僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

会心巨人・怪物逸ノ城

2014年09月27日 | スポーツの話題

昨日、巨人が3年連続36回目のリーグ優勝を果たした。僕のまわりは阪神ファンばかりなので、いちおう僕は「隠れ」巨人ファンということになる。


一昨日も優勝の可能性があったけれど、テレビは地上波もBSも巨人の試合を流さなかった。ファンとしてはなんでこの大事な試合が中継されないのか、テレビ局に文句を言いたかったが、その日は幸い(?)巨人が負けて2位広島が勝ち、優勝はお預けとなった。そして昨日は巨人も広島もテレビ中継があったが、巨人が終始リードを保って快勝し、一方広島は3点リードするも阪神が7回に逆転して勝ち、巨人の優勝に協力してくれたのだ。阪神タイガーズさん、ありがとう~(「やかましいわい!」との声が聞こえる)


でもまぁ、プロ野球も、ひと頃のように寝ても覚めても巨人…というのはなくなってきた。…が、やはりこのあとのクライマックスシリーズでは確実に勝ち上がって日本シリーズに出場してほしい。また、パ・リーグは、かつてわが街・藤井寺を本拠地とした近鉄の面影を残すオリックスが、首位ソフトバンクと熾烈な優勝争いを展開しているが、日本シリーズでは巨人対オリックスの対決が実現して欲しい。


ところで、僕は昔はプロ野球と並んで大相撲も好きだったけれど、野球もトーンダウンしているが、相撲のほうはもっと…もう何年も前からテレビ中継に手に汗握る…ということがなくなった。あの貴乃花がいた時は、僕も妻も大ファンで、大阪場所になると貴乃花を見たさに春場所の府立体育館へ行ったものだった。妻は土俵の相撲を全く見ず、支度部屋から土俵への通路の一点にずっと立ち続け、土俵入りに向かう貴乃花、土俵入りから返ってくる貴乃花、相撲に向かう貴乃花、相撲から戻ってくる貴乃花をそばでうっとり眺め、時にポンポンと背中を触ったりしていた。貴乃花が引退してからも「親方姿」の貴乃花を見るために、1人で府立体育館へ行ったこともある妻である。そんな彼女も今ではほとんど相撲は見ない。


貴乃花が土俵から消え、次に「勝ちゃぁいいんだろ」と相撲を単純格闘技におとしめたモンゴルの朝青龍が台頭してきて、大相撲は面白くなくなった。今の相撲は、チョロっと横に変化したり、すぐにはたいたりする軽い相撲がとても多く、がっぷり四つに組み合って力相撲を展開する風景はごく少なくなってきた。日本人力士の優勝も、2006年1月の栃東以来出ていない。それから8年8ヵ月の間、場所にして50場所以上も日本人力士の優勝がないなんて、信じられないし、信じたくもない話なのだが…


これまで「頼れる日本人力士」の候補は何人か出てきたが、大関あたりに上がると伸び悩み、ふがいない成績で場所を終えるというのがこの頃の常識のようになってしまっている。人気のある遠藤もからっきしダメだし、地元大阪期待の新大関・豪栄道も、昨日こそ白鵬を破ったが、その前日、新入幕の逸ノ城に投げ飛ばされている。その逸ノ城は大関2人を連覇したあと、昨日は横綱鶴竜を破っている。新入幕力士が横綱を破ったのは41年ぶりだそうで、きょう、白鵬に挑む。もし優勝すれば100年ぶりだという。いやまぁ、ものすご~い力士が出てきたものだが、これもモンゴルである。やっぱりなぁ。こんな強いの、日本人のはずないよね。


白鵬の時代が終われば、次は逸ノ城の時代なのだろう…と思わざるを得ない。


日本人の名横綱というのは、もう永久に出てこないのだろうか。

 

大相撲社会の慣例により、日本に帰化しても「外国人力士」だそうです。

 

 


 

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アジア40億人の頂点…?

2014年09月23日 | スポーツの話題

    
     
     アジア大会
     
この人に解説を頼めば…?


4年に一度のアジア大会が始まった。多くの日本選手が活躍する分、オリンピックより面白いと言えるかも知れない。しかし問題は今回の開催地が韓国であることだ。はっきり言って、韓国は自国で開催する国際大会では、自国選手に勝たせるためになりふり構わず汚いやり方をしてくることが多い。昔からそうなんだ。

 
2002年、サッカーW杯が日韓で共同開催された時、韓国はベスト4にまで進んだ。…が、複数の試合(たとえばイタリア戦など)で、不可解な判定で相手国選手が退場になったりして、「韓国は審判を買収していた」ということが今でも語り継がれている。そんな国で行われる大会だから、相手が韓国選手のときは、日本選手に不利な判定が行われていないか、十分注意して見なければならない。


昨日の夜、フェンシング男子フルーレ準決勝で、北京五輪銀メダルの太田雄貴と韓国選手が対戦した。テレビで、柔道の合間にこの試合が流された。試合は15点を先に取ったほうが勝ちである。中盤からリードされた太田が相手にマッチポイントを握られながらも粘って14対14と追いついた。そして次の瞬間、太田の剣先が相手の肩をとらえ、太田の緑のランプがともり、ガッツポーズ。やった~とテレビに向かって拍手していたら、審判がそれを有効とせず試合続行。命拾いした韓国選手が勢いを得て最後のポイントを取り、歓喜の雄たけびを上げた。どうも判定がからむ勝負はこういうことがあるので後味が悪い。


そんなことを思っていたら、今日の新聞にこんなことが載っていた。
「空調、突然日本に向かい風」。どういうことかといえば…


21日に行われた男子バドミントンの団体準々決勝で日本と韓国が対戦した。日本チームは世界1位の実績を持つ。そのチームが、韓国戦で逆転負けをしたという。それも、第1ゲームは日本が取り、この時は無風。しかしそのあと館内の空調の風が強くなり、それがちょうど日本選手に向かい風となって第2ゲームを失い、さらにコートチェンジした第3ゲームでは空調の風向きが変わり、またも日本選手に向かい風となって、結局負けてしまった。バドミントンの羽根は軽いので風向きで勝負が決まる。隣のコートでプレーし、同じく風の影響で大逆転負けを喫したインドネシアの選手も「日本がコートを移動したとたんに風向きが変わった」と怒っていたという。日本のコーチは空調が操作された可能性があると日本オリンピック委員会(JOC)に報告したとのことである。やっぱりなぁ。これぐらいのことは平気でやる韓国なのだ。


その点、判定競技でもなく空調の向かい風もない水泳は、公平でいい。初日の男子200m自由形決勝の実況中継を見た人は多いと思う。優勝候補の中国と韓国の2選手の間のコースで泳ぎ、150mまではリードされていた萩野が、ラストスパートで、100分の5秒差と言うタッチの差で逆転勝ちしたのは痛快だった。萩野は昨日も200m個人メドレーに圧勝、800メートルリレーでも金メダルを獲得した。また女子200m平泳ぎ渡部(わたなべ)香生子も素晴しかった。100mではもう少しで1位だったのに、中国選手にかわされた。その無念を見事に晴らした17歳の高校3年生である。2年後のオリンピックが大いに楽しみだ。


まあ、韓国開催で良いことと言えば、時差が少ないので夜のちょうどいい時間にビールを飲みながら見られるということだろう(ナンだそれは?)。後半になると男女サッカーの決勝トーナメントや陸上競技も始まるし、10月4日の閉会式まで、大喜びしたり腹を立てたりしながら過ごしていくことになるんだろうなぁ。


それにしても、テレビ中継のアナウンサーの、例によって1人で大騒ぎする過剰な放送ぶりはなんとかならないものか。特に耳障りなのは、どの競技でも日本選手が頑張っていると「さぁ、アジア40億人の頂点に立つか!」と叫び、優勝したら「アジア40億人の頂点に立ちましたぁ」と絶叫する。何かといえば「アジア40億人!」である(うんざり)。


アジアの人口が約40億人だとしても、そこには生まれたての赤ちゃんから100歳以上の老人も、ぜ~んぶ含まれているのである。水泳であれ柔道であれ、特定の種目で優勝したからといって、わざわざ「40億人の頂点」に立つという表現は、無理に感動を演出しようという大げさ表現…というより「こけおどし表現」である。テレビのアナウンサー殿。お願いだからやめてください。「アジアの王者」とか「アジアチャンピオン」などの表現では面白くないのかもしれないけれど、僕らはマジメに試合を観たいわけで、耳障りな表現は観戦の邪魔になるだけである。とにかくごく普通に放送してほしいわけです。


それでも、テレビ局がどうしても「絶叫放送」をしたい…というなら、兵庫県の元「号泣県議」野々村竜太郎さんを解説に迎えたらいかがでしょう。


「オレはですねぇ(ぐすん)、ニッポンの、うぅぅぅ、…せ、せ選手たちがぁ、がぁ…あぁぁぁ、優勝して…して…ぐぎゃぁぁぁ…ほしいんですよぉぉぉ。がんばれぇぇぇ~わぁぁぁんギャギュギョギョォ~ククククゲゲゲゲ…グギョガギョクウウウウウ~わあああああああああ~ん


どんなオーバーな絶叫アナも、これには勝てんやろ。
 

 

 

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毎日、何をしてはりますねん?

2014年09月20日 | 雑記

頼むからそれだけは訊かないでくれ、という質問がある。
それは…
「退職して家で毎日、何をしてはりますねん?」
…と、訊かれることだ。
これが僕にとっては一番困ってしまう質問なのだ。
それなのに、なぜかそういうことをよく訊かれる。


毎日何をしてるって…?
「息してるねん」
半世紀前の中学生のギャグじゃないんだから、
そんなアホな返事もできませんしねぇ。


といって、これ一筋に打ち込んでいる、
…と胸を張って言えるような趣味もない。
日常の細かな生活内容をいちいち説明もできないし。
要するに、そういうことは一口で言えないのである。


僕の友人に「ゴルフ、ゴルフで忙しいねん」
な~んてほざく奴がいるけれど、
僕はそんな身分でもないしね~


しかたなく…


案外と忙しいもんですねん。
いろいろとやってますねん。
孫のオモリをしてますねん。
毎日ブラブラしてますねん。
な~んにもしてまへんねん。


相手を見ながら、そんな答えを使い分け、
早くその話題が途切れることを待つ僕なのである。


仕事を持たないということは、その意味ではやや不便である。
でも、不便だけれど、じゃぁ仕事に戻りたいかと言うと、
それはもう、ゼッタイにイヤです(笑)。


やはり、仕事に拘束されない今の自由の身が一番いい。


だから、毎日何をしてはりますねん? …と聞かれたら、
「自由を楽しんでいます」…と言いたいところだけれど、
こういう抽象的な答えはその場をシラけさせるだけなので、
むにゃむにゃむにゃ…と適当にごまかすしかないのである。


やれやれ…
いい答えがあれば教えてほしいです。

 

 

 

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ラストダンス…

2014年09月18日 | 日常のいろいろなこと

前回に大阪弁の話をしたが、うちの母は20代半ばで僕を連れて大阪に出てくるまでずっと京都で暮らしていた。だから京都弁が染みついていた。大阪に住んでからも京都弁から大阪弁に変わっていく…ということはなかった。京都弁に誇りを持っていたのか単に順応性がなかっただけなのかわからないけど、そんなことで僕は、母の京都弁を浴びながら育ってきたので、京都弁も大阪弁と同じくらい、馴染み深い。


小学生になってからも、よく夏休みなんかに京都の母の実家へ遊びに行ったものだけれど、銭湯へ行くと、番台に座っているおばさんが、お客さんが入って来る度に、ゆったりとした口調で「お~おきに、おいでや~す」とまるで歌うような調子で言っていたのを今でもよく覚えている。おばさんがそれ以外の言葉を発するのを僕は聞いたことがなく、何か「おおきにおいでやす人形」が置かれているような感じだった(笑)。


大阪で、車内放送を全部大阪弁でやったら面白いのになぁ、と前回のブログで書きましたが、京都で百貨店での店内放送なんかを京都弁で、たとえば「迷子はんのお知らせをしますえ~」…なふうにやったら楽しいやろなぁと思います。もっとも、この例では、聞いている人の半分以上が「迷子はん」を「舞妓はん」と聞き間違いそうですけどね~。


…と相変わらずのんきな話をしていますが、今日はもうひとつ、モミィのダンスのことを。


このあいだの日曜日、市民まつりが開催され、モミィが所属するダンス教室のメンバーも、会場となった運動広場に仮設された舞台で踊りました。


幼稚園が終わる頃に近所のダンス教室に入って2年半。毎週金曜日と土曜日に練習に通いました。他にスイミングや体操教室、ヤマハ音楽教室、ECC英語教室などに通っていますが、最近は学校の宿題も増え、国語や算数の難度も上がって、勉強の時間を増やすことが必要になってきたので、ダンス教室は今月でやめることに(本人も納得)。この市民まつりが「最後の舞台」です。で、当日の朝、妻が美容院にモミィを連れて行き、ダンス向けの髪型にしてもらいました。

 

    
  この日だけのヘアスタイル。
  


実は夏休み中に市民会館で「市民カーニバル」が予定されていたのですが、運悪く台風ために中止。それに向けて練習していたモミィたちはガッカリでした。それだけに、この市民まつりが久しぶりのダンスの舞台となりました。

 

 
 
  中央にモミィ。


これがモミィのダンスの見納めになるのか、
また中学生ぐらいになったらやりたいと言い出すのか…?

 

 

 

  

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おおさかべん

2014年09月14日 | 日常のいろいろなこと


小学1年生の時からずっと大阪に住んでいるので、日常会話では大阪弁以外は話したことがない。時々東京弁というか標準語でしゃべる人と話すと、そのテンポの良さ、歯切れの良さに感心する。話し方だけでなく話す内容までが、何だか高尚なことのような気がしてくるから不思議である。東京へ行くと、チョー高齢のおばあさんも小さな子どもも標準語でしゃべっている(当たり前だ)。それを耳にする度に、あぁ、粋だなぁ…なんて思ったり。


若い頃は標準語に憧れ、大阪弁がイヤだった時期もあった。その頃、友人の結婚式の司会を頼まれることが多かったが、その時は大阪弁は使わず、憧れの標準語で司会をしたものである。思えばキザなことだった。今は大阪弁が大好きだけど、まだ大阪弁の良さや面白さがわからなかったんだなぁ、その当時は。


大阪弁といえば、「大阪のおばちゃん」たちの会話も面白い。たとえばスポーツクラブのコスパで…。大きなマットがあり、みんなそこでストレッチをするのだが、僕が両脚を広げてペタンと座り、前屈しておでこをマットにつけたりしていると、隣で数人のおばちゃんがしゃがみ込んでおしゃべりをしている。ヒマな僕の耳は、そのおしゃべりを聞くともなく聞いている。


「ほんまにもう、うちのダンナはどうしようもないで。ず~っと家にいて、テレビばっかり見てブツブツ言うて、用事は何ひとつせえへん。こっちは朝・昼・晩の三食ぜんぶ作らなあかんし。どないかしてほしいわ」
「うちんとこもそうやで。ダンナと2人だけで家にいたら窒息死してしまうわ。せやからここ(コスパ)に来てるんよ。ここでしゃべって、ス~っとするねん」
「ダンナさんと、家でしゃべらへんの?」
「しゃべらん。しゃべったら腹立つことばっかり言うし余計ストレスたまるわ」
…というような調子で、たいていは仕事を退職して家にこもっているご主人の悪口を言うのが最も盛り上がる話題みたいだ。


このあいだは、こんな話題も出ていた。
「毎日のおかず、今日は何にしようかと思うたら悩むわぁ」
「わたしもそうやねん。献立のパターンって、なんか、決まってしまうやろ」
「うちらはな、思いつかへん時はもう冷凍のギョーザでええわ、と思うねん」
「あ、そやそや。冷凍のギョーザなぁ。あれは便利やなぁ。おいしいし」
「特に味の素のギョーザは、水も油も使わんと作れるから、ええよ」
「ほんまやね。あんな便利なもんが200円もせえへんねんから、ええわなぁ」
「もう手作りのギョーザなんか作ってられへんで。時間もったいないだけや」
…と賑やかに大阪弁が飛び交う。


その日、コスパの帰りにスーパーに寄った僕は、他の買い物のついでに冷凍食品コーナーへ行き「味の素の冷凍ギョーザ」を1個、カゴに入れたのだった。
えへへ~。


ところで、最近読んだ本の中で、東京のある女子高生が、大阪の電車はすべて大阪弁で車内放送がされる…と思い込んでいた、という話が載っていた。


まさかねぇ。ま、もしそうだとしたら…
こんなふうになるってことでしょうか?

      ↓


次は新大阪、新大阪でおます~~。
新幹線に乗りはるお客さんは、
この駅で降りとくなはれ~~。


こういう車内放送も、ちょっと聞いてみたい気もしますが。

 

 

 

 


 

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錦織圭選手のこと

2014年09月10日 | スポーツの話題


日本人として初めてテニスの4大国際大会シングルス決勝に進んだ錦織圭選手はここ数日、世間の話題を独占していた。新聞もテレビもこぞって「錦織・錦織・錦織」の大合唱。それほどの快進撃を続け、あとひとつ勝てば優勝というところまでこぎつけたが…ついに力尽きたか、チリッチという「なぞかけ」の漫才師みたいな名前(それは『ねづっち』や!)の選手に一方的に負けてしまった。テニスのことをよく知らない僕も、日本全国の皆さんと同様に、とても悔しくて、残念でした。次またいつ決勝に進めるかわからないので、今回、何とかこのビッグチャンスをがっちりとモノにしてほしかったのですが。


錦織が準決勝で世界1位のジョコビッチを破って決勝進出を決めた後の試合で、強豪フェデラーがチリッチに敗れたと報じられたとき、ちょうどテレビでワイドショーをやっていて、あるテニス解説者が「錦織の決勝の相手はチリッチか。う~ん、フェデラーのほうがよかったのに」と言っていたのが気になった。しかもマスコミが「格下」のチリッチには必ず勝てる…みたいな雰囲気を作ってしまったので、余計不安に駆られた。その不安が現実になってしまった。


昨日のテレビでは、各局が錦織の試合が始まった午前6時から、画面の上のほうに試合の途中経過を出していた。試合は WOWOW が独占中継をしており、日本中が注目する試合にも関わらず、僕らのように契約していない人間は観ることが出来ないので、こうした苦肉の策が編み出されたのだろう。テニスは試合時間が短かったり極端に長かったりするので、民放局などは大きな大会の放映権は買わない傾向がある…とのことだ。


ところで、錦織クンは上手に英語をしゃべるのだなぁと感心していたら、10年以上も前に渡米して、フロリダを活動拠点としているそうである。つまりアメリカでテニス人生を送っているわけだ。試合会場ではアメリカ人観衆が「ケイ、ケイ」と錦織選手に熱い声援を送っていたが、観衆にとっては、錦織はアメリカ人選手みたいな存在だったのでしょうね。


ま、悔しくてもね、敗れても準優勝なんだから、歴史的快挙には間違いない。いつか世界一に輝くことを祈っています。頑張って~


…と、ここで話を終わっておけばいいのですが、あと2つだけ書きたいことがあるのでもう少し続けます。まぁ「それがどうした」という類の話ですけど。


~ エピソードその1 ~

僕が住む街の近くに富田林市があり、あの高校野球のPL学園で有名ですが、市内に錦織(にしこおり)公園というところがあって、その中に錦織神社というのがあります。以前、アイドルグループだった少年隊の錦織(にしきおり)クンと同じ名前だというので、ファンの少女たちがよく立ち寄ったそうですが、このところまた大盛況なのです。もちろん、テニスの錦織選手の「必勝祈願」に訪れる人たちで賑わったというわけ。でもね、字は同じなのに「にしこおり」だったり「にしきおり」だったり「にしこり」だったりして…。み~んな微妙に読み方が異なるのですよね。ちょっとややこしいですわいな。


~ エピソードその2 ~

こちらは私事ですが、僕の次男の子どもは圭という名前です。モミィの年下のいとこになるのですが、大の仲良しです。そしてモミィには、他にもうひとり仲良しの年下の「またいとこ」の男の子がいて、よく家に遊びに来て、泊まったりします。その子の名前は遼と言います。こう見てみると、モミィの血縁の仲良し2人の男の子は「圭クンと遼クン」で、つまり、偶然にも、錦織圭クンとゴルフの石川遼クンと同じ名前なのです。「で…それがどうしたん…?」と言われたら、あとが続きませんけど…。

 

 

 

 

 

 

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イエローテイル

2014年09月08日 | 日常のいろいろなこと

僕はアルコール類は大好きだけれど、一つだけ苦手なものがあった。ワインだ。ワインを飲むと、その夜や翌日に気分が悪くなる傾向があったのだ。「ワインは自分の体質に合わないんだ~」と思い、なるべく避けるようにしてきた。


ところが先日、阿川佐和子さんの「残るは食欲」というエッセイを読んでいたらこんなくだりがあった「二十代の頃、ワインを飲むと、そのあと必ずといっていいほど気分が悪くなり、夜中にさんざん苦しめられた。ワインは怖い。悪酔いする」と。 おぉ、僕と同じではないか。 さァ、それで…?


…阿川さんは、酒飲みの友だちから「それは安物のワインだからさ」と言われてしまう。そこで、勧められるまま高級ワインを飲んでみた。すると、とてもおいしく、気分も悪くならなかったそうである。ということは、つまり…僕も安ワインばかり飲んで気分が悪くなっていたわけかぁ、と納得した。


しかし、阿川さんはその話に続けて、「ある時、安いワインであっても上質のものがあることを知人から教えてもらった」という。それは、オーストラリアの『イエローテイル』というワインだった。お値段はコンビニで千円、スーパーでは800円ちょっとで売っていたというその安いワインを、阿川さんは飲んでみて、「あらま、しっかりしていておいしいわい」と感嘆した…ということである。


それを読んだ僕は、「イエローテイルねぇ…」とその名前を覚えておき、スーパーへ行った時、ワイン売り場に立ち寄った。ズラッと並ぶみんな同じように見えるワインのひとつひとつを念入りに探していくうちに「おっ、これだ!」と、ラベルに黄色いカンガルーのイラストが描かれているワインを見つけた。まさしくそれがイエローテイルだった。


もちろん、ためらうことなくカゴに入れた。そうして家に持ち帰り、飲んでみると、う~ん、これはまた、うっとりするほど濃厚で味わい深いワインだった。おまけに、あとから気分が悪くなることもなかったのである。すぐに阿川さん同様、イエローテイルのファンになった。


読書というのは、こんな“実益”ももたらしてくれるんだなぁ…と、つくづく。


 

 

 

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関西空港が開港20年!

2014年09月05日 | 日常のいろいろなこと

昨日(4日)関西国際空港が開港20年を迎えたというニュースに、「もうあれから20年か…?」と、時の流れの速さに改めてびっくりした。「十年ひと昔」というから、これはふた昔も前のことである。年を取るにつれ、時の経つのは、本当に速くなってゆくものですね。


このごろ物忘れが激しくなっている僕だけど、関空が開港した1994年9月のことは、よ~く覚えている。(まぁ、古いことほどよく覚えているものですが…)。その頃、学生だった長男の友だちが北京に留学していたので、一度その友だちに会いに行こうということになり、妻と長男を伴い、3人で北京へ行った。それが開港してすぐの9月のことだった。そして僕は、翌10月にも、ヨーロッパ4ヵ国への研修旅行へ行った。


そんなことで、関空が開港すると同時に、続けて2度、ここから海外に飛び立った思い出が今も克明に胸に刻み込まれている。それから15年間、ほぼ毎年、関空から(主にヨーロッパ方面へ)妻と2人で、あるいは妻の姉も一緒に3人で、海外旅行に出かけたものだった。


その海外旅行も、5年前のアルゼンチン旅行を最後に、一度も出かけていない。これって…だいたい、仕事を定年退職してから夫婦で海外旅行を楽しむ、というのが普通でしょ。それが僕たちの場合はまるっきり逆なのである。4年前からモミィがわが家で暮らし始めたので、2人がかりで子育てに追われ、海外旅行どころではなくなったことがその理由ですけれども…。(まぁ、言い方を変えると、何でも行けるときに行く、やれるときにやる…ということでもありますが)


当時、モミィは4歳の幼稚園児で、幼かった。いま小学3年生になり、来月には9歳の誕生日を迎えようとしているが、最近、こんなことを言うようになった。「ねぇねぇ、いつ外国に連れて行ってくれる? わたしはハワイがいいな~」


まだ開港して10年ぐらいしか経っていないだろと思っていた関空が、もう20年を迎えたのである。20年…。自分たちもそれだけ年を取ったわけで、あの頃の覇気や好奇心や元気は、どんどん減退している。


今でも海外へ行く体力と気力が、残っているのだろうか…? 
それも小学生を連れての旅行だ。メチャしんどいやろ~なぁ。

 

 

 

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ダメよ~ダメダメ

2014年09月02日 | 映画の話やTVの話など

いまの時代、テレビがないと暮らしていけない…という人が、このニッポン国でどのくらいおられるのか知らないけれど、かなり多いことは間違いないだろう。ひょっとして大半の人々がそうかも知れない。でも気をつけなければならない。高齢者の場合、テレビばっかり見ていると、ボケが猛スピードで進むそうである。その根拠は…? 知りません。テレビでそう言ってました(ええかいな)


“年寄り”が増えてきたので、テレビも「こんな病気が怖い!」とか「迫り来る老化をどう防止するか?」とか「あなたもボケにご用心」なんていうような番組が多く放映されるようになった。そんなテレビにハマっているうちに、病気になったりボケになったりアホになったりするのだから、シャレにもならん。


…が、そう言っている僕も、テレビは好きだ(ボケないよう「見過ぎ」に注意しなければ)。ニュースやワイドショーを見たり、旅の番組や古い映画を見たりしているが、今はNHKのBSで土曜日に再放送されている昔の大河ドラマ「独眼流政宗」が一番楽しみである。政宗を演じる若き日の渡辺謙の勇猛果敢さや凛々しさには惚れ惚れする。リアルタイムで見ていた当時の、忘れられないシーンがいくつもあるが、そういう場面が出てくると、胸が熱くなる。


でも、そんなテレビでも、バラエティ番組はほとんど見ない。あのごちゃごちゃと大勢の芸人が出てきて、つまらないギャグを飛ばしながら雑談を交わし、自分たちだけで面白がっているような番組は、社会に害悪をもたらすだけである。中には、まれに面白いのもあるが、大半はバカみたいな番組ばかりだ。


先日、「24時間テレビ」を見ていたら(あまり好きな番組じゃないので断片的にしか見ていませんが…)、びっくり仰天するような恐ろしい顔の女が2人出てきた。画面に「日本エレキテル連合」という文字が出た。それがこの妖怪みたいな2人のコンビ名だと気がつくまでには、しばらく時間がかかった。なんですか、あれは…? お化け屋敷でもこれほど怖いもんは出てきませんで~。テレビに出てくる芸人たちのグロテスク度も、ついにここまで来たか…とあきれた。


そして2人は下手なセリフと大げさな仕草によるやりとりをしたあと、「ダメよ~ダメダメ」という言葉を連発した。すると、まわりを取り囲むタレントたちが「待ってました~」とばかり大爆笑したのである。


あぁ、世も末じゃ~


「ダメよ~ダメダメ」のどこがどう面白いのか。笑っている人に聞いてみたい。どうやらこれが流行語にもなっているらしい。この間、ある場所で、小学2年の男児が「ダメよ~ダメダメ」と叫んでいたのを耳にした。子どもたちにこういうギャグはすぐに伝染する。テレビの悪い影響である。


だいたい「ダメよ~ダメダメ」というのは、僕らの世代からみれば、昔、森進一が歌ってヒットした「年上の女(ひと)」という歌の有名なフレーズである。


♪だから分って ほしいのと
 そっとからんだ 白い指
 放したくない つらいのよ
 だめよだめだめ つらいのと
 泣いてすがった 年上の女

2番も…

だめよ だめだめ いけないと
 いのち燃やした 年上の女

3番も…

♪だめよ だめだめ つらいのと
 涙で別れた 年上の女


…と、まぁ、こういう歌である。
調べてみると1968年(昭和43年)に出た歌である。
(わぁ~。あれから、もう46年も経つんだ)


そんな昔に流行した歌の文句がギャグとしてウケているということである。まったく~今の世の中、いったい何が流行するのか、さっぱりわけがわかりませぬ。


こんなことでは、日本の将来も…ダメよ~ダメダメ。
(うぅ…。僕にも伝染してしまった~)

 

 

 

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夏休み最後の日に

2014年09月01日 | モミィの成長日記

さぁ、今日から待ちに待った9月が始まる。
昨日でモミィの小学校の夏休みも終わった。

今日は月曜日なので、キリの良い新学期のスタートだ。
あぁ、やっと待望の2学期が始まってくれた…という心境です。


昨日、夏休みの最後の日にヤマハ音楽教室でコンサートがあった。
モミィは去年もこれに参加し、「ハイホー」を弾いた。
今年は同じくディズニーもので「美女と野獣」。
比較すると、こちらの曲の方が難しいようだ。


去年の夏休みも「ハイホー」の練習に心を砕いたものだ。
その時のブログに、コンサートが終わった後、
「やれやれ…です」と書いている。
昨日も、まさにその気分だった。


特に先週は「美女と野獣」にかかりきりの一週間だった。
スポーツクラブにも、とうとう一度も行けなかった。

レッスンを受けている先生から「ここと、ここと…」
と指摘を受けた部分を、何度も繰り返して練習させた。
なかなかうまく弾けず、横で聴く僕もつらかった。
(僕が弾けたら教えやすいのだが、ダメだしねぇ~)


そんな苦労も、昨日の本番の演奏で吹き飛んだ。
練習の時より、うまく弾けたようにみえた。
モミィは緊張した方が力を出すタイプかな?


去年の「ハイホー」では「奨励賞」だったけれど、
今年は一つ上がって「銀賞」をいただいた。


よかったねぇ~モミィ。


それと、結果ももちろん大事だけれど、
毎日がんばって練習を続けたことが、もっとよかった。
これを通じて、人生で大切な何かを得てくれたかも知れない。


夏休みの最後の日は、格別の気分で過ごすことができました~

 

 

 
   「銀賞」の表彰を受けるモミィ

 

 

 

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