僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ばってん少女隊

2016年04月30日 | 雑記

 ~100年に1組の逸材~ とは


この前の日曜日(24日)のことですが…

妻とモミィと3人で、あべのキューズモールへ行った。
日本一高いビル、あべのハルカスの前にある商業施設だ。

モミィの服を買うのが主な目的だったが、
食事をした後、僕はショッピングには加わらず、
2人と離れて、一人でその辺をウロウロ歩いた。
日曜日ということもあり、大変な賑わいだった。

3階に「スカイコート」という屋外イベント会場がある。
そこを通りがかると、やたら大勢の人々が集まっていた。
そして、ノリのいい音楽と歌声が周り全体に響いていた。
はて、何のイベントだろう…と思って、警備員風の人に、
「誰かアイドルグループでも来ているの?」と尋ねたら、
「はい」とその人はうなずき、
「ばってん少女隊です」と言った。

はあ…? ばってん少女隊? 聞いたことないなぁ

ばってんとは…? ×(ばつ)点という意味か? 
まさかなぁ。そんなグループ名はつけないだろう。
では、九州の方言の「ばってん」なんだろうか…?
…などと思いながら、そういうのには割に興味があるので、
舞台の方に行こうとしたけれど、人がいっぱいで行けない。

たしかに、舞台の上で少女たちが歌っているようだが、
僕はチビなので、背伸びしても舞台はまるで見えない。
そこで、スマホを出し、両手を伸ばして写真を撮った。

それが、この写真です(ほとんど舞台は見えていませんが)

 

すると、先ほどの警備員風の男性がやって来て、
「写真撮影は禁止なので、やめてください」
と、注意されてしまった。…すみません。ぐすん。

言われてみれば、あちらこちらに「撮影禁止」と貼られていた。
(でもなぁ、こんな写真だから、ここに載せてもかまわんやろ)

そのあと舞台の横のほうへジリジリと迫り(僕もしつこいんだ)、
少~しだけだが「ばってん少女隊」をナマで見ることができた。
もちろん、写真はもう撮らなかったけどね。

その彼女たちの舞台の背後に、
「100年に1組の逸材 ばってん少女隊」
という幕が張られていたのには驚いた。
う~む。
100年に1組の逸材…と、自分から言うか?
キャッチフレーズだとしても、あまりにも厚かましいのでは。
まぁこういう世界は、言ったもん勝ちなのかも知れないけど。

でも、彼女たちが歌い終わったあと、
6人のメンバーを代表して1人の女の子が、
「これから6人で一生懸命がんばりますので」と挨拶をし、
いろいろと自分たちの思いを述べていくのを聞いていると、
それが実に上手で、内容も自然な感じで、とてもよかった。
「これはひょっとして、本当に、100年に1組の逸材かも」
な~んて、一瞬思ったりね~。あはは。
年をとっても、いつまでも、ミーハーな僕です。

帰宅してから、あらためてネットで
「ばってん少女隊」を検索してみたら、
福岡を拠点に活動するグループだった。
メンバー6人の平均年齢は14歳とのこと。
(モミィと4歳しか違わないんだ)

デビュー曲は「おっしょい」という曲で、
僕が聴いたのもこの歌だったのだろうか。

そのデビュー曲が4月20日に発売され、
その時のキューズモールでのイベントは、
発売記念ツアーの最終日だったそうである。

その時に撮れなかった写真がネットに出ていたので、
それをお借りして、ここに載せます。

 
  背後に「100年に1組の逸材」という文字が見えています。

 

それにしても、これだけアイドルグループが増えると、
どれがどれなんだか、さっぱりワケがわかりませんね。

ネットで探ってみると、この「ばってん少女隊」は、
スターダストというプロモーションに属しているという。
そこに所属する他のアイドルグループの名前も出ていたが、

ももいろクローバーZをはじめとして、

私立恵比寿中学
チームしゃちほこ
たこやきレインボー

な~んていう面白いアイドルグループ名が並んでいた。
業界もいろいろ苦心惨憺、知恵を絞っているんだねぇ。

まあ、たまたま通りがかったところで
「ばってん少女隊」に出会ったのも、
何かの縁かも知れない。
応援してあげよう。

がんばってくださ~い。

 

 

 

 

 

 

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遠足・リフォーム・家庭訪問

2016年04月28日 | 日常のいろいろなこと

今日はモミィの遠足だった。
で、朝、お弁当を作らなければならない。
天気予報では、今日は1日中雨の予報だった。
たぶん遠足は中止で来月の予備日に延期されるだろうと思った。
しかし遠足は延期でも、お弁当は持って行くことになっている。

どんなお弁当がいいのか…
これは、もちろんモミィの要望を聞かなければならない。
で、今朝作ったお弁当は、鮭ご飯と玉子焼き、ウィンナー、
焼き鳥(これは実は昨日の残り)、ホウレンソウ(冷凍)、
そして、デザートとして葡萄…というメニューでした。

  

 

朝起きて、てっきり雨が降っているだろうと思ったら、
道はうっすらと濡れていたが、雨自体は上がっていた。
空も明るく、今にも降りそう…という感じではなかった。

モミィは、一応、遠足用のリュックと、
中止になった場合の教材の両方を持ち、
いつも一緒に行くモモちゃんと、学校へ向かった。

遠足の行き先は、奈良県の明日香村だった。

で、結局、午前中は雨が降らなかったので、
遠足には行けたようで、昼前に学校から、
保護者宛のメールで、明日香村も雨は降っておらず、
いま、芝生でみんなお弁当を食べています…
というメッセージが届いた。

あぁ、よかった。
モミィもあれだけ楽しみにしていた遠足だから、
行けただけでよかったと思う。
お弁当を食べたあとなら、雨が降っても、
もう、別に、かまいませんよね~ 

 ……………………………………………………………… 

さて、モミィが5年生になってクラスの担任の先生が変わった。
4年生の時は大学を出て間もない若い女性の先生だった。
そして今度の担任の先生もまた、同世代の若い女性の先生だ。 

その先生が、おとといの26日、家庭訪問に来られた。
これまで書いてきたように、わが家はいまリフォーム中だ。
浴室の次は、足場が組まれて屋根のリフォームが始まった。
家庭訪問の日は、屋根と玄関ドアの工事作業の最中だった。
だから、先生は玄関から入ってもらうことができないので、
訪問予定時間になると、妻が表に出て、先生を待った。
やがて先生が自転車で来られ、妻が家の中に案内した。 

玄関から入れないので、ガレージから入ってもらった。
ガレージも、工事の車が入っていたり、資材が置いてあったりで、
足の踏み場もないくらい散らかっていたので、ちょっと危ない。
その隙間をぬって、妻と先生が足元に気をつけながら中に入る。
そして2階へ上がってもらい、やっと「家庭訪問」の形が整った。 

「うわっ、えらいときに当たっちゃったなぁ」
と先生は、思われたかも知れませんね。
その思いは僕たちも同じです。 

ところで…
学校へ個人懇談会に出かけて行くのは僕だけど、
家庭訪問での応対は妻がすることになっている。
いつかも書いたけれど、先生と会うに際しては、
妻はホーム、僕がアウェイ…というわけだ(笑) 

まあ、そんなことで、そのとき僕は、
家にいたけれど、3階に引きこもっていた。
学校で先生と会うのはいいんだけど、家ではね~
妻と一緒に会うと言っても、何となく気恥ずかしい。 

で、僕はその新しい担任の先生の姿は見ずじまいである。
帰られる時、そっと(笑)窓から見てもよかったのだけど、
なにせ今は、家全体がシートに覆われているので、
窓を開けても外の景色がほとんど見えない。
だから、それも、かなわなかった。 

ちょっと、残念だったなぁ(笑)。

ま、来週に授業参観があるので、その時に…。


 

足場の組み立てが始まったのが25日(月)です。

  

  

  そして今は、こういう状態です(今朝撮影) 

  
    先生が家庭訪問に来られた26日は、ガレージに、
  車や資材が、ところ狭しと置かれていました。
  現在は屋根のリフォーム中。
  5月2日から外壁塗装開始です。



 
  これも今朝、撮影しました。
 正面の玄関ドアは、ダンボールが貼られていますが、
 ほとんど出来上がっています。
 今日は雨の予報だったので屋根の工事は休みでした。

 

 

 

 

 


 

 

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口の中の出血が止まらない!

2016年04月26日 | 心と体と健康と

昨日の朝食の時、ふとした拍子に口の中を噛んだ。
頬っぺたの裏で、右下の奥歯の、一番奥のあたり。
口の中でも、最も奥のほうである。

時々噛むことがあり「痛っ!」と思ったら血が出ていた…
…ということは、自分にとってはそう珍しいことではない。
今回もそうだろうと、気にせずにジムのプールに出かけた。

ところが…
プールの洗面でツバを吐いたら、これが真っ赤。
うっすらと血が滲んでいる…という程度ではない。
驚くほど真っ赤だった。

「あれ…?」
朝食で頬っぺたの裏を噛んでから、数時間が経つ。
なのにまだ血が出ているなんて考えられなかった。
でもまぁ、そのうち止まるだろう、と泳ぎ続けた。

しかし、気になったのでトイレに行ってまたツバを吐くと、
やはりそこに鮮血が広がって行った。う~ん。気持ち悪い。
鏡の前で大きく口を開けると、口の中が血に染まっていた。
傷口はあまりに奥のほうなので、鏡では確認できない。
何度も口に水を含んで、ぶくぶくして吐き出したが、
血は止まる様子がない。なんだ、これは?

それでも、そのうち止まるだろ…と、まだ思っていた。
ジムからの帰り道では、何度もティッシュで血をぬぐった。

帰宅して、妻にガーゼをもらってそれを丸め、
口の奥の奥に突っ込んで、傷口を押さえた。
5分後にガーゼを取ると、ガーゼは血だらけ。
口の中に指を入れてみると、やはり血がべっとり。
それから2度傷口を押さえたが、血は止まらない。
心配した妻が「病院に行ったほうがいいわよ」と言った。

午後2時前後だった。
定期的に検査・診察に通っている松原の徳〇会病院に電話した。
診療時間外だったが、電話に出た女性に事情を話し、
いますぐにそちらで診てもらいたいとお願いした。
「わかりました。お気をつけてお越しください」

タクシーを呼び、徳〇会病院へ行った。
受付で「先ほど電話した〇〇ですが…」
「あ、お口の中を噛まれた…」
「そうです。すみません、よろしく」
「ではこの書類を持って、あちらの口腔外科へどうぞ」

口腔外科で少しだけ待ち、名前を呼ばれた。
「ここでお出ししている以外の薬を服用されていますか?」
…と看護師さんに聞かれたので、
「いいえ、この病院でもらっている薬だけです」
「わかりました。では、診察室にどうぞ」
やはり「なじみの病院」は、話が早い。

若くて愛想のいい医師から椅子に座るよう言われ、
口を大きく開けて、見てもらった。
血はむろんまだ止まっていない。

「ふ~む。かなり深く噛まれていますね」
自分では噛んだ時、そんな感じはしなかったけど。
「それと、ワーファリンを飲まれていますし…」と医師。
僕は心房細動(不整脈の一種)の持病があり、
それは脳梗塞を引き起こす恐れもあることから、
血液をサラサラにするワーファリンという薬を服用している。
だから、比較的血が止まりにくいのは確かだ。

しかし、これまでも口の中を噛むことはあったが、
いずれもすぐに血が止まっていたのも事実である。
だから今回もワーファリンが最大原因とは思えない。
それを医師に伝えると、
「噛んだ場所にちょうど血管があったのかも知れません」
ということも言われた。

そして「では、傷口を縫いましょう」と言われた。
げっ、縫う…? それって手術じゃないのか。

僕はこの年齢になるまで「縫った」ことなど一度もない。
生来、怖がりの僕である。
「縫うって…痛くないですか」とつい口にしてしまった。
「大丈夫です。ただ、麻酔の注射が少し痛いですけど」

…ということで、「恐怖」の治療が始まった。

看護師さんがシューっとスプレーで口の中へ何かを吹きつける。
アワアワアワ、と息を呑み、目を閉じて不安におののく僕だ。
そのうち「チクッとしますよ」と言われ、余計に体が固くなる。
そして…頬っぺたの内側に注射の針が刺さった。痛っ!

ほんの一瞬だったが、痛かったなぁ。
そのあと、医師がパチンパチンと傷口を縫って行く。
何回パチンパチンをされたのか、わからないが、
そう長い時間でもなく、痛くもなく、終了した。

頬っぺたが膨れてモコモコする感じだ。
「ブクブクしてください」と言われるまま、口を漱いだ。
ガーゼを小さく丸めたものを口に入れられ、
傷口近くの奥歯で「噛んでおいてください」
だいたい15分程度、このまま噛んでおくそうだ。

「では、あと1時間半ぐらいは何も食べないでください」
と医師は言い
「それまで、しゃべったりも、あまりしないでください」
と、付け加えた。
「はい」と言ったつもりで「ふぁーい」と僕は返事した。

念のため、化膿止めの抗生物質と、痛み止めの
2種類の薬を3日分だけ出します、ということだった。

1週間後に抜糸をするというので、
来週月曜日の10時に予約をした。


あぁ、やれやれ…
まったくもう、ドタバタの1日だった。

これから、物を食べるときは、意識して、
頬っぺたの裏を噛まないように注意しなければ。

 

 

 

 

 

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近畿大学は “変態” 大学?

2016年04月24日 | 日常のいろいろなこと

日曜日の朝から奇妙なタイトルで恐縮ですが…

昨日の新聞に、僕の母校である
近畿大学に関する小さな記事があった。

その内容というのは…

近畿大学は今月から、英文名称を
KINDAI UNIVERSITY
に改め、門の看板や教職員約5400人の名刺を一新した

…というものだった。

なぜ英文名称を「KINKI UNIVERSITY」から
「KINDAI UNIVERSITY」に変更するのか。

その理由は、「ほんまかいな?」と思うようなものだった。

「KINKI」は英語で「変態」という意味の「kinky」
発音が似ているので、近大生が留学先で苦笑された…という。
…で、変更を望む声が寄せられていたそうである。4月から
国際学部が開設されたこともあって、変更したというのだ。


へぇ~、知らなかったなぁ。
「キンキ」という発音が「kinky」→「変態」とはねぇ。
念のため「kinky」という語を英和辞典で引いてみたが、
やはり意味は「性的異常の。変態の」と書かれていた。
発音も、キンキィではなく、「kinki」そのままだった。

いかに英語に詳しい僕でも(←ウソばっかり)
「kinky」という単語は、初耳である。

そんな理由で、
「KINKI UNIVERSITY」から
「KINDAI UNIVERSITY」に変わったのだ。


先日も近畿大学に関する話題を取り上げたばかりだけど、
http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/1db303bf478c24212c3b41c6c01409cb
その時、僕は高校も近畿大学附属高校出身だと書いた。

毎朝の朝礼で校庭に整列し、そこに近大の校歌が流れる。
直立不動で校歌を聴き、校旗が上げられていくのを見る。
それが高校の3年間というもの、ずっと繰り返された。
だから、校歌は今でも耳にこびりついてしまっている。

その歌の1番から3番まで、最後のところが、

♪キンキ、キンキ、キンキ~ 
 キンキ大学 おおキンキ~

というフレーズで盛り上がるのだった。
(あぁ、懐かしいなぁ)

で、これを、たとえばアメリカ人が聴いていたら、

♪ヘンタイ ヘンタイ ヘンタイ~ 
 ヘンタイ大学 おおヘンタイ~

と聞こえるわけ…なんでしょうか。
びっくりしちゃいますよね。


それで言うと、
近畿地方は→ヘンタイ地方
近畿日本鉄道(近鉄)は→ヘンタイ日本鉄道
近畿日本ツーリストは→ヘンタイ日本ツーリスト

…な~んて、英語圏の人たちには聞こえるわけ?

しかしまぁ、国際学部が開設されたからといって、
今さら看板や名刺を変えると言うのも何だかねぇ。
気にしすぎ…みたいな感じもちょっとしますけど。


さて、話はコロッと変わりますが。

わが家の浴室が一昨日(22日)に出来上がりました。
5日ぶりに家のお風呂に入れて、モミィも喜んでいました。


  
 シャワーは下にず~っと下がるようになっています。
   

次は、明日に足場が組まれ、明後日からの2日間、
玄関ドアの付け替えをして、その後5月中旬まで、
外壁や屋根、その他のリフォームを行います。

毎日、落ち着きません。
早く全部終ってくれたら…と思うばかりです。

 

 

 

 

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いざ、銭湯へ

2016年04月21日 | 日常のいろいろなこと

現在、浴室のリフォーム中なので、
家のお風呂に入れない。


僕はジムで、運動した後、お風呂に入る。

だからこれに関して不便はないのだけど、
妻とモミィはそういうわけにはいかない。

つまり、銭湯に行くしかないわけで。

昔はわりと近くに銭湯があったのだが、
それもいつのまにかなくなってしまった。
駅へ行く途中にも銭湯があったようだけど、
これも、今は廃業に追いやられたようである。

僕らの子どもの頃は、毎日、銭湯に通ったものだ。
生まれ育った京都の銭湯では、お客さんが来るたびに、
番台のおばあさんが「おお~きに、おいでや~す」
…と、歌うように繰り返していたのが忘れられない。
そして小学生の時、大阪に移っても銭湯に通い続けたけれど、

高校生の時に引っ越して、家に風呂があったのには感動した。

今ではほとんどが風呂付住宅だから、
銭湯が減るのも、無理はないですね。

そういう昨今の「銭湯情勢」ではあるけれど、
わが家から藤井寺駅まで歩いて20分近くかかるが、

駅の向こう側、踏切を渡ったところに銭湯がある。
ここはサウナがあったり昼からやっていたりして、
けっこう人気があるようで、お客さんも割に多い。
わが家から行くとしたら、この銭湯しかなかった。

家の風呂の工事が始まった翌日(19日の火曜日)、
妻がモミィを連れてその銭湯へ行くというので、
夕食が終ってから、ウオーキングを兼ねて出かけた。
僕は入らないので、銭湯の前で2人を見送り、
近くのツタヤで時間をつぶしていたら、やがて、

妻から「今、上がりました」とのメールを受けた。
で、またその前まで迎えに行ったわけだけれど、
銭湯から出てきたモミィはちょっと興奮気味だった。
何しろ物心ついてからは、初めての銭湯だったから。
「面白かったわぁ。入り放題だものねぇ」と言った。
「入り放題? 何、それ?」
焼肉の食べ放題ではないんだから…
風呂の入り放題って、意味わからん。
もちろん、湯舟に50回浸かってもかまわないし、
身体や髪の毛を10回以上洗ってもかまわない。
時間制限もないしね~
(まあ、そんな人、おらんやろけど)
そういうのを「入り放題」とモミィは言うのだろうか。

子どもの発想というものに、時々ついて行けなくなる。

また、モミィは、
「もっと沢山お風呂があると思ったわ~」
とも言った。この場合、お風呂とは浴槽のことだろう。
「銭湯には、お風呂が10個ぐらいあるんと違うん?」
な~んて言ったので、
「町の銭湯で、浴槽がそんな沢山あるわけないやろ」
と答える僕だった。

ところで…
「銭湯はいくらぐらいするの?」と妻に料金を聞くと、
「えぇっと、2人で500何ぼ…だったけど」

銭湯に行くことは滅多にないので、料金も知らない。
「大阪府公衆浴場組合」のHPを開いてみると、
「大人(中学生以上)440円。小学生150円」
と書かれてあった。
「ふ~ん。そうか」
ちなみに市民プールの料金は…
「大人300円。小学生以下が200円」で2人で500円だ。
銭湯と市民プールを比べるのは、おかしいですかね~

ま、そんなことで、また3人で家に向かってテクテク。
歩いているあいだ中、モミィはしゃべり続けていた。

夕食後の、いい運動にもなりました。
「明日も行くの?」と妻に聞いたら、
「そんなぁ。毎日は疲れるわ」との答えでした。

こんな短期間でもお風呂がなければ不便なのに、
熊本地震で避難されている方々は、お風呂にも
なかなか入れず、さぞお辛いことでしょう

わが家の浴室のリフォームのほうは、4日目の今日、
ユニットバスが入って、完成するそうである。

やれやれ、やっと明日から、家のお風呂に入れる。


  
今朝の浴室の状態です ↓

  



 

 

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170円で1億円 !?

2016年04月20日 | 日常のいろいろなこと

僕が住んでいる大阪というのは何でもワースト記録が多い。
ひったくり等の街頭犯罪は、16年連続ワースト1だという。
世間では、「大阪名物」とまで言われているようだ。
(そんな名物、いらんわ)

そして、今、何かと問題になっている自転車事故も、
この大阪が「全国ワースト1」だそうだ。

細い道を歩いている時、自転車が猛スピードで追い越して行く。
いきなりのことで、ハッと驚くことがよくある。
こちらの体が少しでも横のほうに寄ったら、
当てられているところ…というきわどさだ。

こうなると、自転車も凶器のひとつと言っていい。

それに高校生などは、スマホを見ながら自転車を漕いでいる。
毎日ウオーキングしている身には、自転車は結構脅威である。

こんな事例も報道されている。
小学生が60代女性を自転車ではねて、
その女性が意識不明になった事故で、
保護者である親が約9500万円という
巨額の損害賠償を請求されたというのだ。

つまり、子どもだからといって許される時代ではなくなったのだ。

そういう事例を見ていると、ふと不安になることがある。
モミィも、もちろん自転車に乗っているが、
良く言えば慎重、悪く言えば怖がりなので、
無茶なスピードを出したりはしないと思うが、
それでも物のはずみの事故というものもある。

もしお年寄りなどにぶつかって怪我をさせたりしたら…。
歩行者も、後方を確認せず斜め横断したり、
いきなり飛び出してきたりするしねぇ。
…と心配になったりする。

しかし妻の話を聞くと…
モミィは自転車保険に入っているそうである。
でも、月170円の掛け金だとか。え?…わずか170円?

自転車で相手に怪我などをさせた場合は、
最高で1億円まで出るという。
170円で、最高1億円って…
ウソやろ???


で、話をよ~く聞いていると…

それには、普通の保険…つまり怪我や病気などの時に
おりる保険にまず加入することが、必要なのだそうだ。
そして、それは掛け金が1月当たり1,000円とのこと。
その保険に入ったら、それに付属している特典として、
月170円の自転車保険に入ることができる…というのだ。


なるほどねぇ。

モミィがそういう保険に入っていると聞いて、
ひとまず安心した次第です。

 

 

 

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リフォーム 始まる

2016年04月19日 | 日常のいろいろなこと

昨日から、わが家のリフォームが始まりました。
最初は浴室からで、これに4日ほどかかり、
次に玄関ドアを付け替える工事をして、
そのあと、来週の月曜日(25日)から、
足場を組んで外壁と屋根のリフォーム…
…という段取りになっています。
期間は全部で約4週間かかるとのこと。
しばらくは落ち着かない日々が続きそうです。

テレビでは、熊本、大分などの地震報道が続いています。
無残に倒壊した家屋の映像が続々と映し出されています。

それを見ていると、そちらでは家屋が倒壊し、
自分の家ではリフォームしてる…というのが、
何か少し複雑な思いもするわけですが。

同時に、大地震が起きたら一瞬にして家は壊れる…
という事実も突きつけられて、これも複雑な思いが。

でも、これだけは、
個人レベルではどうにもならないことですし…。


さて、
昨日の朝の9時ごろから始まった工事は、
まず浴槽やタイルを砕く作業から始まり、
すさまじい音が家中に響き渡りました。


 この写真は、作業の人達が昼食に出かけた時、撮ったものです。

 

  浴槽などが壊され、タイルが少し残っている状態です。    

 

 

そして、午後5時過ぎに初日の作業が終りました。
タイルも床も、すっかりなくなっています。
 

 

 

今日も午前9時ごろから、続きが始まります。

 

 

 

 

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熊本地震 またも!

2016年04月16日 | ニュース・時事

いま4月17日(日)午前5時半である。

今朝は4時半に目が覚め、そのまま起きて、
リビングのテレビをつけると熊本地震のニュースが映っていた。
一昨日の夜以来、テレビの報道はほとんどこのニュースだった。

まだ今でも早朝からそのニュースが続いているのだな、
…と思いながらテレビを見ていると何か様子がおかしい。
他のチャンネルに切り替えても、どこも地震の報道がされ、
スタジオや現地のリポーターに緊迫感が漂っているのである。

画面の上の字幕を見て、驚いた。
一昨日の地震の続報ではなかった。

深夜1時半頃、また熊本で新たに大きな地震が起きたのだった。
震度6強で、マグニチュードは一昨日の6.5より強い7.3だという。
一昨日の地震よりも、むしろこちらの地震のほうが本震だという。

昨日は「1週間ほど余震が続くのでご注意ください」と言われていた。
まさか…。余震どころか、本震が来るとは。

震度が最も強かった南阿蘇村では、家屋に下敷きになった人々や、
土砂崩れが発生して大きな被害が出ている…という情報もあった。
震度6弱だった八代市では、アパートが火事になって死者も出た。
が、被害状況の詳しいことはテレビ局も把握できていないようだ。

テレビの画面では、だんだん夜明けが近づき、
ヘリからの町の映像も、うっすらと明るくなってきた。

だが、まだ、被害の全容はわからない。

僕が住んでいる大阪では「南海トラフ」がよく言われている。
そしてこれまでの大地震はどちらかと言えば東の方に多かった。
それが九州でこれほどの大きな地震が立て続けに起きるとは…。

日本中、どこでもこれだけの大地震が
起きる可能性があるということだ。

今回亡くなられた方は言うまでもないが、
被害に遭われた方々は、本当にお気の毒である。

恐ろしかったろうと思うし、避難生活も大変だろう。

テレビでは、今も頻繁に地震速報の字幕が出ている。
余震が、ひっきりなしに起きているようである。

地震の怖さというものを、改めて思い知らされたと同時に、
防災の心構えを決して忘れてはならないことも痛感させられた。

 

 

 

 

 

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あをによし…

2016年04月14日 | 日常のいろいろなこと

このあいだ、奈良市役所の庁舎の前を通ったら、
庁舎正面の庭に、こんな歌碑が建っていました。

 

 
皆さん、読めます…?
僕は、もちろん、読めません。

 ………………………………………………………………

話は違いますが、僕が38年間勤務した松原市役所で、
最初の部署が「市史編さん室」というところでした。

新入職員として、人事課長さんか誰か忘れたけれど、
おエラい方から辞令を手渡され、それを見ると、
「秘書課 市史編さん室勤務を命ず」とあった。
「なに? 市史編さん室って?」
市民課とか税務課とか福祉課というのならわかる。
しかし「市史編さん室」なんて、聞いたことない。

これは松原市の古代から現代までの歴史を編纂し出版する…
という目的で、その年度に新設された部署であったそうな。
そんな部署で、僕は、大学の先生らを相手にし、
市役所での仕事の第一歩が始まったわけである。
直属の上司は秘書課長で市史にはほぼノータッチ。
職員は僕一人で、あとは嘱託の人が一人いただけ。
何だかいきなり左遷されたような気分でもあった。

その仕事のひとつに、古文書(こもんじょ)の管理があった。
古文書とは、昔の庄屋さんだった家などに残っていた文書で、
それをお借りして、とても普通の人には読めない字体なので、
嘱託の人がそれを読み、原稿用紙に書いてゆく作業をする。

古文書というのは“くずし字”もいいところで、
本当に、何が書いてあるのやらさっぱりわからない。

 

 

  ↑  これは一例です(ネットから拝借しました)。


そこで僕も、嘱託の人に教えてもらいながら、

古文書の読み方を、少し勉強したことがある。

というわけで、冒頭の奈良市役所前の歌碑の字も、
当時の僕であれば、だいたい読みこなせたかも知れない。

しかし、あれから恐ろしいほどの年月が経ってしまっている。


「う~ん、なんて書いてあるんだろう?」
と、僕は歌碑の前で立ち止まり、つぶやいた。
もちろん、妻もモミィも、わかるはずがない。

ここで、ふと、百人一首を思い浮かべた。
(百人一首は得意ですからね~。えへへ)

奈良といえば、この歌が有名ですよね。

いにしへの 奈良の都の 八重桜 今日九重に にほひぬるかな

「それじゃないの?」と僕は歌碑をじぃっと見つめた。
もう一度、同じ写真をここへ出しますが…。

   

右の下「奈良の都」というところだけは一緒ですが、
でもそのほかは、明らかにこの歌とは違いますよね。
では、これはどういう歌なのか

そこで威力を発揮するのがスマホです。
インターネットで「奈良市役所前 歌碑」で検索すると、
奈良市のHPの「万葉歌碑めぐり」というのにヒットしました。
そこに、これが出てきたのです。

あをによし 奈良の都にたなびける 天の白雲 見れど飽かぬかも

という歌でした。な~るほど。
碑にはそう書かれてあるのですね。

これも、わりに有名な歌のようで。
で、現代語訳では…

青土香る奈良の都にたなびいている天の白雲、
この白雲は見ても見ても見飽きることがない

ということだそうです。

と、まあ、そんなお話でした。

ちなみに、前述の市史編さん室のことですが、
僕はそこに2年間だけ勤め、税務課に異動しました。

その後、市史編さん室は廃止、市史は教育委員会に移管され、
「松原市史」が発行されたのは、20年以上経ってからでした。

 

 

 

 

 

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~入学式~ で思うこと

2016年04月12日 | モミィの成長日記

先週は各地の各学校での入学式のニュースが報じられていた。

中でも目立っていたのが近畿大学の入学式だった。
なんとまあ、3年連続で志願者数が日本一だそうだ。
…ということは、単純に言えば日本一人気の高い大学!
TVニュースでも、近大の入学式が圧倒的に多かった。

声帯摘出をしたつんく♂さんが入学式をプロデュースをしたり、
「近大クロマグロ」などが話題になったことは確かだけれど…。

しかし、時代も変わったなぁ~と、しみじみ思う。
近大がこれだけ脚光を浴びるようになるとはねぇ。


近畿大学は、僕の出身校である。
大学だけではなく、高校も近畿大学附属高校で、
僕は7年間、東大阪市にある近畿大学に通った。
(高校も大学の敷地内にあったので)

あの頃は、近大もそんな人気のある大学ではなかった。
関西の私立大といえば「関関同立」と言われたものだ。
関学、関大、同志社、立命館の4校が人気だったのだ。
近大は、それらの学校よりかなり偏差値が低かったし、
僕らなどは、ほとんど受験勉強もせずに入れたものだ。

それが今では、志願者数日本一の人気大学になっているとはねぇ。
で、僕も「近大出身ですねん」と今は大きな顔をして言うわけ(笑)。

ま、今でも偏差値は「関関同立」のほうが上でしょうけどね。

でも、いずれにしても母校が有名になると嬉しいものです。


さて、入学式と言えば、モミィの小学校では、
4月6日が入学式で、その日はとてもお天気が良かった。
外へ出ると、ちょうど式を終えた子と保護者があちらこちらに。
親子とも正装しているので、すぐに入学式だとわかりますよね。

モミィも、5年生になりました。もう、高学年です。
あの入学式の日から、まる4年。あっという間ですね。
あの日も、とてもいいお天気だったのを思い出します。

 

 

入学式の頃は、こんなでしたが…(2012年4月)

先週、奈良公園で撮った写真を見ると…

 

…これだけ、背が伸びました。
小柄な僕が抜かされるのも、時間の問題でしょうね。

 

 

 

 

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奈良の桜

2016年04月10日 | 旅行

翌日(4月4日)は、大津を出て京都駅を経由し、奈良へ行きました。
その日宿泊した奈良ロイヤルホテルの周囲を散策していたら、
奈良市役所の横を流れる佐保川という川に来たのですが、
そこの桜が見事だったので、思わず見とれてしまいました。

 

 

 
 佐保川の堤の両側に、桜並木がどこまでも続いていた。

 

 
そして次の日の4月5日。 奈良公園周辺を歩きました。
ここは猿沢池から興福寺の五重塔が見える僕の好きな場所です。

 

 
 そのまま歩いて行くと春日大社の「一の鳥居」に出ます。
 春日大社は現在「第六十次弐年造替」とのこと。つまり、
 20年に一度行われる、社殿の修築大事業なのだそうです。 

 

 
 やがて、道のあちらこちらに鹿の姿が…。
 鹿せんべいを手に持つと、すぐにやって来る。

 

 
 ~鹿に桜~

鹿といえば、桜より紅葉のほうを思い浮かべますね。
花札の絵柄も鹿に紅葉だし、百人一首でも、
「奥山に もみじ踏み分け 鳴く鹿の…」
という猿丸太夫の歌がありますしね~。
しかし今回は、とにかく鹿に桜です(笑)。

 

 
遠くに若草山が見える。
桜とのコントラストが鮮やかです。

 

  
ウェディングドレスの姿も…。

 

 
東大寺のほうに歩いて行くと、観光客の数も急に増えてきました。

 

 
東大寺。 大仏殿に入って大仏様を見ようと思ったのですが、
モミィが学校からの社会見学でここへ来るということなので、
じゃぁ、まぁ楽しみはそれまで残しておくか…ということに。

 

 
 
   大仏さまの右手実物大のレプリカだそうです。
 

     

 

 
また、元のほうに戻って、興福寺へ。ここは南円堂です。

 

 
南円堂から階段を下りると猿沢池の付近に出ます。

ハイ。ここからまたJR奈良駅まで戻ります。

この日は3日間のうち、最も良いお天気でした。

ここ数日で桜はどんどん散っています。
ほんと、花の命は短いですね。

 

 

 

 

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京の桜

2016年04月08日 | 旅行

きょうは、4月3日に京都で撮った写真のいくつかをご紹介します。

清水寺へ向かう道は、観光客でメチャごった返していました。
春休みで日曜日、さらに桜が満開とあればやむを得ませんね。
まあ、中でも、中国人観光客が圧倒的に多かったですが。 


 

 

やっとのことで、清水寺に着きました。      

 

着物の女性たちはみんな中国人女性で、貸衣装を着ています。
着物姿で中国語…というのも、妙な感じでしたけど。

 

 

人だらけの道も、満開の桜が心を和ませてくれます。

 

八坂神社から円山公園へ。

 

円山公園は、お花見のお客さんたちで賑わっていました。

 

名物のしだれ桜には、沢山の人がカメラを向けていました。

 

知恩院の三門(山門)にも桜が…

 

門をくぐって中に入ると急な階段があります。
ここでも、桜の花が彩を添えてくれます。
でもこの階段にはかなり足が疲れました(笑)

 

またテクテク歩いて行くと、
やがて平安神宮の大きな鳥居が見えてきました。

 

平安神宮の中にも、大きな桜の木がありました。

 

というわけで、「京の桜めぐり」となった次第です。

このあと、東山三条まで歩いて地下鉄に乗り、
JR京都から滋賀県の大津へ向かいました。
京都から大津、といっても10分ですけどね。

 

大津プリンスホテルの部屋から、琵琶湖が一望できました。

 

では、次回は「奈良の桜」ということで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 


 

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京都・奈良 ぶらぶら歩き

2016年04月07日 | 旅行

4月7日。
今日はモミィの春休み最後の日ですが、
外はかなり強い雨風で、荒れ気味のお天気です。
明日、モミィは5年生として新しいスタートを切ります。
 


昨日、モミィは知人の方にハーベストの丘に連れて行ってもらい、
馬に乗ったり、ウサギを抱っこしたり、白鳥の舟に乗ったり、
体験教室でパンやお菓子を作ったりして、楽しみました。 

                          

               

その前、4月3日から5日までは、
家族3人で京都、奈良へ行きました。
まあ、旅行というほどの大げさなものではなく、
京都や奈良のぶらぶら歩き…という感じでした。

しかし何ですねぇ。
京都や奈良、特に京都市内のホテルはどこも満室ですね。
旅行の1ヵ月ほど前に旅行社に問い合わせをしたら、
3日に泊まる京都の適当な宿泊所はすべて満室とのことで、
仕方なく滋賀県の大津プリンスホテルというところを取りました。
春休み最後の日曜日ということもあってか、京都泊は無理でした。
奈良は、ネットで調べて何とか奈良ロイヤルホテルを取れました。

桜の季節と重なって、京都・奈良は大変な混雑でした。
特に、初日の京都は、中国人ら外国人観光客は多いだろうと、
ある程度は覚悟して行ったのですが、実際は思った以上でした。

京都ぶらぶら歩きのコースは、京橋から京阪特急に乗って、
(これも車内はギュウギュウ詰めでしたが)
約40分、電車に揺られ、祇園四条駅で降りました。
この駅、以前は京阪四条という駅名のはずでしたが、
いつの間にか祇園四条という駅名に変わっておりました。
で、祇園四条駅で降りると、これがまた人・人・人。
降りた客も多いけれど、四条通りに出ると歩道はすごい人。
それはそれはもう、人の洪水という凄まじい観光客の群れでした。
やはり中国人が圧倒的に多く、右も左も中国人と言っていいほど。
ある団体が、店の前に集団で添乗員の話を聞いているのですが、
歩道いっぱいに広がっているので、通行人が向こうへ行けず、
その中国人の群を押し分けて向こう側に行く、という具合。
それに気がついた添乗員が、もっと店の方に寄って、
歩道をあけるように注意するシーンもありました。

よく言われているように、中国人はマナーが悪い…
というよりも、マナー自体を知らないのでしょうか。
(それを“悪い”と言うのかも知れませんが)


この日歩くコースは、清水寺→八坂神社→円山公園→
知恩院→平安神宮とめぐり、そこから地下鉄とJRを乗り継ぎ、
宿泊ホテルのある大津へと行く予定でした。

天気予報では、今日、明日は雨模様といわれていたが、
曇ってはいたものの、雨の降る気配は、まだなかった。
四条から清水寺のある五条(南)へ向かって歩き、
「清水道」の矢印のあるところを左折。
そこから坂道を登って行くのだけれど、
これがものすごい人の数で、人ごみに押されながら、
ゾロゾロと「群集」の中を少しずつ進んでいく。
いやまぁ~、想像していた以上の人の数である。
で、やっとの思いで清水寺に着いた。

そして次は、いま来た四条方向へ引き返し、
八坂神社から円山公園へと歩く。
3人とも大きなリュックを担いでの歩きなので、
かなり疲れる。それでも、わが家の面々はよく歩く。

円山公園では沢山の人達が、桜の樹の下で宴会をしていた。

昼食の後、知恩院へ行って山門からの急な階段を上がり、
かなりの脚力を消耗したあと、次に平安神宮へ向かった。

これが結構距離があって、だいぶ歩かなければならない。
しかし、モミィは日頃から、なるべく歩かせているので、
「歩く力はクラスで一番」と言うだけあって平気な様子。
これだけは、なかなかのモノである。
平安神宮も、前には沢山店が出ていたり、
仮設舞台でイベントを展開していたり、
猿回しがいたりと、まあ賑やかなこと。

ようやくひと通りのウオーキングを終え、
地下鉄とJRで京都から滋賀県の大津へ。
人ごみが苦手な僕としてはホッと一息だ。

大津駅から、ホテルのシャトルバスが出ていて、
それを待っている時、ポツリポツリと雨が降り始めた。
この日の予定は全部消化したわけだから、
リュックの中に折り畳み傘3本を入れてきたが、
それを今日使わずに済んだのは、ラッキーだった。

大津のホテルの部屋から琵琶湖が一望できた。
「あれは海…?」と問う椛に、
「琵琶湖やがな。知ってるやろ、日本一の湖やで」
たぶん、琵琶湖をゆっくり眺めるのは初めてだったのだろう。

夜はホテルのバイキングで、例によって食べ過ぎてしまった。…が、
お風呂で計った体重は増えていなかった。沢山歩いたからだろうか。


そして翌日4月4日。
京都から奈良へ移動するだけなので、雨でも差し支えなかった。
天気予報どおり、朝は雨だったが、ホテルを出る頃には止み、
結局次の日も含め、幸運にも傘の出番は最後までなかった。

JR京都駅周辺には、地下街やお土産店などが一杯ある。
モミィと妻は、そこに入って、何やら小物を買っていた。
モミィは特に、こういうお土産物屋さんが好きなのだ。

昨日はさんざん歩いて疲れたので、
今日はこういう時間の過ごし方でいい。

京都から奈良は、近鉄電車で行った。
奈良ロイヤルホテルが、近鉄新大宮という駅の近くだったので。
こちらは昨日の京阪のような混雑はなく、ゆっくり座れた。
やはり、前日に沢山歩いたので、足がいささか重かった。
ホテルに早い目にチェックインしたあと、身軽になり、
そばに大きな「イトーヨーカドー」があったので、
そこへ歩いて行って遅いめの昼食をとったり、
お店の中を見て回ったりした。


3日目の4月5日は、この旅行で初めての晴天。
ホテルのバスで、JR奈良駅まで送ってもらい、
駅のコインロッカーに荷物を預け、またテクテク。

興福寺、春日大社から奈良公園、東大寺をぶらぶら。
椛は、大好きな鹿にせんべいを食べさせて喜んでいた。
いいお天気だったのでとても気持ちのいい散策となった。

観光客はもちろん多かったが、京都ほどではなかった。
ここでも、やはり京都と同様、満開の桜が見事だった。
あちこちの桜の木の下で、外国人客が写真を撮っていた。


この日は夕方に、椛が4月から通い始める英語塾の、
第1回目がある日なので、奈良駅近くで昼食をとったあと、
JRと近鉄線を乗り継ぎ、早いめの2時頃に家に到着した。

あぁ、やはり疲れましたね~
ひと仕事終って、やれやれ、という感じです。

 

 

 

 


 

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わが家のリフォーム

2016年04月02日 | 日常のいろいろなこと

今住んでいる家も、早いもので築25年以上が過ぎた。

この家を建ててくれたのは、僕の走る仲間で
同じ市役所に勤めていた東〇君の弟さんだった。

あのとき、東〇君とランニングをしてから1杯飲んで、
僕が「そろそろ家の建て替えをしたいねん」と言うと、
「僕の弟が大工ですねん。いっぺん会わはりますか?」
…ということで、酔った勢いで「よっしゃ」と言った。

翌日、東〇君が僕の課にやってきて、
「昨日言うたこと、覚えてはりますか?」と心配そうに聞いた。
「昨日言うたこと? ええっとねぇ…」と僕は記憶をたぐった。
「あ、あのこと」と、かすかに覚えていたわが家の建替えの話。
そうだった。昨日飲んでいる場で「頼むで」と言ったのだった。
ひょんなことから、わが人生で最大級の決断をしたわけである。

妻も「ちょうどよかったね」と喜んでくれた。

そして東〇君が、弟さんを連れてわが家へやって来た。

弟さんは口数は少なかったが、とても落ち着いていて、
見るからに誠実そうで、頼りになるわ~という感じだった。

…そんな経緯で、今のわが家が建った。

その後、今日まで、家に関する一切のこと…
外壁の塗り替えをはじめ、浴室やトイレ、床暖房、
ガレージのシャッター、窓ガラス、障子の張替え、
などなど…いろんな箇所のリフォームしてきたが、
もちろんその東〇君の弟に、すべて任せっきりだった。

エアコン一つ付け替えるのも、電気店ではなく、
弟さんに連絡し、そこから電気屋さんが来たり、
その他すべて、何かあれば弟さんに頼ってきた。

おかげで、家のことで余分な神経を使うことはなかった。

その弟さんが、数年前、脳梗塞で倒れ、
現役バリバリから退き、その息子さんが跡を継いだ。
で、今はその息子さんに、何かある度に来てもらっている。

わが家は角に建っており、しかも西日をまともに受けるので、
その部分の外壁は、消耗が激しい…と、息子さんは言う。

15年ぐらい前に、一度、塗り替えてもらっているが、
「外壁は10年~15年ぐらいで塗り替えるのがいいです」
「昔の外壁は10年ぐらいでしたが、今は15年は大丈夫です」
いうことだったので、この際、やってもらうことにした。
そして、古くなった屋根も改修してもらうことにした。

さらに、妻がいろいろ考えてくれたところによると、
玄関ドアも劣化してきたし、浴室もまたそろそろ時期かな…
…と、この際、一緒にリフォームしようということになった。

僕らが生きている間の最後のリフォームになるかも知れない。
(そのあとのことは、次の世代にまかせればいいしね)

そんなことで、今月から5月にかけて、
かなり大がかりなリフォームをすることになった。


そして、一昨日の3月31日。
玄関のドアと浴室を見るため、息子さんの案内で、
梅田の阪急ビルとグランフロント大阪にオフィスのある
展示場へ行って、それぞれ担当の人から詳しい話を聞いた。

玄関ドアはどういう形のどういう色のものがいいか…とか、
浴室のバスタブの形や色、シャワーの種類などは?…とか、
いろいろな説明を受け、こちらからも質問し、
妻と相談しながら、一つひとつ決めていった。
その間、モミィも興味深そうに展示物を見て、
時には担当者に、自分が思ったことを言ったり…。
やはり女の子である。こういう場所が楽しそうだった。


リフォームは、今月半ばぐらいから始まる。
まず浴室、そして玄関ドア。で、それが終ってから、
足場を組んで、外壁と屋根の改修にかかる…とのことだ。

ずいぶんお金のかかることだけれど、
今後の安心のためにも、これだけは仕方ありませんね。

 

 

  
  実際に見たものを
カタログで紹介しますと…
  浴槽がゆるいカーブ状でへこんでいるのは、
  それだけ洗い場を広く使えるから、という。
  壁の色は、これは茶色の木目調だが、
  僕らは薄いベージュ系統でお願いした。

 

  

玄関ドアのほうは、色や形、鍵穴の位置などを検討し、
このドアに決めました。担当の人が「こういう感じになります」と、
コンピューターでわが家の玄関のシミュレーションを作ってくれました。

 

 

 

 


 

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