僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

和田アキ子「紅白」落選 あの鐘を鳴らすのはどなた?

2016年11月28日 | 映画の話やTVの話など

今日もまた芸能ネタですけど。

紅白歌合戦の出演者が発表されたとき、
最も騒がれたのが和田アキ子の落選だった。
過去39回出場し、今年が40回の記念すべき紅白…
であったはずが、どういうわけか落選してしまった。
これがマスコミを大いに騒がすことになったのである。

和田アキ子といえば、昭和44年の僕の自転車旅行のとき、
北海道・襟裳岬に向かって「黄金道路」を走っている途中、
前も見えないほど、ものすごい雨に遭ったことがある。
びしょ濡れになり、たまらず道端にあった小屋に入った。
目の前の豪雨を眺めながら、携帯ラジオを聴いたら、
当時、まだデビュー間もない19歳だった和田アキ子の
「どしゃぶりの雨の中で」という歌が流れてきた…。

和田アキ子とは、それ以来のおつき合い(?)である。
(実に…今から47年も前の話です)

その時の様子を書いたブログです。
記事の最後の方に、その話が出てきます。
http://d.hatena.ne.jp/domani07/20070811

さて、その和田アキ子がなぜ落選したのか、と話題になっている。

僕は和田アキ子がそれほど歌がうまいとは思わないし、ヒット曲も少ない。
歌よりも、存在感というか、ムードメーカーとしての人気が高いのだろう。
むしろ、過去39回も出場してきたことのほうが驚きであると言ってもいい。

しかし、それだけの過去を持っていることは事実であり、
紅白歌合戦の歴史に残る歌手であることは疑う余地がない。
本人が卒業宣言したわけでもなく、今回も意欲満々だったろう。

それが落選とは…
「新旧交代」の一環ということだったんでしょうか。

その報を受けた和田アキ子のコメントが報じられているが、
総体的に当たりさわりのないおとなしいコメントであった。
しかし内心は「こんちくしょうめ!」と思っているだろう。
ああいう感じのお方ですからね。

ところで、
日曜のお昼に「アッコにおまかせ」という番組がある。
時事ニュースの話題などを織り込んだ生放送の番組だ。
家にいる時は、お昼ご飯を食べながらこの番組を見ることが多い。

昨日の日曜日はず~っと雨だったこともあり、家にいたので、
「この番組で和田アキ子は、どんなことを言うのだろう?」
…と興味津々でテレビをつけたのだった。

しかし、なんとまぁ…
女子駅伝の中継のため「アッコにおまかせ」はお休み。

なんだ、それは?
…と、気が抜けてしまった。

仕方なく、NHK総合の「のど自慢」に変えた。
秋田県大仙市というところからの生中継だった。
地元の老若男女の皆さんが自慢ののどを披露する。
そのなかで、鐘が乱打された出演者は8人だった。
8人のうちの1人が、今週のチャンピオンになる。

そしてそのチャンピオンに選ばれたのが…
「あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌った男性だった。

この歌、言うまでもなく和田アキ子のヒット曲で、
紅白でも何度もこれを歌っているのは周知の通りだ。

僕が聴いていた限りでは、他にも上手な人がかなりいた。
「あの鐘…」が決して抜きん出ていたわけではない。

この「のど自慢」は誰が審査しているのだろうか?
鐘ふたつとか、乱打とか…ねぇ。一緒に見ていたモミィは、
「あの鐘を鳴らしてるおっちゃんと違うん?」と言うけど。
まさかねぇ…。審査員は別の人やろ。

ちなみに、この「のど自慢」のチーフ・プロデューサーは、
今年の紅白歌合戦のチーフ・プロデューサでもあるそうだ。
…ということは、和田アキ子を落選させた一人なのだろうか。

今回の、このタイミングでの「のど自慢」で、
和田アキ子の歌を歌った人をチャンピオンにしたというのは、
NHKが和田アキ子を紅白から消してしまったことに対しての、
せめてもの「供養」だったのかも知れない…な~んて思ったり。

そんなことを思いながら過ごした、昨日の雨の日曜日でした。

 

昨日のその歌のシーンです ↓

 

 

 

 

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アイム・ソーリー 明石家さんま

2016年11月27日 | 映画の話やTVの話など

先日、テレビで、
「バカのアホ炒め」
という料理名を耳にしました。
何、それ…? とわが耳を疑いました。
で、よ~く聞いてみると、スペイン語で、
バカ(BACA)は牝牛、アホ(AJO)はニンニク、
…という意味で、つまり牛肉のニンニク炒めというわけ。
(もちろん、正式な料理名ではないようですが)

日本語のわからないスペイン人が聞いたら、
「バカのアホ炒め」の何がおもろいねん!
…というところでしょうけどね。

しかしまぁ、外国語と日本語の
「発音同じお笑いネタ」は面白いですね。

たとえばオランダにはスケベニンゲンという都市があります。
オランダは元々「〇〇ニンゲン」という地名が多く、
スケベの他にも、エロニンゲンとかバカニンゲン…
…という町が、実際にあるそうです。
(ほんまかいな?)

ロシアにオモロイ川という川がありますが、これもロシア人なら

「なにがおもろいねん!」と不思議に思うことでしょうね(笑)。

さてその外国語と日本語の「発音同じお笑いネタ」といえば、
数日前にNHK総合で放送された、明石家さんま司会の、
「第1回明石家紅白!」という音楽&トーク番組が面白かったです。

欅坂46、ピコ太郎、泉谷しげる、槇原敬之、
いきものがかり、八代亜紀らが出演していました。

大阪弁丸出しの槇原敬之とさんまとのトーク、
僕の大好きな「舟歌」(八代亜紀)はさんまも大好きという話、
欅坂46が伴奏なし(アカペラというらしい)で、さんまとの
「しあわせって何だっけ」のコーラスを披露したことなど、
…想像していた以上に楽しい番組でしたね。

その中で、いきものがかりのメンバーの1人が、明石家さんまに、
「サンマというのは英語でソーリー(saury)というんです」
と伝えるくだりには、大いに笑わせられました。
僕の好きな「発音同じお笑いネタ」だったのでね~

「へぇ~、そうか…? 知らんかったわ~」と、さんまが応じると、
「だから、さんまさんが自己紹介する時は、アイム・ソーリーです」
と続けたので、な~るほど、と僕も感心して聞き入った。
さんまも、
「ひぇっ『私はさんまです』は、アイム・ソーリーって言うんだぁ」

と、白い歯をむき出しにしてゲタゲタと大笑いした。

そして、そのあと、いきものがかりは、
「アイム・ソーリーという自己紹介ができる人は、
 日本人では、さんまさんと総理大臣だけですよ」
と言って、その場をしめくくったのである。

いやぁ~、このオチには、思わず拍手を送りました。

ぱちぱちぱちぱち。

絶品のユーモアですよね。

いつか、元総理大臣・竹下登氏の孫であるタレントのDAIGOさんが、
「爺ちゃんが総理になった日、アイム・ソーリと言いながら帰ってきました」
という笑い話を披露していたことを思い出します。

今回は「第1回明石家紅白!」ということですから、
次の第2回目もあるはずなので、大いに楽しみです。

いつまでたってもミーハーなわたくしですが…

しかしまぁ、ここまでお読みくださった皆さんに、

この記事のなにがおもろいねん!

な~んて言われちゃったりして。

 

 

*ここで「お詫びと訂正」です 

本文中、「欅坂46が伴奏なし(アカペラというらしい)で」
のくだりで、
欅坂46」とあるのは誤りで、正しくは
Little Glee Monster(リトル・グリー・モンスター)
でございました。コメントでご指摘いただきました。
どうも、こういう若い子たちのグループには弱いもんで。

アイム・ソーリー!

 

 

 


 

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耳鳴り よもやま話

2016年11月25日 | 心と体と健康と

耳鳴りについて、その後どうですか? 
というコメントをいただきましたので、
今日は少し、その耳鳴りのことを…

 …………………………………………

思えば9年前→平成19年(2007年)9月26日の夜、
風呂から上がって体を拭こうとしたそのとき、
左耳の奥の方からキーンという音が響いてきた。
それが耳鳴りとの“くされ縁”の始まりである。
以来、24時間ずっと休みなしに鳴り続けている。

耳鳴りが発症した頃は、このままだとノイローゼになる…
…と、本気で思ったほど、事態は深刻なものだった。
何しろ「静寂」というものが一切失われたのだから。
とくに夜、寝る時が辛い。音が気になって眠れない。

どの医者も「耳鳴りです」と言ったら顔をしかめ、
「治すというより、慣れることです」としか言わない。
病院でTRT療法というのも受けたけれど、
これも「気休め」程度の効果しか感じなかった。
今はもう、耳鳴りで医者にかかろうとは思わない。

耳鳴りで死ぬことはない…ということで、
一般的にこの症状が軽く見られているんだろうけどね。
それと、医師には耳鳴りの苦痛がわからないようだし。
「世の中にはもっと大変な人がいっぱいいます」みたいな。

何年か前、僕がアレルギー性鼻炎で診てもらった医師は、
信頼のおける医師だったけれど、僕が耳鳴りの話をすると、
「これまで耳鳴りが治る薬というのは、聞いたことがないですね」
と、正直に述べたおられたのが、深く印象に残っている。

そんなことで、
耳鳴りの薬や確実な治療というのは存在しない。
やはり、結局は「治すより慣れよ」というのが、
耳鳴りで悩む人たちがめざす方向であると言える。
いや、それしかめざす方向がない…というべきか。

しかし、僕も「耳鳴り歴」10年目を迎えるのだが、
この「慣れる」という言葉の解釈が難しいと、つくづく思う。

それが日常化して、気にならなくなった…
というのなら「慣れ」なんだろうけど、
やはりキーンという音はうるさいし、気になるし、
睡眠障害も続くし、大きなストレス源となるわけで、
気にならないわけがない。つまり慣れることはできない。
でもこいつと付き合っていかなければならないんだから、
これはもう、「慣れ」というより「あきらめ」である。

慣れることはできないから、あきらめなければしょうがない。
それも広い意味で言えば「慣れる」かもしれませんけどね。

それと、今は1日1錠までと心掛けているけれど、
デパスという精神安定剤を服用し続けている。
あえて薬といえば、安定剤しかないのだろう。
これだけは、今後も手放せないと思っている。

ところで。2年ほど前のブログに、
「近頃また耳鳴りの音が大きくなったように感じる」
と書いたことがあったが、最近さらに大きくなった気がする。

心房細動などで体調がすぐれないとき、
キーンという音が、耳というより脳の奥で鳴り続ける。

確かに「耐える力」というものは身に備わってきたと思う。
それと「これで死ぬわけじゃないし」と自分に言い聞かせ、
「ふん、勝手に鳴っていたらいいやん。知るか!」
とぶつぶつ独り言で自分をごまかしたり。

沢田研二の「勝手にしやがれ」をもじって、
「勝手に鳴ってやがれ」というところでしょうか(笑)。

それと、耳鳴りが気にならないほど、
他に何か熱中することがあればいいんですけどね。
なかなか、ず~っとその状態というのも難しいですが。

で、今の心境は…
耳鳴りはあきらめが肝心、ということ。
あきらめてこそ、何か得るところが

あるのかどうか、わかりませんけど

と、つい愚痴を並べてしまいましたが、
最後に余談で締めくくりたいと思います。
お急ぎの方は、ここでご退席ください(笑)。

さて、
僕の耳鳴りが発症した平成19年9月26日という日は、
自民党の福田康夫氏が首相に就任した日だった。

つまり、福田さんと僕の耳鳴りは『同期生』なのだ。

翌年9月、わずか1年で福田氏は退陣し、
次に麻生太郎氏が首相になった(平成20年)。

しかし耳鳴りは、退陣してくれなかった(笑)。

その麻生氏もまた1年後(同21年)の9月に退陣し、
政権が交代して、民主党の鳩山由紀夫氏が首相になった。

その新政権の鳩山氏も1年足らずで退陣。
次は菅直人氏が首相になった(同22年)。

さらに菅氏も1年余りで退陣して、
次に野田首相が就任したのが同23年の9月だった。

そして同24年に安倍政権となり、4年が経ったわけだが、
その前に5年間で5人の首相が退陣しているというのに、
僕がこの耳鳴りに対してどんなに強く退陣要求をしても、
こやつは知らん顔して頑固に居座り続けているのである。
まさに今の韓国の朴槿恵(パク・クネ)状態である。
でも朴槿恵も、いつかは必ず大統領を退陣するしね。

でも、この耳鳴り野郎だけは、退陣しそうにない。

また、ご存命の間は退位されないはずだった天皇陛下も、
どうやら生前に退陣(退位)される空気が出てきている。

そんなことで…

僕の耳鳴りも、なんとか生前退陣してくれないものかと、
奇跡が起きる期待を、実はまだ持っているところである。

だから、声を大にして、こう言いたい。

耳鳴りよ、退陣せよ!
僕が生きている間に退陣してくれ~

…やれやれ。
耳鳴りについて書くことと言えば、
もう、こんなことぐらいしかありませぬ。トホホ。

 

 

 

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人生のパスワード

2016年11月21日 | 映画の話やTVの話など

この間、DVDで

イエスマン ~“YES”は人生のパスワード~

という映画を見た。

ジム・キャリー演ずる銀行員が、
これまでは仕事でもプライベートでも何でも「NO」と言って、
あらゆることを断るネガティブな生活を送っていたけれど、
あることがきっかけで「YES」と言わざるを得なくなり、
しかしそのおかげで、素敵な彼女とめぐり合ったり、
仕事で休日出勤に「YES」と答えたら昇進したり、
その後の人生が急に好転するという映画だった。

ま、ストーリーはともかく、この映画の中で、
素敵な彼女が主人公にこんなことを言うシーンがあった。

「この世の中は遊び場よ」…と。

人生を暗く深刻に考えがちだった彼に、
彼女はそう語りかけるのである。

比較的軽いタッチのセリフだったけれど、
この言葉が、映画を見終えた後も、
なぜか心の中で響き続けた。

ふむ。
つまり、生まれてから死ぬまで、
僕らは遊び場にいると思えばいいんだよね。
なら、いろんなことに深~く悩まなくて済む、
…ということなんだ。

映画の中の何気ないセリフに、
強く気持ちを動かされることがある。

この映画の一言にも、気楽に生きていけば…?という、
何か「生きるヒント」みたいなものが感じられた。

映画のサブタイトルは
「YESは人生のパスワード」だったけど、

僕にとっては、
「この世の中は遊び場よ」というセリフこそ、
「人生のパスワード」のような気がしたのであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヒジが痛い

2016年11月18日 | 心と体と健康と

ここ2~3ヵ月ほど、ずっとヒジが痛い。

右腕と左腕の両方ともである。そのうち自然に治るだろうと思って放っておいたけれど、一向に良くならず、数か月間が過ぎた。

特に日常生活に支障があるのは、右腕のヒジのほうである。手のひらを上に向けてピンと腕を伸ばしてみて、内側のほうが痛い。で、左腕のほうは、その逆に外側が痛い。でも、右ヒジほどの痛さはないから、やはり右のほうがモンダイなのだ。

どういうふうに痛いかと言えば、たとえば、顔を洗う時。ヒジを曲げ、顔を洗うと、手のひらを手前に向けて力を入れるので、右ヒジの内側が強烈に痛むのだ。イテテテ…となって、右手の力を抜き、あとは左手だけで顔を洗うことになる。ほんと、困ったもんですわ。

いつまで経ってもよくならないので、仕方なく先日、島田病院というところへ行った。去年の6月に大腿から膝の裏が痛んだ時と、そしてその後の9月にふくらはぎに肉離れを起こした時の2度、治療とリハビリを受けた病院である。この地域ではプロのスポーツ選手も来る、有名な病院だ。

その病院で「2~3か月前から痛いのです」と医師に告げたら、「何か心当たりはありませんか」と聞かれたので、気になっていたことを話した。つまり、それは…スポーツジムで、ふだんは水泳が主で、筋トレはあまりしないのだが、その時は、思いついたように無理をして筋トレをした時期があった。どうもそのあとに、この両肘の痛みが出たような感じだったのだ。

それを話すと、医師から「念のためレントゲンを撮りますが、たぶん、骨には異常はないと思います」と言われ、両ヒジのレントゲンを撮ってもらった。そしてその後の診察で、レントゲンの結果は、医師が言ったとおり異常はなく、結局「筋肉の炎症ですね。ストレッチなどで治していくしかないでしょう」ということだった。さらに医師は「水泳はやられてもいいですが、腕を使う筋トレはしばらく禁止ですね」と言った。

そのあと、リハビリ室へ案内され、リハビリ師の人から、何種類かの腕のストレッチのやり方を教えてもらった。これから最大3ヵ月間、週に1度のリハビリに通いながら、毎日、言われたとおりのストレッチを1日3回繰り返して、このヒジの痛みを治す訓練をすることになったわけです。

…やれやれ。

人一倍元気なはずだった自分の体も、あちらこちらと故障が出てくる。

これまでも不整脈(心房細動)と耳鳴りに悩まされてきているので、もうそれだけで十分…と思っているのに、年齢を重ねるにつれ、いろんな症状が出ては消え、消えは出て…という繰り返しで、また今回のように、経験したことのないような症状が新たに出てくる。う~む、悔しいけれど、それが現実なんだなぁ、としみじみ感じる今日この頃です。

ついつい愚痴になりましたけど、

これもまた歳のせいでしょうか…?

 

 

 

 

 

 

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日本 サウジに勝った! W杯予選

2016年11月16日 | スポーツの話題

昨日のサッカーW杯のアジア最終予選はハラハラドキドキ。
B組3位の日本が埼玉で1位のサウジアラビアと対戦した。
もしこの試合で敗れたりすれば、W杯出場は一挙に遠のく。

テレビの前にかじりついて、声援を送った。その結果は、
日本が2対1で勝って、やれやれ…と一安心したところだ。

これで全日程の半分の5試合を終了し、3勝1敗1分けの勝ち点10。
同成績ながら得失点差で上回るサウジアラビアに次いで2位となり、
2位のオーストラリアはタイと引き分け、勝ち点9で3位に落ちた。
この順位で、来年の後半戦に臨むことになる。
なんとしても2位以内に入らなければならない。

昨日は本田、香川、岡崎がそろって先発メンバーから外れた。
かつての日本代表の3本柱だった選手が全部抜けての試合。
その思い切った選手起用が、結果的によかたのだと思う。
特に香川は、代表戦ではいつも精彩を欠いていたから。

昨日も、試合後半に出てきた本田も香川もいいところがなかった。
一方、清武や原口、大迫の活躍ぶりには目を見張るものがあった。
「原口は海外へ行ってから進歩したなぁ」と長男が言っていた。

明らかに世代交代の時期が来ていることを感じさせられた。

それにしても、2対0と日本がリードした後、
そのまま逃げ切るかと思えば終盤に1点を取られ、
さらに試合終了間際に強烈なシュートを放たれて、
「うわっ、やられた!」と目を覆うシーンもあったが、
これはGキーパーが好捕して、なんとか凌ぐことができた。
あんまりヒヤヒヤさせてくれるなよ。僕は心臓が弱いんだから(笑)

さすがサウジアラビアは、動きが躍動感に満ち、
いかにもパワフルという感じで、日本はよく勝てたと思う。
これがアウェイだったら、勝てる見込みはどれほどあったか?

さて、アジア最終予選の後半の日程と対戦相手は…

次はもう、来年なんですが、

3月23日 アラブ首長国連邦(アウェイ)
3月28日 タイ(ホーム)
6月13日 イラク戦(アウェイ) 
8月31日 オーストラリア(ホーム)

そして最後が9月5日、サウジアラビアとの対戦である。
場所は敵国。何とかこの試合までに2位以内を確定させ、
W杯の切符を手に入れておかなければ、かなり危ない。
なにしろ「中東の笛」の本場での戦いである。
日本に不利な判定で振り回される可能性が大である。
しかもその時期、この地の気温は40度以上と言われている。

とにかく、それまでに絶対W杯出場を決めてほしい。

気になるのは、アラブ首長国連邦戦もイラク戦も、
そして最後のサウジ戦も、全部中東のアウェイで戦うということだ。

その意味でも、最初のアラブ首長国連邦戦が、
それ以後を占う大きな戦いとなるのだろう。

…というようなことで、昨日の試合が終わった後も、
TVで選手のインタビューや試合のハイライトを見ていたが、
それをチラチラと見ていたモミィが、不思議そうな顔をして、
「ワールドカップて、いつあるん?」と聞いたので、
「次の次の年、つまり再来年やねぇ」と答えると、
「なんでそんな先やのに、今、予選なんかしてるん?」と聞き返す。

それは僕にもわからん。
そういうことになっているからそうなる…としか言えない。

なにしろ、サッカーW杯は五輪以上の世界一のイベントと言われる。
だから本大会が近づいた頃に短期間で予選をするよりも、
こうして何年もかけてやって、より盛り上げるのだろう…
とモミィに説明したけれど、あまり納得できないようで、
「ふ~ん? 変やなぁ」などと言ってテレビから背を向けた。

かつて、うちの息子たちは熱烈なサッカーファンで、
地元のサッカー少年団などにも所属していたけれど、
まだ日本がW杯に一度も出られなかった頃から必死で応援していた。

あと一歩でW杯初出場が決まったはずのイラク戦で、
同点のゴールを許し、涙を飲んだあの「ドーハの悲劇」(1993年)
の時は、家族4人でテレビを見ていたが、あまりの無残な結果に、
息子たちが放心状態になっていたことを、今でも克明に思い出す。

まあ、女の子にもサッカーや野球のファンがいるんでしょうけど、
男の子と女の子はこれだけ違うのか…と、思っているところです。

さあ、ともあれ次は来年の3月です。
がんばれ、ニッポン代表!

 

 

 

 

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高齢者の自動車事故

2016年11月14日 | ニュース・時事

ここのところ、高齢者の車の運転による事故が、ますます増えている。

ついさっきも、千葉県で県道を歩いていた男性が、81歳の男の運転する乗用車にはねられ死亡したというニュースを、ネットで見た。

昨日は東京の小金井市で82歳の男が運転する車が、自転車に乗っていた女性をはねて死亡させた事故があった。

そして一昨日は、東京の立川市の病院で83歳の女が運転する車が暴走し、歩道を歩いていた30歳代の男女2人が死亡した事故が報じられ、今日のワイドショーなどでもこの事故を特集しているTV局が多い。

さらにその前には横浜で、87歳の男が運転する軽トラックが暴走して、集団登校中の小学生の列に突っ込み、1年生の男の子が死亡した事故が起きたことも、記憶に生々しい。

この種の事故は、いよいよ大きな社会問題になってきた。

いずれも、運転者に認知症の症状があったのか、なかったのか…などと言われているが、認知症がなくても、やはり年齢による集中力の減退とか、2つのことを同時にできなくなるなどの運動神経の衰えとか、とっさの判断力がきかなくなるとか…そういう老化現象の影響が大きいことは明白だ。

悪質の度合いからいけば、飲酒運転や無法運転による事故のほうが、はるかに悪質なことは言うまでもないけれど、高齢者事故がこれだけ多くなると、こちらのほうも何とかならないものか、と思ってしまうのが人情だろう。

もちろん、80歳を超えてもシャキッとしておられる方も多い。僕が通うスポーツジムにも、70代80代で車で通っている人が結構いる。だから一概に、たとえば80歳を過ぎたら免許を強制的に返納させよ…ということを強く主張するつもりはないが、それでもやはり、何か対策を講じなければ、被害に遭った人が浮かばれないし、これからも益々それで貴重な生命が奪われるケースが増えてくる。高齢者が増え続ける時代になって、本当に難しい問題だと思う。やはり、かなり高齢になれば、免許証は自主返納すべきでは…と考えるほかはない。

僕は、ちょうど1年前、去年の11月に免許証を自主返納した。

http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/c991297acbc21cb26ddbe163fc526eaf

まあ、僕の場合は、年齢と関係なく、もうずいぶん前から運転はしていないペーパードライバーだったわけで、ちょっとケースは違うけれど。

なんというか、僕は運転が下手くそで、その昔…上り坂の信号待ちの時にうっかりブレーキを踏んでいた足をはずして車がバックし、後続車にゴツンと当てたり、勤め先の市役所の車を車庫に入れるとき、後方の柱にぶつけたりして、これはもう、車の運転が自分に向いていないということを自覚したから、今後は運転はしないでおこうと決めたのだった。

それ以後、車を運転しないことに不便を感じたことはほとんどない。歩いたり自転車に乗ったりするのが好きだし、あとはバスや電車、地下鉄に乗ればいい。何より、車を運転すると、外食した時にビールが飲めないしね(なんだ、それは?)。

おかげでモミィも、家族で外出しても歩く機会が多いので、足腰が強くなった。遠足でも、ほかの子が長い距離を歩くと「しんどい~」と言うような場合でも、モミィはいくらでも歩く…と先生が感心しておられた。

ところで、高齢者が起こす事故の中でも、ブレーキとアクセルを踏み間違えたというのが多い。やはり足元の感覚が鈍ってきていることや、一瞬の判断力の狂いみたいなものが出てしまうのだろう。

繰り返しになるが、原則80歳くらいの高齢になったら、免許証は自主返納すべきだと思う。もしも、人を死傷させるような事故を起こしてしまったら、これはもう、取り返しがつかない。転ばぬ先の杖…ということわざを、この際かみしめたい。


さて、それとは全く関係のない話ですが…

アクセルとブレーキといえば、トランプ氏を思う。

トランプ氏は、選挙期間中には思い切りアクセルを踏み、当選したら今度は一転してブレーキを踏んでいるように見える。70歳の彼は歴代大統領就任時の最高齢者だけど、こちらの“高齢者”は、アクセルとブレーキの踏みどころを、しっかりと心得ているようである。

これも、経営者や政治家の、ひとつの大きな才能かもしれない。

 

 

 

 

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いま話題の人と四万十川ウルトラマラソンとの奇妙な関係

2016年11月12日 | ランニング

毎日いろんな世界のいろんな出来事が次々と起きるので、
新聞、テレビ等のニュースも連日、大忙しのことだろう。

その一つに、山本有二という農林水産大臣の話題がある。
ま、「話題」というより「問題」というべきだろうけど、
10月中旬の某政治家のパーティでTPP承認案をめぐる
「強行採決」発言をして「不適切だ」と責任追及をされ、
謝罪をした後、また今月1日の某政治家のパーティでは、
「冗談を言ったらクビになりそうになった」
と凝りもせずに、それをネタにした発言をして、
またまた野党などから大批判を浴びることとなり、
あげくに2日前、国会で不信任決議案を出されて、
まあ、それは与党が数の力で否決したけれど、
「よくもまぁ、アホなことばっかり言うわ」
…と、世間で評判になっている人物である。

そして、この人物の名前を最初に聞いた時、
「あっ、あの、高知県の山本有二か!」
と、口に出してしまうほど、思い当たることがあった。

あれは1996(平成8)年のことだから、今からちょうど20年前である。
30代から50代までの僕のマラソン人生の中でも、特に印象深いレース、
高知県の四万十川ウルトラマラソンに出場した時のことである。

今年は10月16日に開催されたようで、第22回だった。
僕が走ったそのレースは、96年の10月20日に行われ、
当時はまだ第3回で、参加者も今ほど多くなかった。

そしてそのレース当日は、衆議院議員総選挙の日だった。
(これが、今日のテーマと密接に関係しているのです)

四万十川ウルトラマラソンは、100キロを走り抜くマラソンである。
午前5時にスタートして、僕のタイムは13時間余りだったので、
ゴールしたときは、午後6時を過ぎていた。
スタート時は日の出前で、ゴールした時は日が暮れていた(笑)。
そのあいだ、ず~っと走り続けるのである。気の長い話ですよね。

コースは次のようになっている 

http://www.shimanto-ultra.jp/course/

くねくねとしたコースで、いくつもの山中や村を通り抜ける。
30キロ地点を過ぎたところで、四万十川が見えてくる。
そこから、川沿いの道をトコトコと走り続けるのだ。

なにしろ13時間も走り続けるのだから、これほど単調なことはない。
脚にはどんどん疲労がたまってくるが、頭の中は常にヒマである。
ボンヤリしたり、完走後のビールを楽しみにしたり、
まわりの人たちを見て「みんなしんどいねんで」と、
自分に言い聞かせたりして、ひたすら黙々と走る。

そのとき、衆議院議員選挙の高知選挙区候補者のポスターが、
あちらにもこちらにも、いっぱい貼ってあるのが目についた。

たいてい、そんなものは無視するのだが、
一人、目についた候補者がいた。
それが「山本有二」だった。

なぜなら…僕は中学の頃から大学の頃にかけて、
本ばっかり読んでいたのだけど、中でも山本有三の、
「女の一生」とか「路傍の石」とか「真実一路」とか、
そういう小説に魅せられて、何度も繰り返し読んだものだった。

だから「山本有三」の名前を見るだけでハッとするのだ。
そこへ「山本有二」という4文字が目に飛び込んできたのだから、
最初は「あの山本有三か」と思って驚いた(そんなわけないやろ!)。

それから、長~い長~いコースをひた走りながら、
僕はどれだけ多くの「山本有二」のポスターを見たことか。
走っても走っても「山本有二」のポスターばかり目につく。
70キロ、80キロと走り続けていると疲労も激しくなってくる。
するとそんなポスターも、目ざわりな存在になってくるのだ。

だからこの名前は、僕の記憶の奥底に染み込んでいたのだろう。

…そんなポスターのことは、忘れていたはずなのに。

あれから20年…

その山本有二という人が農林水産大臣になったのも知らなかった。
もう、すでにその名前すら、すっかり忘れていたのでね~

知ったのは、今回の「失言騒動」があってからである。

初めてこのニュースでその名前を耳にしたとき、
「はぁ? これって四万十川の山本有二じゃないか」と思い、
ネットで調べたら、やはり高知県から出ている国会議員だった。

やれやれ…。こんなことで「20年ぶりの再会」だなんてね~

この人は自民党の衆議院議員として、すでに9期も務めている。
政治家として大ベテランで、こうして大臣にもなっているのに、
なんでそんなつまらないことを言ったのだろうか、と思う。
長いこと「先生、先生」とチヤホヤされていると、
知らず知らずに気が緩んでくるんでしょうかねぇ。

ま、おかげでこのブログにひとつネタができて、
四万十川の思い出にも浸ることができましたけどね。


さて、終わりに、せっかくですので、
(何がせっかくなのかわかりませんが)

その時の写真を載せます。

山本有二のポスターは写っていませんけど(笑)

 

 
 40キロ地点の給水所で。この時はまだ余裕がありそう。
 同行した妻か長男かどちらかが撮ってくれた写真です。

 

 
  ここが何キロ地点なのか、よくわかりませんが、
  
主催者が撮影してくれたのを購入した写真です。
  

 

 

 

 

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トランプが大統領! ウソやろ

2016年11月10日 | ニュース・時事

昨日の各TV局は、米大統領選挙の開票速報でてんやわんやだった。
その結果「絶対負ける」と思っていたトランプのほうが、当選した。
これには驚いた。「えっ、ウソやろ」と言いたいような結果でした。

これで思い出すのは…
大阪の読売テレビで約1か月前に放送された
かつて、やしきたかじんの看板番組だった
「そこまで言って委員会」という番組に、
あの木村太郎が出ていたことである。

こういう東京の大物が関西のテレビに出てくるのは珍しい。
で、そこで「トランプとヒラリーのどちらを応援するか?」
…という質問が出て、みんな「ヒラリー」と答えるのかと思うと、
何人か「トランプ」と答える人がいた。木村太郎もその1人だった。

木村太郎はその理由を、こう語っていた。

ヒラリーやクリントン財団の数々の悪行…
たとえば国務長官の地位を利用して、いろんな企業に、
クリントン財団へ多額の金を入れるよう指示したとか、
(私用のメールを使っていたのもそのためだ、という)
数え切れないほどの多くの不正を働いている…と言い、
メディアは報じないが、国民はそれを知っているとし、
「ヒラリーは嘘ばかりで、トランプのほうが正直です」
と、きっぱり言い切ってスタジオ内を静まり返らせた。
司会者の辛坊治郎も、思わぬ意見に戸惑い気味だった。

むろん僕なんかも、そんな話は、初めて聞いたわけで。
でもやはり当選するのはヒラリーやろ、と思っていた。

しかし、トランプが大統領になったら世界は混乱する、
…というようなことが言われている最中に、
こういう意見を堂々と言う木村太郎に、
見ていた僕も、かなり衝撃を受けた。

あれから約1か月後、木村太郎の思いは現実となった。
これはもう、さすが~と感心するほかはない。

つまらない意見しか言えないコメンテーターばかりの昨今、
久々にプロとしての迫力あるコメントに接した気分だった。

まあ、僕は米国初の女性大統領の誕生を楽しみにしていたので、
この結果は予想もできず、あ~あ、とガッカリしているんだが。

しかし、木村太郎が言っていたように、日本政府としても、
これで、日米安保の問題をはじめ、さまざまな国際情勢に、
どう対応していくかが試されて、国民にもわかりやすくなる
…ということで、「怪我の功名」になればいいと思っている。
いや、そうとでも思わなければこの結果は受け入れられない。

ともあれ、昨日の結果には、驚いた。
今年驚いたことの多くの出来事の中でも、とくに驚いた。

トランプさんは来年1月20日に第45代大統領に就任する…
ということだが、年齢が70歳というのは、
歴代で、就任時の最高齢記録だという。

一方、惜しくも念願叶わなかったヒラリーさんも69歳で、
2人とも、この年齢で世界中を注目させるんだから、
これはもう、すご~いことだと言わざるを得ませんね。

アメリカの高齢者パワーというものを見せつけられました。

その点でも、興味深かった今回の大統領選挙でした。

 

 

 

 

 

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「真田丸」の風景 ~心眼寺・三光神社~

2016年11月06日 | ウォーク・自転車

    
        三光神社の真田幸村像。


このブログで初めて「真田丸」のことを書いたのは、去年の2月だった。

「来年の大河『真田丸に期待』」

NHK大河はそのとき「花燃ゆ」が始まったばかりで、
「来年が待ち遠しい」と書いているけれど、気の長い話だった。

しかし…1年なんて、あっという間に経ってしまった。
さらに、今年1月から始まった「真田丸」も、もう終盤だ。

いやまぁ、日の経つのは、本当に早いものです。(早すぎるわ)


さて、前回の続きです。

前回ご紹介した顕彰碑には「真田丸」の地は明星学園…とあるが、
そこが真田丸の中心部分だったという意味であり、
もちろん、今回の心眼寺や三光神社のある場所も、

その周辺一帯全部が幸村の出城「真田丸」だった。

その明星学園の顕彰碑がある場所から、
道路を挟んで向かい側に、心眼寺がある。

前回の地図をもう一度ここに掲載します。
顕彰碑と心眼寺がほぼ同じ場所にあるのがわかります。

 

全然関係のない話で恐縮ですが、この地図の左上に
「大阪医療センター」というところがありますよね。
ここが、うちの長男が生まれた病院です。
懐かしいですね~あの頃。

関係ない…ついでに…
これもずいぶん昔ですが、心眼寺や三光神社のすぐそばに、
ワセダ速記学校というのがあり、僕は大学に通いながら、
夜に、そこへ速記を習いに行っていました。
その速記学校で、うちの嫁さんと知り合いました。
学校の帰り道、一緒に玉造駅まで歩いたものです。

懐かしいですね~あの頃。


 
  心眼寺

去年の4月に歩いたときは、この辺に人影はなかったのですが、
やはり大河ドラマが始まると、見物客の姿もチラホラと…。
この日は平日でしたが、休日はもっと人が多いでしょうね。

お寺の正面に向かいます。

 
 階段を上がった
右側に見えるのが…


 
「真田幸村出丸城跡」の碑です。 


 
  お寺の中へ入ってみると… 

 
 真田の旗と、その横に…

 
   

信繁(幸村)の墓があります。
横にある説明板には、

信繁(幸村)の400回忌に際して墓碑を建立する。
平成26年(2014)十月吉日 真田山心眼寺

と書かれていました。
2年前に建てられたお墓なのですね。

ちなみに、心眼寺は、真田幸村とその子・大助の供養のために、
真田家の祖先である滋野氏が江戸時代に建てた寺…とのことです。

次に三光神社に向かったのですが、
道を間違って、少し遠回りをしてしまいました。

その近辺に、こんな広報板がありました。

 

「真田祭り 11月6日」とありますが、今日ですね。

さて、ウロウロしながら真田山公園に出ました。

 

 

 

公園内で清掃をされていたボランティアの方に尋ねると、
三光神社はこのすぐ後ろ側だよ…と言われました。


ぐるりと三光神社の正面へまわって…

入口に来ました。

 

 

 


 

階段をあがったところに真田丸の旗が。
その向こうに、チラチラと幸村の像の姿が…
 


 

真田丸で采配をふるっている勇将幸村を彷彿とさせますね。 

その左側に、あの有名な「真田の抜け穴跡」が見えます。

 
 

「史蹟 真田の抜穴…」の碑が左側に建っています。

鉄の扉で閉じられ、中には入れません。

この抜け穴は、冬の陣の際に、籠城する大坂城を攻めるため、
徳川家康が掘ったのでは…という説が近年、有力だそうです。

ちょっとシラケる話でもありますけどね。

この上に、神社があるので、そこへ上がって行きました。

 
 
1組のご夫婦が、写真を撮っておられました。

右の方に、何やら面白そうなものがありました。

 

…というものです。

そのご夫婦の奥さんのほうが、旦那さんに、
「ここへ顔出しなさいよ、写真撮ってあげるから」
と促して、旦那さんは気が乗らないようでしたが、
奥さんに言われるままに行き、パチリと撮影されてました。

それを見て、僕は反射的にその奥さんに声をかけました。
(普通、見ず知らずの人に声をかけたりはしないんですが)

「すみません。僕も顔出しますので、撮っていただけます?」
…と言って、笑顔でうなずいた奥さんにカメラを渡しました。
 

「じゃ、行きますよ。いち、にぃ、さん、パチッ」
「いや、どうも、ありがとうございました~」

…ということで、撮ってもらった写真が、これです。


 
  (フニャフニャしていて、弱そうな幸村ですなぁ)
 

「結局…これがオチかいな? アホくさ」

って、言われそうですけど。

 

 

 

 

 

 


 

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「真田丸」の風景 ~真田丸顕彰碑~

2016年11月04日 | ウォーク・自転車

大河ドラマ「真田丸」の次回(11月6日)のタイトルは、
「築城」である。ついに来たか…という思いだ。

大坂城には、北と東と西側の3方に川が流れており、
徳川方としては、南側から攻めるしかなかった。

ご承知のとおり、
幸村はその弱点だった城の南側に
出城を作り、徳川方の侵攻を阻もうとしたのである。
これが真田丸であり、次回いよいよそれが築かれる。

先週、10月26日に、その真田丸ゆかりの地を歩いてきた。

去年の4月にも歩いて写真を撮ったのだが、その直後、
パソコンの不具合で保存した写真が全部消えてしまった。
ブログに載せようと思っていたのに情けないことだった。

…で、今回は2度目の「真田丸紀行」となったわけです。

ところが、今回もそのブログをアップしようとした直前に、
またもパソコンに不具合が起きた。これっていったい何…?

ま、そんなことは、どうでもいいですけど(笑)。

 

  

まず、この地図を見ていただきます(小さくてすみません)。

北に大坂城があり、ほぼ真ん中に「明星高」という学校があります。
この学校のグラウンドが、かつての真田丸の地だと言われています。

この日、僕は地図の一番南の天王寺から谷町筋を北へと歩きました。

地図の南側のほうを拡大しますと…


   

天王寺から、茶臼山や一心寺、そして幸村戦死の場となった安居神社
などのすぐ近くの地下鉄谷町線に沿って南北に延びる道が谷町筋です。
安居神社等へは帰りに寄ることにして、先に真田丸の地をめざします。
 


 
 今、大阪の街には、こんなポスターがあちらこちらに…。

真田信繁(幸村)公ゆかりの地へは、
大阪市営地下鉄・バスが便利です。
大阪市交通局

…と写真の下に書かれています。
(地下鉄天王寺駅付近で)

 

 
  では、天王寺から谷町筋を北へ歩き始めます。
  秋晴れのいいお天気でした。


 
 歩いていても空気がさわやかで、気持ちがいい。
 この辺は、とてもお寺が多いところです。

 

  

谷町九丁目から右へ行き、今度は上町筋を北上します。
このあたりは上町台地と呼ばれ、標高の高いところです。
大昔はこの台地の南を除く三方はすべて海だったそうで、
ここが、それだけ高い台地だったことがわかります。

上町筋をしばらく歩いた後、右へ入ります。
めざすは明星高(正式には明星学園)です。

途中に、こんな案内板がありました。

  

この矢印の方向に歩いて行くと…

ありました! 「真田丸顕彰碑」が。

ここが「真田丸」があったとされる場所です。

 

左側が明星学園のグラウンドで、
その脇にあるのが、真田丸の顕彰碑です。

この「真田丸顕彰碑」ですが…
去年ここを歩いた時は、影も形もなかったのに。

それもそのはず…
大河ドラマを記念して、今年に建立されたとのことです。

ご参考までに、その序幕式の様子を、
ネットで見つけた写真でご紹介します

 
 
これが今年の2月1日に行われた除幕式だそうです。
 

その顕彰碑を正面から見ますと…

 

できたてホヤホヤですから、ちょっときれい過ぎ?
この後方が、明星学園のグラウンドになっています。

さて、この碑には何が書かれているのか、
これもご参考までに、アップした写真を載せます。
横に長いので、2つに分けました。

    

            

  

 

顕彰碑を後にして歩き始め、振り向いて遠景を撮ってみました。
学園の校舎の壁の左側に真田幸村の大きな絵がかかっています。
日傘を差したご婦人が一人、顕彰碑の前に立っておられました。

  


この左側に、幸村と息子大助の菩提寺である心眼寺があり、
さらに、少し横へ入って行ったところに、

「大阪城への抜け穴」

で知られる三光神社があります。


次回は、それらの写真を掲載します。

 

 

 

 

 

 

 

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パソコンに異変が…

2016年11月02日 | 日常のいろいろなこと

昨日の夜のこと。
パソコンを起動しようとしたら…
画面に「更新プログラムを構成中」という文字が出て、
「電源を切らないでください」というメッセージが下に出た。

時々こういう画面が出るけれど、しばらくしたらいつもの画面になる。
しかし、昨日は、そのままの状態が1時間以上も続いていたので、
業を煮やした僕は電源ボタンを押し(それも長押しして)切った。
そのあと、起動したら普通に画面が出たので、一安心して眠った。

そして今日の午前、ブログをアップしようとしてパソコンを起動したら…
また、同じように「更新プログラムを構成中」という文字が出て、
画面中央に円形のようなものがグルグル回っている。
その下に「電源を切らないでください」というメッセージ。
ここまでは昨日と同じだったけど、そのあとが悪かった。

ここでも、1時間以上待たされて、やっと
「更新プログラム」が100%になり、いつもの画面になった。
やれやれと思い、インターネットをクリックしたら…

「接続できません」というメッセージ。

機械に弱い僕は、何のことやらさっぱり。
何度やっても、同じメッセージが出るだけ。

で、一度、電源を切り、再起動した。
だいたい電源を切ったら元に戻る場合が多い。
しかし、それでも、やはりネットにはつながらなかった。
えらいこっちゃ。困ったぞ~。いったいどうなってるの?

いろいろと試してみたけれど、何をしてもダメだった。

わが家は J:COMに加入しているので、仕方なく関係書類を引っ張り出し、
そこへ電話することにした。これ以上自分で考えてもわからないもんね。
電話して、専門の人に、家まで来てもらわなければ…。

だが、こういうカストマーサービスの電話は、最初は人間は出てこない。
テープの声で「○○の場合は1を、○○の場合は2を…押してください」
な~んてことを機械がしゃべり、すぐに人間が電話口には出てこないのだ。

何度かかけ直して、やっと“生身の人間”が電話口に出た。

「〇〇というものですが、インターネットがつながらなくなって」
と僕がいうと、相手は若い女性の声だった。

「トラブルはパソコンのほうでしょうか、通信機器のほうでしょうか?」

通信機器というのはモデムとかルーターのことだろうか?

「はぁ? あの~、そういうことは、僕にはわかりませ~ん」
そう言うと、相手は「わかりました。では、もう一度お名前と…」
というので、問われるまま、名前、電話番号、生年月日を答え、
パソコンのバージョンはウィンドウズ10ということも、伝えた。

ちょっと間があいてから、
「え~っとですね、通信機器とパソコンはつながっているようですね」
と電話の女性が言った。
「へ? なんでわかるの?」と僕は驚いた。

 J:COMに登録していたら、そんなことも相手先にわかるんだね~

「今、パソコンは立ち上げておられますか?」
と言われたので「ええ、目の前に置いています」と答えた。

「では…」と、その女性は、僕のパソコン画面の右下の、
日付と時刻の出ている横にあるアイコンをクリックするよう指示した。
そのとおりにすると、いろんな暗号のようなものが並んでいて、
そのうち、僕のルーターの種類と、ルーターの裏に貼られている
パスワードを「そこに入力していただけますか」と言った。

ルーターの裏のパスワードを見ると13ケタの英数字だった。
細かい字なのでわかりにくいが、必死に目を細めて読み取り、
画面上の教えてもらった場所に、その13ケタを入力した。

「はい。入力しました」と僕が言うと、
「次は、その下の『接続』というのをクリックしてください」
そのとおりにすると「ではインターネットに接続を」と言われ、
さっきは接続できなかったインターネットをクリックしたら、
なんとまぁ、ちゃんと接続に成功したのである。

あぁ、よかった! ぱちぱちぱち。

「接続できました! ありがとうとございました~」
と僕が心を込めてお礼を言うと、
「いえ、こちらこそ、ありがとうございます」
と、その女性。

僕が感心して、

「パソコンのこと、よくご存じなのですね」と言ったが、
それはまぁあちらも仕事だから当たり前なんだろうけど、
「頭の中にパソコンの画面を浮かべているんですよ」
とその女性が弾んだ声で答えてくれた。

…ということで、今日の午前中はそれでつぶれてしまった。

午後からスポーツクラブへ行って泳いだりジムで体をほぐしたり。
で、家に帰ってきたら、もう夕方。夕食は昼間に作っていたので、
缶チューハイをプシュと空け、それをアテに一気にグビグビ…。
あぁ、おいしかったこと!

実は先週「真田丸」のゆかりの地を歩き、写真も撮ったので、
今日のブログには、そのこと載せようと思っていたのですが、
こんな予期せぬことが勃発し、思うように運びませんでした。

ま、パソコンも無事修復しましたので、
次回にそれを載せることにします。

 

 

 

 

 

 

 

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