前回は元関脇・寺尾親方が不整脈が素因の心不全で亡くなったことを書きましたが、僕のほうは不整脈に悩まされる日が多く、体調が思わしくなかったです。
今月初旬、不整脈が3日間ほど続いたので、8日(金)に徳〇会病院で点滴を受け、一度は収まったものの、帰宅して夜寝る前にまた出て、翌9日(土)に2日連続で病院で点滴を受けました。でも、少し違和感が残っていました。そしてその3日後、また出たのですが、これは翌日に収まりました。
しかしその数日後である17日の月曜日からまた出たのですが、もう収まるだろう、収まるだろうと思いながら過ごしていたら週末になってしまい、こんな長い期間の不整脈は初めてなので、また病院へ。しかしその時は点滴で治らず、そのまま返されてしまいました。
「もう、こうなれば病院を変えるしかない」と思って、その2日後、つまり今週の月曜日ですが、もう徳〇会病院には行かず、循環器や心臓血管外科で評判の高い羽曳野市の城〇病院というところに行ったのでした。(昔はよくこの病院で診てもらったものです)
しかし、その城〇病院でも、点滴では不整脈は収まらない。
いったいどうなるんだろう、と心配していたら、
医師から「電気ショックをしてみましょう」と言われました。
心臓に電気的な刺激を与えることで、脈を普通の状態に戻す治療法だそうです。
まぁ、薬でも点滴でも治らない場合の最後の手段ということでしょう。
なんだか怖い!
医師と看護師さんたちに付き添われ、「救急室」へ入り、そこで
「電気ショック療法」を受けたのですが、緊張しましたね。
上半身裸になり、浴衣のようなものを着てストレッチャーに横になり、胸の何か所かにパットが貼り付けられます。そして、電気が入ると体が痛い、ということで、すぐに眠ってしまう「静脈麻酔薬」を打たれました。すると本当に1分か2分で眠ってしまいました。
その間に心臓に電気ショックが与えられたということで、ハッと目覚めると、あれだけ続いていた胸苦しさが亡くなり、スッキリしていたので、びっくり。
「どうですかぁ?」とスタッフの人が僕の顔を覗き込む。
「いや、よく寝ましたわ~。楽になりました!」と僕。
「眠っていたのは5分間ぐらいですよ」と言われて、
「えぇ? ぐっすり何時間も眠ったみたいです」
実際そのとおりの感覚だったんですよね。
そのあと、ストレッチャーに乗ったまま元の点滴を行っていた部屋に戻りましたが、この歳になって、ストレッチャーに乗って運ばれるなど、生まれて初めてのことでした。廊下にいた患者さんたちからはよほど重病だと思われたのでは。
点滴室に着いたら、今度は車椅子に座り、看護師さんに押してもらって診察室に入り、再び担当医から診察を受けました。次回は1月下旬に予約ということで、診察が終わって点滴室に戻りました。看護師さんに手伝ってもらって車椅子から立ち上がると、少しよろめきましたが、すぐに普通の状態近くまで戻りました。その日はほぼ丸1日、病院にいました。
帰宅したら、妻はすごく心配していたようで、こんな「電気ショック療法」を受けることになるのなら、妻と一緒に病院へ行けばよかったと思いました。
そんなことで、これが今から3日前の月曜日のことでした。
不整脈はやっと止まりましたが、今でも時々脈が飛んでヒヤッとすることがあります。アルコールは、飲んだらまた不整脈が出ると怖いので、飲んでいません。
ちなみに、電気ショック療法は、その時の不整脈を治すだけで、このあと出ないというものではありませんしね。
これから年末年始。病院も休みになります。また強い不整脈が出たら困るので、アルコールは当分やめた方がいいのかなぁ、と思っています。まぁ、少しぐらいならいいんじゃない? とも思ったりしますが、やはり今、この不安定な状態がまだ続いているので、しばらくの間は禁酒を続けなければね。
さて、今回のことを機に、10年以上通っていた徳〇会病院から、こちらの城〇病院に変わることにしました。担当医の方も看護師さんたちも、すご~く親切ですしね~
そんなことで、気持ちも沈みがちで、ブログもなかなか更新できなかったのですが、まだ本調子とは言えないものの、今は気分が上向きかな~という感じ。気分が落ち込むと体の方も沈んでしまいます。それがようやく元に戻りつつあるので少しほっとしている、という状態です。
皆さんも健康に十分ご留意してください。
今さらですが、ホント、健康なのが一番です。