですが、時間は流れているんだな~
…ということを、改めて、感じます。

 

 

 

 

 

 

 

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“九死一生” 日本、台湾に勝つ

2013年03月09日 | スポーツの話題

昨晩のWBC、日本対台湾の試合。手に汗握りましたネェ。
終わったときは深夜12時近い時間になっていました。

日本は安打数で台湾を上回り、何度も得点圏にランナーを送りながら、
ここでヒット1本出たら点が入るというときに、凡打、凡打の繰り返し。

一方台湾は、数少ないチャンスをものにし、2対0で8回を迎えたときは、
これはもう、日本が負けるのでは…と、思った人も多かっただろう。

8回、日本が連打で絶好のチャンスを迎え、4番の阿部を迎えたとき、
僕は両手を合わせて「あべぇ~、頼んまっせ~」とお祈りをしたほどだ。
そのお祈りが通じたか、阿部のバットが火を噴き、1点を返した。
さらに坂本が同点打を放った。わが巨人勢、この日は大活躍だ。

それにしても、よくまあ、日本は粘ったものである。
息もつかせぬ攻防に、何度も心臓が張り裂けそうになる。

で、せっかく8回表に2点を返して同点にしたのに、
その裏、完璧と思われた田中マー君が打たれてしまった。

1点を失ってなお1死2、3塁のとき、相手が打ち上げたフライ…
フラフラと内・外野の間に上がった打球は、ヒットに見えた。
それをショートの坂本が後ろ向きのまま飛びついてキャッチした。
決してカッコイイ捕り方ではなかったが、あれは超ファインプレーである。

おかげで相手の攻撃は1点で終わった。
後から考えると、このプレーが勝負の明暗を分けた。

そして9回表。2死1塁まで追い込まれた後に奇跡が起こる。
鳥谷が予想もしなかった盗塁を決め、井端が起死回生のヒット。
土壇場でまた同点に追いついて3対3となった。

もう…今度こそアカンわ、と思ったらこのしぶとさ。
日本チームに、こんな驚異的な粘りがあったんだなぁ。

9回裏にも2死2塁の一打サヨナラのピンチを招いたが、
台湾で最も当たっている3番打者を敬遠し、4番打者と勝負。
投手の牧田は見事この4番打者を三振に打ち取り、敬遠策大成功!

3対3で延長10回を迎えたとき、たまらず缶ビールを出して飲んだ。
夕食後の飲酒は固く自分に禁じていたけれど、
こんな試合を前に、飲まずにいられるかっつ~の。

10回表、またまた日本はチャンスをつかんだ。
1死2、3塁という願ってもない場面に出てきたのは、
この日、再三チャンスに登場して凡打を繰り返した中田だった。

その中田が、左中間に大飛球を放った。
うわ~ホームランか…と思ったが、フェンス際で捕られた。
それでも犠牲フライとなり1点が入った。
中田は飛び上がって喜んだ。
そのイニングが終わって守備につくとき、
中田は観衆にガッツポーズをしてみせた。

これこれ中田!
まだ試合は終わっていないんだ。しかも点差はわずか1点だぞぉ。
今日はゲームセットの声を聞くまで、何が起こるかわからない。
ガッツポーズみたいなん、するのは、まだ早いっちゅうねん。

…10回裏に、また、わが巨人軍の投手、杉内が出てきた。
しかしどこまでもすんなりと終わらないのがこの試合だ。
杉内も1死1、2塁のピンチを招いた。
1発長打が出たら逆転サヨナラ負けのシーンである。

「あぁ、もう早く勝って、終わってくれぇ」
と、グイっとビールを飲み干す。

放送席で解説の古田も工藤も、「押さえて!」「たのむ!」
と、もう解説そっちのけで、熱烈なファンと化している。

…そして

台湾のバッターは内野ゴロを打ち、ダブルプレー。
永遠に終わらないかと思うような長い試合に、やっと決着がついた。

台湾選手の落胆ぶりは、見ていて気の毒なくらいだった。
日本が、九死に一生を得た…と言ってもいい勝ち方だった。

テレビを見ているだけでこんなに疲れるとは…

明日のオランダ戦も、またこんな思いをするのだろうか?

 

 

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覆面市議会議員…??

2013年03月08日 | 議会&役所

僕は38年間、大阪府下の市役所で勤務してきましたが、そのうち通算26年間、市議会事務局で仕事をさせてもらいました。ですから、こと市議会議員に関連したニュースを見ると、今でもやはり、胸がざわざわするんですよね。

最近では、こんなニュースがありました。

先月行われた大分市議会議員選挙で、44歳の覆面レスラーが当選しました。
この人が、覆面をつけたまま本会議や委員会に出る意向を示したところ、同議会の代表者会議で「それはダメ。議会の品位を損なうし、会議規則違反になる恐れもある」との決定が下されました。覆面レスラーご本人は、「他の自治体(岩手県と大阪府和泉市)では覆面のまま議場に入っているのに、覆面を取れというのはおかしい」と反発しているとのことです。

もっともらしい理屈ですけど、思うに、年齢的に体力が衰えるのを察知して、トレードマークの覆面を、今度は体力勝負のリングではなく、タラタラとしゃべっているだけでも食べていける(と思っている?)市議会のほうでアピールしてやろうという算段なのかも知れません。

僕は議会事務局での26年間、ピンからキリまで実にさまざまな市議会議員を見てきましたが、さすがに覆面をした議員はいませんでした(“鉄面皮”な議員は大勢いましたけどね…。うふふ~)。

まあ、覆面をする議員なんて、まさか月光仮面や仮面ライダーやキティちゃんの面をかぶって立候補する人はいないでしょうから、今のところ覆面プロレスラーくらいしかいませんよね。

僕はこの記事を見て、自分がここの議会事務局長であれば、何はともあれ、議会で問題にされる前に覆面を取るよう忠告しただろうと思います(むろん聞き入れてもらえないでしょうけど)。議会事務局としては、「議会本来の仕事」と関係のないところで、議員同士がモメるのが一番困るのです。

会議規則では、議場等に入る者は帽子、コート、マフラーの類を着用してはならない、と規定されています。それがダメなのに覆面ならいい、とは解釈しにくいですよね。岩手県や和泉市で覆面を認めたというのは、議会側が世間の顔色をうかがって、やむを得ず決めたものだろうと僕は思っています。しかしそんな調子で、日本全国どこでも覆面や仮装をする議員がまかり通るようになると「議会の品位」どころではなくなってきますよね。

たとえばタレントの小島よしおが市議会議員になったら、例によって水泳パンツ一丁の姿で議場に出て、議席から「そんなの関係ねぇ!」とヤジを飛ばしたりするのでしょうか…? 

なんだかねぇ。

それと、言うまでもないことですが、議員の良し悪しは中身で決まります。

見かけやイメージだけで市民に役立つ市議会議員になれるかどうか、甚だ疑わしいです。まあ、どうせ市議会議員のようなものはムダな存在なんだから…と決めつければ、覆面をしようがしまいが「どうぞお好きなように!」ということにもなりますけどね~。しかし議員はボランティアでなく高い報酬をもらっているのですから、そうも言ってられませんよね。

いずれにしても、マトはずれな自己主張よりも、もっと大切なことが市議会議員には求められているということをきちんと認識すべきだ…と言っておきます。

ちょっとエラそうな言い方で恐縮ですが…

 

 

 

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WBC 日本がんばれ~

2013年03月06日 | スポーツの話題

2日からいよいよ2013ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)が始まった。初戦となった2日のブラジル戦は、日本が終盤にリードされるというまさかの展開になったが、8回に逆転して大事に至らずに済んだ。

しかしあれも、8回、日本が同点に追いついて、さらに一死満塁で代打に出てきた阿部が打ったライナーを、二塁手がはじいたので勝利の一打となったけれど、普通なら捕られてダブルプレーでチェンジになっていたところだ。確かに痛烈なライナーだったけど、日本の野手なら捕れていたと思うよ。

まあ、そんな運も味方につけ、苦しい試合を制してスタートしたのは、むしろ今後にとっては好材料になるかも知れないけど、少なくともあの試合は、夜遅くまでテレビ観戦していた僕も、胃が痛くなったほどである。

次の中国戦は、これはもう、負けるはずがなかった。負けたら日本の恥である。このところ何だかんだと中国に迷惑をかけられっぱなしなんだから、野球まで中国に負けたら、僕はもう、プロ野球ファンをやめるで。

さて、2006年に第1回が始まったWBCには、サッカーW杯に負けず劣らず熱が入る。小学校時代からプロ野球(特にジャイアンツ)の大ファンだったので、元々サッカーより野球の方が馴染みが深い。しかし野球はサッカーのように、プロ同士で世界一の覇権を争う…という大会はなかったし、約20年前のバルセロナ五輪から野球は正式種目になったものの、当時はアマチュア選手の出場しか認められなかった(途中からプロ選手もOKとなったが、日本は金メダルゼロ。そして今は野球自体が五輪から消えてしまった)

だからこのWBCは、プロ野球ファンとしては、最も燃える大会なのである

ご承知のように、これまでの2度の大会では、いずれも日本が優勝してきた。そして、これにはいつも韓国が絡んでいるので、その分、さらに強烈に盛り上がるのだ。サッカーも同じことだが、韓国だけには負けたくない…という思いがある。特に野球では日本の方がはるかに先進国なのだから。

しかし韓国はここ十数年で野球のレベルを急激に上げてきた。最近では、韓国に勝つのが一苦労であり、実際、2008年の北京五輪では星野ジャパンが韓国に敗れ、なんと日本より弱かったはずの韓国が金メダルを獲得したのである。あれはショックだったなぁ。

それだけに、翌年3月の第2回WBCの決勝戦で、息詰まる延長戦の末、韓国を破って優勝したときの嬉しかったこと! あの時のコーフンは、今でも体の中で脈打っている。

それやこれやで熱の入るWBCなのであるが、今回、A組の日本はまず1次ラウンドで順当に2勝して、今日のキューバ戦の結果に関係なく、2次ラウンドに進むことになった。

この大会にはA~D組まで4チームずつ、計16ヶ国が参加している。

2次ラウンドは各組2位までの8ヶ国で2組に分れて争われ、日本は1組(開催地は東京)で、キューバ、台湾、オランダと戦い、ここでまた2位以上を確保し、決勝ラウンドに進んでもらわなければならない。

決勝ラウンドには4チームが残る。開催場所は米サンフランシスコである。
めざせ、サンフランシスコ!


まず準決勝があり、これに勝てば、いよいよ決勝に進む。

決勝戦は日本時間3月20日の午前9時に試合開始である。

…とまあ、気の早いことを言っているけれど、大会は始まったばかりである。想像したくもないが、ひょっとして日本は2次ラウンドで敗退して決勝ラウンドにも進めないかもしれない。ブラジルと中国に勝っただけでは、まだまだこの先の見通しが立ったとは言いにくい。

気になるのは今回の日本代表チームの迫力のなさである。イチローやダルビッシュがいなくてもそれは仕方のないことだけど、それにしても今のチームはピリッとしない。あるいはエンジンがからないというか…。ブラジル戦で苦しんだことで目を覚ましてくれたらいいのだが、まずは今夜の強敵キューバ相手の戦いぶりをじっくりと見てみたいと思う。

それにしても…

あれほど気になっていた韓国が、1次ラウンドで敗退した…という昨日の結果には驚いた。全く予想もしないことだった。どうせ日本はまた韓国とどこかでぶつかり、火の出るような激しい戦いを繰り広げるのだろうから、熱い感情はあまり浪費せず、その時まで残しておかなければ…と思っていた矢先である。

なんだか気の抜けたビールのような展開になってしまったが、韓国の実力はこの程度なんだぜぃ…と思えば、まぁ溜飲が下がるのも事実だけどね。

これからしばらくは、テレビの前で一喜一憂する日が続きそうだ。

 

 

 

 

 

 

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ひままつり

2013年03月05日 | 雑記

前回のタイトルは「ひなまつり」で今回のタイトルは「ひままつり」です。
決して記事が重複しているわけではありませんので、念のため(笑)

     ……………………………………………

僕と同い年で、今は定年退職して毎日ぶらぶらしている友人がいる。
学生時代からつき合っている、古い古い友人である。

今、どんな生活を送っているかといえば、朝食を終えたあと、奥さんが「お昼よ」と声をかけるまで、ずっと新聞を読んでいる。

そして、昼からは近くのホームセンターへ出かけて行き、店内のあちこちを歩いていろんな品物を眺めているそうだ。夕方に帰宅して、夜は好きな日本酒で晩酌をする。そして、1日が終わる。

「毎日ヒマやねん。することないねん」
会うと、必ずこの友人はそう言う。

「でもなぁ…」と僕は彼に問いかける。
「それだけ新聞読んでたら、いろんなニュースとか話題に強くなるやろ。それを奥さんに話して、会話がはずんでいく…ということはないの?」
すると彼は、「夫婦の会話なんてゼンゼンありまへん」と首を横に振る。

逆に彼から「あんたは毎日どうしてるのん?」
…と聞かれると、僕も改まっては説明しづらい。

「まぁ、いろいろと…なぁ。やること、あるやんか。ブツブツ…」
と、言葉を濁して別の話題を探すことになる。

その友人から、一昨日のひなまつりの日に、こんなメールが届いた。

世間はひな祭りで騒いでおりますが、私は年がら年中「ひま祭り」です。
妻や娘たちは私のことを、「おひま様」と呼んでおります。

思わずふき出してしまった。 おひま様ねぇ…

まあ、定年退職で仕事から離脱した男性は、
多かれ少なかれ「おひま様」なの
かも知れない。

ブログにこんなヒマネタを書いているこの僕も、
たぶんその「おひま様」の一人なんでしょうけど。

 

 

 

 


 

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