今日のタイトルは「何のこっちゃ?」と不思議がられる方も多いかと思います。何のことかと言いますと…
世の中はゴールデンウィークでうきうき…というところですが、わが家はどうかといえば、そういう雰囲気はほとんどありません。まあ僕自身は「大型連休」どころか「無期限連休」あるいは「死ぬまで連休」みたいなもので、「ゴールデンウィークで9連休の方もいらっしゃいますねぇ」とテレビから聞こえても何の感興も湧いてこない。
でもモミィがいるので、いろんな人たちから「連休はモミィちゃんを連れてどこかへ遊びに行くの?」と聞かれますが、どこも行きません。日帰り旅行もなし。というのも、今月から中学生になったモミィが学校のクラブ活動に入部し、連休中も全部登校することになっているからなんです。
で、そのクラブ活動のことですが…
物事には「もののはずみ」というものがあります。思いもよらぬことから、思いもよらぬところへ進んでゆく。モミィを見ていると、まさにその感じがします。
小学生の時から近所の塾に通っていたモミィですが、その塾の女先生が趣味で剣道をされていて、土・日曜日には子供たちと剣道の練習をするのに体育館に行っているということでした。その剣道の横では、女の子らが「なぎなた」の練習をしているんだそうです。そこで女先生はモミィに「先生が送り迎えをしてあげるから、なぎなた教室に来ない?」と誘ったのがそもそものきっかけ。それが数ヵ月前のことで、むろんモミィはまだ小学生でした。
そんなことで数ヵ月前から、土曜日の夕方と日曜日の午前、モミィはジャージ姿で塾の女先生の自宅(わが家の近所です)へ行き、車に乗せてもらって体育館へ行って、「なぎなた」の練習をする、という生活が始まったのです。
成り行きとは言え、まさかモミィが「なぎなた」を始めるなんて、思ってもみなかったことでした。
そしてさらに驚きの展開が。
入学した中学校に「なぎなた部」があり、それが結構強いので有名なのだそうです。そこで、塾の女先生やなぎなた師範のおばさんたちから「あの学校のなぎなた部に入ればすごく上達するわ」と強く勧められたことで、モミィもその気になり、結局中学校の「なぎなた部」にも入部したのでした。入学当初は「吹奏楽部に入る」と言っていたのが、急転直下の転向でした。
そんなことで、昨日の土曜日は、学校で1時半から3時半までなぎなたの練習でした。ま、もともと土曜日は午前中に授業があるので学校には行きますが、授業が終わってから部活をして、そこから家に帰って、休む間もなく塾の先生の車で夕方のなぎなた教室へ行くというスケジュールでした。まさに「なぎなた」のハシゴです(笑)。
今日は堺市のほうで「府民体育大会」が開催され、その中学のなぎなた部も出場するので、モミィは今朝の8時頃に家を出て行きました。
モミィが学校からもらってきた「なぎなた部予定表」のプリントを見ると、明日はまた学校の「フェスタ」で「リズムなぎなた披露」というのがあり、5月1日、2日は平日なので学校の授業。そして3日は「春季大会・部内戦」というのがあり、3日~5日は「OG稽古会・交流大会」と予定がぎっしりと書き込まれていました。つまり、ゴールデンウィークは1日も休み無し、ということになります。
ま、こういうことが、今、わが家に起きているということです。
それにしても、中学校の部活で「なぎなた」。土・日はこちらの体育館でこれまた「なぎなた」。なんだか「なぎなた女子」みたいになりつつあるモミィ。
ホント、人生ってどう転んで行くのか、わからないものですね。
イメージ写真です。