僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ゴールデンウィークと 昭和100年

2023年05月04日 | 雑記

今やゴールデンウィーク真っ最中、というところですが、昨日の、
「羽鳥慎一モーニングショー」
を見ていたら、観光客で大混雑していた羽田空港の第二ターミナルの様子がテレビで映し出されていました。
この羽田空港の第二ターミナルと言えば、
先日、イギリスから帰国するモミィを迎えに伊丹空港から羽田の第二ターミナルに着き、そこから国際線の第三ターミナルへ移動してモミィを迎え、また第二ターミナルに戻って、そこから大阪の伊丹空港へ帰って来たということをブログに書きました。それを思い出します。

あの時の第二ターミナルは全然混雑していなかったのに
昨日のテレビで出発ロビーを見たらものすごい人の数でした。自動チェックイン機の前にもズラ~っと大勢の人の列。また、今はスマホに登録するだけで飛行機に乗れるそうですが、テレビを見ていると、年配の人が懸命にスマホを操作しながら「え~っと、どうするんだっけ?」とチェックインが出来ず困っている人の姿も映っていました。
僕は紙のチケットでないと飛行機にはよう乗りませんわ。
(しかしまぁ、今は何でもスマホなんですよねぇ)。

テレビでは他にも高速道路の渋滞状況などを伝えていましたが、どこの観光地も人・人・人で、さすがにゴールデンウィークってのはすごいんですねぇ。

ここでちょっと余談ですが、
「ゴールデンウィーク」という言葉は、映画が全盛期だったむかし、大映という映画会社が5月の連休に大勢のお客さんに来てもらおうと、「ゴールデンウィーク」という言葉を宣伝用語として使ったのが最初だそうです。それで、これが一民間企業の宣伝用語だということで、公共放送であるNHKはこの言葉は決して使わず、半世紀以上経った今でも使っていません。気をつけて聞いていたらわかりますが、NHKでは決して「ゴールデンウィーク」とは言わず、「大型連休」と言っていますもんね。

それに関係した話で、
山口百恵が「プレイバックパート2」という大ヒット曲を紅白歌合戦で歌ったのですが、その出だしですが、
♪  緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ~」というのを、
民間の名称を出させないように、というNHKの意向で、
♪  真っ赤な車~」に言い換えて歌ったといわれています。
(僕自身は、はっきりした記憶はありませんけど)。

さて今年のゴールデンウィークは、9連休の会社も沢山あるそうですね。

僕は地方公務員だったので、正式な祝日しか休めなかったんですけど、連休の間に挟まれた平日も休みにしてしまう会社が、だんだん増えてきているのでしょうかねぇ。

ところで、きょう4日は何の祝日? 
昨日の3日は憲法記念日で明日5日はこどもの日。
それはわかる。で、今日は?
カレンダーを見たら、「みどりの日」とあります。あ、そうだったね~
でも、以前、たしか4月29日が「みどりの日」だった。
昭和の時代は「天皇誕生日」だったのが、昭和天皇が崩御されて「みどりの日」に変わったんですよね。その「みどりの日」が今の5月4日に変更され、4月29日は「昭和の日」になった。いつからか? と、調べてみると、2007年からそうなったようです。どうもややこしいことですわ。

さて、「昭和の日」にちなんで、話はコロコロ変わりますが、
今年は昭和でいえば98年です。それを覚えていれば、昭和〇〇年生まれ、と言われたら、98から引けばいいのですから年齢がわかりやすい。昭和30年生まれなら68歳、40年生まれなら58歳(誕生日後の年齢ですけど)。
僕はずっとそんな計算をしていました。

そして、あと2年すれば昭和100年になるんですよね。

昭和100年!

僕が高校生の頃、お正月明けの学校の新学期の朝礼の場で、
朝礼台に立った校長先生が、
「諸君、今年は明治100年となる記念すべき年であります!」
と力をこめて言われたことを思い出します。

それから幾星霜。
なんと、まもなく昭和100年ですわ。

何かもう、今は夢の中にいるような気分です(笑)。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道路標識に「かっぱに注意」と?

2023年01月22日 | 雑記

村上春樹のエッセイを読んでいたら、こんなことが書いてありました。

道路沿いに掲げられていた「かっぱらいに注意」という看板の「らい」が何者かによって塗りつぶされていた。
という話です。どういう人がそんなことをするんでしょうね。
まぁ、それだけの話ですけど。

看板とかの文字の一部が消えていると、思わず笑ってしまうようなことが多いですよね。

ある地方の道路標識に、
「スピード出す」というのがあったそうです。
ここはスピード出してもいいのか? と思ったりしますが。
「スピード出すな」の「な」が塗りつぶされていたそうです。

これも、何かで読んだのですけど、道路沿いに、「猫まぐれ」というラブホテルのネオンがあったのを見て、ある人が「変わった名前だなぁ」と思って近づいて確かめたところ、
「猫の気まぐれ」というホテル名だったそうです。
6文字のうち、「の気」という2文字のネオンが消えていたってわけですね。
まぎらわしいネオンの消え方はしないように(笑)。

また、
「なぞの保育園」
という施設の標識がありました。
よ~く目を凝らしてみたら、いちばん前に付いていた「は」という一文字が、剥げ落ちていたのでした。
つまり「はなぞの保育園」だったわけ。
それなら驚くことはありませんよね。
でも「なぞの保育園」ってなるとねぇ。どんなんや?
保育園の関係者の方も、お気を付けくださいね。

ということで、本日はこれだけです。
おやすみなさい。

ヤマなし・オチなし・意味なしブログでござりました。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「数十羽」を「かずじゅうわ」と読んだ女子アナ

2022年09月23日 | 雑記

このブログを書いている僕は、昔から「言い間違い」とか「聞き間違い」というのが大好きなんですよね。前からお読みいただいている方はご存じだと思いますけど。それで何度もこれをネタにしたブログを書いています。

で、きょうもそのパターンです。

先日、テレビニュースを見ていたら、連休で主要道路が渋滞している映像が入りました。アナはそこでこう言ったのです。
「交通が渋滞していますので、うがいなど、ご協力をお願いします」
へぇ? 
車が渋滞している時に、なんで「うがい」をするわけ?
「ガラガラガラ」ってうがいをしたら、渋滞が緩和されるの?

で、よく聞いたら、「うがい」ではなく、「うかい(迂回)」でした。
もう。ホンマ。ちゃんと聞きや。

また、ある時、天気予報を聞いていたら、
「本日の『よさこい気温』は、25度です」と言った。
はぁ? よさこい気温ってなんや?
高知県の「よさこい」かいな? 
ということは、高知県の気温のこと?

そんなんおかしいやろ、と思ってよく聞き返してみたら、
「本日の『予想最高気温』は、25度です」と言ったようです。
『予想最高気温』→『よさこい気温』???
こんな聞き間違いするか? いよいよボケてきてますわ。

ほかにもいろいろあります。
「福島県のうわき市で」と聞こえたのでハッとしたら、「いわき市」だった。
天気予報で「悪の寒冷前線が」と聞こえたら「秋の寒冷前線」だった。
駅のホームに入って来た電車に、マイク放送は「この電車は〇〇行きの苦痛電車です」と言った。なに、苦痛電車? 実は「普通電車」でした。

とまぁ、いつも聞き間違いばかりしていますけど、テレビ局だって間違えますよね。こちらは言い間違いです。
以前に書いたことがありますが、ある女子アナが、

「笑う門(もん)には福きたる」と言ったんですよね。
これは笑ってしまいました。まぁ笑ったら福が来るからいいんですけど。

そこで、ごく最近の話ですが、
20日に行われたプロ野球、ロッテ対オリックスの試合の途中、球場に鳥の群れが乱入し、上空を飛びまわるので、野球の試合が続けられなくなり、一時的に試合が中断しました。
これは翌日のニュースでも大きな話題となり、あちこちで取り上げていました。


そんなとき、日テレ系の朝のワイドショーで、佐藤真知子というアナウンサーが、それを伝えるのに、
「球場に『かずじゅうわ』の鳥が乱入しました」
と言ったのです。

テレビのテロップには「数十羽の鳥が乱入」とあったのですが、
この女子アナは数十羽(すうじゅうわ)を「かずじゅうわ」と読んだのですよね。
う~ん。これはねぇ。
小学生でも「すうじゅうわ」と読むのではないかと思いますし、こんな「かずじゅうわ」と読むような人、あまりいないのでは。

まあ、失敗は誰にでもあることで、いちいち人の揚げ足を取るのはよくありませんけど、いちおう、女子アナというのは「才色兼備」の代表みたいに思われている存在なので、これにはちょっと驚きました。

そういえば以前、これは誰に聞いたんだろうか、ひょっとしてドイロン君からかもしれないけど、ある女子アナがニュースの中で、
旧中山道(きゅうなかせんどう)のことを、
1日中山道(いちにちじゅうやまみち)と読んだことがあったとか。

ここまでくると「言い間違い」も大爆笑ですよね。

テレビは多くの人が見ているんですから、やはり気をつけないと。

僕のブログなんかは、どんな間違いをしてもなんの影響もありませんから気楽なもんですけどね~

ではでは、おやすみなさい。

 

★蛇足

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎回楽しみに見ていますが、
ここに「御家人」という言葉が頻繁に出てきます。
僕はいつもそれが「ボケ人」に聞こえてしまいます。
誰か、なんとかしてください。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「座右の銘」はありますか?

2022年08月15日 | 雑記

「座右の銘」という言葉がありますね。
「常に身近に備えて戒めとする言葉」
という意味だそうですが、最近はあまり聞きません。
むかしは有名人などが「座右の銘は何ですか?」
と、記者らによく質問されていたんですけどね~

で、僕には座右の銘というほどのものはありませんけど、
強いて言えば、曽野綾子さんのエッセイにあった一節で、

若いうちから、楽しかったことをよく記憶しておいて、これだけ面白い人生を送ったのだから、もういつ死んでもいいと思うような心理的決済を常につけておく習慣をつけるといい。やはり冒険はいいものだ。冒険は心の寿命を延ばす。若い日に冒険しておくと、たぶん死に易くなる。

という文章を暗記し、時々、心の中で反芻しています。
そうすると、何となく気が休まるのです。

でもまぁ、「座右の銘」の本来の意味は「常に身近に備えて戒めとする言葉」ということですから、上記の例はちょっと違うかもしれません。

じゃぁ、僕の場合、戒めとする言葉は、そうですねぇ……
「因果応報」という言葉でしょうか。

つまり、好きなお酒を飲み過ぎて、それが原因で不整脈が出たり肝臓の数値が高くなったりして体に悪い影響が出ている、というのが「因果応報」で、「自業自得」と類似しています。

で、飲み過ぎが原因で不整脈が出て苦しい時は「もうお酒はやめるぞ!」と固く決意するのに、苦しいのが収まったらまた飲むんですねぇ。こんなことを懲りずに繰り返しているのは、まさに、
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
という言葉がピッタリ当てはまります。

ということで、今の僕の「座右の銘」は、
「因果応報」と「喉元過ぎれば」のふたつです(笑)。
「そんなの、座右の銘と言わんやろ?」と突っ込まれそうですけどね。

さて、その「座右の銘」に関しては、こんな面白い話が伝わっています。
元プロボクシング世界王者の具志堅用高さんが、雑誌のインタビューで、
「具志堅さんの座右の銘は何ですか?」と質問されたのです。
すると具志堅さんは「はい。2・0です」と答えたそうです。

あのねぇ
それは「座右の銘」じゃなくて「左右の目」でしょ。

もう、ええわ。

失礼しました~

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泣いた女がバカなのか だました男が悪いのか

2022年08月06日 | 雑記

近頃のニュースを見ていると、詐欺事件というのが多いですね。

息子を名乗り「トラブルがあったので至急お金がいる」と高齢の親に電話をかけてくる「オレオレ詐欺」。
「銀行の者ですが、これからそちらにお伺いしますのでキャッシュカードを用意しておいてください」という預貯金詐欺。
「〇〇(行政機関)ですが還付金があります。最寄りのATMコーナーで手続きができますのでお急ぎください」という還付金詐欺。
など、いろんな手口の詐欺が横行しているようで、気を付けなければね。

わが家にも一度、長男を装った電話があり、妻が出ました。
「もしもし、僕やけど
と相手は言ったのですが、妻は冷たい口調で、
「それが、どないしたん」
と、ひとこと言い放ったら、ガチャっと電話は切れたそうです。
こんな電話は頭から相手にしないに越したことはありません。

ところで、
先月に安倍元総理が銃殺された事件以来、旧統一教会の霊感商法とか、信者から多額の献金をさせる実態が次々と報道されていますね。安倍元総理を撃った山上容疑者も、その母親が財産のほとんどを旧統一教会に吸い取られて生活が破綻し、その恨みを「旧統一教会と関係がある」(と彼が思っていた)安倍総理に転嫁して、あの銃撃事件を起こした、と言われていますね。

山上容疑者の母親は今、どんな気持ちでいるのかわかりませんが、この献金要請や霊感商法というのも、相手の弱みにつけ込んだり「それをしなければあなたはサタンになる」なんて怖がらせたりするのだから、詐欺の手口と似たようなものですよね。

しかし、詐欺でも何でも、だます奴が悪いのに決まっていますが、だまされるほうも、ちょっとなぁ、と思ったり。ま、こんなことを言うのは不適切かも知れませんけど。

こういう詐欺や詐欺まがいの話を聞くと、いつも思い出すのが、だいぶ昔の歌ですけど、西田佐知子の「東京ブルース」という歌の出だし部分です。僕が十代の頃に流行った歌ですが、僕らの世代にはず~っと歌い継がれてきている曲で、僕も西田佐知子は当時、ピカ一の美人歌手だったし、テレビを見ながら胸をときめかせたものです。

「東京ブルース」の歌詞は、ご存知の方も多いと思いますが、

泣いた女が バカなのか
だました男が 悪いのか
褪(あ)せたルージュの くちびる噛んで
夜霧の街で むせび哭く
恋の未練の 東京ブルース~

というものです。

僕は前述の詐欺や詐欺まがいの事件が報じられる度に、この冒頭の歌詞を思い浮かべます。

泣いた女が バカなのか
だました男が 悪いのか

でも、これはやはり、どう考えても、だました男が悪いですよね。
男がだまさなければ、女は泣くことはなかった。でも、だまされた自分もバカだったのかなぁ、とふと思ったりも、するのでしょうか。

オレオレ詐欺とか霊感商法とか、いろんな話に引っかかった人には同情しながらも、その時、ついこの歌を思い浮かべてしまう僕なのです。

と、こんなことを書いているともう一つの歌を思い出しました。
藤圭子の「新宿の女」のサビの部分ですが、

バカだな バカだな だまされちゃって~
夜が冷たい 新宿の女~

なんてね。これも女が男にだまされる歌でした。

なんだか昭和の歌謡曲の思い出話になってきましたが、僕は藤圭子の顔に似合わないドスのきいた声も好きでしたね。残念ながら今から10年ほど前に、新宿のマンションから飛び降り自殺をされてしまいました。

では再び西田佐知子さんのことですが、
最近ウィキペディアで知ったのですが、西田佐知子さんのお誕生日を見ると僕と同じだったので、驚きました。
西田佐知子さんは僕より10歳年上。つまり、僕の誕生日のちょうど10年前の同じ日がお誕生日、ということで、親近感を覚えました。
ま、それだけのことですけど。

では終わりに当たって、ひとこと申し上げておきます。
僕はこれまで、女性をだましたことはありません。
じゃあこれからは 
それは
わかりません(笑)。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オシム元監督 「結婚は最初はいいけど…」

2022年05月03日 | 雑記

元サッカー日本代表監督だったオシムさんが亡くなった、とのニュースが昨日流れました。

そのニュースでは、オシムさんはいろんな名言を残した人だと伝え、日本代表の監督に就任した時の会見ではこんなことを言ったと紹介していました。

日本サッカー協会の信頼を受けて光栄に思う。
今の気分は(日本サッカー協会と)結婚した気分だが、結婚は最初はいい。しかしその後は厳しくなる。なので今後も変わらぬ応援をよろしくお願いします。

みたいな意味のことを言ったそうです。

結婚したらその時はいいけど、あとは厳しく(悪く)なるのが普通、というのが話の前提になっていますが

日本人はあまりそういうことを言葉に出しません。結婚というのは人生で一番幸せなこと、という感覚を大切にしているようですから。

でも外国の人は少し違うようで、たとえばオスカー・ワイルドの有名な言葉、
「結婚はまさしく相互の誤解にもとづくものである」
というふうな感覚が、心の底にあるような気がします。
欧米特有の「個人主義」から来ているのかも知れませんけど。

今回の訃報に関連して、オシムさんの名言の数々が新聞などでも紹介されていますが、僕にはこの「結婚」を引き合いに出した話が一番面白かったですね。

と、まぁ今日はこれだけの話なのですが、昨日(5月2日)の朝日新聞夕刊の一面にこんな見出しの記事があったので、載せておきます。

  


オシムを惜しむ。
という見出しでした。

では皆さま、連休も後半に入ってきましたが、
お健やかにお過ごしくださいませ。
僕はず~っと(死ぬまで)連休ですけど。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おかしな言葉 「鳥肌が立つ」やら「耳ざわりが良い」やら

2022年03月01日 | 雑記

ロシアという国もひどい国ですね。
ロシアというか、プーチンというか。

連日報じられているウクライナへの侵攻のニュースを見ていると、40数年前のソ連の時代、アフガニスタンに侵攻して世界中の非難を浴び、1980年開催のモスクワ五輪に、アメリカや西側諸国と共に日本も参加をボイコットしたことが思い出されます。あの時、無敵のランナーだったマラソンの瀬古利彦が出場していたら、未だに実現していない男子マラソンの五輪での金メダルが実現したことは90%間違いなかったと熱狂的なマラソンファンだった僕は今も思っています。

まぁ、その話は置いておきますが

さて、前回に続き、言葉の使い方の話です。

言葉の意味も時代と共に変わって来たわけですが、
今、よく言われる代表的なものが、
★鳥肌が立つ
★耳ざわりが良い
★他人事(たにんごと)
のようなものですね。

★鳥肌が立つというのは、元は、ぞっとして身の毛がよだつ、
という意味で、総毛立つという言い方もあります。
でも近年は感動した場合にも用いられています。
う~ん。全然逆の意味ですけどね。
でも今は一般的表現として使われており、辞書でも認められつつあるんですよね。

でも僕は、決して使いません。
自分の感覚とは全く調和しないから。

★「耳ざわりが良い」も元の意味とは正反対の意味で使われつつあります。そもそも「耳ざわり」というのは、漢字で書くと「耳障り」なんですよね。「聞いていやな感じがすること」「聞いて気にさわること」と辞書にも書かれています。
漢字で書けば「耳障り」なので「障る」わけです。だから「耳障りが良い」なんて表現はあり得ない。まぁ「肌触りが良い」というのならわかります。これは「触る」という漢字を当てるのですからね。でも「耳障り」は「障る」、つまり害になるという意味です。それが「耳障りが良い」とは、おかし過ぎまっせ。

また、「きざ」という言葉がありますよね。「きざな奴」とかいう。
あの「きざ」というのは「気障」と書き、「気障り」ということです。
つまり「気に障る」→ 気持ちに不快感を与えるという意味なので、
これもまた「気触りが良い」とは絶対に言わないでしょう。
もうひとつ、
「目障り」という言葉もありますが「目ざわりが良い」とも言いません。
なのに、なんで耳だけが「耳ざわりがいい」というのか?
僕には全くわかりませんわ。摩訶不思議!

★最後に、このごろ他人事を「たにんごと」と言うのが普通になってきました。漢字の表記から見ればそのままですけど、本来は「ひとごと」ですよね。僕らもずっと自分に無関係のことは「ひとごと」と言ってきました。でも今はテレビに出て来るタレントたちは、ほとんどが「たにんごと」と言っています。それを耳にするたびに、違和感を覚えます。「たにんごと」という言葉の響きが、何ともぎこちなく聞こえるんですよね~

世の中も変わって来る。
人間も変わって来る。
そして言葉の使い方も変わって来る。
それはわからないわけではありません。

でもそういう言葉は、僕は生理的に馴染めない。

それだけ人間が古くなった、ということなのでしょうか。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上へ下への大騒ぎ? 言葉の誤用あれこれ 

2022年02月25日 | 雑記

先日、テレビで交通事故のニュースをしていた。
その時、事故現場からの中継でレポーターが、

「ここは直線道路で大変見晴らしのいいところなんですが
と言いながら現場の状況を説明していた。それを聞いて「ん?」と思いました。つまり言葉の使い方ですが、この場合は「見晴らしがいい」というより「見通しがいい」と言ったほうが適切だったんではないかな~と思ったのです。

「見晴らし」って主に景色のことですよね。道路の状況を言うなら「見通し」のほうがしっくり来ると思います。

僕も言葉の誤用はこのブログでもしていると思うので、偉そうなことは言えないけれど、わりに気になるんですよね、こういうのが。

このあいだ読んだ雑誌に、ある批評家がこんなことを書いていました。

NHKラジオの天気予報で、『昨日は大雨でしたが、今日は手のひらを返したように晴れています』と言っていた。しかしこれは誤用です。手のひらを返したように、というのは、人間の行為に対して使うもので、自然現象には使わない。正確に言うと『昨日とは打って変わって今日は晴れています』のような感じでしょうか。

ということでした。NHKの人でも表現を誤ったりするんですね。

勤めていた時に、職場の先輩が、
「〇〇さんは、手を変え足を変えていろんなことを試す人やで」
と言ったのを今でも覚えています。
それも言うなら「手を変え品を変え」ですよね(笑)。

でも、本当に間違いやすい表現ってありますね。
よく言われるのが「気が置けない人」という言い方。
何となく「気を許せない人」のような感じがしますが、本来の意味は「気を使わなくても良い人」なんですよね。

「的を得る」という言葉も、つい使いたくなりますが、これは、
「的を射る」と「当を得る」の2つが混ざっちゃってますわ。

「体調をこわす」も誤用です。
これも「体調を崩す」と「体をこわす」が混ざっちゃってます。
でも、僕もつい「体調をこわす」と言ってしまいそうですね。

また、「上へ下への大騒ぎ」というのも誤用で、
正しくは「上を下への大騒ぎ」です。つまり、
上にあるべきものが下に、下にあるべきものが上になる、という意味で混雑する様子を表現しているのだそうです。

などなど、いろいろ浮かんできます。

TVのワイドショーに出てくるコメンテーター、特に芸能人はこの手の間違いが多いですね。
最近気がついたものをいくつか挙げると、

★「この事件が波紋を投げているんですよね」と。
「波紋を広げる」と言うべきですよね。波紋は投げられませぬ(笑)。

★「ここは汚名挽回しなければならないところです」と。
これは「名誉挽回」か「汚名返上」ですよね。

★北京五輪に関する話題で、
「あわや金メダルか! と期待しましたけど」と。
「あわや」は悪いことにつながりそうな時の表現ですよね。

★「政治家は舌の先も乾かないうちに違うことを言うんだから」と。
これは「舌の根も乾かないうちに」ですよね。
舌の先は「舌先三寸」ですわ。うふふ。

ほんとに、ワイドショーに出てくる芸人コメンテーターは、わかったようなわからないようなことをダラダラしゃべります。

とまぁ何だか人の揚げ足を取るようなことばかり言っていますが、僕自身も、
「職人気質」のことを「しょくにんきしつ」と読み、
「違うで。しょくにんかたぎ、や」と訂正されたりしています。

ところで以前、海外旅行へ出発する際、空港で若者のグループが、
「いよいよこれから、しゅつごくやなぁ」と言っていました。
しゅつごく? それって「出獄」 刑務所から出ること?
彼らは「出国」の字を見て「しゅつごく」と読んだのですよね。
あはは。面白すぎますわ。

と、また人のことを笑っていますが、僕も、「路ばた」を「ろばた」と読んだことがあります。正しくは「みちばた」なのにね~
「ろばた」と読んでしまったのは、炉端焼きが頭に浮かんだからでしょう。

やれやれ。
頭の中は、お酒を飲むことばっかり……なのでしょうか?

 

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年を取ると時間の経つのが速く感じるのはなぜ?

2021年10月26日 | 雑記

毎日が飛ぶように過ぎてゆく。
最近、いよいよそのスピードが増してきている。
「あれは2年くらい前のことかと思っていたら、5年前やったわ」
というようなことが、しょっちゅうある。

このブログも、できれば2日に1回は更新したいんだけど、ふとパソコンの画面を見ると、もう2日間も3日間も更新していなかったことに気がつき、「えっ、もうそんなに日が経ったの?」と驚いたりすることが多い。本当にあっという間に日が経つんですよね。

それだけ変化に乏しい日々だからかも知れない。特にコロナ禍以来、行動範囲が狭まって、ほとんど遠くには出かけていないので、余計に月日の経過が脳に刻み込まれないのかなぁ、と考えたりする。

で、そんな時に、新聞に載っていた作家の柴崎友香さんの、こんな文章が目に入った。

「年を取ると時間が経つのが速く感じるのはそれまで生きてきた時間と比べるからだ、と聞いて納得したことがある」
と書かれていたのだ。

たとえば、50歳の人にとっての1年は今まで経験した時間の50分の1だけど、20歳の人にとっては20分の1。小学生の頃から20歳くらいまでは、1年というのは、変化に富んでいることもあってすごく長い時間だったけど、歳を取るにつれ、その時間の感覚が徐々に短くなってくる
というような内容だった。

これを読み、僕も「な~るほどねぇ」と、なんだか長年の謎が解けたような気持になった。

でも、やっぱり長く生きていると、それなりに多くの経験を積んできているわけで、僕自身は過去の記憶の積み重なりを思い浮かべることで結構楽しくやっています。

そしてさらに、そんな「記憶のいろいろ」をこのブログで、文章や写真の形で載せるのも大きな楽しみです。

人生いろいろ、記憶もいろいろ。

あぁ、このブログも、ますます「昔ばなし」が増えていきそう!


 

 さっそく何か楽しい思い出の写真を、と考えて
 カリフォルニア州のヨセミテ国立公園での1枚。
 サンフランシスコから車で約4時間の場所です。
 壮大な景観が今も鮮やかに記憶に残っています。
 (2004年1月の写真です)
 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キムタクと自民党総裁選

2021年09月16日 | 雑記

最近、テレビで「キムタク」こと木村拓哉が、あちらこちらの局の番組に出ています。

昨日は明石家さんまのお笑いトーク番組で「木村拓哉特集」と銘打ち、キムタクが中心の番組となっていた。そして今日の夜も、7時から「嵐」の相葉クンが司会する番組で、長澤まさみと一緒に出ていたかと思うと、次は8時からの「モニタリング」という番組にも出ていた。

明日からキムタクと長澤まさみが主演する「マスカレード・ナイト」という映画が公開されるので、その宣伝の意味もあるんだろうけど、それにしてもここ数日、キムタクがテレビに出まくっています。

明日公開されるその「マスカレード・ナイト」は、東野圭吾の小説が原作の映画ですけど、2019年に公開された「マスカレード・ホテル」の続編だということです。

  
   これが明日公開の映画。

  
  こちらは2年半前の第一弾。

その「マスカレード・ホテル」は、僕は2019年の8月、モミィを連れてパリ、ローマに旅行した際に、帰りの飛行機の中でこの映画を見ました。なかなか見ごたえのある面白い映画でしたね(ちなみにこの映画は18日の夜にテレビで放送されます)。

なので、明日から公開される「マスカレード・ナイト」も、映画館へ見に行きたいなぁと妻と言い合っていますが、やっぱり今は外出を控えている時期なので、我慢することになるでしょう。

それにしても、キムタクはもう50歳近くなるというのに、相変わらず人気は高いですね。今でも、彼が若かった頃の人気ドラマ「ロング・バケーション」をなつかしく思い出します。

それと、話はガラッと変わりますが、
キムタクといえば、十数年前の「CHANGE」というテレビドラマに出演していました。役柄は、思わぬことから国会議員になり、さらに驚くべきことに総理大臣の候補となって出馬するというもの。そのドラマを1年少し前に再放送で見て、面白かったのでそれをこのブログにも書きました。

今、連日、自民党の総裁選のニュースが大きく取り上げられていますね。今日現在、4人の候補の人たちが名乗りを上げ、いろんな抱負を語っているところですが、このキムタクのドラマでの「演説」に、ぜひ耳を傾けてほしいものです。

詳しいことは、

安倍総理に聞かせたいキムタクの 「演説」(2020年06月22日)

という記事をお読みいただいたらいいと思いますが、ダラダラ書いているので退屈するかも知れません(笑)。

で、簡単に言うと、今の政治家に期待することを総括すると、テレビ画面でキムタクが言っていることに尽きるんじゃないか、と思うのです。


 


 

菅さんは、いつも何を言っているのかよく分からないところがありました。
まさにこのシーンのように、誰にでも分かる言葉でしゃべってほしいです。

総裁選が佳境に入っている今も「誰が総理大臣になっても一緒と違うん?」
と思ったりしている僕ですが、でも、そういう認識ではダメなんでしょうね。

じゃ、誰が最も総理にふさわしいのか?

言っていることが一番わかりそうな河野さん?
と、思ってるんですが、これもねぇ
実際に総理になったら、どうなるのか?
菅さんと、ほとんど代り映えしなかったりして。
(それはないか)。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高校野球やらテレビ朝日の不祥事やら

2021年08月19日 | 雑記

前回、全国高校野球のことを書いたけれど、きょう、またよく似たようなことがあった。つまり、一昨日の甲子園の大阪桐蔭対東海大菅生の試合。大雨の天気予報にも関わらず試合が強行され、途中から降り始めた雨の中、リードされている東海大菅生が反撃に出た途中で試合続行不可能と判断され、それが8回表で試合成立のイニングだったのでコールドゲームとなった。5回を超えると試合が成立するので、東海大菅生は無念の涙を呑んだ。

そして昨日は朝からの降雨で中止。

で、きょう。第1試合の日大東北(福島)と近江(滋賀)の試合が、途中で大雨になって中止となった。それも5回裏、1点をリードした近江の攻撃で2死満塁、しかもボールカウントは2ストライク3ボールで、あと1球でどうなるか! という場面で中断され、そのまま試合は不成立。明日に順延されることになった。

これってねぇ。
リードしていた近江の打者が粘らずに三振するとかさっさとアウトになっていればそれで5回裏が終了。その時点で中断して、結果中止となっても、5回裏が終わっているのだから試合は成立し、近江が勝っていたわけですよね(でも選手はそういうことはやらない)。

しかしなんで5回裏、2死満塁2ストライク3ボールで審判は試合を止めたのか?

もっと早く止めるべきだったか、あるいはここまで来たらあと1球ぐらい我慢すればよかったか、どちらかでは? と思う。このタイミングについては、一昨日と同様に不思議である。

一昨日は雨にも関わらず5回を終わっても試合を継続し、結局7回の裏の攻撃中に、とうとうどうにもならず中止を宣告し、試合は成立した。8回と9回で反撃を期していた東海大菅生が、本当に気の毒でした。

審判団の頭の中にはその試合のことがあったのかもしれない。

だからきょうは、試合が成立する5回裏終了まであと1人、というところで中断の宣告をし、雨が止まないのでそのまま試合は終わり。明日への再試合、ということになった。

前回も書いたけれど、野球は原則9回までだ。
高校野球は一生に一度のチャンスで出場する球児がほとんどなのだ。
だから、できたら9回までやらせてあげたい。
最初から大雨の予報があり、実際に5回までに雨が襲ってきたら中断し、そのまま止めて、またもう一度再試合をさせてあげる、というのが球児たちへの配慮だと思う。

きょうは試合成立にギリギリのところで中止になり、再試合をするということになり、それはそれでいいのだけど、5回裏の2死満塁、ボールカウントが2-3というところでストップをかけたのは、どうみても、一昨日の試合が審判団に影響を与えているように思えてなりません。あの時の東海大菅生の選手たちが、ますます気の毒に思えてきます。

  …………………………………………………………………  

ところで、ついでに関係のない話を書きますけど、先日、テレビ朝日の東京五輪番組のスタッフ10人が、閉会式の日にお好み焼き店で宴会をしたあげく、2次会に深夜までカラオケで騒いで、あげくにそのうちの1人の女子職員が2階から落ちて救急搬送された、というニュースがありました。2階から落ちたというのも不思議な話ですが、「出口と間違えた」とも伝えられ、「非常階段に出てそこから転げ落ちたんじゃないか」なんてことも言われています。

テレビ朝日の「羽鳥真一・モーニングショー」は毎朝見ていて、テレ朝社員の玉川徹さんの歯に衣着せぬ意見は、他のコメンテータとは一味違ったところがあって、面白いなぁ、と思って見ています。

そんなテレビ朝日が、10人で宴会したりカラオケに行ったりするか?
特に玉川さんは、外出自粛について、厳しく言い続けていたのに、同じ会社の社員がこれではねぇ。

それに加えて今日、またテレビ朝日の社員の不祥事がニュースに。

なんでも、ワイヤレスイヤホンを盗んだとして、窃盗と住居侵入の疑いで、テレビ朝日の「ジネスプロデュース局」というところに所属する28歳の男が逮捕されたそうなのです。

詳しいことは分かりませんが、
テレビ朝日ではさっそく謝罪文を出したという。
会社も不祥事が重なり、ガックリしているでしょうね。

まぁ、窃盗の話は別として、特に、10人で宴会したという話なんかは、テレビ朝日に限らず、ほかのマスコミでもあるんじゃないですか。たまたま、女性が転落して救急搬送されたからバレたわけで、それがなければわからないままだったでしょうね。

報道機関も、み~んなコロナに対して優等生のような立場で語っているように見えますけど、内輪ではどんなことをしているのやら
あやしいもんですわ。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「おかえりモネ」 から学ぶ天気予報の重要性

2021年08月17日 | 雑記

ホントにもう、来る日も来る日も雨・雨・雨ですね。
全国各地、大雨による被害が伝えられています。

テレビの映像を見ただけでも恐怖を覚えます。

うちの大阪府南部のほうは被害が出るほどの大雨は降っていませんが、それでもこれほど毎日毎日雨が続くというのはあまり記憶にありません。テレビでも、新型コロナ以上に天気予報が大きく取り上げられていますね。

先日、歯医者に行った日も雨。その翌日、お墓参りに行ったときも雨で、しかも、お線香に火もつけられないような豪雨。さらにその翌日は松原の徳洲会病院での定期の診察日だったのですが、その日も雨。出かけなければならない日はみんな雨でした。

雨で思い出すのは、1982年(昭和57年)の集中豪雨でした。8月初め、台風と集中豪雨が大阪周辺を襲い、そこで我が家も床上まで浸水し、近所の人たちと共に市民会館へ避難したことがあります。当時「60年に一度の大雨」と言われたものでしたが、今では「100年に一度」とか「これまで経験したことのない大雨」という言葉が毎年のように聞かれます。いったい、これからどうなっていくのか

  ………………………………………………………………………………

高校野球も連日のこの天候で、かつてなかった順延の連続ですが、今日の大阪桐蔭と東海大菅生の試合は、東海大菅生の選手たちが可哀想でした。

試合は7回裏の終了時点で7対4で大阪桐蔭がリード。しかしその前から大雨が降ってきており、グラウンドが水びたし。そして東海大菅生が8回の表、1死一、二塁のチャンスを迎えた時にタイムがかかり、そのまま試合中止で大阪桐蔭が勝ちました。東海大菅生としては、泣くに泣けない悔しい敗戦だったと思います。

天気予報では、甲子園の地域では「大雨」の予報だった。それでも試合は強行され、結局、そんな形で大阪桐蔭がコールドゲーム勝ち。展開から見て逆転も十分予想されたのに、東海大菅生は本当に残念な思いをしたことでしょう。で、結局そのあと第2試合以降の3試合は中止となって明日に順延となりました。

だったら第一試合から中止にしておけばよかったのに、と思うんですけど、試合開始の頃はまだ明るい空だったのは事実です。でも、天気予報では間もなく大雨が来ると言っていたわけで、それでも強行したのには、いささか疑問が残ります。

そして、実際、試合中に豪雨に見舞われ、敗れたチームにとっては力を出し切れないままの試合終了でした。8回にチャンスを迎えてさぁこれから、というところだったものね。野球は9回までですから、プロ野球ならともかく、一発勝負の高校野球で、こんなところで終わるのは、本当に気の毒です。繰り返しますが、最初から天気予報を重視して、中止にしておけばよかったのに。

いまNHKで放映されている朝ドラ「おかえりモネ」は、気象予報士となって人々の役に立つことをめざすモネちゃんの話ですが、このドラマの中でも繰り返し天気予報の重要性について語られる場面が出てきます。お天気というのは、人生を変えることだってあるんだ、ということを、このドラマを見ていると、よ~くわかります。(折も折、いまのドラマの中でも、豪雨による土石流などの悪天候に関する予報士たちの必死の対応が描かれています)。

ということですけど。
きょうの高校野球を見ていると、

「もっともっと、天気予報を重要視せよ」
と言いたいですね。

  
「おかえりモネ」の一場面。
モネが憧れる人気予報士の朝岡さん(西島秀俊)。

このドラマ、心に残るセリフが多いです。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年は昭和で言えば何年? 平成で言えば?

2020年10月01日 | 雑記

ある日のこと。
預金通帳を見ていた妻が僕のほうに目を向け、

「平成33年って、いつ?」と尋ねた。
平成33年?
「はぁ? なんのこと?」
と僕は、質問の意味がよく分からず、聞き返した。
「これよ」
と、妻が見せてくれた定期預金の通帳を覗き込むと、
「満期日 平成33年〇月✖日」
と記入されていた。

あ、そ~ゆ~こと。

何年前か知らないけれど、それが記入された時は平成の世だったので、そのまま「満期日・平成33年」となっているのだろう。

でも元号は去年の5月から令和に変わっている。もう平成じゃない。
だから平成33年って言われたら戸惑いますね~。

で、去年、つまり平成最後の年は平成何年だったっけ? 
それも忘れてしまった。
 
そこで僕はこんな計算方法を思いつき、妻に言った。

「え~っと、モミィが生まれたのが平成17年で、今年誕生日が来れば15歳になるんやから、17と15を足して、あぁ~、32ね。つまり今年は平成で言うと32年ということになるんだよね」
妻は、「なるほど~。じゃぁ平成33年は来年ということね」

そんな会話を交わしながら、僕は「元号ってややこしいねぇ」とため息まじりにつぶやいた。西暦との変換もむずかしいしね。

僕らが生まれ育った昭和の世は「昭和に25を足せば西暦になる」ということが常に頭に入っていた。たとえば昭和45年と言えば25を足して70だから1970年。昭和60年なら1985年、という具合。しかし、昭和から平成に変わるとそれがよくわからなくなる。

平成10年は西暦何年? と言われても、即座にわからない。人の年齢も、昭和30年に生まれた人が平成10年には何歳? と聞かれてもピンとこない。だから僕は、平成になっても「今年は昭和で言えば何年」ということを常に頭に入れてきた。これはなかなか便利である。今年の場合、昭和で言えば95年だから、昭和40年生まれの人なら95から40を引いて55歳ということがすぐにわかる。

今度はその平成が令和となり、僕もだんだん物覚えが悪くなってきているので、去年の令和元年は平成何年だったか? ということも忘れてしまった。だから、平成33年っていつなの? と妻に聞かれても即答できなかったわけ。

そんなことで去年は4月まで平成31年で、5月から令和元年だったんですね。で、今年は令和2年で、平成で言えば32年、ということになります。昭和から平成、令和と変ると西暦との変換がいよいよややこしくなる。僕の頭の中では、いまでも昭和だけが居座り続けています。

こういう元号を使っているのは現在では世界中で日本だけ、と言われています。あらゆる分野で超便利になった世の中ですが、この元号だけは甚だ不便ですね~(歴史・伝統があり、そして神聖な元号に対してこんなことを言っちゃ𠮟られるかも知れませんけど)。

そして令和に入ると、今度は「今年は平成で言うと何年?」というモンダイがいろいろ出てきます。冒頭の預金通帳の満期日もそうですし、また運転免許証の有効期限なんかでも「平成34年まで」というようなことが書かれています。わが家では、これからは、モミィが生まれた平成17年の「17」と、モミィの年齢を足すという方法で「平成で言うと何年?問題」を乗り切って行こうと思っています。

と、何の役にも立たない情報でした。
あしからず。


あ、ついでにもうひとつ、
NHKテレビのBSで毎朝7時15分から昔の連続テレビ小説が再放送されていますが、今月から始まったのが沢口靖子主演の「澪つくし」(1985年)です。その中で大正天皇崩御のニュースが流れる場面があったのですが、大正天皇が亡くなられたのは1926年の12月25日で、当時は「即日改元」だったので、その日から昭和天皇が即位されました。

ということで、昭和元年は12月25日から31日までのわずか7日間しかなかったのでした。そしてその昭和天皇は1989年(昭和64年)1月7日に亡くなられ、翌8日に平成天皇が即位されました。つまり、昭和64年も7日間しかなかったわけで、昭和というのは最初と最後の年が、共に1週間だけだったんですね。

こう見てみると、わずか7日間しかなかった「昭和64年」生まれの人というのはごく少数なんでしょうね~。「昭和元年」生まれだったという方にもこれまでお会いしたことはありませんし。

ハイ。これで終わりです。
これもまた、何の役にも立たない情報でしたね。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アベノママデス とは何のことやら

2020年09月09日 | 雑記

台風10号もやっと過ぎ去り、今やニュースの焦点は安倍首相の後任を選ぶ自民党総裁選に移っています。昨日告示がされ、菅、石破、岸田の3氏が立候補して、それぞれの政策を主張しています。

でも、いくらそれぞれの政策を主張されても、自分が投票できるわけでもないので、ただ聞いているだけみたいな感じ。おまけに「誰が勝つのか?」もわかっているしね~

政策がどうのというよりも、派閥の人数で総裁になる人が決まるわけだから、政策の主張も言葉の羅列ばかりのようで、テレビを見ていても全く緊張感が伝わって来ません。

安倍さんの次は菅さん、というのは確実視されているし、政策も安倍さんの路線を引き継ぐことになるようです。

そんな時、ネットでは、
アベノミクスやアベノマスクにかけてか、

「アベノママデス」
という言葉が出回っています。

安倍さんの政策をそのまま引き継ぐ「アベノママデス」。
思わず笑っちゃいます。
(笑っている場合ではないか?)

こんな写真も見つけました。

 

          


 
 やはり、笑ってしまう?

ところで、
6月にこのブログで「安倍総理に聞かせたいキムタクの演説」という記事を書きました。12年前に放送された木村拓哉主演の『CHANGE』というドラマの再放送を見た感想を述べたものですが、せめて、今回の総裁選でも、候補者からこれぐらいの熱意が伝わってくれば、投票権がなくても関心が高まるんですけどね~

ということで、若き総裁候補となったキムタクの演説をもう一度掲載します。

「国会議員とは選挙で選ばれた国民の代表で
国民の中でいちばん偉い人だと思っていました。
でも 今の考えは 違います。

国会議員とは 国民の皆さんのために奉仕することを約束したうえで
選挙で 国民の皆さんに選んでもらった人たちです。
そして総理大臣とは 
誰よりも国民のために働く義務と責任を背負っている!

選挙のときだけ 頭を下げて 当選した途端に
特権階級のようにふるまうような人間は
本当の政治家ではありません。

誰にでも 分かるような言葉でしゃべることのできない人間は
本当の政治家ではありません!

国民の皆さんの幸せよりも
自分の利益を 優先するような人間は
本当の政治家ではありません!

そして何より 国民の皆さまが
何に怒り 何を望み 何を言いたいのか!
それが分からない人間は 本当の総理大臣ではないんです!

僕は約束します。
皆さんと同じ目で 今行われている政治の問題点を見つけだし
そしてそれを正すことを!

僕は約束します。
皆さんと同じ耳で弱者といわれる人たちの
どんな小さな声も真剣に聞くことを!

僕は約束します。
皆さんと同じ足で問題が起きている現場に
ためらうことなく駆けつけることを!

僕は約束します。
皆さんと同じ手で 自分も汗まみれになって働き
そしてこの国の 進むべき道を指し示すことを!

僕のすべては
僕のすべては皆さんと同じです!」



 1シーンです。

では今日はこれで、お・し・ま・いでぇす(半沢直樹かい)

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高齢者はコロナで死んでもいいということ?

2020年08月06日 | 雑記

今朝のニュースですが
日本の人口が11年連続で減り続けているというニュース。
しかも今回は、減少数が過去で最大だったという。
ちなみに今年1月1日時点での国内の日本人の数は、1億2427万1318人で、前年から50万5046人減ったそうです。

これはむろん少子化ということが主な要因なのでしょう。世間では、いまの時代のことを「原始時代」にひっかけて「減子(げんし)時代」と呼ばれたりしているそうです(ホンマかいな)。

でもこの人口減少は単に少子化だけではないですよね。つまり、亡くなる人も増えているから人口が減る、ということにもなります(当たり前ですけど)。

政府の統計資料によると、去年1年間の出⽣数は約86万5千人。これは統計開始以来最少で、前年から5万3千人余り減少。年間の出生者数が90万人を切ったのも今回が初めてのことらしいですが、一方で死亡者数も138万人余りで、この数字も過去最大とのことです。

つまり、生まれてくる赤ちゃんの数が過去最少で、死んだ人の数は過去最多。

これでは人口が減るのは当たり前ですね。

僕が生まれたのは1949年(昭和24年)で、いわゆる団塊の世代です。(団塊の世代を「ダンコンの世代」と読む人がいるようですが、間違えないでね)。

で、昭和24年生まれの人の数を調べたら、269万6638人とありました。
なんとまあ、1年間で269万人余です。

去年生まれた人の数は前述のように約86万5千人ですからねぇ。
こんな数字を見ると、改めてビックリします。

そのダンコンじゃなかった「団塊の世代」は昭和22年から24年までの3年間に生まれた人々のことを言い、その合計出生数は約806万人にのぼるそうです。

ここで今度は「2025年問題」というのが出てくるんですよね。

1947年~49年に生まれた団塊の世代が、2025年には後期高齢者(75歳)の年齢に達し、医療や介護などの社会保障費の急増が懸念されている、というあの問題です。そしてその年は後期高齢者人口が約2千200万人に膨れ上がり、国民の4人に1人が75歳以上になる計算だということです。

やれやれ。
自分がその当事者でもあるにもかかわらず、えらい世の中になるんだな~、とため息が出ます。

ところで、
今回のコロナ禍では、若い人は感染してもほとんど無症状か軽症で、危険なのは高齢者が感染した場合で、重症や死亡に至る場合が多い、と言われています。

そんな時、先日、橋本徹がテレビのワイドショーに出て、
「コロナの感染拡大を心配し過ぎるのは良くない。それを深刻に考えるより、元気な若者はどんどん感染すればいいんですよ。どうってことないんだから」
と驚くべき発言をしていました。これを聞いて僕は、なんとなく、
「年寄り連中や病弱者なら、感染して死んでも、かまわんやろ」
という意味に受け取ってしまったのです。元気な若者がどんどん感染したら、接触した高齢者や妊婦さんなどにも広く感染が及ぶんだもんね。

ま、橋本徹もそこまで意図して言ってはいないんでしょうけど。

でも、
高齢者が限りなく増えていき、若い人や子供たちが減っていく。この先の社会経済の発展にはこれが大きな障壁となっているわけで、コロナで高齢者が大勢亡くなってしまえば日本の国は持ち直す、と、心の中で思っている人も案外いるんじゃないかなと、つい思ってしまうんですよね。

コロナのニュースや橋本徹なんかを見ていると、
ふと、そんなマイナス思考に陥ったりもします。
あきませんなぁ、そんなこと思うようでは

ちょっとひがみ過ぎでしたか。
失礼しました!

★ つい先ほど、大阪府で新たに225人の感染が確認されたと報じられました。府として過去最多です。感染者数で一喜一憂してはいけない、と言われていますけど、やはり数字は気になります

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする