僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

“恐怖”の夏休みも大詰め

2014年08月27日 | モミィの成長日記

40日間以上に及ぶ学校の夏休みに疲れ果てている親も多い。24日付けの朝日新聞「声」の欄に『学校の夏休み 2週間にして』という42歳主婦の投書が載った。主婦は言う


「最大の問題は自由研究、工作、ドリルの答え合わせ等。私の小中学校時代には全部自分でやるのが当たり前だった宿題が、今は親の手助けなしには完成できないものが多くなっている。(中略)。最近は猛暑で一日中エアコンの利いた自宅にこもり、手持ち無沙汰にしている。家でゲームをする娘を見ると、怒りを通り越して気の毒に思える。夏休みを2週間に短縮し宿題は一切なしにすれば、親は負担軽減、子どもは解放感いっぱいの充実した休暇になるのではないか」


と書かれている。これに共感するお母さんたちも多いと思う。主婦であっても(いや、主婦だからこそ)子どもと向き合う時間を多く取らなければならないという思いと同時に、他にもやるべきことは無限にあって、超忙しい。


確かに、ECCやヤマハのお母さんたちも「はやく9月が始まらないかなぁ」と言う人は多い。先日ECCで小学4年生の女児生徒のお母さんから、僕に「モミィちゃん、夏休みの宿題できました?」と聞いたので、「ええ、何とかできているみたいですよ」と答えたら「うわぁ、もうできたんや~。えらいですね~」と目を丸くし、「うちなんか、まだまだですよ。特に自由研究が残っていて、これがもう手に余るのですわ」とおっしゃっていた。自由研究というのは、わが町では4年生から始まるらしいのだ。「でもモミィちゃんはえらいわね。うちもがんばらなくっちゃ」とほめてくださった。


モミィの学校の勉強に関することは、すべてうちの奥さんの「担当」である(時には厳しくなるので、モミィはうちの奥さんの言うことはよくききます)。モミィもDSなどのゲームで遊びたがるのは他の子供たちと同じで、放置しておくといつまでもしているので、決めた時間でやめさせ、毎日の学校の宿題(これがまた多い)、さらに学校以外の「学研のドリル」など、いろんな教材を与えてモミィに勉強させ、答えが合っているかどうかをチェックし、間違っていたら丁寧に説明している。


一方僕のほうは、ヤマハエレクトーン教室とECCには週1回付き添い、近くにある週2回のダンス教室への送り迎えもし、最近では隣接の羽曳野市にあるマック体操教室にも連れて行っている。土曜日のスイミングのみ、うちの奥さんが連れて行ってくれている。


この夏休みは2度、2泊3日の旅行に出かけ、マック体操教室の5日連続夏季集中練習にも参加し、その他の習い事も休まず出席し、特にエレクトーン教室では8月31日にコンサートがあり、モミィはそこで「美女と野獣」を弾くことになっている。現在通常レッスンに加え個人レッスンも受けながら、あと5日と迫った本番に向けて家で「特訓」を続けているところである。これがまたモミィには難しい曲なのですが…、担当の若い先生に励まされ(実は僕はこの先生のファンなのです)、最近は1日最低2回、自宅でレッスンを続けています。本番の8月31日まで、どんどん日が迫って来て、気が抜けない毎日です。


英語も次の児童英検の実施日が10月25日と決まり、ブロンズ・シルバーと合格してきたので、ここで一気に頂点のゴールド制覇をめざし、これまたモミィと二人三脚で合格への攻略法を考えていなければならない。本人はどんなにスケジュールが混んでもいっこう平気で、くじけるということを知りません。これと言った才能はありませんが、このくじけない気持ちだけは、まぁ、取り柄でしょうね。それに比べて僕はすぐに心が折れてしまうタチなので、どうもいけません。


そんなモミィの夏休みですが、うちの奥さんがモミィにさせている「学研の夏休みドリル 算数・国語」というのをパラパラめくっていると、「漢字の読み書き」とか「説明文の読み取り」とかの中に「俳句に親しむ」という項目がありました。前回は学校で習っている「ことわざ」にちなんだ話を書きましたが今度は俳句です。


このあいだ、モミィがいきなり「かき食えば鐘が鳴るなり法隆寺」と言ったので「え…? そんなん、知ってるの」と思わず聞き返した。「ほかは…?」と問うと、ドリルを出してきて、「山路来て何やらゆかしすみれ草」と芭蕉の句を口にした。あと、ドリルには子規や一茶、蕪村、虚子などの有名な句が並んでいた。問題は「その中の季語が現す季節を漢字で書きましょう」というものだった。たとえば、さきほどの「山路来て…」なら、季語がすみれで答えは「春」だった。こういうものも、3年生で習っているんだ。


今、モミィは日本の歴史にもハマっており、図書館で借りた「漫画人物日本史」という全7冊をおととい読み終えて図書館に返したばかりだった。その本からもいろんな知識を得たようで、テレビで「少年H」という映画を見ていたら、映画の中に「キリシタン」という言葉が出てきて、それを耳にしたモミィが、「豊臣秀吉という人がキリシタンをダンアツするんやろ」と言ったのには驚いた。「ところでダンアツて何?」というおまけはついていたけれど…。さらにもひとつおまけ→「織田信長はお寺で死んだんやね。明智光秀という人が『敵は法隆寺にあり~』と言うたんやろ」とモミィ。
お~い、法隆寺違うで。「敵は本能寺」や! 


またある時はモミィは僕に「ねぇねぇ、松尾芭蕉って知ってる?」と得意そうに聞いたのである。(芭蕉を知らんわけ、ないやろ)。


「芭蕉…? よ~く知ってるわ」
僕はここでモミィに自分史の一部を語った。



「昔むかし、芭蕉の『奥のほそみち』という本を読んで憧れて、自転車で東北のほうへ走ったこともあったしね。今も芭蕉は大好きで、その『奥のほそみち』に出てくる俳句は全部おぼえているよ。『山路来て…』はそこには入っていないけど、ドリルにもうひとつ入っていた『閑(しず)かさや岩にしみ入る蝉の声』は『奥のほそみち』で芭蕉が山形県を歩いたときに作った俳句なんだよ」
…なんだか学校の先生みたいな口調になってしまった。


このブログタイトル「僕のほそ道」は「奥のほそみち」をもじったものだとは、モミィはもちろん知らない。このブログの存在も知らないのだから当然である。成長したらこのブログを読むようになるんだろうか? 何か感想みたいなものを言われると恥ずかしいなあ。まぁ、自然に「発覚」するまで内緒にしておこう。


ともあれ、夏休みも残り5日。
とにかく5日後に向け、エレクトーン練習に全力を注ごう。


こう振り返ってみると…
「恐怖」の夏休みも、あっという間だったという気がします。

 

 


 

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ことわざ

2014年08月23日 | モミィの成長日記

ある日のこと。
食卓の隅っこのほうに、紙切れがほうってあった。
何かと思って見てみると、モミィの落書きだった。
いや、落書きというより勉強の下書きだったのか、
モミィの筆跡でいくつかことわざが書かれていた。
3年生で、もうこんなことわざを習っているのだ。

 

  



一番上の字は消しゴムで消されているが、
「あおなにしお」という跡が残っていた。
続いて…

あつさも ひがんまで(あれ? おかしい。「さむさ」が抜けとるがな)
あとはのとなれ やまとなれ(先のことは知らんわ…というのはダメね)
いきうまの めをぬく(この意味は、大人でもわからんほどむずかしい)
いしのうえにも さんねん(こういうことわざから、覚えなければね~)
以下…
いちねんのけいは がんたんにあり
うそからでたまこと
うそもほうべん
えびでたいをつる


…と書かれていた。
あいうえお順の最初のほうだ。
「うそもほうべん」とか「えびでたいをつる」とかは、
まだ世間を知らない子どもに説明するのはむずかしいですね。


夕食のとき、モミィに、
「学校でことわざ、習ってるんやね」とその話題を持ち出すと、
「うん。でもたくさんあるから、なかなかおぼえられへんわ」
「そうやろね~。意味のわからんものも、たくさんあるやろ」
「あるで。え~っと、こんなんも、あったわ」


そしてモミィは、
「せなかをおなかにかえる」と言った。
「はぁ…? 背中をお腹にかえる…?」

おいおい。むちゃ言うたらあかんがな~。
「それ、“背に腹はかえられぬ”と違うか?」
モミィは上目づかいをしながら記憶を確かめ、
「あっ、そうやった、せにはらはかえられぬ、やったわ~。うひゃひゃ~」


飲み込みかけのビールがのどに詰まり、
ゴホゴホとむせてしまった僕でした~。

 

 

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須磨 & キッザニア

2014年08月20日 | 旅行

8月12日。何十年ぶりかで兵庫県須磨の海水浴場へ行った。台風の影響でオイルフェンスやサメ防護用のネットが外れるなどの被害があり、前日まで遊泳が禁止されていたそうだ。そんなことは何も知らなかったが、今日から解禁だったので、幸運だった~


この海水浴場はなかなか刺激的だった。海の家で昼食をとっていたら、隣のテーブルに、ギャルたちがビキニ水着姿のままでやって来たりしてね~(ま、それだけの話ですけど)
 

 

    

浮き具に乗って波に揺られ大喜びのモミィですが、“付き添い”は疲れます。
それにしても、この写真ですけど(妻が撮りました)…
横のお姉さんのほうが圧倒的に目立ってますよね(笑)

 

  

 海で遊んだ後、着替えてひと休み。

 

  

  須磨から神戸市内のホテルに戻り、夕食後、散歩に出たら、
 偶然にも港で光の祭典が行われていました。またまた幸運!


さて、その翌日、旅行最終日は「キッザニア甲子園」へ行きました。さまざまな職業体験ができ、モミィの大好きなところです。去年の夏休みと冬休みに続き、今回が3度目になります。

 

  
   キッザニアの館内は、人、人、人で、息切れしそう~

 

  

今回、モミィが一番やりたかったCA(キャビン・アテンダント)。
マイクを使って機内アナウンスをしたり、機内食を出したり、
乗客の人たちに対する「おもてなしの心」を実践しました。

 

 

 

  

ここはドラッグストア。薬剤師さんとお客さんのどちらかを選びますが、
「お客さん」のほうが定員に達していなかったので、すぐに入れました。
いろんな日用品や医療品のどれか一つに、自分でデザインをします。
スタッフの女性からデザインのやり方を教えてもらっています。
モミィがデザインして持ち帰ったのは薬用ハンドソープでした。

 

  

3番目はお花屋さん。
プリザーブドフラワーを使って、花束を作りました。
隣は男の子でしたが、手つきが良く、上手に作ってました。

 

 

   

次はホテルでのお仕事。
フロントスタッフやベルスタッフ、客室係の仕事などがあって、
モミィは、宴会場のセッティングをするバンケットスタッフです。

テーブルクロスをかけ、ナプキンをやナイフやフォークなど、
必要なテーブルウェアを整えて、はい、できあがりました~  

      

  

 

  

5番目の職業はカメラマン。一眼レフのカメラを使っています。
撮影する場所や角度を工夫して、キッザニアの街の様子を撮影。
たくさん撮影した中から、1枚を選び、パソコンで印刷します。

 

  

その次は、お化粧好きのモミィが大好きなパビリオンの資生堂。
ここではお化粧をする子と、してもらう子がペアになります。
モミィはここは2度目ですが、前回同様してもらう子になり、
お肌のお手入れやパウダーやリップでのメークを受けました。

 

     

疲れを知らないモミィは、あれもしたい、これもしたいと大張り切り。
最後はJTBでのお仕事を選びました。といっても旅行案内ではなく、
キッザニアに置かれた大使館の職員として、いろいろな情報を集めて、
それを、パソコンでオフィシャルレポートにし、ビザの発行もします。
外から見ていて、僕にはこれが一番わかりにくい「お仕事」でした(笑)


以上、午前9時から午後3時までの6時間。
モミィの“キッザニア七変化”は終了です。

 

   


キッザニアを出たところから甲子園球場が見えます。
全国高校野球大会が開かれている最中で、こちらも人だかりでした。


3日間の旅行も終り、あとは帰途につくだけ。
この瞬間、ホッとしますね。あぁ、疲れた~

 

 

過去のキッザニア体験はこちらのブログです ↓ 

http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/15f861f704b6fd811d8fedc97ff2040a 


http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/e0ddd54e512736d372136cb157057645 

 


 

 

 

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グリコピアへ、波乱のスタート

2014年08月15日 | 旅行

8月11日。近畿地方は前日まで激しかった台風も去り、普通の天気が戻ってきた。ちょうどこの日から2泊3日で神戸方面へ行くことになっていたので、僕たちは幸運だった。開幕が2日も順延(史上初)になった甲子園球場の全国高校野球大会も、やっとこの日から始まりましたしね。


「旅行が中止になるかも」…と連日の天気予報にヤキモキしていたモミィも無事出発できて大喜びだ。出発の朝、大きな荷物を持って家を出た。2日目に海水浴を予定していたので荷物が多い。僕はリュックを背負ってスーツケースをガラガラと引っ張った。さぁ、また3日間、頑張らなければ。そして、せっかくお天気が回復してくれたのだから、大いに楽しまなければ…


最寄りのバス停から近鉄バスに乗り込んだ。八尾南という地下鉄谷町線の始発駅のある場所までこのバスで行く。10分ほどバスに揺られた後、八尾南に到着した。降りる間際になって、夏休み期間中は小学生の料金は50円均一となっていたことに気づき、モミィの分の50円玉を小銭入れで探したりした。で、降りるタイミングが遅れてしまい、あわててスーツケースを持ち上げて降車した。


そして、バスを降りて3人で地下鉄八尾南の駅の券売機前まで行き、東梅田(大阪駅)への切符を買おうとした…そのときである。


気がつくと、背中に背負っているはずのリュックがない。…ない。…ない!
あっ! バスだ。バスの座席に置き忘れてきたのだ。げぇぇ~!


えらいこっちゃ。いくら最近物忘れがひどくなったと言っても、リュックをバスの中に忘れるなんて…。ほんまにアホやなぁ。どうしよう…? 妻もモミィも心配そうだ。とにかくリュックを取り戻さなければ。大事な物が入っているし、あれがなければ旅行に大きな支障が出る。


スマホのネットで近鉄バスの「お忘れ物のお問い合わせ」というのを見つけ、載っていた電話番号にかけた。
「もしもし、バスの中にリュックを忘れたのです。藤井寺発近鉄八尾行きのバスで、降りたのは八尾南です。つい今しがた降りたバスです」
電話口で男性が、
「え~っと、じゃぁ8時50何分八尾南…というバスに乗っておられたのですね」と確認してきたので、
「そうです、そのバスです」と答えた。


「どの辺の座席に座っておられました?」
「進行方向右側の前から2列目の席です」
「運転手席のすぐ後ろですね」
「はい」
「リュックは何色ですか?」
「黒です」
「しばらくそのままお待ちください」


少ししてから、電話口の男性が、
「まずそのリュックがあるかどうかですが、今、バスの運転手に連絡を入れたところです。走行中なので返事はまだ来ていません。リュックがあれば、終点の近鉄八尾駅でこのバスは折り返しますので、またそちらの八尾南を通ります。その際に受け取られるか、お出かけ時間に間に合わないのなら後日、所定の場所まで引き取りに来ていただくか、ということになりますが」
「ここで待っています」と僕は即刻返事した。
「これから旅行に出るのですが、そのリュックがなければ困るんです」
「バスが折り返してそちらに着くのは、あと1時間以上かかりますが…」
「結構です。ここでずっと待っています。まずリュックが無事か知りたいです」
「では、また電話しますので、あなたの携帯電話の番号を教えてください」


僕は番号を言って電話を切った。あぁ、スタート早々、とんでもない失敗をしてしまった。妻が取ってくれた「グリコピア神戸」の予約時間の1時までに間に合うかどうか、微妙になってきた。これが今日のモミィのお楽しみなのに。


八尾南駅は地下鉄といっても地上駅で、券売機や改札はビルの2階の見晴らしのいいところにある。ガラス越しにバス停などがよく見渡せる。改札を入れば、見晴らしのいい場所に椅子が並んでいるので、僕たち3人は、とりあえず改札の中に入り、椅子に座って一日千秋の思いで電話がかかってくるのを待った。


しばらくして待ち望んだ電話がかかってきた。
「リュックはありました」
あぁ、よかった~。ホッと胸をなでおろす。
「それでですね~、バスが折り返してそちらの八尾南に着くのが10時18分の予定になっています。そのバスの運転手からリュックを受け取ってください。ご面倒ですが、その時、メモで結構ですから、あなたのお名前、ご住所、お電話番号を書いたものを運転手にお渡しください」
…ということであった。


やれやれ…。リュックがあってよかった。よかった。


結局、八尾南駅には1時間半近くいた。モミィは持ってきた「アナと雪の女王」の単行本を熱心に読んでいたので、待つことは何とも思っていないようだった。


10時18分が近づいてきたので僕は改札から出してもらって、外のバス停に行った。そして予定時間より少し遅れてバスがやって来た。運転手さんに「すみませ~ん。リュックを~」と叫ぶと、運転手さんは自分の足元に置いてくれていたそれをヨイショと持ち上げ、僕に差し出した。「ありがとうございました~」


無事に戻ったリュックを背負って再び八尾南駅構内に戻り、3人で、予定より約1時間半遅れで地下鉄に乗った。大阪に出て、そこから快速でJR三宮まで行き、さらにそこから地下鉄山手線に乗って30分。終点の西神中央駅に到着した。ここに、今日宿泊するオリエンタルホテルがある。時計は12時半を指していた。


本来ならばこの西神中央駅に11時頃に着いて、スーツケースをホテルに預け、昼食をしたあと、タクシーで10分足らずのところにある「グリコピア」へ行くはずだった。しかし「リュック置き忘れ騒動」のため時間に余裕がなくなった。昼食を取る時間もなく、大阪駅のホームでサンドイッチを買い、三宮から西神中央駅へ行く地下鉄の席に座って、そこでコソコソ食べなければならなかった(泣)。


西神中央駅からタクシーに乗って、なんとか、午後1時から予約していた「グリコピア」に間に合った。重いスーツケースも、ホテルに預けに行く時間がなかったので、そのまま持ち込んだ。それを受付の女性に促がされ、入り口のコインロッカーの中に入れた。


さて…この「グリコピア神戸」はどういうところかというと、
パンフレットの文章を紹介すると…


おなじみのポッキーやプリッツの製造工程の見学をはじめ、グリコの歴史やチョコレートにまつわる様々な話、ビスケットやアイスクリームの作りかたなどを分りやすく展示しています。また、3Dシアターでは最新のCG技術を駆使した立体アニメーションが楽しめます。…ということである。


工場見学では(ここは撮影禁止だった)、ポッキーが、まるで素麺のように細長くなっており、それが次の工程で折られ、少しずつ商品らしくなり、最後に箱詰めされてダンボールに納まり、次の場所へ進む工程などを、興味深く見た。


1931年(昭和6年)製のグリコの自動販売機も置かれていた(十銭玉を入れると時代劇のチャンバラ画像が流れ、それを見ていると下の口にポトンとグリコが出てくる仕掛けだ。十円でなく、十銭ですよ!)。夏休みで大勢の家族連れの人たちと共に、1時間余りそこで過ごし、帰りには「チョコレート博士認定証」なるものをもらって、モミィも嬉しそうだった。


「じゃぁ、ホテルに行こうか?」と僕が言って、グリコピアの建物を出ようとしたら、妻がうしろから…のんちゃ~ん、と僕を呼び止めた。
「コインロッカーに入れたスーツケース、取るのを忘れてるわよ」


ありゃまぁ。スーツケースのことを、もう忘れていた。
リュックに続き、またまた忘れ物をするところだった。


「のんちゃん、ダメねぇ、忘れてばっかりよ」
…と、モミィにまで笑われてしまった。


 

   
      グリコピア神戸の正面で

 

 
 案内嬢が1931年(昭和6年)製の映写装置つき自動販売機を説明

 

 
   ビスケットがどうしてできるのかがよくわかる

 

 
  グリコの歴史を時代の世相とともに紹介しているコーナー

 

    
    グリコの広告に登場したタレントたちも…
    これは1974年(昭和49)年と、翌年の広告。
    山口百恵・三浦友和のカップルが初々しい。
    林寛子、岩崎宏美、岡田奈々らも懐かしい。

 

  
  工場を出るとき、モミィはこういうのをもらいました。


 

 

旅行2日目は須磨の海水浴場、3日目はモミィの大好きなキッザニアへ行きました。また改めてその模様をお届けしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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台風11号

2014年08月09日 | 日常のいろいろなこと

いま、8月9日の午後9時半過ぎ。


台風11号の影響で、朝からものすごい雨が降っていた。
昔、1982年(昭和57年)に、台風と集中豪雨が重なり、
わが家も床上浸水して市民会館に避難したことがある。


それをまざまざと思い出させるような凄まじい雨だった。
午後から雨は止んだが、これから台風が接近するという。
大阪は明日の未明から昼ごろが暴風雨のピークだそうだ。


先週行った三重の鳥羽周辺は「これまで経験のない大雨」に警戒とのこと。
来週に行く予定の神戸、須磨方面も、厳重な警戒を要するとの予報である。


大阪にはどの程度の規模の風雨が襲ってくるのか…?


…どうやら今夜は頭が冴えて、眠れそうにもない。
ふだんは、ちっとも冴えないこの頭なのに…

 

 

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夏休み ~鳥羽~

2014年08月06日 | 旅行

夏休みに入っても、モミィは、なんだかんだと忙しい。


7月26日から5日間連続で、体操教室で「夏季集中練習」というのが実施されました。下の写真は最終日、5日間の日程を終え、修了証が渡されているところです。僕も5日間送り迎えして見学したのですが、ヤマハやECCのように冷房がよく効いている環境ではなく、この体操教室の中はまるで蒸し風呂。クーラーや大型扇風機はあるものの、猛烈な暑さの中では焼け石に水状態で、体操の見学は見応えがあったのですが、暑いのには閉口しましたネ。
 

    

 

で、これが終わった翌日の7月31日から、2泊3日で鳥羽へ行ってきました。
難波から近鉄特急に乗って2時間で鳥羽駅に到着。
宿泊したのは鳥羽シーサイドホテルというところ。

 

  
 
 ホテルの部屋の窓から広がる海と島々の眺望が素敵でした。
  

 

  

 窓の真下には、モミィがお目当てのプールが見えます。
 初日はお昼から、このプールで遊びました。

 

  

 ホテル内には子供たちが喜びそうなコーナーが数多くあり、

 夕食後、3人であっちをウロウロ、こっちをウロウロしました。


 そして翌日は鳥羽の水族館へ。

  


 実は5年前、モミィがまだ3歳の頃、3人で鳥羽に泊まったことがあります。
 その時は「スペイン村」へ行くのが主な目的でしたが、せっかくですので、
 鳥羽水族館にも連れて行きました。でも、あまり関心はなさそうでした。
 下は、その時の写真です。

  

 
 今ではいろんな魚たちに興味津々のモミィです。

  

 

  
 鳥羽水族館のシンボルであるジュゴン。
 ひたすら海草をむさぼり食べていました。

 

  
 こういうのを見ると、カニを肴に一杯やりたくなりますね~

 

  
 館内には子どもたちのために、ザリガニ釣りのコーナーもありました。
 モミィが釣り上げたのは、制限時間5分で、3匹でした。

 

  

  さらに、アシカのショーもあり…

 

  

 セイウチのショーもありました。
 2頭のセイウチが腹筋をしたりハーモニカを吹いたりするのですが、
 飼育係の2人の男性の掛け合いが、本職の漫才より面白かったです。

 

  
 終わった後、セイウチをさわらせてくれるサービスも。


 予想していた以上にモミィは水族館を楽しんだようです。
 屋内だから涼しいし、僕たちも楽しめました。よかった~

 

  
 ホテルの廊下で。
 
ビールを飲んで、少し顔が赤くなっている僕です。

 

  

3日目は、午前中プールで遊んだ後、お昼前にホテルを出て、昼食後、
列車で大阪へ帰りましたが、なぜか2階建ての車両はガラガラでした。


鳥羽では雨には遭わなかったのですが、大阪が近づくと雨模様でした。


以上、夏休み近場旅行の前半戦「鳥羽編」のフォト日誌でした~


 

 

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