僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

リハビリ ウォーク 3時間

2015年06月29日 | ウォーク・自転車

前々回の「腰が痛い 足が突っ張る」の続編みたいな話ですが…

昨日の日曜日に、妻がモミィを、阿倍野で上映されている
「シンデレラ」という映画に連れて行くということだったので、
では僕も阿倍野へ出て、3人で食事をしようということになった。

僕は映画は見ないが、上映時間が11時55分~2時なので、
その映画の終わる頃に、映画館前へ迎えに行けばいい。

「どうなるかわからんけど、イチかバチかやってみるか」

実は、家から阿倍野まで、
トレーニングのつもりで歩いて行こうと思ったのだ。


距離にすると、10キロ以上は十分あるが15キロはない…
という感じだが、以前は大体2時間半前後で歩けた。

しかし今は腰痛と左足の痛みで“リハビリ中”の身である。

ゆっくりと、慎重に歩かなければならないと思うのだが、
無理な距離を歩いて、逆に症状が悪くなるかもしれない。
そんな心配も、もちろんあった。

あったけれど、何とか歩く力を元に戻したい…
…というアセる気持ちは、抑えられなかった。

つい最近、1時間ほど歩いたのだけれど、腰は少し痛んだが、
コルセットをつけていたこともあってか、それほどでもなかった。

しかし、左足の付け根から膝の裏の痛むのが、やはり気になった。
それでも、まあ、1時間で4キロ半ほど歩けたので、
よ~し、きょうは阿倍野まで歩いてみよう…
と思った次第である。

10時に妻とモミィが出かけてから15分後に、
僕もリュックをかついで、出かけた。

歩き始めから左足の付け根のあたりが少し痛んだが、
ゆっくり歩くことで、さほどの苦痛は感じなかった。

30分で地下鉄八尾南駅の付近を通過し、
1時間後には、先月母の葬儀を行った「仏光殿」前を通り、
2時間後には針中野の長い商店街を抜けるところまで来た。

足の調子は、歩き始めたときとほぼ変わらない。
左のお尻からそのすぐ下あたりが慢性的に痛むが、
我慢の範囲内で、気合を入れるとマシになる。

膝の裏までは痛みは及んでおらず、
ここ2ヶ月間ほどの痛みから比べると、
少しばかり良くなっていることを感じた。

何となく嬉しくなってくる。
歩くスピードも、ついつい速くなる。
おっと、無理はダメだよ…とまた速度を緩める。


地下鉄谷町線の駒川中野という駅があるところから、
高速道路の下の側道を延々と歩いて行く。

暑い日だったが、高速道路の下なので、日陰がずっと続く。
これは有難かった。帽子も脱いで、涼しさを満喫した。

気分もさわやかになり、歩行にも益々リズムが出てきた。
疲れはあったが、それも「心地よい疲労」と言えた。

広い交差点に出たら、そこは文の里だった。
日本一高いビル、あべのハルカスがすぐ近くに見えた。
ここで時計は12時45分。出発してから2時間半が経った。

2時間半歩けたことに十分満足しながら、
高速道路から離れ、賑やかな阿倍野筋に出た。

映画館のあるアポロビルを目指して阿倍野筋を歩く。
アーケードがあるので、ここも涼しい。

地下街に入り、人で混雑する中をアポロビルへ。

映画館のあるビルの4階に着いたのが1時15分。
ここがゴールである。ちょうど3時間歩いたことになる。

映画館前のベンチに腰掛けて、足腰をほぐした。
やはり腰は張るが、足の方はそれほどダメージを受けた様子はない。

あぁ、よかったよかった。

2時になって妻とモミィが出てきたので、キューズモールへ行き、
3人で「仙台牛タン」が売り物の店に入り、遅めの昼食を摂った。

「映画、面白かったわぁ」
モミィは牛タンのコロッケをほおばりながら、嬉しそうに言った。


…ということで、久しぶりに長い距離を歩いた。
そして今朝起きて、特に痛いところもなく、ホッと一安心だ。

今日は月曜日なので、病院でのリハビリの日だ。
あと2時間ほどで、家を出る。

最初に病院へ行ってから1週間が立った。早いなぁ。
病院で教えてもらったリハビリ(ストレッチ)を、
自宅で毎日、規則正しく続けている。

それが、昨日のウオーキングに効果があったのだろうか?

その辺はよくわからないが、よくなってきたことは事実だ。
これからもしばらく病院に通ってリハビリ指導を受けよう。

ところで、きょう病院で、僕のリハビリ担当係の人に、
「昨日、阿倍野まで歩きました」と言うべきなんだろうか?

「そんな元気なら、もうリハビリは必要ありませんよ」
な~んて言われるかも知れないので、内緒にしておきますわ。

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母の納骨と永代供養

2015年06月26日 | 日常のいろいろなこと

先週、6月20日の土曜日。

母の四十九日の法要と納骨等を行うため、
家族で、天王寺の一心寺へ行った。

持って行った物は…

お寺に納める母の遺骨と、
仏壇に置く新しい位牌(先月葬儀会館で購入)と、
それまでの間の白木の位牌。
それと火葬許可証。
(これがなければ納骨はしてもらえない)。

そして数珠。

それだけのものを持って、お寺の門をくぐった。

新しい位牌には「お性根入れ」をしてもらい、
白木の位牌は「お焚き上げ」→つまり燃やしてもらう。


総合受付には10人近いお寺の人が座っていた。

そこへ、回向などに来る人たちが並んで順番を待つ。
僕らのほかに、お骨を胸に抱いていた人も、数名いた。
お墓ではなく、納骨の形で行うのが最近増えてきているわけで…。

順番が来て、「こちらへどうぞ」と言われて、
手をこまねいてくれたお坊さんのところへ行き、

遺骨と火葬許可証と位牌と白木位牌を出して…

「納骨と永代供養をお願いします。
それと今日が四十九日なので、その法要と、
位牌のお性根入れと、白木位牌のお焚き上げを」

と言って、納骨申込書を渡した。

納骨申込の用紙は、以前にお寺からもらってきていたので、
母の死亡年月日・俗名・戒名、そして申込者である僕の住所、
氏名などを家で書いてきたので、それを提出するだけである。

あとは、お坊さんがすべて進めてくれる。

納骨、永代供養、四十九日の法要、位牌の開眼(お性根入れ)
などは、それぞれ料金があり、その都度「いくらにされます?」
と聞かれるので、だいたい真ん中あたりの金額でお願いする。

たとえば、納骨の場合は、母は「少骨」だったので、
1万円、1万5千円、
2万円の3つのうちから選ぶ。
で、僕は、中を取って1万5千円をお願いした。

四十九日法要は千円~3千円~5千円だったので、
それも中を取って3千円。
位牌の開眼も同じような金額にした。

永代供養のほうは「10万円からですが」
ということで、いくらまでという額がないので、
「じゃぁ、10万円で…」とお願いした。

僕はここへ来る前に、一心寺に電話して、
その金額について尋ねたことがある。

「金額によって、何か変わるのですか?」と聞いたら、電話の人は
「変わりません。お気持ちだけです」という返答だった。


お坊さんは経木(きょうぎ)を1枚1枚取り出して、
計10枚近く、母の戒名を書き、納骨や、永代供養や、
位牌の開眼や四十九日法要を意味する経文も加え、
延々30分ぐらい、筆を執った(このお仕事も大変やなぁ)。

ようやく経木の全てが書き終わり、それを受け取って、
会計へ行ってお金を支払い、本堂へ行った。

本堂には大勢の人たちが順番を待っていた。

前の方に「回向座」という受付机があり、
そこへ遺骨と経木の束を置いて、順番を待った。

かなりの時間を待った後、名前を呼ばれて焼香をした。

そのあと、納骨堂へ移動して、お骨を納めた。

以上が納骨の手続きだった。

あとはこのお寺の「永代供養」の流れにお任せするだけである。

今後33年間、年忌の案内が僕のところに届くそうである。
33年後→いま66歳の僕→そのときは99歳。
33→66→99…な~んて、面白い数字である。
むろん、そんな歳まで生きてはいないけど。

さて、これから百日法要や毎年の年忌、
あるいは命日、お彼岸、お盆などには、
すべてこのお寺に来て回向することになります。

また、何もない時でも、天王寺へ来た際には、ちょっと寄って
お参りをすることもできるので、何かと都合が良いですね。


もちろん、僕たちが死んだときも、息子たちに、
この一心寺で、納骨と永代供養をしてもらいます。

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腰が痛い 足が突っ張る

2015年06月23日 | 心と体と健康と

このブログに書いたかどうか忘れてしまったが、
4月にかなり強い腰痛が出た。そして、ほぼ同時に、
左足の付け根から膝裏にかけて突っ張るような痛みが出た。


歩くと、左のお尻から膝の裏まで、微妙な感じで痛みが走る。
「激痛」というほどのものでもなく、歩けることは歩けるが、
それでも、ウオーキングが趣味でもある僕としては、
この妙な痛みを抱えたまま過ごすことはできない。

でもそのうち治るかなぁと思いながら、2ヶ月が過ぎた。
(ジムでヨガや自力整体やストレッチもしているのにねぇ)

…が、ちっともよくならない。

腰痛は10年ほど前から慢性的な持病だったが、
日常生活に支障をきたすほど重くはなかった。
しかし、今回は、かなりだるくて痛みも強い。
左足の痛みと、何か関係がありそうである。

で、昨日その「重い腰」を上げて、隣接市にあるS病院へ行った。

著名なスポーツ選手なども受診する評判の高い病院だ。

僕も3年前、首・肩の痛みと手のしびれが強かったとき、
して去年、ジムの筋トレで左足のすねを負傷したとき、
この病院へ行って診てもらっている。

なぜか、3年前も去年もそして今年も、
この病院へ行くのはすべて6月である。
ま、それは今の話とは関係ありませんが…


最初に男性看護師さんによる「問診」があった。

「問診」と言っても、医師の診察とほとんど変わらない。

そして次に診察だ。
内容は「問診」とそう変わらなかった。

レントゲンを撮り、その写真を見せてもらった。

腰の脊柱の間が狭くなっているのがわかる。

以前、別の整形外科で同じような写真を見たことがある。
つまり、加齢等により、骨と骨の間が狭くなってくるのだ。
加齢のほか、農作業や激しいスポーツが原因の時もあるという。

「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」
…という病名だそうである。

症状としては…

1 長い距離を続けて歩けない
2 下肢が痛む
3 下肢がしびれる

…というもので、僕の場合は2に該当するのでは…とのこと。
「しかし、あなたの場合はそれほど重いものではありません」
と、医師が言ってくれた。

痛みがひどい時は鎮痛剤を飲む。
そして、リハビリで症状を和らげる。

「当面、この2つの方法がいいかと思います」
とのことだった。


当病院では、リハビリについて、次のように紹介している。

患者さまの目標に応じて、患者さまと相談しながら
リハビリテーションを進めていきます。
リハビリ室での治療や訓練だけではなく、
患者さま自身がご自宅に帰られてからも
リハビリに取り組めるよう、患者さま個々の症状や
生活スタイルに合わせた運動(ホームエクササイズ)の指導も行っています。

 …というものである。
僕の「目標」は、「元のように長い距離を歩けるようになること」だ。


そしてそのあと、リハビリ部へ行った。

ベッドが20ぐらい並べてある広いスペースに出た。

この病院には数回来たが、こんなところがあるとは知らなかった。

20ぐらいのベッドはほぼ全部埋まっており、
患者さんたちがそれぞれリハビリを受けている。

そしてリハビリを行っている人は全員が若い男性だった。
マンモス整骨院…とでも言いたい光景だった。

そこへ「担当の○○です」と僕の前に現れたのは、
意外にも若い女性だったので、びっくりした。

ずっと見渡しても、女性がリハビリを行っている姿は見当たらない。

ここでリハビリを行っているのは理学療法士の資格を持つ人たちだが、
少なくとも、この広いリハビリの場所で、女性はこの人だけに見えた。

約1時間、僕はその女性からリハビリを受けたが、
痛みのある左の太腿の裏側が、やはり右側に比べて
「かなり張っていますね」と言われた。

そして、僕の場合は普段から腹筋より背筋を使う動きが多く、
そのため、腰に負担がかかっているようです、とも言われた。

いろんなポーズをしたときの姿勢などで、わかるのだそうだ。

そして、太腿の前のストレッチ、太腿の裏のストレッチ、
「お尻上げ体操」、そして腹式呼吸の4つを教えてもらい、
毎日、自宅でそれを数セットするように…との指導を受けた。

一度に4つも覚えられないかも知れないので、その女性が、
用紙に4つのポーズの図と説明を書いて、渡してくれた。

これからしばらく、毎週月曜日にここへ通うことになる。

これで改善してくれればいいのだけれど。

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「元少年A」が「手記」を…

2015年06月19日 | ニュース・時事

    ~ 最近のニュースから ~


北海道砂川市で、軽ワゴンに乗っていた家族4人が死亡した事故は、

悪質運転の典型ともいうべきもので、事故というより事件と言いたい。

2台の車が共に赤信号を無視して交差点に乱入し、
前の車が軽ワゴンに激突して跳ね飛ばし、後ろの車が、
放り出された少年を1キロ半も引きずって死に至らしめた。

2台の車が、家族4人を死亡させたのである。

この2台の運転者は仲間で、直前まで飲酒していたという。
それも、居酒屋のあと、スナックへ行ったりしている。
ビールの1杯や2杯で終わっているはずがない。

「信号は青だった」と、2台の車の運転者が言っていたが、
前の車に同乗していた別の仲間が「赤だった」と白状した。

運転者は2人とも、意識的にウソをついたのか、
信号が赤か青かわからないほど酔っていたのか…

酔っ払って、猛スピードで信号無視をしたあげく、
家族4人を死亡させた…。これは明らかに殺人である。
最近、悪質な飲酒運転の事故(事件)が増えているが、
今回の砂川市の事件は、特にひどい。
厳罰をもって処すべきは当然のことだが、
亡くなられた方々が、本当に気の毒でならない。

 ………………………………………………………………

このニュースに腹立たしい思いをしているとき、一昨日は
姫路市議会議員が、不倫相手の女性を怪我させたとのことで、
警察に訴えられ、テレビで釈明会見をしている様子が流れた。
その会見を見て、今度は腹立たしいよりも、呆れ返った。
市議は元大学の相撲部で、女性に「突っ張り」をして、
路上に倒し、女性が全治10日の怪我をしたということだ。

「4年前からその女性と不倫をしていて…」
と、悪びれることなく原稿を読み上げながら語る47歳の市議。
女性に対しては暴力でなく、ちょっと肩にさわっただけ…
と、そんなことを言いながら、議員辞職するのかとの質問には、
「地域のために頑張ってくれという声が多いので、続けます」
と、平然と言ってのけた。厚顔無恥もいいところである。

あの号泣議員・野々村竜太郎元県議を思い出した人も多いだろう。
あれは兵庫県議会議員で、今度は兵庫県姫路市議会議員である。

野々村クンは自分を正当化しようとして開いた会見で号泣し、
日本中の笑い者となり、辞職に追い込まれてしまった。
会見さえ開かなければそれほどの大騒ぎにもならず、
議員辞職もしなくて済んだかもしれないのに。

それと同様、この「どすこい突っ張り議員」も、
わざわざ会見をして、全国に恥をさらすことになった。
何とか自分の言い分を主張したいという浅ましい発想だろうが、

「辞任しない」発言を、姫路市民はどう受け取ったのだろうか?

それにしても…
お気の毒なのは、市議の奥さんと2人の子供さんたちだ。
こんな会見が全国に流されて、さらに深い傷を負われたことだろう。

一方、不倫相手の女性のほうは「なんだかなぁ」という感じで、
市議も女性も「どっちもどっちや」と言っていいかも…ですね。

………………………………………………………………

そんな昨今、またもや衝撃のニュースが。

今から18年前の1997年(平成9年)に神戸市で起きた、
当時14歳の少年(中学生)による連続殺傷事件に関することだ。

今回、犯人の「元少年A」が手記を出したという。

被害者の遺族の方が怒りをあらわにしておられる。
本の回収と出版差し止めを求められたのも当然だろう。

それでも、出版社は応じない姿勢であるという。
その出版社は「太田出版」という会社とのこと。

この本。

「絶歌」

というタイトルの本だ。
なんとも気取ったタイトルである。
おおかた、出版社が考えた題名だろう。

先週出版され、現在、飛ぶような売れ行きだそうである。
出版社も、いったい何を考えているのかと思う。

「少年A」は32歳になり「今の心境を綴った」そうだが、
人を2人も殺しておいて、何を今さら…だろ。
自分を美化したいという顕示欲しか伝わらない。

しかも著書に本名は出さず、32歳にもなって何が「元少年A」だ。
被害者の遺族の方や世間をなめているとしか思えない。

本当に悔悟と懺悔の気持ちがあるのならば、
「黙って、死ぬまで被害者の冥福を祈り続けろ」と言いたい。

今回の報道で、ほとんどの識者はこの出版を批判しているが、
このニュースが流れることによって「読んでみたい」
と思う人が数多く出てきても、不思議ではない。

本は益々売れ続けて「少年A」と出版社が儲ける…
…とは、情けないというか、腹立たしいというか。

なんとも言いようのない怒りがこみ上げてくる。


昨日発売された週刊新潮は、このことについて、

気を付けろ! 元「少年A」が歩いている!
遺族感情を逆なでして手記の印税1500万円! 
2年前に「精神崩壊」の危機で退職!

という見出しの記事を載せている。

その週刊新潮は、18年前に「少年A」の顔写真を載せた。

ご記憶の方も多いと思うが、当時、
この写真掲載に対する賛否が轟々と渦巻いた。

ネットで拾った当時の写真を掲載して、今日のブログを終わります。


 
   

 

  

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

物のはずみ…で英会話

2015年06月17日 | 日常のいろいろなこと

物のはずみ…というのがありますね。

今月の初め、つまり先々週のことですが…

スポーツジムで「自力整体」というレッスンに入った時、
始まる前に、横のマットにいた女性の人と雑談した。
これまで何回か会話を交わしたことがあるけれど、
名前も知らないし、話の内容も挨拶程度だった。

その女性と雑談し、さてレッスンが始まるという時に、
急に「おたく、英会話はお好きですか?」と聞かれた。

「は…?」と一瞬戸惑ったけれど、「ええ、好きですけど」
と答えたら、女性は「サークルに入りませんか?」と誘った。

なんだか唐突な話である。

その時「自力整体」のインストラクターが、
「では、これからはじめま~す」となって、
僕たちの会話は、そこでいったん途切れた。


1時間後…。
レッスンが終わり、スタジオからぞろぞろと出る時、
歩きながら、女性が英会話サークルの話の続きをした。

週に一度、外国人講師を囲んでのサークルがあり、
自分は今年の1月からそこに参加している。
場所は市民会館の一室で、会員は12名程度。

最近3人ほどやめたので、会員を増やしたいということで、
サークル仲間みんなが知り合いに声をかけているところだ、
…という。

そういうことで、僕に声をかけてみた、というのだ。
「とても楽しい雰囲気ですよ」と女性は言うけれど、
でも、なんで僕に…?

「話している途中で何となくそんな感じがしたので」と…。

で、いきなり話の流れと関係なく「英会話はお好きですか?」
…という問いかけをした、ということだそうだ。

「そんな感じ」ってどんな感じなのかわからないが、
英会話が好きなことは確かである。
(好きですが…下手くそです)

6年前、退職の直前から半年間ほどECCに通ったこともある。
(途中で挫折してしまいましたが…)

「一度、見学という形で来られませんか?」
そう言われて、僕も興味が湧いてきて、
「…えぇ、そうですねぇ。行きましょうか」
となった次第。

これが「物のはずみ」というものだろうか。

先週「見学」に行き、入会することを決めた。

今週は「会員」として初参加した。


前々回のブログで、ネット通販アマゾンの話に関して、
「ある英語の本を急に買わなければならないことになった」
と書いたのは、このサークルで使うテキストのことでした。

そのサークルでの様子は、また報告します。

「物のはずみ」が「軽はずみ」にならないよう、
ボチボチと継続していけたら、と思っています。


さて、今、午前6時を過ぎたところです。
サッカー女子W杯、なでしこジャパンの試合が始まりました。
対戦相手はエクアドル。

では、これからテレビを見ます。 チャオ~(…それって英語?)

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なでしこ連勝 ~鮫島が先制ゴール~

2015年06月14日 | スポーツの話題

なでしこがW杯で2勝目を上げ、決勝トーナメント進出を決めた。

前回は所要のため生中継を見られず、録画で見たことを書いた。
今度こそと思ったのに、また録画観戦になってしまった。ぐすん。

どうも、めぐり合わせが悪い。

10時半ごろ、妻と共にスイミングから帰ってきたモミィが、
夏休みの旅行に持って行くコロコロ(スーツケース)を買いたい、
と言うのである。子供用の、可愛らしいのがほしいとこのとである。

今、中学の修学旅行ではほとんどの生徒がコロコロを持って行くという。
モミィの友達の間でも、コロコロを買ったとかいう話がでているようだ。

「買いに行こうよ。ついでにお昼も外で食べよう!」

このモミィの言葉に負けて、またもW杯は録画ということになった。

まあ、スイス戦に比べれば格下のカメルーンが相手である。
前回も書いたが、絶対に勝てる相手である。

夕方、ビールを飲みながら録画を見るのもいいだろう…

そういうことで、僕たち3人は買い物に出かけた。

ピンク色のSSサイズの可愛いスーツケースを買い、
他にも、モミィの部屋の掛け時計も新しいのを買い、
食事をしたり、いろんな品物を見て回ったりした。

そして午後3時頃に帰宅した。

さっそく、冷えたビールや焼酎ハイボールを飲んで、
なでしこジャパンとカメルーンの試合の録画を見た。

すると、いきなり鮫島選手が先制ゴールを決めたのだ。

僕は飛び上がって喜んだ。

なぜなら鮫島選手は、なでしこの中で最も好きな選手だからだ。

しかし前回のスイス戦では、試合の最後まで出してもらえなかった。
佐々木監督はなんで鮫島を出さないんだ~と、一人でボヤいていた。

そして、初めて出てきたこの試合で先制ゴールだ~

やったぁ、鮫島ぁ~。


  
  
菅沢(左)に祝福される鮫島(右)


試合はそのあと、菅沢が2点目のゴールを決め、
後半には1点返されたが、2対1で逃げ切った。

リードしてからの日本の攻撃が消極的になるのが気になるが、
スイスやカメルーンに攻め込まれたことは次の教訓にしたい。

なお次の試合は、日本時間17日(水)の午前6時からはじまる。
相手はカメルーンよりさらに弱いと思われるエクアドルである。
この時間帯なら、スポーツジムにも買い物にも行かなくて済む。
やっと生中継で見られるが、そのあとの決勝トーナメントは、
負けたら終わりだから、もう何があっても生中継を見るぞ~


さて話は鮫島選手のことに変わりますが…
4年前の2011年8月19日に、

「なでしこ」に思うこと

という記事を書きました。
なでしこが翌年のロンドン五輪への出場を決めた時だった。


来年の五輪も、ぜひ優勝争いに加わってほしい。
頑張れなでしこ。そして、鮫島彩ちゃ~~ん。

な~んてことを、書いています。
この時から、僕は熱烈な鮫島選手のファンでした。

その時に載せた写真を、またここで載せます。


    


この写真を載せるのは3回目です。
お気に入りの写真です。えへへ~。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネット通販 アマゾン(Amazon)の大きなミス

2015年06月12日 | 日常のいろいろなこと


事情があって、ある英語の本を急に買わなければならないことになり、
ネットの通販「アマゾン(Amazon)」で買うことにした。

こんな本である。



 


アマゾンは、これまで何回か利用したことがある。

そのアマゾンの画面で、この本を検索し、
画面の手続きにしたがって購入の運びとなった。


この場合「お急ぎ便」としての送料と、
それ以外にも、僕は現金払いだから
「代引き手数料」というのがかかる。


しかしコンビニを指定してそこで受け取れば、送料がかからない。
(代引き手数料はかかりますが)

それに、自宅配送だと留守の場合もあるが、
コンビニだと好きな時に受け取りに行ける。

それらを考えて、今までしたことがなかったけれど、
近所のファミリーマートを指定し、そこで受け取ることにした。


アマゾンに購入申し込みをしたのが一昨日(10日)で、
昨日の11日、そのアマゾンからメールが届いた。

ご注文商品がご指定のコンビニに到着いたしましたので、
商品をお受け取りいただけます。
商品のお受け取りになる際には以下の2つの認証キー
(お問い合わせ番号と認証番号)が必要です。

…とあり、
12桁の「問い合わせ番号」と、
7桁の「認証番号」がその後に出ていた。

その数字をメモして、ファミリーマートへ行った。

店に入ったところにFamiポートという端末があり、
トップメニューの「店頭受取サービス」をタッチ。
そのあと、問い合わせ番号と認証番号を入力する。
…と、長いレシートみたいな「申込み券」が出てきた。

それを持ってレジに行き、お金を支払い、
受け取りのサインをして品物を受け取った。

…と、ここまではよかったのだけれど…

その直後、思いもよらぬ事態が待っていた。

包装された品物を手にした瞬間に、
「あ、これは本と違う!」とわかった。
大きさは本ぐらいあったのだが、本にしてはあまりにも軽い。

「これは注文したものと違うよ」と店員に告げた。

しかし店員は、問い合わせ番号や認証番号から、
「○○様ですよね」と僕の名前を言い、
「それを確認してください」と、
いま僕が店からもらった

領収証兼受取確認票(お客様控え)

を再確認するよう、言われた。

そこには、商品名こそ書いていなかったが、
僕の氏名もあり、3,505円という金額も間違っていなかった。
問い合わせ番号も一致していた。どれも間違いはない。

しかし、中に入っているのは本ではない。軽すぎる。

その場で包装を解いて中身を確認したら…

「らくやきマーカー」という、陶器にペイントする
ツインペンの8色セットであった。本と何の関係もない。

 


 
 中に入っていたのはこんなものだった。


「ほら、注文していないものが入っているんだけど…」
とコンビニの店員に再度言ってはみたが、相手も、
「それは…アマゾンさんに言ってください」
と、困惑顔で繰り返すのみ。

そう言うしかないことは、僕もわかっていたけれど。

仕方なく、それをひとまず家に持ち帰った。

「らくやきマーカー」と一緒に中に入っていた伝票を見ると、
値段が1,680円で、クレジットカードで支払い済み、とあった。

誰か別の人が注文したものが入っていたのである。

ネットで物を買う、というのは今では当たり前のことなんだろうけど、
やっぱりこういうミスが発生するのだ。十分注意しなければならない。


家で、またパソコンをあけて、アマゾンのサイトにアクセスし、
登録してあるEメールアドレスとパスワードでログインした。

サポートセンターの電話番号を探すが、見つからない。

いろんなボタンがあり、すべてそのボタンで進めて行く。
「商品の交換」というボタンがあったが、そこを押しても、
いま手元にある品物を送り返すこと…などと書かれてある。
なんで僕が自分でこれを送り返さなきゃならないんだ。

やはりネットは、僕なんかには、ややこしい。

そんなときに「電話」というボタンが目についた。

「すぐに電話をかける」と「5分以内にかける」があり、
「すぐに電話をかける」のボタンをクリックしたら…

そのとたん、リリーンと、わが家の電話が鳴った。
受話器を取ると、最初は録音の声だったが、やがて
「お待たせしました」とナマの女性の声が聞こえた。

ふ~む。
こういう仕組みになっていたのか…。
ボタンをクリックすると、向こうから電話がかかってくるのだ。
(あらかじめ自宅の電話番号はアマゾンに登録していたから…)

電話でわけを話すと、まず僕のEメールアドレス、
そして問い合わせ番号、認証番号などを聞かれた。

僕が、ことの一部始終を説明したら、
「大変申し訳ございませんでした」と謝罪があり、
「では、明日か明後日までにそのお品をお届けします」
と、今度は僕の自宅へ発送するということで話がついた。

ところで、いま手元にある「らくやきマーカー」は、
僕の本を配達してくれた人に渡したらいいのかと聞くと、
「また別のルートでご返還をお願いします」とのこと。
「明日以降に、こちらへお電話してください」
と、別の業者らしき電話番号を教えられた。
と同時に暗証番号のようなものを言われ、メモを取った。
その暗証番号を書いたものを商品につけて、渡してほしいとのこと。


そして今日(12日)、先ほど、無事に「本物」が届いた。
「らくやきマーカー」も、電話して回収してもらうことになった。

やれやれ…。一件落着である。


そんな騒動の末に、英語の本が手に入ったのだけれど、
で、いったい何のために急いでこの本を買ったのか…? 

…という理由は、また改めて書きます。 はい。

 

 

 

 


 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なでしこ 初戦 勝った~

2015年06月10日 | スポーツの話題

火曜日は11時半からスポーツジムで「自力整体」というのがあり、
ジムで知り合った人と約束していることもあって、
必ずそれに参加することにしている。ところが…

昨日は午前10時45分から、サッカー女子W杯の生中継があった。
なでしこの初戦で、相手は1次リーグ最大の強敵スイスだった。

サッカーは見たいし、ジムには行かなければならないし…


仕方なく、サッカーを予約録画しておいてジムへ行った。

「自力整体」が終わり、そのあと少しだけプールで泳ぎ、
帰りのロッカーではさっさと着替えて一目散に外へ出た。

時間は、午後1時半ぐらいだった。
ちょうどサッカーが終わったあとの時間帯だ。
もし僕がロッカーでぐずぐずしていたら…

いま来たばかりの客が、サッカー中継を見ていて、
その結果をしゃべり合ったりしないとも限らない。
結果を知ってしまったら帰宅後の楽しみが激減する。
だからロッカーでは、大慌てで着替えたのである。


かなり以前のことだが、深夜に行われた試合を録画し、
早朝に起きて、それ見ようとテレビのスイッチを入れたとたん、
ちょうどテレビではニュースが流れていて、画面右上の字幕に、
「日本敗退!」との文字が出ていて、がっかりしたことがある。

すでに結果は出ていても、自分がそれを知らない限り、
心理的には生中継を見ているのと全く同じだもんね~
逆に結果がわかっていると、見ていても力が入らない。


そんなことで、帰宅してテレビをつけるときは警戒した。
一瞬でも画面に試合の結果など出ていたら、万事休すだ。

テレビ電源と同時に、録画のレコーダーの電源も入れた。
テレビではワイドショーが流れていた。…これはいかん!

瞬間にチャンネルをNHKのEテレに変えた。
ここなら、なでしこの結果が流れたりしないだろう。

10秒ほど経ち、「レコーダーの読み込みが完了しました」
と画面に表示され、無事、結果を知らないまま録画を見ることができた。

試合は白熱した展開で、「あ、惜しい~」「わっ、危ない!」
…と、試合を見ながら僕は何度も声を出した。
すでに結果が決まった録画だということは、
見ているときは完全に忘れてしまっていた。


そして…安藤が体を負傷しながら得たPKを、
キャプテンの宮間が実に冷静にゴールの隅に蹴りこんだ。
待望の先制点が入ったぞ~。ぱちぱちぱち。


それにしても、後半は相手のスイスに厳しく攻められて危なかった。
特に背番号10の選手があざやかなドリブルで何度も日本を脅かした。
しかしその選手は、ここぞというところでシュートを失敗したり、
芝生で滑って転んだりしていた。
それが日本には幸いだった(笑)

でもまあ、スイスが攻めていたと言っても、それほど一方的でもなかった。
日本にしても、何度も決定的チャンスが訪れたが、逃している。
その意味では、スイスも日本も共に決定力不足だったと言える。


さて次は13日(土)の午前11時からのカメルーン戦である。
スイスよりもランクは低いが、もう一つの国エクアドルに
6対0で勝っているから、厳しい戦いになるだろう…
と言う解説者もいるけれど、6対0という点差は関係ないだろう。
むしろ、点を取り過ぎた試合の後は、全然取れないことが多い。
たぶん…というより、絶対に勝てる相手である。

このグループを1位で通過すれば、決勝トーナメントで、
いきなり強豪国と当たることはないようである。

その意味でも、ぜひカメルーンに勝って、
このグループを1位で通過しなければね。


次回13日は土曜日だから、僕も今度は生中継を見られるし、
特に、勤めておられる方々にとっては、大いに楽しみでしょう。

待ち遠しいですね~

 

ちなみに、4年前のW杯の時に書いたブログを紹介させていただきます。

            

2011年7月14日 「なでしこジャパン快挙」 準決勝でスウェーデンを破る。


2011年7月18日 
「なでしこジャパン世界一!」 アメリカと死闘の末、優勝。

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨の晴れ間の運動会

2015年06月08日 | モミィの成長日記

昨日はモミィの運動会だった。
3年前までは10月に開催されていたが、一昨年から6月に変わった。

梅雨の時期なので天気が心配されたが、
金曜日にかなりの雨が降ったあと、土曜日は曇りのち晴れ、
そして昨日は朝から青空が広がる好天に恵まれた運動会になった。

 

 
 全員入場。
 
モミィは中央の列の前から2番目の黒い靴です。カメラ目線…?



モミィは足が遅い。運動神経もイマイチである。
運動会の徒競走ではいつもビリか、良くてビリから2番目だった。


昨日の運動会は、まず全学年が入場してラジオ体操があり、
応援合戦が行われた後、いきなり4年生の80m走があった。

見ていて一番力の入る個人走だ。

4人1組で走る。モミィは4着か3着だろうと思って見ていた。

ドンッとスタートして、4人がコーナーへさしかかった。
モミィは1番外だから、内側の子に並ばれ、抜かれる…
そう思っていたら、案外粘りを見せ、最後まで踏ん張った。

 
  
  一番左側です。ラストの直線で頑張りました。


結果は2着だった。

過去、幼稚園で2度、小学校で3度の運動会の中で、
個人走ではいつも下位に沈んでいたモミィだったが、
今回は初めて上位に入った。よ~く頑張りましたね。


次にモミィは、紅白対抗リレーに出てきた。

リレーと言えば、僕らの時代は、足の速い子供が選ばれるという
「選抜制」だったけれど、今は全員が参加する種目になっている。

だから、モミィでも出られるのである。

ここは男女混合で、モミィは男の子に抜かれていた。


 
  やっぱり男の子にはかなわない~



さて、この日の運動会に向けて最も練習を積んできたのが、
3、4年生が合同でする団体演技「エイサー」という踊り。
これが午前中で最後のプログラムとなった。

エイサーとは…? ↓

http://www.okinawastory.jp/special/osusume_1003/eisa_index.html


…というもので、3年生だった去年は北海道の「ソーラン」で、
4年生の今年は沖縄の「エイサー」を踊った。

 


 
  去年、3、4年生が合同で踊った「ソーラン」

 

 
  そして、今年の「エイサー」。一番手前がモミィ。


午後から曇り空になってきたが、むしろ暑さがゆるみ、
運動会見学にはちょうどいい条件になった。

モミィは「棒引き」と全学年の「つなひき」に出た。

しかし、運動会を締めくくるメインは「組み立て体操」だ。
5、6年生全員による、昔で言う「人間ピラミッド」。

最初は各グループで組み立てを行うが、
最後は5、6年全員が集まって一つの「山」になる。

 


 
  最初は各グループで


   
    最後には5、6年全員で。


ちょっとハラハラするが、昔のようにまともに上には乗らず、

下の子に上の子の体重があまりかからないよう工夫されている。

それでも、見ているほうも、思わず力が入るほどの熱気である。
最後の2人が頂点で立ち上がると、会場は拍手の渦だった。


さて、来年モミィは5年生になる。
当然、この組み立て体操に加わるわけで、
その時も、見ていてハラハラするだろうし、
今とはまた違った力の入りようなんだろうな~と思う。

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モミィの「言いまちがい」

2015年06月06日 | 雑記

モミィは本が好きで、放っておいたら何時間でも読んでいる。
その影響か、わりにいろんな言葉を知っている。

知っているのだけれど、言いまちがいも多い。
面白いな~と思ったものは、メモにとっておく。

今日みたいにブログのネタに困った時に、使えますので(笑)


「何の本、読んでるの?」と僕が聞くと、モミィは
「宇宙から悪い人らが沢山やって来て…」
「ふんふん…」
「世界が絶望する話やねん」
世界が絶望…? 
それ、世界が滅亡と違うんか?

…と僕が指摘すると、「あ、そうか。滅亡か」
絶望と滅亡…。だいぶ意味が違いますでぇ。


ある時、わけのわからないことがあったようで、
「まるで、きつねにつつまれたみたいや」
…と言ったモミィ。それも訂正してやらなければならない。
「モミィ。きつねにつつまれた…のではなく、つままれた…やで」
「へぇ?」
「きつねにつままれた…というのが正しい言い方やねん」
と、のんちゃん先生は、モミィを指導するのであります。


モミィに「これ、内緒やけど」と前置きして話そうとすると、
「のんちゃん。壁に目あり障子に耳ありやでぇ」と言った。
あぁ、またスカタンを言いよる。
「ちがうやろ、壁に耳あり障子に目あり…やろ」
モミィはちょっと考えてから「あ、そうか…」とつぶやいた。


家族で出かけるとき「お~いモミィ。準備できたかぁ」
と声をかけると、向こうの方から「できたよ~」とモミィ。
「わたしはもう準備満々よ!」と胸を張って言ったのだ。
「あのなぁ…。それも言うなら『準備万端』やろ」と僕。
「満々というのは、自信満々とかに使う言葉や」と補足する。
モミィはちょっと考えてから「あ、なるほど~」とつぶやいた。


そういう言いまちがいが多いのだ。

ほかにも、
「友達の○○君がとんちんかんぷんなこと言うねん」
などと言ったりする。
「それは、ちんぷんかんぷんやろ」と僕が言い、
「『とんちんかん』と『ちんぷんかんぷん』が混ざっとるがな」

ほんまに、とんちんかんなことですわ。

「今日、先生が、とっぴょうもないこと言わはった」
「それは突拍子もない、と言うねん。『し』が抜けとるがな」


食事中、妻と通販の話をしていたら、モミィが横から口を出し、
「それやったら、たかネットで買ったらいいねん」…と。

「たかネット?」 それはジャパネット高田やろ。 


…というような、モミィの「言いまちがい」メモでした。


しかし大人…それもTVアナウンサーでも間違ったりする。

だから、小学4年生で間違うというのはごく当たり前で、
間違いにもめげず、覚えた言葉をどんどん会話で使う…
ということが、言語能力を高めるのに役立つわけだから、
「言いまちがい」はいくらしてもいいと思う。
(訂正はしてやらなければなりませんが)


が、これがアナウンサーだと「言いまちがい」はとても恥ずかしい。

先日も、ある女子アナが、
「さて次は訃報(ふほう)のニュースです」と言うべきところを、
「さて次は『けいほう』のニュースです」と言ったのには驚いた。
訃報を「けいほう」と読んだのである。う~む。
訃と計は、まあ似ているといえば似ているけれど、
「計報」なんて言葉は存在しませんしね~
ちゃんとTV局の研修受けているんかいな。
いや、研修以前のモンダイですよね。

かなり前の話だけれど、これも別の女子アナだが、
「笑う門(かど)には福来(きた)る」と言うところを…
「笑う門(もん)には福来(きた)る」と言ったことがある。

まさか、こういうことわざも知らないまま、
アナウンサーになったとは…信じられない。

これこそ、とんちんかんぷん…じゃなかった、
ちんぷんかんぷん…???

あぁ、わけがわからなくなってきた。


さて、明日、モミィの運動会です。
数年前から、10月→6月に変わりました。
梅雨入りして、お天気のほうが心配だったのですが、
今日の午後から晴れ、明日はまずまず晴天とのこと。

よかったです。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今いくよさん のこと

2015年06月01日 | 思い出すこと

20代の半ばから後半にかけてのころ、
数人の飲み友達と一緒によく飲み歩いた。

幼い息子が2人いたが、子育ては妻に任せっきりで、
仕事が終わってまっすぐ帰るということは少なかった。
(ただ、息子たちや自分の弁当だけは僕が作っていたが)

今から思えば、家事と育児で妻も大変だっただろう。

仕事を離れてから、家事の大変さがよくわかったし、
子育ても、モミィがいるので、これまた大変だと知った。

わかるのが遅すぎましたけど、まあ、遅まきながら、
今は日々の料理や洗濯やゴミ出しなどは僕が“担当”して、
モミィの世話をする妻の負担を少しでも減らすよう努力してます。

罪滅ぼし…というやつですよね(笑)。


さて、その20代半ばから後半の頃のことです。

ある日、飲み仲間とミナミへ行ってワイワイ飲んでいた。
2軒目か3軒目か忘れたが、ラウンジ風の店に入った。
僕には初めての店だったが、仲間の誰かが知っていた店だった。

店の女性がひとり、僕らの中に入って話し相手をしてくれた。
細身でやや厚化粧だったが、美人系で、声がハスキーで、
言動がハキハキ・堂々としていて、楽しい女性だった。

僕は、飲んだらおしゃべりで人を笑わせるのが得意で、
その時も、その面白い女性と漫才みたいな掛け合いをした。

大阪や京都では、相手のことを「自分」と呼ぶ風習があり、
「あんた、昨日どうしてたん?」を、大阪・京都では、
「自分、昨日どうしてたん?」というふうに言う。

そこで、その女性は、僕の話にゲラゲラとお腹を抱えて笑い、

「ちょっとぉ、自分、なんでそんな面白いの!」

と言って、僕の肩をポンポンとたたいた。

その仕草や物言いが、漫才師のような雰囲気だった。
そのあとも、彼女との他愛のない話で盛り上がった。


その女性が「今いくよ・くるよ」のいくよさんだと知ったのは、
それからしばらく経って、テレビで彼女を見た時だった。

びっくりした。

忘れもしない…ハスキーボイスで細い体、厚化粧…
何より、しゃべり方で、同じ人だとわかった。

「ちょっとぉ、自分、なんでそんな面白いの!」

舞台でくるよさんを相手にしゃべるいくよさんは、
まさに、それと同じしゃべり方であった。

ラウンジで会った頃は、まだ売れていなかった頃だった。
だから、まさかプロの漫才の人だとは…誰も知らなかった。

いくよさんがなぜラウンジにいたのかも、よくわからない。

漫才だけでは生活ができないということで、
アルバイトのようなことをしていたのかも知れない。

あるいは、店の経営者のような人と知り合いで、
遊びに来たついでに店を手伝っていたのかも…。


…もう40年近く前の話である。

先月28日、そのいくよさんが亡くなられた。
67歳。 僕よりひとつ年上である。

昨日の夕方、NHK総合テレビで、
「いくよくるよ漫才 傑作選りすぐり3本」というのを見た。

見て、笑いながらも、すこし涙ぐんでしまった。

「ちょっとぉ、自分、なんでそんな面白いの!」

…と彼女に肩をたたかれたことが、ついこの間だったような気がする。
いくよさんに「面白い」とほめてもらったことは、僕の自慢でもある。


僕があの世へ行ったら、また、いくよさんにほめてもらえるよう、
修業を積んでおきますので、またその時はよろしくお願いします。


心よりご冥福をお祈りします。

 

 

 

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする