9月某日
新聞によると、共和党の女性副大統領候補ペイリンさんのトレードマークである縁なしメガネは日本製だったとか。製造会社は福井市にあるらしい。それがアメリカで評判になり、福井市の会社にアメリカ人からのメガネの注文が殺到しているという。なんだか福井市も、ペイリンさんのメガネのおかげで一躍盛り上がった感じである。
福井と言えば、ちひろさんも訪れた「ちりとてちん」で知られる小浜市も、福井県だ。こちらは民主党のオバマ候補と同じ名前だから、小浜市ではオバマ氏に声援を送っているそうだ。「オバマ候補を勝手に応援する会」というのも存在するらしい。なんのこっちゃ。
福井県内で、ペイリン派とオバマ派との対立…ってなわけ、ないだろうけど。
9月某日
モミィやソラを乗せる自転車を買うために、モミィを連れてジャスコに行く。
ハンドルの手前部分に幼児用の座席が固定されている自転車があった。実際にモミィを乗せてみて、よさそうだったので買うことにした。本体だけで3万6千円也。後部荷台にも幼児席をつけてもらい合計4万円を超した。なかなかの値段である。
ついでにヘルメットも必要なので、いろんな子供用のヘルメットをモミィの頭にかぶせてみる。それぞれ頭のサイズは表記されているのだが、適度な大きさというのがよくわからない。モミィはちょっと頭が大きいみたいに思うんだけれど…。
「頭のサイズ、なんぼやろうなぁ…?」と僕がぶつぶつ言うと、横でモミィが、
「あのね、モミィちゃんは、にさい」と言った。
2歳…は知ってるっちゅうねん。言うてるのは頭のサイズのことやがな。
「プリキュア5」 のヘルメットで~す
9月某日
じゃいさんが送ってくれたコメントの中に、「月光仮面」の懐かしい映像が貼り付けられていた。月光仮面は、僕ら団塊世代の「元祖ヒーロー」だった。
その映像は「♪ど~この誰かは知らないけれど」という曲とともに、月光仮面が覆面をつけ、さっそうと白いマフラーをなびかせてスクーターに乗っている映像だ。
↓
http://fr.youtube.com/watch?v=BrLa1CpMK6w&feature=related
どこへ向かっているのだろうか…?
ユニクロへ、新しい覆面を買いに行くのか?
ふむ。ユニクロは、この時代にはなかったしな~。
月光仮面はその名のとおり、月の光を背に受けて現れる「夜の人」である。
しかし、この映像は昼間である。そばに普通の車両も走っているし、周囲はごくありふれた風景だ。こんな場所で、こんな格好をしてスクーターを運転をしていると目立ち過ぎである。警官に止められて、職務質問を受けるのではないだろうか。そのとき彼はどうするのか。ちゃんと運転免許証を持っているのだろうか…? 持っていなければ交番に連行されるだろうし持っていたら本当の名前がわかってしまう。これはヤバい。まさか免許証の氏名が「?」となっているわけでもあるまい。
さて月光仮面の運命はどうなる…?
それを考えると、気になって気になって仕方がない。
…ヒマか、僕は?
9月某日
…で、ヒマなのでビデオで「古畑任三郎」の「イチロー編」を見る。
見るのは、これが2度目である。やっぱり、つまらない。
イチローを出演させたというお手柄を自慢しているだけのストーリー。
古畑任三郎シリーズの最低駄作だ。ぷんぷん。
9月某日
夜、NHK総合テレビで懐かしの歌番組をやっていた。
その中で、なんとまあ、ピンキーとキラーズが出ていた。
「恋の季節」が大ヒットしたのは昭和43年だったそうだ(そないなるか…?)。
あ~、これぞまさしく40年前(最近、なぜか40年前という話題が多い)。
当時、ピンキーこと今陽子は16歳だった。
その歌唱力は16歳とは思えぬ迫力があったが、もう56歳…。
ふ~む。これも、あのセーラー服の薬師丸ひろ子が「三丁目の夕日」でおっかさん役をしていた以上に驚いた。歳月人を待たず。そりゃ誰でも年いきますわね~。
ピンキーとキラーズも久しぶりに聴いて胸が躍ったけれど…
でも、やっぱり出ていた歌手の中では、坂本冬美が一番よかったナ~。
♪ 熱かぁ~ 熱かぁ~ こころもからだも~熱かぁ
惚れた女(おなご)を抱きたけりゃ
火傷(やけど)かくごで 抱かんとね~
抱かんとね~
「火の国の女」は、聴いているだけで力が入るとよ。
ほんまに、よか歌じゃけんね~。(何弁や…?)
9月某日
読書の秋である。
テレビばかり見ていたらアホになると昔に学校の先生から言われたのを思い出したので、「OL川柳」という本を書架から引っ張り出してパラパラ眺める。
呼び捨てに されてもいい人嫌な人
パソコンも 上司もバージョンアップして
きれいより 上手といわれる この化粧
食事会 座席の場所で 味変わる
幸せは 悩まぬ人にやってくる
部分やせ やせたい部分が大部分
おやじギャグ うっかり笑うと二連発
これお願い お願いしてないその態度
「調子どう?」 あんたが聞くまで絶好調
雑用を 雑に処理して依頼阻止
器量よりいつも酒量をほめられる
はい終わり 愛想笑いも定時まで
ナンパされ 無視するつもりが 道聞かれ
幸せに「してね」は遅い「してあげる」
顔笑顔 財布は涙 披露宴
……………
まあ、今日はこんなところで…。